毎年楽しみにしていた海外旅行も、しばらくは涙を飲んで我慢…!そんな時は、自宅で世界各国の郷土料理にチャレンジしてみては。おうちで旅行気分が味わえる、異国情緒たっぷりな世界のレシピ本をセレクトしました。
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ヨーロッパ
イギリス
ティータイムのお供には、イギリスの家庭で長く愛されてきたハンドメイドスイーツがぴったり。ポピュラーなスコーンから、オーツ麦を使用したヘルシースイーツまで、身近な材料と道具で作れるお手軽レシピを58品収録しています。ブリティッシュスイーツに馴染みがなくても大丈夫。「食感」と「見た目」の分類で紹介されています。すべてのお菓子にコラムがついているので、読み物としても楽しめますよ。
人気を博した海外ドラマシリーズ「ダウントン・アビー」ファン必見のレシピ本です。ドラマの時代設定は1912年から1925年、イギリスのカントリーハウスを舞台に人間模様を描いた「ダウントン・アビー」。お気に入りの名場面に思いを馳せて、作中に登場する100点以上の料理を自宅で再現できます。エドワード朝以降のイギリスを知る一冊として、ドラマ未見の英国歴史好きにもおすすめです。
フランス
人気のフランス料理レシピサイト「えもじょわキュイジーヌ(EMOJOIE CUISINE)」を主催する、フランス在住シェフによるレシピ本です。メインディッシュの肉・魚料理から、前菜、惣菜、スイーツまで幅広く紹介。憧れのフレンチを自作すれば、ちょっと特別感のある食卓になること間違いなしです。
イタリア
パスタやピザなど、日本でもポピュラーなイタリアン。ただ、「王道」だけではイタリア料理の魅力は語れません。本書は、著者がイタリア全20州を実際に周って習得したレシピをまとめた日本初の企画本。「ボロネーゼ」や「ミラノ風カツレツ」などの有名メニューから、日本ではなかなかお目にかかれないレアな郷土料理まで、全86品のレシピを紹介しています。東京のイタリア料理店ガイドや、イタリアンワインカタログ、簡単パスタレシピも掲載。
ギリシャ
イタリアのお隣・ギリシャでは、オリーブオイルや太陽を浴びて育ったナスやトマトといった野菜を使ったメニューが豊富。アテネ在住の著者が、日本でも身近な食材にハーブやチーズをプラスして作れるおすすめレシピを紹介しています。ギリシャ風ミートローフ「ムサカ」や豚肉の串焼き「スブラキ」など、日本人にも馴染みやすい味わいが多いんです。おうちごはんに変化をつけて、地中海のムードを食卓に取り入れてみませんか?
スウェーデン
朗らかで親しみやすいキャラクターと、作りやすいのに華やかなレシピで人気の料理家、レイチェル・クー(Rachel Khoo)。この本ではフランスのアパルトマンの小さいキッチンで調理していたレイチェルが、結婚を機にスウェーデンに移住し、子育てをしながら学んできたスウェーデン料理を紹介しています。欧米では一般的なベジタリアンやグルテンフリーなど、ゲストの嗜好に合わせたメニューを選べるのも嬉しい点。イギリス人のレイチェルから見たスウェーデンの魅力がいっぱいです。伝統料理の「ヤンソンの誘惑」は是非試してもらいたい簡単な大皿料理です。
フィンランド
「マリメッコ(Marimekko)」に「イッタラ(iittala)」、「アラビア(ARABIA)」…。デザイン性の高い陶器やテキスタイルブランドなど日本人からのファンも多いフィンランド。そんなフィンランドの心地よいキッチンを紹介した、ユニークな切り口の本がこちら。ヘルシンキに暮らすアーティストたち13人の素敵なキッチンを訪ねています。大自然の恵みを活かしたフレッシュさが光るフィンランド料理だけでなく、インテリアやテーブルコーディネートなど、北欧デザインの魅力やライフスタイルも参考になりますよ。
北欧
デンマーク料理界の第一人者が手掛けた、北欧の家庭料理を101品収録したレシピ本です。美麗な写真が沢山で、めくるだけでも旅行気分が味わえますよ。5カ国全てが「世界幸福度ランキング」トップ10にランクインしている北欧諸国。「居心地が良い空間」を指すデンマーク語「ヒュッゲ(HYGGE)」も注目度も高まっていますよね。そんな北欧の文化や背景も感じられる、本格派の一冊に仕上がっています。
東欧
ロシアを始め、近年旅行先として人気を集めているジョージア、ウズベキスタンなどの東欧諸国。かつて旧社会主義国だった時代に各国で食された料理を再現しています。陶器やカトラリーなど、当時のテーブルウェアで彩られた料理写真も雰囲気たっぷり。少しノスタルジックな気分にさせてくれるレシピ本です。
ロシア
厳しい寒さと広大な土地で知られるロシアでは、「ダーチャ」と呼ばれるセカンドハウスで週末を過ごし、家庭菜園を楽しむ人が多いんだとか。そんな背景から、ロシアの伝統的な家庭料理は新鮮な野菜を豊富に使用します。ビーツを使用した代表的なボルシチもこんな色だったっけ?と目を引く鮮やかなピンクカラー。地方色豊かな郷土料理も含め、あまり知られていないロシア料理の奥深い魅力をレシピとエッセイで紹介する一冊。
アメリカ大陸
アメリカ合衆国
