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◆アメリカ
開会式のユニフォームは2008年以来オリンピックとパラリンピックで公式ユニフォームを提供している「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」が手掛けました。デザインはクラシックなオールアメリカンルックを基調に、各パーツにサステナブル素材を採用。米国産ウールを使用したネイビーのブレザーをはじめ、ストライプTシャツやプリントスカーフ、シューズ、マスク、ストライプベルト、スリムデニムパンツなどを製作しました。また、旗手が着用するウェアには東京の暑さを考慮してチームUSA専用に開発した最先端のウェアラブルテクノロジー「RL クーリング」を搭載。自己調整型の温度冷却装置で、温度状況をモニターして最適化する高度なデバイスによって、着用者の肌から熱を放出するそうです。
Image by: ラルフ・ローレン
表彰台では、再生素材をインスピレーション源にしたナイキのメダル スタンド コレクションとエア ヴェイパーマックス2020を着用。ジャケットは日本の着物を参考に胸元のV字の切り替えが特徴で、背面のUSAロゴやパンツのドローコードの先端、ジッパーのつまみなどには再生素材のナイキ グラインド素材を使用しています。
Image by: ナイキ
スケートボードのユニフォームは日本と同様に「ナイキ SB」とパイエット・パラが共同でデザイン。バスケットボールのジャージがデザインソースとなっており、国鳥のハクトウワシをモチーフにしたグラフィックをあしらっています。ストリート男子には、スケートボード界の絶対王者と称されるナイジャ・ヒューストン(Nyjah Huston)が選ばれています。
「ナイキ」はこのほかバスケットボール代表と、陸上代表のユニフォームもデザインしました。バスケットボール男子代表には、ケビン・デュラント(Kevin Durant)やデビン・ブッカー (Devin Booker)、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)、デイミアン・リラード(Damian Lillard)といったスター選手たちが名を連ねており、ラインナップの豪華さから注目を集めています。
前回リオデジャネイロ大会で112年ぶりに五輪に復活したゴルフは「アディダス」が提供。デザインはアーティスト 高橋理子が担当し、「無限の可能性」をテーマにした円と線のグラフィックを配しています。
キム・カーダシアン・ウェスト(Kim Kardashian West)が手掛ける補正下着ブランド「スキムズ(SKIMS)」は、チームUSAの肌着、パジャマ、ラウンジウェアを製作。星条旗や五輪モチーフ、「TEAM USA」ロゴなどをデザインしています。
水泳代表ユニフォームは「スピード(Speedo)」が提供。星条旗がユニフォームのデザインに反映されています。
Image by: Speedo
閉会式のユニフォームは開会式同様に「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」が担当。ユニフォームのメインカラーはホワイトで、ドローストリングジャケットやストライプのベルトには、ペットボトルから再生されたリサイクルポリエステル「Repreve®️」を、ポロシャツやシューズ、マスクにはアメリカ産のコットンを採用しました。スリムなシルエットのホワイトデニムパンツにはサステナブルな皮革代替素材「MIRUM®」のバックパッチがあしらわれています。
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