さぁ、第4回目ですよ!今回は「スパ ラクーア(Spa LaQua)」。おいおい、ド定番じゃないかって思いましたよね?実は、ラクーアは2017年10月にリニューアルオープンしたばかりで、フィンランド式サウナを新設したんです。ロッカーの広さやパウダールームの数も拡充してより過ごしやすくなった、ということで行ってきました!実はスパ ラクーアは、都内でも屈指のサウナ数を誇る施設なんですよ、知ってました?
新生「スパ ラクーア(Spa LaQua)」の実力はいかに。東京ドームシティへのアクセスはJR水道橋駅や都営地下鉄、大江戸線春日駅など様々ありますが、スパ ラクーアからアクセスが良いのは東京メトロの南北線、丸ノ内線後楽園駅。1、2番出口から徒歩約1分です。
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東京ドームシティ内ラクーア2Fのインフォメーションセンター横にあるエレベーターが入り口です。フロントがある6Fまで上がれるのはこのエレベーターのみとなるので注意してくださいね。時折、商業フロアから行こうとする人たちがいますが行けませんからね!話によると休日にはこのエレベーター前に行列ができることもあるのだとか。行列ができた方が目立ってわかりやすいかもですね。
エントランスです。綺麗で落ち着いた雰囲気。ここで靴を脱いで右手にあるシューズロッカーに入れます。
好きな所を使いましょう。鍵は個人保管となります。紛失注意。
入場ゲートをくぐるとフロント。広いですね。初めて利用する人でもスタッフが丁寧に館内を説明してくれるので安心です。8F、9Fには「ヒーリング バーデ」と呼ばれる低温サウナを楽しめる有料スペース(18歳未満は入場不可)もあって、そちらを利用する際もここで受付します。TDポイント会員だと割引も適用されるので提示しましょう。また、毎週水曜日はレディースデーで女性は割引になります。覚えておくと良さそうですね。
受付が済むと、リストバンドと館内着・タオルの引き換え札が渡されます。館内各施設はこのリストバンドで利用できるので現金を持ち歩く必要がありません。利用した分は退館時に利用料金と一緒に精算する安心設計。
それでは浴室に行ってみましょう。
男湯
まずは男湯から。
入ると正面に館内着・タオルを受け取るリネンカウンターがあります。ここで受付の時にもらった引き換え札と交換します。タオルはバスタオルとフェイスタオルが各1枚。
リネンカウンターの右手にはロッカーコーナーが広がります。先ほども言ったようにスパ ラクーア内では全てリストバンドで精算するので、現金などの貴重品はこちらの貴重品ロッカーに預けておくのがベター。
ロッカーとリストバンドは番号が合うので自分のロッカーを探しましょう。
ロッカーリーダーにリストバンドを近づけると鍵が開きます。閉める時も同じく近づければ閉まりますヨ。
パウダーコーナーは清潔感があります。男性のパウダーコーナーとしては広いのもポイントが高いですね。
ドライヤーは安定のノビー(nobby)。良サウナにノビーあり、という感じですね。アメニティはジオット(ziot)とアクアバランス(AQUA BLANCE)。
飲み物の自販機。ビン牛乳の自販機もあります。
こちらはTシャツやパンツなど下着が買える自販機。最近は定番になってきましたね。
休憩スペース。
それでは浴室へ!
入ると正面にかけ湯。
左手には洗い場。仕切り仕様。
シャンプーはヒートエナジー(HEAT ENERGY)とエステロワイエ(ESTE ROYER)の2種を用意。
内湯は天然温泉と酸素泉(シルキーバス)、バブルピットの3種類。天然温泉は地下1,700mから湧き上がる琥珀色のナトリウム塩化物強塩温泉です。
温泉がしょっぱくて、温泉感マックスで最高です。
サウナは中高温サウナ「ヴェレ」と高温サウナ「オールドログ」、アウフグースを楽しめる「ヴィルデンシュタイン」、そして新たに加わったフィンランド式サウナ「コメア」の4種です。まずは一番スタンダードな「ヴェレ」に入ります。
室内温度は80度。一般的なサウナといった印象です。4つのサウナの中でも広いのが特徴で、テレビがついているのはここだけ。じっくり時間をかけて入りたい人にオススメです。
体を熱したら水風呂へ。水風呂は17度と22度を用意。2種類あるのは珍しいのでは!写真左が22度で右が17度です。
まずは22度。ゆっくりと浸かるには良い温度ですね。ビギナーでも無理なく入れます。
ただ少し刺激が足りない...と思った人は17度へ。浴槽は水深約1メートル。」と同じく中腰になって入るスタイルです。結構冷たいので入るときは少し気合いが必要。
水風呂が苦手な人には立ちシャワーがオススメ。トルネードとミストの2種類あります。
さて、続いてはヴェレの横にある高温サウナ「オールドログ」へ。室温はなんと約100度!都内ではあまり見かけない高温サウナです。
悪魔的熱さ!!!の時に味わった驚きに近いものを感じました。ただし慣れてくるとその熱さも気持ち良さに変わっていきます。熱いサウナ好きにはかなりオススメです。室内ではその熱さとは裏腹に心が落ち着く優しい音楽がかかっていました。
それではまた水風呂を挟みつつ、次のサウナへ行きましょう。まだ2種もあるなんて......めちゃくちゃ楽しめますね。次はアウフグースも楽しめる「ヴィルデンシュタイン」。室温はヴェレと同じく80度です。アウフグースは1日5回。これ、都内最多レベルではないでしょうか。でも表示部分が6つあるので、もしかしたら6回やる日もあるのかも?
