デザイナー山縣良和と坂部三樹郎
Image by: FASHIONSNAP

吉田圭佑の展示「結局、等身大」

時澤知菜実×野田大輔の展示「What Future for us」
各展示ブースでは、作品の一部になったモデルが寝起きして会話したりと、自由さが尊重されている。会期中は出展者のフロアショーをはじめ連日変化していく。「絶命」というタイトルだが、その内容はまさに「生きているファッション」を体現していると言える。

ROTA MURAKAMIによる、実母のデザインを採用しお茶の間から発祥したモードを表現した作品「MY MOTHER'S MODE」


OSAの展示「THE SECRET GARDEN」

福嶋麻衣子(もふくちゃん)の部屋を再現した「序:もふく邸」
展覧会の企画制作を担当したのは亜洲中西屋。これまでも、田名網敬一とシンガポールのクリエイティブ集団 :phunk(ファンク)によるコラボレーション展(2011年)や、ファッションブランド「ANREALAGE(アンリアレイジ)」による初の個展「A REAL UN REAL AGE」(2012年)などを手がけてきた。代表の中西多香と中西大輔は、無名のクリエイターの作品や生身の人間を使った展示形式について「日本で初めての試みではないか」と話す。

伊「ITS」2部門で受賞したTomohiro Satoの作品「Weak man's dream」

柳亜里のデビューブランド「Alicorn」の展示「希望」

「Jenny Fax」デザイナーのシュエ・ジェンファンによるミュージアムショップ「可口愛」
会期中、山縣良和と坂部三樹郎もショーの開催を予定している。2011年から服が主体のコレクションを発表していない「writtenafterwards」だが、今回のショーも新たなファッションのインナーストーリーのプロローグになる予定だという。情報量が増え、生活が多様化している現代。2人は方法論を定義するのではなく、自由に感じ発見する環境を作ることが、「ファッションの可能性」を広げると考える。
■展覧会レポート / 詳細
ファッションは生き物?変化していく展覧会「絶命展」渋谷で開幕
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