デザイナー渡辺淳弥が手掛ける「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)」が、英国アーティスト ジャミロクワイ(Jamiroquai)のファッションスタイルにフォーカスし、フロントマンであるジェイ・ケイ(Jay Kay)とのコラボレーションによる2022-23年秋冬コレクションを発表した。代表曲「ヴァーチャル・インサニティ(Virtual Insanity)」のミュージックビデオも再現している。
■ジャミロクワイ / ジェイ・ケイの思想に共感
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ジュンヤ ワタナベ マンがジェイ・ケイの思想に共感したことから実現したという今回のコラボ。Jamiroquaiの名は「Jam Session」とネイティブアメリカンの「Iroquois」の造語で、ジェイ・ケイは世界中の先住民族文化に共鳴して独自のファッションスタイルを確立してきた。2022-23年秋冬コレクションでは両者のアイデアを表現するために、アメリカ先住民と深いつながりを持つ「ペンドルトン ウーレン ミルズ(Pendleton Woolen Mills)」と、メキシコ文化省の協力を得て制作。ペンドルトンの色鮮やかなオリジナルパターンや、メキシコの伝統的な織物サラペを、ドッキングやパッチワークなどの手法でふんだんに取り入れた。
■リーバイス、カーハート、ニューバランスなど色柄豊富なコラボ
過去にもコラボしている「リーバイス(Levi's)」や「カーハート(Carhartt)」は、ボトムスだけではなくトレンチコートの後身頃にオーバーオールをドッキングしたユニークなデザインも登場。また「Karrimor」とのコラボでは、バックスタイルにチェック柄を取り入れたアウターなどを発表した。
シューズでは「ニューバランス(New Balance)」や「ステップニー ワーカーズ クラブ(Stepney Workers Club)」とコラボ。ウェアと同様に様々なカラー展開が特徴となっている。
ニューバランスのコラボシューズ
ステップニー ワーカーズ クラブのコラボシューズ
なお、ジェイ・ケイを連想させる大きなファーの帽子は「ベニー・アンダロ(Benny Andallo)」が提供。コレクションルックの撮影用のみのアイテムとなっている。
■ヴァーチャル・インサニティの斬新なMVを再現
「ヴァーチャル・インサニティ」はジャミロクワイが1996年に発表し、日本でも人気の高いアシッドジャズの代表曲。ジュンヤ ワタナベ マンのコレクションムービーでは、25年以上が経った今も色褪せないヴァーチャル・インサニティの斬新なMVを再現したセットで、動く床を連想させるダンスやカメラワークによってオマージュした内容に仕上げている。
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