夏本格シーズンが到来!円安の影響で今年のサマーバケーションは国内旅行を検討する人も多いはず。今年はリゾート地のスパで日々の疲れを癒やしながら、海、空、大地の“エナジー”をチャージするのはいかが? 沖縄の人気観光スポット・宮古島の中でも、近年“隠れスポット”として徐々に注目を集めている来間島(くりまじま)でのウェルネス旅をレポート。
目次
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沖縄の穴場スポット、来間島とは?行き方をチェック
宮古島の南西に位置する島で、人口はおよそ160人ほどののどかな場所です。島内の至る所にサトウキビ畑があり、“手付かずの”自然も多く、雄大な景観を楽しむことができます。近年リゾート化が進み、海岸沿いにビラやホテルが建てられていますが、過度な開発をしないため、観光客の数はそれほど多くないのが特徴。浜辺やマリンアクティビティなどをまったりと楽しめるため、“沖縄の穴場スポット”なのです。
東京から来間島へのルートは、まずは羽田・成田から宮古島の「みやこ下地島空港」まで3時間〜3時間半で到着。今回はスカイマーク便を利用しました。みやこ下地島空港は元々は訓練飛行場でしたが、2019年に新ターミナルが開業し、定期便が就航するようになりました。
新しい下地島空港がお出迎え
Image by: 下地島空港
来間島へは空港からレンタカーなどを利用して移動。空港にもレンタカーのカウンターがあるので、スムーズに移動することができます。島へと続く全長1690mの来間大橋からの景色は圧巻です。
来間大橋
Image by: FASHIONSNAP
一棟タイプのビラで心を休めて、プール付きで毎日泳げる!
今回の旅で泊まったのは、2020年に開業した「宮古島来間リゾート シーウッドホテル」。客室は独立した一棟離れタイプのビラハウスが107邸、ホテルタイプの首里ハウスが62室。自然のままの景観をなるべく壊さないよう、傾斜に沿って客室が建てられているため、どの部屋からも宮古島の自然を感じることができます。また、すべての客室にプライベートプールまたはジャグジー付き。好きな時間に泳ぐことができ、自由にゆったりとした時間を過ごせます。また、ホテルにはフィットネスジムを併設し、レンタルサイクルもあるので、来間島の大自然に囲まれながらゆったりと体を動かせば、日々のモヤモヤも吹き飛びそう。
ヴィラの外観
Image by: FASHIONSNAP
食事は沖縄や宮古島で採れた新鮮な野菜や魚、沖縄特産のアグー豚などのお肉がずらり。室内でのバイキングや、レストラン真横のプールサイドでのBBQなどがあります。カルパッチョなどに使われている魚は、その日に獲れた新鮮な白身魚で、不飽和脂肪酸であるDHAやEPAなどを豊富に含みます。また、沖縄の中でも限られたレストランでしか食べられない、ブランド牛「宮古島泡盛ほろよい牛」の赤身も必見。エサに泡盛の酒粕を混ぜているのだそう。
バイキングメニューの例
Image by: FASHIONSNAP
来間島の恵みで栄養をチャージしたら少し体を動かしたくなってくる...そんな人の要望に応えるため、ホテルのわき道を歩いていくと、長間浜ビーチが広がります。それほど混雑しないため、まったりとビーチサイドで過ごすこともできます。
開放感あふれるビーチが広がる
Image by: FASHIONSNAP
極上のリラックス体験、スパ棟で凝り固まった身体をじっくりほぐして
大自然に囲まれ、自然の恵みを頂きながらリラックスしたら、さらにスパで心身を解きほぐして。スパ専用の棟「弁天スパ」は、喧騒を忘れさせる静かな空間。自然の栄養素を含んだオリジナルのハイビスカスエキスを使用し、ユーザーの悩みに寄り添ったハンドトリートメントを提供しています。ホットストーンを使った全身トリートメントやリンパドレナージュ、リラクゼーショントリートメント、背面に特化したトリートメントの4種類を用意。すべてのメニューにカウンセリングやティーサービス、フットバス付き。
スパ棟「弁天スパ」
Image by: FASHIONSNAP
“幻の島”上陸クルージングで海とビーチを満喫
海・空・大地を存分に体験するなら、アクティビティもチェック。同ホテルがこの春から新たにはじめた“幻の島”上陸クルージングがおすすめです。干潮時にしか表れない「ユニの浜」は、宮古島と伊良部島をつなぐ伊良部大橋付近の海上に浮かぶ白砂でできた浅瀬の島。宮古島の美しい海を360度楽しむことができ、水平線や海の真ん中で立っているような感覚を味わうことができます。ユニの浜までのクルージングは予想以上に動きがあり、アトラクションのような楽しみも。
ユニの浜
Image by: シーウッドホテル
本州では見れない南十字星も!包み込まれるような星空観測
大自然の“天然アクティビティ”は夜も見逃せません。ハワイ島公認ネイチャーガイドによる星空観測で、天から降り注ぐような大パノラマの星空を堪能。また、宮古島はハワイ諸島北部とほぼ同じ緯度に位置するため、本州では見ることができない「南十字星」など、ハワイ諸島とほぼ同じ星空・星座が観測できます。時期と時間によっては天の川も表れるのだとか。さらに、2025年春までに沖縄初の天文台を開業予定。
星空観測のイメージ
Image by: シーウッドホテル
ミヤコブルーのビーチや天文台などネイチャーパワーを満喫するスポット
そのほか、来間島には“ネイチャーパワー”を満喫できるスポットが満載。「平安名埼(へんなさき)灯台」は日本全国で16基しかない“登れる”灯台で、「日本の灯台50選」にも選出されています。97段の螺旋階段の上に位置する展望台からは、東平安名岬や東シナ海、太平洋を見渡すことができます。完熟マンゴーなど温暖な気候ならではのフルーツをふんだんに使ったパフェが名物の「楽園の果実」からほど近くの竜宮城天文台は、建物の枠が自然を切り取った“天然の額ぶち”のような写真が撮れるスポットも。「中の島ビーチ」は来間島屈指のシュノーケリングスポットで、重厚なリーフと多様な熱帯魚が生息する“天然の水族館”として知られています。海岸の直近まで小魚が泳いでくるため、海に浸からず散歩をするだけでも楽しめます。美しく青いビーチ、星空、緑豊かな自然、大地のエネルギーですくすくと育った食べ物などから、五感でエネルギーをチャージしてみては?
平安名埼灯台
Image by: FASHIONSNAP
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