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　ジル サンダー パブリッシングは、共同クリエイティブ・ディレクターのルーシー・メイヤー（Lucie Meier）＆ルーク・メイヤー（Luke Meier）が、アーティストや写真家と定期的にコラボレーションし制作する限定本シリーズ。2022年には、イギリス出身の写真家 クリス・ローズ（Chris Rhodes）とコラボした写真集「パリ（PARIS）」を刊行した。　新刊は、同ブランドの2023年春夏コレクションの主なインスピレーション源である、カリフォルニア州ロサンゼルスで撮影。今回も写真家にはローズを招へいし、都会的であると同時に自然のイメージがあるロサンゼルスに、華やかさと機能性、ワークウェアとクラフツマンシップなど、相反する要素を革新的な技術で融合させるメイヤー夫妻の姿をリンクさせた。ローズは、光や色、街の男女など当たり前の存在すぎて普段気付かないことにフォーカスし、ロサンゼルスという場所を暗示的に表現したという。　また同写真集は、滑らかな非コート紙に印刷したものをアコーディオン式に手綴じ製本され、淡いピンクのキャンバス素材で覆われた箱に収めた。価格は税込2万5300円。

ジル サンダーが写真集発売、英国出身のクリス・ローズがロサンゼルスを撮影

　後藤は、1977年生まれ。繊細で柔らかな質感の中に強さを感じる後藤の写真はファッション業界から支持されており、「シュプール（SPUR）」や「フィガロジャポン（FIGARO japon）」、「ギンザ（GINZA）」などのファッション誌をはじめ、「ミナペルホネン（minä perhonen）」などの国内ブランドの撮影に携わっている。また、2021年には「ジル サンダー（JIL SANDER）」の国内用広告も手掛けた。　「N°02_engawa」では"写真の町"として知られる東川町を中心に、美瑛や富良野周辺を回りながら撮り下ろした新作と、2019年に発売された写真集「N°01_engawa」などの過去作品により構成されている。後藤は今回の作品について「無意識と意識下の間にあるもの、目に見えるものと見えないものの境界線、白昼夢のような、まるで縁側でうたた寝をした時に見るような夢の断片を集めた得体の知れない"なにか"を撮った記録である」と話している。4月30日にはギャラリートークも開催される。

JIL SANDER

「ジル サンダー」の国内用広告手掛けた写真家 後藤啓太が個展開催

　1階には、チーフ・クリエイティブオフィサーに就任したダニエル・リーによるバーバリーが4月14日にオープンし、メンズ・ウィメンズ・レザーグッズなどトレンドに合わせた商品を展開する。オープンを記念し渋谷パルコ限定でブルーのモノグラムを配したラフィア風のアイテムが登場。ミニ フレヤトート（21万3400円）とモノグラムモチーフ ラフィアエフェクト バケットハット（7万400円）を販売する。　ジル サンダーの店舗は3月24日にオープン。1階貫通通路に面したウインドウ面を全面的に活用しジル サンダー、「ジル サンダー ＋（Jil Sander＋）」のレザーグッズ、ウェア、写真集などを集めたコンセプトストアとして営業している。オープンを記念し、ジル サンダーを着用した俳優の宮沢氷魚が渋谷の街を歩く姿を写真家の鈴木親が撮り下ろしたヴィジュアルが公開されたほか、渋谷パルコ限定アイテムとして今季の新色となるカーキのキャンバスバッグ（12万6500円）を販売している。1階には、このほかミラノとバンコクを拠点とするアクセサリーブランド「ボーイ（BOYY）」が商業施設初出店するなど、既存の「グッチ（GUCCI）」、「ロエベ（LOEWE）」「トム ブラウン（THOM BROWNE）」と合わせ世界的にもユニークなラグジュアリーゾーンを展開していく。　3階には、アイウェアを通じて東京のスタンダードスタイルを提案するゾーン「トウキョウアイズ（Tokyo EyEs）」を構える。アイウェアセレクトショップ 「アイシンク（EYETHINK）」とYUICHI TOYAMAによる「ミレー（Mille）」に加え、アイウェアにまつわるブランドが月替わりで展開されるポップアップスペースの3つのスペースから成るアイウェア編集ゾーンが登場。このほか、ファッション・アート・カルチャー各分野のエキスパートとの協業で独自の世界観を築きコーヒー通の中で注目を集めるコーヒー豆専門店「虎へび珈琲」がブランド初の旗艦店を出店。インドネシアのサンダルブランド「ハイジャックサンダルス（HIJACK SANDALS）」は日本初の店舗を3月17日に開店した。3階は「プエブコ（PUEBCO）」、「ピアレス（PEERLESS）」などと併せカルチャー感度を高めたという。
　5階には、アメリカ発のアウトドアシューズブランド「メレル（MERRELL）」のプレミアムラインを取り扱う「メレル ワンティー
アールエル（MERRELL 1TRL）」が、ブランド初の旗艦店をオープンしたほか、ソフビカルチャーをアートへと昇華させ様々なクリエイターの作品を取り扱う「ティーベースジャパンシブヤ（T-BASE JAPAN
SHIBUYA）」が商業施設に初出店するなど、グローバルファッションからポップカルチャーまで、現在の東京・渋谷の空気感を世界に発信するリニューアルを実施する。渋谷パルコ公式サイト

