インサイド

Departure to Milan　4月某日。玉森さんの姿は羽田空港にありました。2024年 春夏 メンズ コレクションのウェアを着用し、シックな出立ちで空の玄関口に到着。期待を胸に、経由便でおよそ20時間の長いフライトが始まります。Day 1  At the center of Milan, Duomo　イタリア北部の大都市ミラノに到着し、一息ついてから街の中心地へ。ストライプのオーバーサイズのシャツをタックインしたリラックスした装いでミラノの街を散策します。まず訪れたのは、ミラノ随一の観光スポットで、街のシンボルでもあるドゥオモ（大聖堂）。一歩ずつ近づいていくと、世界最大級を誇る迫力のあるゴシック建築と、精巧な意匠に目を奪われます。　大聖堂広場に隣接する「ガッレリア」は、ドーム状の屋根や床のモザイク画、天井のフレスコ画の装飾が美しいブティックやリストランテ、カフェなどが立ち並ぶショッピングアーケード。道中、ジェラートをほおばったり、ミラネーゼに欠かせない交通手段であるトラムを背に道を歩いたり、「建物一つ一つがおしゃれで日本では見られない景色なので気分が上がります」と玉森さん。異国情緒あふれる街の景色を記憶にとどめます。Shopping at Dolce&Gabbana boutique @Corso Venezia　続いてドゥオモから電車で一駅ほどの距離にあるコルソヴェネツィア通りのドルチェ＆ガッバーナのブティックへ。ここは"ドルチェ＆ガッバーナ通り"と言っても過言ではないほど、ウィメンズ、メンズ、カーサと、ブランドのブティックが立ち並ぶ通りです。　特に2022年にオープンした、ホームコレクション「ドルチェ＆ガッバーナ カーサ」を扱うブティックは、通りがかりの人々も思わず見入ってしまうほど色鮮やかな内装が特徴です。ドメニコの故郷でもあるシチリア島の伝統の飾り馬車「カレット」にインスパイアされた陽気で賑やかな模様は、イタリアが誇る職人技術「ファット ア マーノ」（ハンドメイドの意味）を垣間見ることのできる手描きのプリント柄。華やかさの中に温かみを感じ取ることのできるプリントが、壁やインテリア、キッチン用品などを彩り、その場にいるだけで楽しくなる空間です。　次はメンズのブティックをチェック。3フロアからなる店舗では最新のコレクションから、バッグやシューズ、アイウェアなどのアクセサリーまでが豊富にラインナップされています。特に天井からシャンデリアが吊るされた部屋が連なる3階のフロアは、広々とした贅沢なショッピング空間です。Having a coffee break @DG Martini®　ショッピングの後は、同じ通りにある「DG Martini®」で一休み。ここはドルチェ＆ガッバーナがプロデュースし、イタリアのスパークリングワインメーカー「マルティーニ」社が運営するビストロ・バー。エントランスの真っ赤なアーチが目印です。 　気持ちの良い自然光が差し込む屋根付きのテラス席は、地元のミラネーゼや観光客で賑わいを見せます。デザイナーの2人も常連なのだとか。コーヒー好きでイタリア人が毎日嗜むエスプレッソに興味津々だった玉森さん。ここではDGのロゴが入ったラテで一息。◾️DG Martini®住所：Corso Venezia 15, Milan営業時間：12:00-23:00公式サイト Day 2Getting ready at the hotel　ミラノ2日目はいよいよ本番当日。前日のリラックスした雰囲気とは打って変わって、オールホワイトのスーツスタイルで登場した玉森さん。上品で凛としたフォーマルな出立ちでホテルでの準備を済ませ、今回のメインイベントであるエキシビションのオープニングレセプションが行われる会場へと向かいます。Arriving at Palazzo Reale　会場となったのは前日も訪れたドゥオモ広場に隣接するパラッツォ・レアーレ。13世紀ネオクラシック様式の建物はかつての王宮で、かのナポレオンも統治時代に暮らしていたのだそう。現在は文化センターとして一般公開されています。　日中とは異なりドラマティックにライトアップされたドゥオモを背景に、ゲストたちが次々に来場。オープニングレセプションにはデザイナーのドメニコ＆ステファノをはじめ、ブランドにゆかりのある友人や関係者、各国からアルタ モーダの顧客やセレブリティが招待されました。そこには歌手のシェールやモデルのナオミ・キャンベル、俳優のヘレン・ミレンやデミ・ムーアといった錚々たるビッグネームの姿も。ブルーカーペットに登場した玉森さんは、フォトコールやコンテンツ撮影を行ったほか、周辺に集まったファンへのサインに応じるなど会場の華やかな雰囲気に溶け込んでいきます。　