Image by: FASHIONSNAP(Koji Hirano)
「Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 A/W」最終日、林陸也が手掛ける「シュガーヒル(SUGARHILL)」がコレクションを発表した。同ブランドにとって初となるショーは、ランウェイ形式での発表となった。
シュガーヒルは、2017年からブランドをスタート。2021年に岡本大陸の「ダイリク(DAIRIKU)」、寺田典夫の「ヨーク(YOKE)」らとファッションアワード「TOKYO FASHION AWARD」に選出され、今回ショーを開催するに至った。ショーのテーマは「Enter the Mirror」。
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ランウェイショーは、中央にミラーボールが回る中、裏手からロックバンド「踊ってばかりの国」が登場してスタート。チューニングが終わると演奏とともにシュガーヒルの新作に身を包んだモデルが姿を現し、バンドと観客の間を円を描くように歩いた。2019年にシュガーヒルがダイリクと合同で開催した音楽イベントにも出演するなど、以前から同ブランドと交流があった踊ってばかりの国が、記念すべき最初のランウェイショーに花を添えた。
コレクションは、ブランドの代名詞とも言える「つなぎ」のほか、ダメージ加工を施したロングコートやフリンジをあしらったライダースジャケットなど、ワークやリミタリーをベースに新たな解釈を加えたアイテムをラインナップ。全体的に1970年〜80年台のアメカジのようなヴィンテージライクな雰囲気と、紐を垂らしたデザインが印象に残った。
Image by: FASHIONSNAP(Koji Hirano)
ショーのクライマックスでは曲のギアが一段上がり、これまでランウェイを歩いたモデルが一斉に再登場。会場の熱が冷めやらぬ中、最後にデザイナーの林が客席に向かって一礼し、フィナーレとなった。
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