Image by: FASHIONSNAP
【ルートマップ付き】1日目:台北市内の文化やアートを半日で堪能
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⭐️:美術館などの文化施設スポット
🍽️:飲食店
🟣:記事では紹介できなかったおすすめスポット
今回、筆者が宿泊したのは西門駅周辺。西門駅あたりは日本の原宿と近しいとされており、中高生などのティーンエイジャーが集まっています。一方、東部の信義エリアはオフィス街と近いこともあり、仕事終わりの会社員が遊ぶ「大人の遊び場」として知られているそう。
14:00 まずは定番の「国立故宮博物院」
ホテルに荷物を置き、いざ散策へ!
まずは定番「国立故宮博物院」で、「台湾に来た!」を実感することに。フランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館、ロシアのエルミタージュ美術館と並んで世界四大博物館の一つとされています。
故宮博物館の見どころ
有名な白菜を模した「翠玉白菜」はもちろん、石が元々持つ縞模様をそのまま角煮に見立てた「肉形石」などが有名どころ。視点を少し変え、常時展示されている6000~8000点の作品は、幾度となく起こった戦火を免れて、今私たちの目の前にあるということを自覚すると、また異なった作品体験ができるかもしれません。故宮博物館が無料で公開している、日本語解説付きの「必見ルートII」がおすすめです。お土産を買う時間も含め、2時間ほどみておくと◎。
左)この緻密な彫刻作品がどこも欠損することなく戦火を逃れたのは驚き。 右)角煮にしか見えない「肉形石」
行き方
台北市内からは公共交通機関を使うとやや遠いので、タクシーの利用がおすすめ。台北市内からUberの利用で約345NT$(約1600円)。台湾はタクシーの料金がとても安く、もし公共交通機関を使うことに不安を覚えていたり、体力に自信がない場合はタクシーがとても便利でお得です。
所在地:No. 221, Sec 2, Zhi Shan Rd, Shilin District, Taipei City, 台湾 111
入場料:350NT$
16:30 台湾の現代アートがアツい「台北当代芸術館」
故宮博物館からは公共交通機関で約30分
故宮博物館からはコンスタントに市内に戻るバスが出ています。筆者は16時の故宮博物館発のバスに乗って、「士林駅(Shilin)」へ。小腹が減ったので、近くで売られていた「老蔡水煎包」の豚まんをベンチで頬張り、そこから、赤色が目印の地下鉄「台北捷運淡水信義線(Tamasui-Xinyi Line」に乗って「中山駅(zhongshan)」で下車。歩いて、台北当代芸術館を目指します。
台北当代芸術館の見どころ
日本における「東京現代美術館」が一番イメージに近いでしょう。台湾は長い間、戒厳令が敷かれていた関係もあり、今までの鬱憤を晴らすかのようなエネルギッシュかつ雄弁な作品を発表する新進気鋭の若手現代アーティストが台頭しています。台北当代芸術館では、行くたびに異なる企画展が開催されていますが、いつ行っても素晴らしいキュレーションと作品を鑑賞することができます。閉館時間が18時までと比較的に遅い時間までやっているのも、観光客にとっては嬉しいポイント。翻訳アプリ「deepl」をダウンロードし、カメラ翻訳機能を使って作品のキャプションを読み込むのがおすすめです。
所在地:No. 39, Chang'an W Rd, Datong District, Taipei City, 台湾 103
入場料:50元(現金、ユーユーカードのみ)
18:00 現地の若者と一緒にチル「華山1914文化創意産業園区」
台北当代芸術館からは歩いて約30分、タクシーを使っても◎
体力にそれなりに自信があり、旅行先の空気や人々の生活を観察したいので30分ほど歩くことに。
左)休憩がてら、台湾限定のマクドナルド「きのこステーキバーガー」と「麻辣フライドチキン」を食べました。 右)台湾の高架下にはスケートボード場やバスケットコートが点在しています。
華山1914文化創意産業園区の見どころ
日本統治時代の酒工場の跡地を再利用したアート・イベント空間。カフェや雑貨屋、ライブ会場、映画館、公園などを内包している、憩いの場として機能しています。夜でも開いているお店が多く、若者がオシャレなカフェやレストランでチルっていたのも印象的。ただ歩くだけでも楽しいですが、おすすめは「未来市」と呼ばれている2018年にオープンした雑貨屋。アート作品やインテリア、化粧品、服などが33のブースに分かれ、それぞれ販売されています。
所在地:No. 1, Section 1, Bade Rd, Zhongzheng District, Taipei City, 台湾 100
19:30 旅の疲れを癒すマッサージ店「富足足体養生会館」
華山1914文化創意産業園区から歩いて約15分、旅の疲れを癒すフットマッサージへ
華山1914文化創意産業園区を背に、北上する形で15分ほど歩くと、地下鉄の「松江南京駅」付近には多くのマッサージ店が乱立しています。今回は富足足体養生会館で、60分間900NT$(約4000円)のフットマッサージを受けました。ちなみに、30分550NT$から施術を受け付けており、予約不要です。筆者のおすすめは、スポーツ刈りの白髪の男性です👨
所在地:No. 54號, Section 2, Nanjing E Rd, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 104
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