「アメリカの郷土料理」って、ご存知でしょうか?本書は、独特の食文化を持つアメリカ南部にフォーカス。フライドチキン、マカロニ&チーズ、パンケーキなど、幅広いラインナップからアメリカの家庭料理に挑戦できます。日本人にも馴染み深いメニューの数々を、クラシックなレシピで楽しみましょう。「料理本のアカデミー賞」と称される「グルマン世界料理本大賞」の2013年度の準グランプリを受賞した一冊をお見逃しなく。
メキシコ
決め手は、ライムと青唐辛子、トルティーヤ。今やネットや輸入食材店でも気軽に購入できるようになった材料で作れるひと皿は、「予約の取れない店」として有名なメキシカンレストラン、「アシエンダ デル シエロ(Hacienda del cielo)」直伝のレシピです。日本人の舌にも合うモダン・メキシカンの絶品レシピはどれも初公開。スパイシーなだけじゃない、トマトやアボカドをたっぷり使うヘルシーなメキシコ料理の奥深さを知ることができます。
中東
中東では、野菜と肉で料理を分けているのが特徴。ベジタリアンでもしっかり味わえるメニューが多いんです。こちらのレシピ本ではレバノンやイスラエルなど、中東各国のメニューをオールカラーで紹介しています。中東料理に欠かせないのは、レモンとにんにくとパセリ、そしてオリーブオイル。スパイスを沢山揃えなくてもOKで、手軽に本格派の味わいに。
中東料理の魅力を存分に味わうなら、続編のレシピ本も要チェック。
MEYHANE TABLE More! 人がつながる中東料理
著: サラーム海上
編集: 岡村 理恵
その他: 阿部 まゆこ
写真: 櫻井 めぐみ
メーカー: LD&K BOOKS
発売日: 2019/03/27
価格: ¥1,760(2021/01/04現在)
ヘルシーフードとしても注目を集めているフムスは、中東で広く親しまれてきた国民食。ヒヨコマメを始めとした豆類のペーストをベースにしており、低カロリー&高タンパクでダイエッターにも最適です。そんなフムスに注目した本書では、クリーミーでふわふわな70の絶品レシピが味わえます。
アジア
中華
火鍋や麻辣湯を始め、人気が止まらない麻辣系グルメ。花椒(ホアジャオ)や山椒のピリピリ感がたまらない「シビ辛」料理を楽しむ“マー活”を、おうちでも体験できるレシピ本です。基本の味付け・香り付けをマスターしてしまえば、超本格的な味わいが完成。シビれる料理の数々でお箸が止まらなくなるでしょう。
韓国
韓国ドラマを観ていると、時間問わず食べたい衝動にかられる食事シーン。なにせ食べるシーンが多いのが韓国ドラマあるある。本場の味を再現しながら、ドラマの世界にもどっぷり浸れるこちらのレシピ本では「梨泰院クラス」「トッケビ」など、日本でも旋風を巻き起こした人気作品に登場した料理がずらり。中にはなんと、「愛の不時着」でリ・ジョンヒョクがセリに麺から作って食べさせた特製とうもろこし麺のレシピも!ファン必見です。
台湾
タピオカミルクティーやマンゴーかき氷以外の台湾スイーツに触れてみませんか?手軽に行ける旅行先としても人気の台湾。朝食の定番である豆漿や、魯肉飯を提供する飲食店もじわじわ増えてきましたね。本書では、やさしい味わいが特徴の台湾スイーツを一挙に紹介。日本の材料で作れるように研究を重ねた珠玉のレシピばかりです。とろけるような柔らかさに癒やされる、豆乳スイーツの豆花は特におすすめ。
タイ
微笑みの国・タイのおうちごはんの魅力に迫るレシピ本です。トムヤムクンひとつとっても、実は地域や人種的ルーツによってバリエーション豊か。個性にあふれるタイ全土の「おふくろの味」を紹介しています。いつもの食卓に並ぶ料理だから、目分量のちょっと豪快なレシピも。大らかにアレンジして、中毒性の高いタイ料理を自分流に味わいましょう。
ベトナム
生春巻きやフォーなど、辛党じゃない人もいけるメニューが多いベトナム料理。日本人好みの味で、たっぷりの野菜を使ったヘルシーさも嬉しいですよね。プロセス写真付きなので、はじめてでも安心して定番料理に挑戦できます。おかずやおつまみ、デザートまでぎっしり詰め込まれたレシピ本です。
インド
世界三大医学のひとつに数えられるインドの伝統医学・アーユルヴェーダを取り入れたインドの宿泊施設「バーベリンリゾート」の体質改善料理を掲載したレシピ本です。世界中からやってくる外国人旅行者に実際に提供されているデトックスメニューを再現しています。数種類のスパイスさえあれば、意外と手早く完成する料理ばかり。食から身体の不調を整えてみませんか?
アフリカ
食卓に、エネルギッシュなアフリカの味を取り入れてみましょう。アフリカ各国で親しまれる62のレシピは、伝統料理からモダン・アフリカンまで様々。料理を通して、アフリカの文化の多様性への知見も深めてくれます。いつかアフリカに行きたいと思っている人にも読んで欲しいレシピ本です。
世界中のレシピを一冊で!
これ一冊で世界一周が楽しめる?!世界中のおよそ300地域の郷土料理を網羅した決定版です。毎日の食卓に登場する料理は、各国の歴史や文化と深い関わりがあるもの。いつか自由に海外旅行に行けるようになるまで、この本で世界各国への理解を深めておくのも良いですね。
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