会場内では、韓国から参加したブランドのグローバルアンバサダーNCTのドヨンさんと俳優のムン・ガヨンさんとグリーティング。合間には最近見たドラマや好きな日本語を聞くなど、英語や日本語も交えてコミュニケーションし、イベントならではの交流も。 Touring inside of the exhibition　今回のエキシビションでフォーカスされている「アルタ モーダ」は、職人により一点ずつ仕立てられたフランスの「オートクチュール」のイタリア語の呼称。デザイナー2人の夢だったというアルタ モーダは2012年にスタートし、現在ではアルタ モーダ（ウィメンズ）／アルタ サルトリア（メンズ）／アルタ ジョイエッレリア（ジュエリー）の3軸で発表されています。2人がオートクチュールではなくアルタ モーダを選んだのは、イタリアの自国の文化を探求し、「メイド・イン・イタリー」を一貫させるという強い志があったため。毎年夏に開催されるグランドツアーはイタリア全土の都市を巡り、3〜4日間の日程で行う"お祭り"のようなイベントで、豪華絢爛なアルタ モーダのピースが、スペクタクルな会場や演出で披露され、夢のような世界が繰り広げられます。　会場では貴重なアルタ モーダのピースが10の部屋に分かれて展示されています。キュレーターを務めるのは、数々のラグジュアリーブランドのエキシビションを手掛けたフロランス・ミュラー。レセプション前に行われたプレスカンファレンスに登壇したミュラーは、「これまでのファッションのエキシビションと比べても、イタリアを拠点にイタリアの都市にインスパイアされコレクションを発表し、かつ2人のデザイナーが創業から現在までクリエイティブの指揮をとっているという事実は特筆すべき点でしょう。このエキシビションを通して、イタリアの伝統やノウハウ、アルチザンに基づく素晴らしくパワフルなクリエイションをアルタ モーダのピースから直に感じ取ってほしい」と語ります。　玉森さんも説明を受けながら各部屋に展示されたピースを一点ずつ見入るように鑑賞。それぞれのテーマの世界観が緻密に表現された部屋や、職人の手仕事が感じとれるようなアルタ モーダのピースに圧倒されつつ、ドルチェ＆ガッバーナの美の真髄に触れ、「なかなか見ることのできない一点もののアルタ モーダを間近で見ることができ、職人さんたちのこだわりの詰まった作品を見て刺激を受けました」とコメント。イベント中にも多くのゲストや関係者たちと言葉を交わし、エキシビションの華々しいオープニングを多くのゲストたちとともに祝いました。　ブランド立ち上げから現在に至るまで、様々なアイデアや情熱、夢を胸（ハート）に抱き、それらを職人の手仕事（ハンド）により具現化してきたドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナの2人。イタリアへの賛美とともに、ユニークで常識にとらわれないブランドのクリエイティブプロセスを巡るエキシビション「フロム ザ ハート トゥ ザ ハンズ：ドルチェ＆ガッバーナ」は、ミラノを皮切りに世界の都市でも巡回予定です。◾️FROM THE HEART TO THE HANDS: DOLCE&GABBANA会場： Palazzo Reale, Piazza del Duomo 12, Milan 会期： 2024年4月7日（日）〜7月31日（水） 詳細およびチケット予約：https://altamoda.dolcegabbana.com/jp/https://milano.dolcegabbanaexhibition.com/Special movieYuta's photo diary玉森裕太 (たまもり・ゆうた)1990年、東京生まれ。2011年 Kis-My-Ft2 のメンバーとしてデビュー。『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』『NICE FLIGHT!』『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』など俳優として数多くの作品に出演。2023年には Disney・Pixar 映画『マイ・エレメント』でウェイド役の主演声優も務めた。個人のInstagramアカウントも開設。グループでは、YouTube チャンネルにて毎週土曜19時にコンテンツ配信中。2024年5月8日には、10枚目となるオリジナルアルバム「Synopsis」を発売。6月8日からは3大ドームツアー「Kis-My-Ft2 Dome Tour 2024 Synopsis」もスタート。冬には大人気ドラマ「グランメゾン東京」のスペシャルドラマへの出演も発表された。

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