イタリア・ミラノ。そこは、世界的なファッション都市であり、1984年に若かりし2人の青年、ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナがスタートした「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」のホームグラウンドです。今回、ブランド史上初となる大規模エキシビション「From the Heart to the Hands: Dolce&Gabbana(フロム ザ ハート トゥ ザ ハンズ:ドルチェ&ガッバーナ)」が開催されるにあたり、日本からKis-My-Ft2の玉森裕太さんがゲストとしてオープニングイベントに参加。初めて訪れるミラノの地で、ドルチェ&ガッバーナの豪華絢爛な「アルタ モーダ」の世界を玉森さんと巡ります。
Departure to Milan
4月某日。玉森さんの姿は羽田空港にありました。2024年 春夏 メンズ コレクションのウェアを着用し、シックな出立ちで空の玄関口に到着。期待を胸に、経由便でおよそ20時間の長いフライトが始まります。
Day 1
At the center of Milan, Duomo
イタリア北部の大都市ミラノに到着し、一息ついてから街の中心地へ。ストライプのオーバーサイズのシャツをタックインしたリラックスした装いでミラノの街を散策します。まず訪れたのは、ミラノ随一の観光スポットで、街のシンボルでもあるドゥオモ(大聖堂)。一歩ずつ近づいていくと、世界最大級を誇る迫力のあるゴシック建築と、精巧な意匠に目を奪われます。
大聖堂広場に隣接する「ガッレリア」は、ドーム状の屋根や床のモザイク画、天井のフレスコ画の装飾が美しいブティックやリストランテ、カフェなどが立ち並ぶショッピングアーケード。道中、ジェラートをほおばったり、ミラネーゼに欠かせない交通手段であるトラムを背に道を歩いたり、「建物一つ一つがおしゃれで日本では見られない景色なので気分が上がります」と玉森さん。異国情緒あふれる街の景色を記憶にとどめます。
Shopping at Dolce&Gabbana boutique @Corso Venezia
続いてドゥオモから電車で一駅ほどの距離にあるコルソヴェネツィア通りのドルチェ&ガッバーナのブティックへ。ここは"ドルチェ&ガッバーナ通り"と言っても過言ではないほど、ウィメンズ、メンズ、カーサと、ブランドのブティックが立ち並ぶ通りです。
特に2022年にオープンした、ホームコレクション「ドルチェ&ガッバーナ カーサ」を扱うブティックは、通りがかりの人々も思わず見入ってしまうほど色鮮やかな内装が特徴です。ドメニコの故郷でもあるシチリア島の伝統の飾り馬車「カレット」にインスパイアされた陽気で賑やかな模様は、イタリアが誇る職人技術「ファット ア マーノ」(ハンドメイドの意味)を垣間見ることのできる手描きのプリント柄。華やかさの中に温かみを感じ取ることのできるプリントが、壁やインテリア、キッチン用品などを彩り、その場にいるだけで楽しくなる空間です。
次はメンズのブティックをチェック。3フロアからなる店舗では最新のコレクションから、バッグやシューズ、アイウェアなどのアクセサリーまでが豊富にラインナップされています。特に天井からシャンデリアが吊るされた部屋が連なる3階のフロアは、広々とした贅沢なショッピング空間です。
Having a coffee break @DG Martini®
ショッピングの後は、同じ通りにある「DG Martini®」で一休み。ここはドルチェ&ガッバーナがプロデュースし、イタリアのスパークリングワインメーカー「マルティーニ」社が運営するビストロ・バー。エントランスの真っ赤なアーチが目印です。
気持ちの良い自然光が差し込む屋根付きのテラス席は、地元のミラネーゼや観光客で賑わいを見せます。デザイナーの2人も常連なのだとか。コーヒー好きでイタリア人が毎日嗜むエスプレッソに興味津々だった玉森さん。ここではDGのロゴが入ったラテで一息。
◾️DG Martini®
住所:Corso Venezia 15, Milan
営業時間:12:00-23:00
公式サイト
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