トリンドル玲奈
Image by: FASHIONSNAP
「グランドセイコー(Grand Seiko)」の期間限定イベント「Grand Seiko 和菓子屋 とき」が、10月16日までアンノン原宿(UNKNOWN HARAJUKU)で開催!「時を食む和菓子屋」として、ブランドフィロソフィー の「THE NATURE OF TIME」と「時」をテーマにしたオリジナルの和菓子を販売しているほか、腕時計を組み合わせたインスタレーションを展開しています。そんなグランドセイコーの世界観を表現した和菓子屋に、タレントのトリンドル玲奈さんが来場。インタビューとあわせて、満喫した会場の様子をレポートします。
「Grand Seiko 和菓子屋 とき」とは?
「Grand Seiko 和菓子屋 とき」は「時を食(は)む。」をコンセプトに掲げ、クリエイティブディレクターにはフードエッセイスト・フードディレクターの平野紗季子さんを起用。和菓子店「御菓子丸」の杉山早陽子さんによる、山葡萄の寒天と口の中でまろやかな酸味と共に一瞬で消失するカルダモンやレモンバーベナの風味を忍ばせたヨーグルトの二層の生菓子「一瞬」(2個入り2000円)、陽の出の様子をグラデーションで表現し、檜とミントから、檸檬と黒文字、パッションフルーツとフランボワーズへ変化していく琥珀糖「一分」(5本入り2500円)と、茶寮「菓子屋ここのつ」の溝口実穂さんによる、鶏卵の卵白など厳選された素材と職人の手仕事によって、ふわふわとした雲を食むような食感を製造から24時間限定の限られた時間でのみ体験できる水もち「一日」(2種セット2000円)、約1週間で枯れると言われる薔薇の美しさから着想を得て、無農薬の和薔薇をふんだんに使い、石垣島のレモングラスの澄んだ風味が特徴のゼリー「一週間」(3種セット2500円)の4種の和菓子を販売しています。
また、特別限定菓子として、10月8日に20セット限定で販売する金工家の中村友美さんの作り出した経年変化する器に丹波栗と山栗の羊羹を組み合わせた「永遠」(5万5000円)、9日に13セット限定で販売するデッドストックの日本製ガラス茶器と、熊本の熟成栗・美玖里を用いて粒餡と炊いた自家製の栗餡による最中のセットの「技巧」(1万5000円/すべて税込)も用意しています。
Image by: グランドセイコー
店舗や和菓子のパッケージなど全体のアートディレクションは、アートディレクター・グラフィックデザイナーの田部井美奈さんが担当。テイクアウト販売のみで、全日程の14時から16時までの来場には事前予約が必要となります。来場予約は、グランドセイコーの公式LINEから受け付けていますが、現時点では満席。予約をしていない人を対象に毎日14時から会場入口で先着順に整理券を配布し、入場可能な枠も設けられています(※配布数には限りがあります)。
時の移ろいが感じられるインスタレーション
会場入り口にはイベントのロゴを配した暖簾があり、暖簾をくぐると「Grand Seiko 和菓子屋 とき」のステートメントを記した垂れ幕がかかっています。そしてその奥に展開されている障子で囲われた一室を使ったインスタレーションは、自然や季節の移ろいから時の本質に迫ろうとする匠の姿による日本独自の美意識と精神性を表現したブランドフィロソフィー「THE NATURE OF TIME」から着想。時計をイメージした円形のオブジェクトにはここでしか購入できない4つの和菓子が展示されていますが、ただ並べているだけではありません。じっと目を凝らしていると、水の波紋が浮かび上がってくるのです!これは、日本の四季や自然にインスピレーションを受けたものだそうで、時を刻む一秒一秒の精度を追求し続けてきたグランドセイコーらしい表現と言えるでしょう。トリンドル玲奈さんも時のうつろいを味わうよう、インスタレーションに釘付けでした。
帯状のオブジェでは、4つの和菓子を「一瞬」「一分」「一日」「一週間」と時の長さで順番に並べ、帯自体のグラデーションで自然の中での時の移ろいを表現。また、会場ではグランドセイコーの「エレガンスコレクション(Elegance Collection)」から、手元を美しく見せるための大きなアーチを描くフォルムが特徴で、ガラスサイドのアーチにダイヤモンドを大胆にあしらいダイヤルカラーが深紫(こむらさき)色の「STGF345」と、淡藤(あわふじ)色の「STGF349」を展示しています。
トリンドル玲奈さんにイベントや和菓子、「時間」についてインタビュー
Q1.イベント会場に来場してみていかがでしたか?
時間の流れがすごくゆっくりで、一瞬一瞬を味わえるような素敵な空間だと思いました。「時を食む」というコンセプトや、一つ一つのお菓子の説明を聞くと一瞬一瞬が贅沢に感じられ、色々なことを思い出したり、考えたりできる気がして凄く良いなと思いました。
Q2.和菓子を実際に食べてみていかがでしたか?
「一分」を食べたのですが、凄く美味しかったです。 今までにない食感で、食べ進めていくうちに少しずつ味が変わっていくので時の移ろいを感じられて贅沢な時間でした。「一日」にはシナモンを使っているらしいのですが、平野紗季子さんに「琉球シナモンは色っぽい」と説明していただいて、私も前からシナモンやスパイスに色っぽさがあるなと感じていたのですごく共感して。是非色っぽさがある「一日」を食べてみたいなと思っています。
Q3.「和菓子屋 とき」にちなんで、時間に関する質問です。トリンドル玲奈さんが1日の中で一番好きな時間帯は?
朝、猫に起こされるんです。肉球で頬をポンっと押されて(笑)。「まだ起きれない」と目を閉じると、何度も起こしにくるんです。その時間が愛おしくて、ポンっと押されたいためにわざと起きないようにしているくらい(笑)。夏は5時半くらいで、冬は寒いのが苦手なのか布団からあまり出てこなくて、起こしに来るのは7時くらい。癒しから始まる朝の時間が一番好きです。
■Grand Seiko 和菓子屋 とき
期間:2022年10月7日(金)〜10月16日(日)
会場:アンノン原宿(UNKNOWN HARAJUKU)
所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目5-10
営業時間:14:00〜20:00(19:45最終入場)
特設サイト
※一部予約制/予約をしていない人を対象に整理券を当日14時より会場入口にて先着順に配布しています。
■来場予約
受付期間:全日14:00〜16:00
グランドセイコー:公式ラインアカウント
※現在事前予約枠は満席となっております。ただしキャンセルが出る可能性もございますので、お手数ですが都度ご予約フォームをご確認ください。
※予約なしで来場いただける整理券を当日会場にて配布いたします。詳しくは特設サイトをご覧ください。
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