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　LIFT ベンチャーズは、資生堂アメリカズのCEO ロン・ジー氏が統括し、最新テクノロジーや先進的なプラットフォーム、成長が見込まれるブランド、新しいビジネスモデルを開発する企業を中心に、スタートアップ企業に対して投資する。　第1弾として、バクテリオファージ技術の先駆者であるサンフランシスコに拠点を置くPhi Therapeutics,Inc.、第2弾としてメンズビューティブランド「PATRICKS」を手掛けるシドニーが拠点のPatrick Kidd Holdings Pty Ltd.へ投資する。　資生堂は、LIFT ベンチャーズの設立により、既存の枠組みを超えて新たなビューティウェルネスソリューションを創造する企業とパートナーシップを締結し、成長性の拡大へつなげる。

資生堂

Beauty

資生堂が欧米の新興企業に投資するLIFTベンチャーズ設立　ビューティウェルネス領域で

　約2年ぶりに実施したバイイングトリップでは、イタリアやフランス、ヨーロッパ、アメリカの4ヶ国を8月から約1ヶ月にわたり訪問。現地のフリーマーケットをはじめ、地元民のみが通うヴィンテージショップ、ヴィンテージディーラーの会員制ショールーム、アートミュージアムのスーベニアショップ、大学内のユニバーシティ・コープ（大学生協）などを訪れバイイングした。イベントでは、既存の市場価値に捉われずバイヤーの感性で買い付けた多種多様な国籍やジャンルのアイテムを販売する。

Fashion

レショップ青山店でワールドバザールが開催、欧米4ヶ国で買い付けたヴィンテージアイテムを販売

　店内を包む温かみのあるデザートカラーは、ブランド創設者ギャビー・アギョン（Gaby Aghion）の生まれ故郷であるエジプトを、テクスチャーを感じさせるアースカラーはブリエラ・ハーストが育った南米ウルグアイをそれぞれ想起させる色。2つのカラーが同じ空間に混ざり合うことで、過去と現在の繋がりを表現した。　またメゾンのコードを踏襲しつつ、パーパスドリブン（目的主導）の価値観をハーストが新たに解釈し、籐や木材、天然繊維、テラコッタなど、豊かな手触りの自然素材を多く採用。ヴィンテージ家具は欧米の初期モダニズムをはじめ、バウハウス、戦後モダニズム、トロピカルモダニズムといった20世紀の主要なムーブメントを網羅しており、店内の装飾に溶け込んでいる。自然の素材や長く使われる家具などを什器に用いることで、環境への低負荷が考えられた店舗設計となっているほか、ローカルの職人たちのビスポーク作品として表参道店には、西村浩幸氏のウッドスツールと松永圭太氏の陶器が飾られた。　店内では復刻発売されたアイコンバッグの「Edith」をはじめ、ハーストのデビューコレクションとなる2021年秋冬コレクションの新作が展開されている。

「クロエ」表参道店がリニューアルオープン、天然素材を採用したガブリエラ・ハーストによる新コンセプトに

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