「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」に森星とUTAが来場

ポール・スミスのポップアップイベントに来場した森星とUTA(※特別な許可を得て撮影しています)

ポール・スミスのポップアップイベントに来場した森星とUTA(※特別な許可を得て撮影しています)

Image by: Teruo Horikoshi

ポール・スミスのポップアップイベントに来場した森星とUTA(※特別な許可を得て撮影しています)

ポール・スミスのポップアップイベントに来場した森星とUTA(※特別な許可を得て撮影しています)

Image by: Teruo Horikoshi

「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」に森星とUTAが来場

ポール・スミスのポップアップイベントに来場した森星とUTA(※特別な許可を得て撮影しています)

ポール・スミスのポップアップイベントに来場した森星とUTA(※特別な許可を得て撮影しています)

Image by: Teruo Horikoshi

 「ポール・スミス(Paul Smith)」が東京・原宿のBANK GALLERY(バンクギャラリー)で、ブランドを象徴する「シグネチャーストライプ」にフォーカスしたポップアップイベント「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」を10月15日まで開催する。プレビューにはモデルの森星とUTAが来場。2018年のポール・スミスのショーに招待された際に初めて出会ったという2人だが、今や同じ事務所に所属する仲間同士。2人にとってポールは"キューピッド"的存在なのだという。

イノベーションとオリジナリティの象徴

 ストライプといえば、ポールの哲学である「classic with a twist(ひねりのあるクラシック)」を体現するブランドの代名詞。イギリス・ノッティンガムに一号店がオープンした70年代より、コレクションの一部として親しまれている。一見シンプルに見えるが、実はクラフツマンシップを駆使し、複雑な工程を経て作られたもの。現在では、よりプレミアムな素材やクラシックなアイテムに意外性のあるディテールとして取り入れられている。

 今回のイベントでは、そんなシグネチャーストライプの過去と現在を紐解く、様々なインスタレーションが登場。シグネチャーストライプのアクセントを効かせた外壁のデザインと、その前に設置されたシグネチャーストライプのトレーラーが目を引く会場には、デザイナー本人が登場する動画やアーカイヴピースの展示に加え、気球の旅を体験できるプロジェクションマッピングの部屋なども設置された。オープニングに合わせてポールも来日し、ゲストたちを笑顔で出迎えた。

富士山近郊も飛行した気球の旅をバーチャル体験

 会場のコンテンツの中でも見逃せないのは、3Fに設けられた気球の旅が味わえるプロジェクションマッピング。この部屋では、アメリカのモハーベ砂漠や富士山近郊を飛行したシグネチャーストライプの気球の壮大な旅の様子をバーチャルで体験できる。また、ひとつ下のM2Fには、1000m以上の生地と、5kgの長さの糸を用いて制作された巨大なエンベロープ(熱気球の球皮)がバスケットとともに展示されており、イギリスの職人たちが200時間かけて手縫いで仕上げた実際の気球も間近で見ることができる。

 「タイムレスなシグネチャーであるポール・スミスのストライプを、気球にして披露するなんてユニークですね(UTA)」「風の音もすごくリアルに感じられて、今年富士山に登った時の記憶が蘇りました(森星)」と、その臨場感を堪能する2人。ポールは「気球は美しい移動手段。実用的で環境に悪影響を与えず、目まぐるしい時代でも空の上で静かな時間が過ごせます。ただ予想外に誰かの庭先に着陸することもあるかもしれません」とユーモアたっぷりに説明する。

360°カメラでカラフル動画撮影に挑戦

 40色もの色彩で構成されるシグネチャーストライプは、太さの異なる色の帯の組み合わせが特徴。現在ではデジタルでデザインされており、オリジナルのクラシックなカラーリングに加え、同系色の色彩を組み合わせたバリエーションも展開している。「同じストライプでも色やテクスチャーの違いでこんなに表情が変わるんだ、という驚きがありますね」と語る森星さん。「今日のポールさんはちゃんと靴下もストライプでした(森星)」「楽しいおおらかな性格はずっと変わらないですね(UTA)」と思わず笑顔になる2人。

 会場のB1Fには、カメラが360°回転しユニークな動画撮影ができる小部屋が登場。カラフルなシグネチャーストライプを背景にした躍動感あるムービーが撮影できる。2人もさっそく撮影に挑戦。SNS映え間違いなしのカラフルな動画が完成した。

