ブランド誕生以来、精油の力でホリスティックなケアを提案してきた「スリー(THREE)」のオープンラボラトリー「アロマリウム スリー(AROMARIUM THREE)」が、7月12日にオープンした。スリーによるオリジナル精油をはじめ、国産を中心とした精油30種がずらり。ホリスティックな視点から長年精油について研究してきたスリーだからこそできる、現代を心地よく豊かに生きるための、精油の力にフォーカスした提案とは?
心・からだ・肌にしなやかに寄り添う精油の力 長年の研究から続く想いを凝縮したオープンラボラトリー
■誕生当初から大切にしてきた精油への思い
スリーでは、2009年のブランド誕生当初から自然由来・国産原料とともに精油が持つ力に注目してきました。心・からだ・肌のバランスを整え、自分本来の美しさを総合的に引き出すためのスリーのアイテムは、心地よく、洗練された香りでも人気を集めています。2022年には「THREE ホリスティックリサーチセンター」を発足。精油の力を取り入れたホリスティックケアをさらに掘り下げ、複合的なアプローチを提案するべく、外部機関と協力しながらさらに高度な研究を推し進めています。
「精油は植物が過酷な環境下で自らの身を守り、生き抜くために生み出した芳香成分です。葉や果実、花、木部などそれぞれの部位で、重要な機能を担っています。人間にとっても、美と健康に有用な成分をはじめ数百もの成分で構成されているものの、その複雑さから、未だ科学的に完全に再現することが難しいと言われているほど“ミステリアス”な存在でもあるんです。この複雑で複合的な力だからこそ、速いスピードで忙しない今を生きる方々に寄り添い、アンストレスな毎日を過ごせるよう手助けをしてくれるものだと考えています。ブランドは今年15周年。私たちが大切にし、研究を進めてきた精油の力を知ってもらい、体験してもらうためにアロマリウム スリーは誕生しました」(桝浩史 THREE ブランドマネージャー)
熊本県南阿蘇などに広大なガーデンを有し、国産ハーブの栽培にも注力
Image by: THREE
■ホリスティックリサーチセンターでは何をしているの?
精油をはじめとする植物から得られる恵みと心・からだ・肌の関係を探求。抽出・蒸留方法や成分の分析などの研究だけでなく、熊本県・南阿蘇と佐賀県・唐津にある自社ガーデンおよび、地域社会や外部企業との協業などで国産ハーブや樹木を栽培し、高品質な原料開発にも取り組み、精油の可能性を追求しているのです。
「『香りの在処』は植物の種類によってそれぞれ異なります。例えば、ゼラニウムは葉の表面に芳香成分があり、採取してから早い段階で香りを抽出しなければなりませんが、ティーツリーは茎の中に芳香成分があるので、それを割って抽出するといったように特性は多様なんです。精油に対して、穏やかで優しいイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実はとてもサイエンティフィックなもので、自律神経や肌細胞などにポジティブに働きかける作用をもっていることが分かっています。私たちは精油のそうした力を解明することはもちろん、国産ハーブの栽培や精油の製造などを通じて、地域産業の活性化や耕作放棄地の解消にもつなげられるよう、パートナーと共に活動を広げています」(桝ブランドマネージャー)
■精油を取り入れたホリスティックケアって?
スリーでは、スキンケア、ボディケア、ヘアケア、インナーケア、そしてメイクアップと幅広いアイテムを展開し、特にケアアイテムには研究知見を活かした精油の力をあますことなく取り入れています。多様なアイテムに精油を取り入れるのには、「いい香り」にとどまらないこだわりがありました。
「例えば、夜家に帰ってクレンジングする時に、単純にメイクをオフするだけではなく“1日の疲れや嫌なこと”も洗い流し、心地よい香りに癒やされることでリセットできますよね。一方で、フレグランスのように香りそのものを楽しむようなアイテムは、自分の気持ちを高めてくれるものでもあり、自己表現するものとして楽しむこともできます。また、自分のマインドを変化させたいときに、精油の香りを取り入れることで、自分自身で気分をチューニングできるという点もあります。香りの取り入れ方は人それぞれです。どんなシーン、ライフスタイルにおいても寄り添えるように多様なラインナップを揃え、精油の力をお届けできたらと考えています」(桝ブランドマネージャー)
精油の力を知り、体験するオープンラボラトリーがオープン!