室内はヴェレと同じくらいの広さ。こちらはアウフグースを狙って入りたいサウナですね。
そして次のサウナに...と行きたいところですが、ベンチで一旦休憩します。
露天風呂もあるので、外気浴もできます。露天風呂は天然温泉が約38度と約43度の2種。それに加えて炭酸泉(ミルキーソーダ)があります。
そして外にはフィンランド式サウナ「コメア」も。こちらはリニューアルで新設されたフィンランド式の新しいサウナで、セルフロウリュが楽しめます。
薄暗い室内にヴィヒタの香りが漂うコメアはまさに癒し。少し狭いですが、山小屋に来たというかなんというか。自然と心が落ち着きます。
室温が70度と低めなので、高温好きとしては最初「ちょっと物足りないなぁ」と思っていましたが、ロウリュをすることで状況は一転。ジュージューとなる水の蒸発音と共に一気に熱が降り注ぎます。こんなに熱くなるんですね!ただし、かけすぎによる自爆に注意です。石の乾きをみながらロウリュするようにしましょう。他の人がいる場合は一声かるのも忘れずに。
やはり4種のサウナ、2種の水風呂はサウナーにとっては超魅力。色々楽しんでいるうちに行ったり来たり。サウナ→水風呂の無限ループにはまってしまいます。スパ ラクーアオススメのサウナルーティンは「コメア→22度の水風呂→酸素泉→水浴び(冷水)→オールドログ→17度の水風呂→ベンチ」ですが、自分のベストなローテーションを探してみてください。
女湯
次は女湯をみてみましょう。
女湯も入るとすぐリネンカウンターがあります。ここで館内着とタオルを受け取ってください。
ロッカーです。広さは男性と同じくらいでしょうか。
パウダーコーナー。こちらは男性に比べてかなり広いですね。全席椅子がついているのでゆっくりできます。
ドライヤーはこちらもノビーですが、女性はアメニティの種類が豊富です。「デタイユ・ラ・メゾン(DETAILLE LA MAISON)」をはじめとして、数種類のアメニティが揃います。
こちらはコスメティックバー。ブラシセット(税込100円)を購入すればコスメが使い放題になります。女性も手ぶらで通えるスパはなかなかないのでは。
それでは浴室へ。
洗い場から。シャンプーはヒートエナジー(HEAT ENERGY)とジェイエ(JUILLET)、デタイユ・ラ・メゾン(DETAILLE LA MAISON)の3種を用意しています。
女湯の内湯は天然温泉と酸素泉、バブルピットにハイドロフット(足浴)を加えた計4種。ハイドロフットはテレビ付きです。
サウナはアウフグースが行われる中高温サウナ「シュテフィ」、ミストサウナ「テルマーレ」、新設されたフィンランド式サウナ「ヤルヴィ」の3種です。今まで行った女性サウナの中でも広さを感じます。まずはシュテフィから。室温は男性の中高温サウナと同じ80度。女性サウナでは一番高温のサウナとなります。こちらもテレビ付き。アウフグースは1日3回です。
次にテルマーレ。室温は45度と低めですが、ミストによって高湿となり、じっくりと汗をかくことができます。暑いのが苦手な人でも身体への負担が少なく楽しめるサウナですね。
そしてヤルヴィ。男性サウナのコメアと同じく、セルフロウリュが楽しめるフィンランド式サウナです。
水風呂は22度。みんなが楽しめる温度設定が嬉しいですね。
露天は男湯と同じく約38度と約43度の天然温泉、炭酸泉の3種。広さもほぼ一緒です。
こちらは女性限定の「アクアトリートメント アヴァンタージュ」。水を使ったトリートメントの専門サロン(有料)です。フランスの伝統的スパ療法「ヴィシーシャワートリートメント」や、モロッコエステを受けられます。
これだけ女性サウナが充実しているのもかなり珍しいのではないでしょうか。スパ ラクーアは、高温サウナが苦手な人に「テルマーレ→屋内ベンチ→足湯→酸素泉」、高温でも大丈夫!という人には「シュテフィ→水風呂→露天 炭酸泉→ヤルヴィ→屋外ベンチ」のサウナルーティーンをオススメします。
ヒーリング バーデ(有料)
ワンランク上の贅沢が広がる大人の楽園「ヒーリング バーデ」。追加で864円足すことでなんと!さらに4種の低温サウナ・ホットルームがっ!楽しめるっ!ちなみに1つだけ女性専用なので、男性だったら計7種、女性も7種楽しめるということです。ほか、開放感あふれる休憩スペースが用意されています。利用者にはサウナで汗をかいても快適に過ごせるように、速乾性に優れた専用ウェアが渡されます。
