Image by: FASHIONSNAP
【ルートマップ付き】2日目:台中へ日帰り旅行
ADVERTISING
⭐️:美術館などの文化施設スポット
🍽️:飲食店
🟣:記事では紹介できなかったおすすめスポット
新幹線で片道1時間、在来線2時間で台中へ日帰り旅行
2日目は、台北を離れ、台湾第2の都市「台中」へ日帰り旅行などはいかがでしょうか?台中は気候の変化が少なく、年間を通して温かく、雨も降りづらいとされているほか、台湾遊いつの国立博物館があるなど、台湾のアート文化に触れたいならおすすめです。
🚅台中への交通手段、おすすめは2つ
①新幹線:所要時間 約1時間、片道675NT$(約3200円)
台湾高速鉄道(HSR)と呼ばれている新幹線は市街地にある台北駅から、30分に1本ほどのペースで運行しています。指定席は、乗車日の29日前から公式サイトで購入可能で、自由席は当日に発売が開始されます。約1時間で到着する新幹線はとても便利であるために、土日などの週末はとても混むことで知られています。自由席での乗車も可能ですが、指定席の事前予約を強くおすすめします。
②在来線:所要時間 約1時間40分〜3時間30分、片道375NT$(約1700円)
台湾鉄道(台鉄)は、日本における埼京線や湘南新宿ラインなど、県を跨ぐような在来線が一番近いです。台鉄には、「普悠瑪号(快速)」「自強號(特急)」「莒光号(急行)」「区間車(普通)」と大きく4つの列車に分かれており、快速列車にあたる普悠瑪号は約1時間半、特急に当たる自強號は約2時間30分かかり、それ以降の莒光号(急行)や区間車(普通)では3時間以上がかかるので、時間の限られている旅行者は、「普悠瑪号」か「自強號」を狙うのがおすすめです。自強號は、自由席でも指定席でも乗車が可能で、普悠瑪号を利用する場合は必ず座席指定の乗車券が必要です。
オンラインチケット購入サイト
⚫︎その他:タクシーやバスを利用した方法も。安全性を取りたい場合はタクシーを、安さを取りたい場合はバスがおすすめです。
11:00 地元の生活を覗き見「台中市建國跳蚤市場」
ローカルな地元の雰囲気が味わえる蚤の市
朝8時ごろに台北市内を出発し、11時頃に台中駅へ到着。歩いて10分ほどのところで、毎日開かれている蚤の市の仲間に入れてもらうことに。人々の暮らしや、異国の文化を感じるには、歩くだけでも楽しいはず。
所在地:No. 557, Ziyou 1st St, East District, Taichung City, 台湾 401
11:30 豪快なルーローハンを食べるなら「山河魯肉飯(精武店)」
蚤の市から歩いて15分、大きな角煮がのった魯肉飯を食べる
「山河魯肉飯」は、台中に2店舗を構える、地元の人には人気の飲食店。台中第二市場に位置する同店が本店ですが、今回は2号店にお邪魔しました。名物は、角煮のような塊肉が白米にどんと乗った魯肉飯(ルーローハン)。「お惣菜もおいしいよ!」と教えてもらい、おすすめの副菜3品も一緒に注文しました。
所在地:No. 88號, Jingwu Rd, East District, Taichung City, 台湾 401
12:30 昼でも賑わう「一中街夜市」
山河魯肉飯(精武店)から歩いて15分、昼でもやっている夜市
台湾といえば夜市をすぐ思い浮かべる人も多いはずですが、台中にはお昼から賑わう“市場”として地元の人から愛されています。路地を少し外れた場所にある「台水宿舎商場」は官舎をリノベーションした二階建ての商業施設で、小さな服屋や古着屋、アクセサリー屋が所狭しと軒を連ねています。おすすめは「日日安好 Goodday vintage」。しかし、台水宿舎商場の多くのお店はオープン時間が14時からなので要注意。
所在地:Yizhong St, North District, Taichung City, 台湾 404 +886 4 2223 7266
14:00 台中でしか食べられないローカルフード「台中大麺羹」
一中街夜市から歩いて10分、台中でしか食べれないローカルフード