BURBERRY

Fashion

渋谷パルコが大規模リニューアル　バーバリー、ジル サンダーが出店

　同コレクションは、ホリデーシーズンに合わせてリュクスとくつろぎをテーマに、クリームやライトグリーン、ペールイエロー、ピーチといった、淡い色彩のアイテムをラインナップ。ティーグリーンのハート型ポーチ（5万7200円）をはじめ、コーラルのミニウォレット（10万8900円）やスカーフ（9万200円）、山羊の毛を使用したアイボリーのクロッグ（21万2300円）、スムースレザーを施したバンブーハンドルのハンドバッグ（28万3800円）、カシミヤとモヘアシルクを用いたセーター（37万700円／すべて税込）などを用意する。いずれもジル サンダー ブティックとジル サンダー オンラインストア、一部セレクトショップで取り扱う。

ジル サンダー、リュクスとくつろぎがテーマのカプセルコレクション発売

　新たにオープンするのは、初の京都エリア進出となるジル サンダーのほか、関⻄で唯⼀フルコレクションを展開する「ホーセンブース（HOORSENBUHS）」、コンセプトショップの「エディション（Edition）」、パリのフレグランスメゾン「ディプティック（diptyque）」、「バイレード（BYREDO）」、ケンゾーのポップアップストアの6店舗。ジル サンダーは秋、他5店舗は10月8日オープンを予定している。　リニューアルオープンを記念しエディションは、デザイナー吉原秀明と大出由紀子が手掛ける「ハイク（HYKE）」と「オーバーコート（OVERCOAT）」の別注アイテムを限定先行発売。またケンゾーは、アーティスティック ディレクターNIGO®のデビューコレクションである2022年秋冬コレクションをラインナップした京都エリア初のポップアップストアを開催。期間は、10⽉8⽇から2023年1月31日までを予定している。

KENZO

Business

京都BALのリニューアルオープンは後ろ倒しで10月に、ジル サンダーなど出店

　同書は、クリエイティブディレクターのルーシー・メイヤー（Lucie Meier）&ルーク・メイヤー（Luke Meier）夫妻がアーティストや写真家とコラボレーションするシリーズ作品の続巻となる。　今回はメイヤー夫妻と親交のある写真家 クリス・ローズ（Chris Rhodes）が撮影を手掛けた。ローズは、2022年春夏コレクションをインスピレーション源となった都市から描写してほしいという依頼を受け、パリの街で撮影を敢行。メイヤー夫妻によるコレクションの創作過程と意図を、現代的なドキュメンタリー写真と実験映画の要素を用いて解釈したという。写真には衣服や身体の一部、都市の細部を映し、特定ではない都市性や自由であることへの願い、欲求の象徴を表現した。

ジル サンダーが写真集を発売、デザイナーと親交のある写真家 クリス・ローズがパリで撮影

　安野ともこは、ファッションブランドで経験を積んだ後、スタイリストとしての活動を1983年にスタート。1994年にはスタイリスト事務所「コラソン（CORAZON）」を設立し、映画「フラガール」「東京タワー」、舞台「哀しい予感」、ドラマ「すいか」などのスタイリングを手掛けた。また、フィギュアスケーターの浅田真央のコスチュームやミュージカル「キャバレー」の衣装デザイン・製作も担当。2007年にジュエリーブランド「カスカ（CASUCA）」、2016年には下着ブランド「アロマティック カスカ（AROMATIQUE | CASUCA）」を立ち上げた。　安野商店では、「ジル サンダー（JIL SANDER）」や「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」、「サカイ（sacai）」などのデザイナーズブランドをはじめ、「Every Little Thing」のジャケット撮影で持田香織が着用したという70年代の「エミリオ・プッチ（EMILIO PUCCI）」のワンピースや、映画「フラガール」で松雪泰子の衣装に使用した「ピエール・カルダン（Pierre Cardin）」のワンピース、60年代の「クロエ（Chloé）」のスパンコールが施されたドレスなどをラインナップしている。　安野はオープンに際し「このお店には、私がスタイリストとして歩んできた30年の歴史が詰まっています。全ての商品に思い出があって素晴らしいものなので、その魅力を他の人にも伝えることが出来たら嬉しいです」とコメント。今後はデザイナーの石黒望の協力を得て、商品同士を組み合わせてオリジナルのアイテムを製作する取り組みや、服のお直しサービスの展開などを予定しているという。

EMILIO PUCCI

Maison Margiela

スタイリスト安野ともこが私物を販売する「安野商店」がオープン、映画フラガールの衣装に使用したワンピースなどを展開

　同ブランドは、「ユニクロ（UNIQLO）」の「＋J（プラスジェイ）」でも知られるファッションデザイナーのジル・サンダー（Jil Sander）氏が1968年にセレクトショップ形態のブティックとしてスタート。1973年にパリでプレタポルテを発表したが撤退し、1985年から拠点をミラノへ移して1987年にミラノコレクションデビュー。1997年にメンズラインを開始するなどブランドが軌道に乗り、1999年にはプラダグループの傘下となった。プラダグループの経営陣との不和により、2000年にジル・サンダー氏はデザイナーを退任。2008年にオンワードホールディングスの傘下となり、2018年春夏シーズンからルーシー・メイヤー（Lucie Meier）＆ルーク・メイヤー（Luke Meier）夫妻がクリエイティブディレクターを務めている。なお、OTBグループによる買収は昨年末から海外メディアで噂されていた。　オンワードホールディングスは新型コロナウイルス感染症拡大の影響などによる経営環境の変化に対応するため、不採算事業からの撤退や規模の縮小を進めており、株式譲渡の理由について「不採算となっているジルサンダー S.p.A.事業を譲渡することがグローバル事業構造改革の観点から最善の選択であると判断した」とコメント。株式譲渡実行日は3月中を予定している。

マルジェラ親会社OTBが「ジル サンダー」買収、オンワードから全株式取得

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