オープンデッキもあります。今くらいの時期はちょうどいい気温で、外でゆっくりするのも気持ちいいですね。
9階の休憩スペース。南国リゾートを思わせる空間になっています。
こちらは中国で古来より天然薬として用いられてきた麦飯石を使用した休憩コーナー「恬泉房(てんせんぼう)」。解放的なスペースでTVを観ながらくつろげます。毎週火曜日には女性限定で「ヨガ教室」や「骨盤調整体操教室」を開催しています。
低温サウナ・ホットルームは4種。まずは低温サウナ「橙幻宮(とうげんきゅう)」から。幻想的な地底の遺跡をイメージした低温サウナで室温は約40度。ゲルマニウムのデトックス効果が期待されます。
次に低温サウナ「黄土房(おうどぼう)」。老化防止や解毒作用をもたらすと言われる黄土の遠赤外線効果を使用した低温サウナで、室温は約45度。
こちらは女性専用の低温サウナ「紅倩洞(べにせいどう)」。多量の良性酸素、遠赤外線、天然イオンなどを放出する松鉱石を使っていて、リラックス効果が期待されています。
ホットルーム「鈦虹洞(たいこうどう)」。ファイテン社の独自技術「アクアチタン」を含浸した木材を使用し、温熱との相乗効果により、発汗効果を高めます。室温はヒーリング バーデ内では一番高い60度。
最後にクールサウナの「翠爽房(すいそうぼう)」。室温は約5度で、ここでは低温サウナで火照った体を優しくクールダウンできます。クラゲが泳ぐ水槽を眺めながらリラックスしましょう。
リラクゼーションスペース、レストラン
それでは共有のリラクゼーションスペースやレストランがある5階を見てみましょう。
まずはラクーアリビングから。こちらはリニューアルで新設された休憩スペースです。お一人様から団体まで多様なニーズに対応した様々な席が用意されています。
ヘルシー&リラックスをコンセプトとした食事やドリンクを楽しめるデリとバーカウンターも併設されています。デリにはドリンク類も豊富。
さらに奥にはベトナム料理と和食のレストランがあります。
ラクーアリビングでは、スパ ラクーア内で使われているアメニティや日用品も買えますよ。化粧品も豊富。
喫煙所も。館内で喫煙できるスペースはここだけです。
次にリラックスラウンジ。席はフラットタイプのソファシート、リクライニングシート、チェアシートの3種類です。全ての席で充電可能。席にいながらインターホンを使ってドリンクや軽食のデリバリーの注文もできます。リクライニングシートは全席テレビ付き。
もちろん各種雑誌や新聞、毛布の用意もあります。
こちらはラウンジカフェ。席から注文できるドリンクや軽食はこちらで直接購入することもできます。
さらに奥に進むと少しライトの違う落ち着いた空間が広がります。大人仕様。
女性専用のレディースラウンジもあります。ここは女性用ロッカールームからも直結しているので、女性1人で来ても安心して仮眠できますね!こちらも充電用コンセント完備。
さらに5階にはボディケアやエステ、ヘッドスパなどが受けられる11種類の専門サロンがあります。タブレットからもメニューを見られますが、店舗やメニューに迷ったら、総合受付カウンターに。スタッフが希望に沿ったメニューを案内してくれます。
いかがでしたでしょうか!内容が盛りだくさんすぎて、もうよくわからないです。簡単に言えばすごい!って感じです。何といってもサウナの充実ぶりは最強じゃないでしょうか。1日使っても回りきれないかもしれないので、何度かに渡って行く楽しみもありますね。
スパ ラクーア
所在地:東京都文京区春日1-1-1 東京ドームシティLaQua5〜9F(フロント6F)
営業時間:11:30〜翌9:00
最終入館:8:00 ※浴室の利用は翌朝7:30まで
電話番号:03-3817-4173
《入館料》
大人(18歳以上):3230円(TDポイント会員料金:2640円)
6〜17歳:2420円
※ヒーリングバーデ(18歳未満利用不可):1100円
※休日割増料(土日祝・特定日):660円
※深夜割増料(深夜1:00〜早朝6:00に滞在):2420円
価格は全て税込
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