ストライプの歴史を感じさせるアーカイヴピースも

 また、2FとM1Fフロアでは、ポール自身がストライプの誕生秘話やストライプへの思いを語る動画が上映されているほか、ストライプの歴史を感じさせるアーカイヴピースや、「ニューバランス(New Balance)」のフットボール、「ポップトレーディングカンパニー(POP TRADING COMPANY)」のスケートボードといったコラボレーションアイテムも展示されている。「ストライプはワンシーズンのみのつもりだったんです。当時はそこまで人気になるとは思っていなかったんですが、ご覧のように様々なプロダクトが生まれました(ポール)」。

 展示品に見入っていた2人は「1997年に発表されたルックは、今見ても新鮮。ポール・スミスのヴィンテージを掘り返したくなりました(森星)」「ポールさんが駆け出しの頃、色糸を使って手作業で色々なストライプを作っていた、と明かしていたのが印象的でしたね(UTA)」と語る。

先行アイテムや新作コレクションを堪能

 B1Fに併設されたショップでは、会場先行発売となる数量限定エクスクルーシヴアイテムを含む、2023年秋冬シーズンのメンズ、ウィメンズのシグネチャーストライプのアイテムが多彩なラインナップで展開されている。ウォレットには、モノグラミングで自分や大切な人のイニシャルを入れることも可能だ。

 森星さんが注目したのは気球と富士山の写真をプリントしたバッグ。「やはり日本人として、富士山がデザインに使われているのはすごく嬉しいです」。UTAさんはニットやポロシャツの襟などにストライプをあしらった新作コレクションが気になった様子。今シーズンは、ストライプの幅を繊細かつ上品なエンボス加工で表現したシャドーストライプも新たに登場。現代の職人技を駆使したアイテムが揃う。

バッグ(H39×W55×D16cm)5万7200円(※会場先行発売)

バッグ(H39×W55×D16cm)5万7200円(※会場先行発売)

 会場を一巡した2人は、あらためてシグネチャーストライプが象徴するオプティミズム(楽観主義)に魅了された様子。「ポールさんはいつもエネルギッシュでプレイフル。デザインにもそれが反映されています(森星)」「ショーのバックステージでも気軽に話してくれて、すごく優しい人。子どものようなフレンドリーな面があるからこそ、色々なアイデアが生み出せるのかなと思いますね(UTA)」。そんな2人に対してポールは「友情や、あたたかいハートを持つということはとても大事。毎日が新しい始まりであるということを心に留めて、つねに強くポジティブに。あとはにこにこ笑うことですね」とコメント。最後はハグを交わし、再会を約束する3人。どこかでこの顔ぶれが揃う未来もそう遠くなさそうだ。

ポール・スミスのアイテムやジェラートをプレゼント

イベント会期中、ポール・スミスの公式インスタグラム(@paulsmithjapan)をフォローの上、会場内で撮影した写真に「#stripeunfolded」と「#paulsmithcampaign2023」のタグを付けて投稿した方の中から抽選で5名に、シグネチャーストライプやシャドーストライプのアイテムが当たるハッシュタグキャンペーンを実施。また、会場にてLINEのアンケートに答えた方にはジェラートをプレゼント。 

着用アイテム
森星:ジャケット 9万9000円、ニット 3万6300円、トラウザーズ 4万9500円、ピアスとイヤーカフのセット 2万4200円、リング(3個セット) 1万9800円、シューズ(スタイリスト私物)
UTA:ベスト 7万7000円、シャツ 3万9600円、トラウザーズ 6万500円、シューズ(スタイリスト私物)

(すべて税込)

■「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」 
会場:BANK GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-5
会期:2023年10月15日(日)まで 
営業時間:11:00~20:00(19:30 最終入場)
※15日(日)は11:00~16:00(15:00 最終入場)
入場無料
来場予約はポール・スミスLINE 公式アカウントにて受付

問い合わせ先:ポール・スミス リミテッド 03-3478-5600

photographer: Teruo Horikoshi(TRON)
stylist: Yoko Irie(SIGNO)
hair & make-up: Mifune(SIGNO)(for Hikari Mori)、Kenji Toyota(for UTA)
text & edit: Fuyuko Tsuji(FASHIONSNAP)
creative director: Mina Jokoji(FASHIONSNAP)
Assign: Takashi Sasai(FASHIONSNAP)
management: Tomoya Sasaki(FASHIONSNAP)

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