このほどオープンするアロマリウム スリーは、こうした長年の研究と思いを込めて誕生。「THREE HIBIYA」のショップスペースと、併設するレストラン「REVIVE KITCHEN」をシームレスにつなぐように設計。ホリスティックリサーチセンターのサテライトとしてのラボラトリーで、“ミニラボ”や30種の精油が並ぶカウンター、ワークショップスペースを展開しています。ミニラボにはホリスティックリサーチセンターのリサーチャーが常駐。実際に研究していて、精油のリサーチや蒸留を実施する様子を見ることができます。
■30種の精油がずらり、多様な香りを体感
南阿蘇のTHREE ハーブガーデンで育て、抽出したゼラニウムなどオリジナル精油6種をはじめ、国産精油17種をラインナップ。国産精油を取り扱うショップとしては、国内最大規模の揃えで、実際に試して買えるのはここだけ。花やつぼみ、樹脂、果実、種子、木部など、さまざまな部位および抽出方法で得られた精油の違いを楽しめます。
「THREE エッセンシャル」(全30種、各10mL 各税込3960円〜2万6400円)
■オリジナルのアロマディフューザーづくりを体験
自分だけのアロマディフューザーが作れる「THREE アロマブレンド ディフューザー クラフト」は予約なしで体験できます。スリーの精油オードトワレ「エッセンシャルセンツ」から着想された香りをもとに、季節などで変わる「ベースノート」と、その時のマインドから選ぶ「カスタムノート」を掛け合わせ、自分だけのアロマディフューザーをゲットして。一度作成したオリジナルの香りは、次回以降空のボトルを店頭に持参するとレフィルサービスを受けることもできます。
■THREE アロマブレンド ディフューザー クラフト
価格:同5500円
リフィル:同3850円(THREE アロマブレンド ディフューザー クラフトの空ボトルを持参)
所要時間:約15分
■より深く精油の力を“学び、体験”できる、予約制のワークショップも
精油の力を学び、体感することで、自分の好みに合わせて調香するオリジナルのアロマアイテムを作れる少人数の予約制ワークショップも開催。キャンドルやエアリフレッシャーなど、精油の力を生活に取り入れられるアイテムを季節によって用意します。精油の専門家であるTHREE ホリスティックケアスペシャリストが、ワークショップ体験を通じて、精油の効果や香りに関する知識、調香をアドバイス。より深く精油について知り、体験することができます。
■精油の力をインナーチャージ!限定販売のブレンドティーも用意
熊本県・南阿蘇のTHREE ハーブガーデンで育てたハーブを用いたオリジナルのブレンドティーを同店限定で販売。ゼラニウム、レモングラス、ペパーミント、ラベンダー、カモミールジャーマンのそれぞれを主役に、オリジナルでブレンドした5種類を揃えています。飲みやすい甘さのフレッシュな味わいで、香りを楽しみながら味わえます。ティーバックには、環境にやさしい生分解性フィルターを採用。
<期間限定でオープニングイベントを開催!>
期間:7月12日(金)〜7月15日(月)
・スペシャル プレゼント
期間中に来店した人に植物本来の香りを楽しむ「タッジーマッジー(ハーブのミニブーケ)」をプレゼント
※数量限定、各日先着順、なくなり次第終了
・エングレービングサービス
THREE アロマブレンド ディフューザー クラフトで作成したディフューザーに、カリグラファーの島野真希氏が監修した、イニシャルやアイコンを刻印。 ※同サービスを体験した人限定
・オリジナル ブレンドティー テイスティング
THREE ハーブガーデンで育てたハーブを用いた5種のオリジナルブレンドティーをテイスティングできます。
※数量限定、なくなり次第終了
■アロマリウム スリー
オープン日:2024年7月12日(金)
所在地:東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷 2階(THREE HIBIYA内)
営業時間:11:00〜20:00
電話番号:03-6206-6454
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