歩き回って小腹が減ったら、台中でしか食べられない「大麺羹」がおすすめ。うどんを柔らかく煮込んだふにゃふにゃで短い麺に、魚介や野菜の旨みを感じる餡がかかった一品。台中大麺羹では、麺の上に刻んだ玉ねぎを揚げたものがトッピングされており、食欲をそそります。お腹がいっぱいでも小サイズから注文することができるのでご安心を。
所在地:No. 16, Gongyuan Rd, Central District, Taichung City, 台湾 400
15:00 入場料タダの太っ腹「國立台中美術館」
台中大麺羹からタクシーで10分、バスで30分。国内唯一の国立美術館
台中市内は、2021年にようやく初の地下鉄「台中MRTグリーンライン(緑線)」が整備されたものの、まだまだ使いづらい印象。徒歩か、バス、シェアサイクルの利用がおすすめです。
見どころ
國立台中美術館は、1988年に開館。近現代美術はもちろん、現代美術にも注力しています。屋外には広大な彫刻庭園を備えているだけではなく、3フロアからなる展示室など、国立美術館の名にふさわしい美術館となっています。地元民だけではなく、観光客もいつでも入場無料なのも嬉しいところ。筆者が訪れた時には、全部で4つの企画展が催されていました。
所在地:No. 2號, Section 1, Wuquan W Rd, West District, Taichung City, 台湾 403
17:00 小さな市場「忠信市場」と緑を楽しむ「美術園道」を散歩
國立台中美術館から駅を目指して緩やかに南下
国立台湾美術館の近くには、一見廃墟に見える暗く狭い「忠信市場」が存在します。かつてはとても賑やかな市場だったそうですが、景気減速に伴い徐々に衰退していったそう。現在では、アーティストたちの展示とパフォーマンススペースとして生まれ変わっており、ユニークな商店も立ち並びます。また、美術園道は、木陰が気持ちよく、散歩にはぴったりなルートです。ベンチで小休憩を挟むのも◎。
所在地:No. 67號, Section 1, Wuquan W Rd, West District, Taichung City, 台湾 403
18:00 定番観光スポットよりも推したい「文化部文化資産園区」
忠信市場からタクシーで7分、バスで15分。地元で表現を磨く若者と触れ合う
台中駅から程近い「文化部文化資産園」は、かつて台湾最大の酒造工場だった場所をリノベーション。土日、平日に関わらず、地元のアーティストによるフリーライブや、フリーマーケット、若手作家による作品を購入することができます。台中駅付近には「宮原眼科」という絶大な観光スポットがありますが、よりローカル感を味わうなら、こちらをおすすめします。
所在地:No. 362號, Section 3, Fuxing Rd, South District, Taichung City, 台湾 402
20:00 夜はまだまだ長い 台北地元民イチオシの夜市「寧夏夜市」
台北地元民に聞いたおすすめの夜市「寧夏夜市」
18時30分頃に台中駅を出発し、台北に向かいます。車内で隣になった地元民と会話をしていたところ「地元民は寧夏夜市に行くことが多い」と教えてもらいました。たしかに他の良い地と比べると小規模ではありますが、屋台が所狭しと並んでおり、雑貨や服よりもグルメに強い夜市という印象を受けます。
所在地:Ningxia Rd, Datong District, Taipei City, 台湾 103
21:00 いま台北の若者がこぞって集まる「大稲埕碼頭広場」
何があるってわけでもない、でも現地の若者に愛される「大稲埕碼頭広場」
寧夏夜市で満腹になり、帰ろうと思っていたところ現地の若者に声をかけてもらい教えてもらった「大稲埕碼頭広場」。寧夏夜市は15分ほどのところにあり、みな、夜市で買ったご飯をそこで食べるとのこと。お酒も販売されており、皆重い思いの夜を過ごしていました。
所在地:103 台湾 Taipei City, Datong District
次のページ>>
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境