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　カナダグースは現在、東京に4店舗、関西に3店舗の直営店を構えており、愛知や北海道への出店は今回が初となる。新店舗およびポップアップの店頭では、ブランドのアイコンとなっているクラシックディスクロゴを配した定番アイテムをはじめ、ライトウェイトダウンからヘビーウェイトダウンまで、幅広いアウターウェアをラインナップ。また、日本限定カプセルコレクションとして、ユニセックスで着用できるフリースジャケット「キンロス リバーシブル フリースジャケット ブラックレーベル」（13万9700円）や、キルティングデザインの「メイフィールド ジャケット」（19万300円）、「マクリーン ジャケット」（17万6000円）などを揃える。

CANADA GOOSE

Fashion

カナダグースが札幌と名古屋に初出店　全国12ヶ所でポップアップも

　ストアコンセプトは、ブランドのシグネチャーでもあるカナダの大地を感じるような「Canadian Warmth」。ラウンジスペースやバーカウンターのほか、マイナス20度の環境でフィッティングが体験できる「Cold Room」を完備している。　写真展では、二階堂がカナダグースと銀座の職人たちをポートレートに収めた。被写体として参加したのは、歌舞伎役者の片岡千之助、バー・ルパンのバーテンダーの開幾夫、銀座百点の編集長の田辺夕子、銀座もとじの創業者の泉二弘明と二代目の泉二啓太、トリコロール本店の店長を務める野崎保奈美、森岡書店の店主の森岡督行、中村活字の店主の中村明久ペコラ銀座の代表の佐藤英明、理容米倉銀座本店の店長の大嶋昭格、ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座8で総支配人を務める関寛子の計11人。そのほか、カナダに所蔵されていたアイテムを紹介するアーカイヴ展も同日からの開催を予定している。　また、日本限定カプセルコレクションから銀座限定カラーの新作アイテムが登場する。ダウンアウターの「マクリーン ジャケット」（メンズ、17万6000円）、「ブライデン パッファー ブラックレーベル」（ウィメンズ、19万9100円）、「ロードス ジャケット フュージョンフィット」（ユニセックス、16万9400円）のほか、Tシャツ「エマーソン ワードマーク Tシャツ」（メンズ、2万9700円）とベスト「レイラ ベスト」（ウィメンズ、12万5400円）をラインナップしている。

カナダグースが銀座に旗艦店オープン、二階堂ふみの写真展を開催

　カナダグースジャパンは、2022年にサザビーリーグとカナダグースホールディングスとの共同出資による設立以来、本国であるカナダ企画の商品と併せて日本独自の発案による商品を展開。「日本の気候に合わせて都会でも山岳でも着用できる」をテーマに、高品質や高機能性といったブランドのDNAは守りつつも、消費者の声や蓄積されたデータを元に、日本市場のニーズを反映したオリジナルの商品企画を本国に提案し製品化を行っている。そんな「日本限定モデル」は、基本的に年1回秋冬シーズンに新作を発表しており、毎回約2年の製作期間を経て製品化が実現しているという。　なかでも、同社が近年特に力を入れて開発しているのが、ライトウェイトのダウンジャケットだ。従来は例年9〜10月ごろからヘビーウェイトのダウンジャケットが動いていたものの、近年は暖冬の影響によりライトウェイトの需要が拡大。ボンバージャケット型の「フレイザー ボンバー」（12万5400円）をはじめ、オニオンキルティングをあしらったアウターとしてもインナーとしても着られる「マクリーン ジャケット」（17万6000円）や「メイフィールド ジャケット」（19万300円）、すっきりとした短めの着丈と軽さが特徴の「ブライデン パッファー ブラックレーベル」（19万9100円／全て税込）など、薄手でダウン見えしないアイテムや、より長いシーズン着用できるアイテムの売上が目立っていると担当者は語る。　これらのアウターの売上が好調な要因として、同社は暖冬の影響に加え、「メイドインカナダのクオリティ」「機能性」「軽量性」を挙げる。いずれのアイテムにも耐久性や耐摩耗性、撥水性などに優れた機能性の高い自社開発素材を用いているほか、外側と内側双方に複数配したポケットや、脱いだ際にジャケットを肩から提げてハンズフリーで持ち運べる「バックパックストラップ」など、細部まで追求された同ブランド独自の機能面も好評を得ているという。　また、ライトウェイトのダウンジャケット以外にも、近年はフリース素材のジャケットやフーディーなども日本独自に展開。そのほか、今年はブランドとして初めて春コレクションでも日本限定モデルを製作し、防風性・撥水性に優れたボンバージャケットや、旅行・レジャー需要に対応したしわになりにくい軽くしなやかな素材のライトアウターなどを発売した。　同社担当者によれば、ヘビーウェイトに代わりライトウェイトダウンの販売数量が伸びているため1点あたりの単価は減少しているものの、ダウンアイテムの販売数量自体は増加。さらに、「ダウン以外のアイテムカテゴリーが拡大し、オールシーズン提案できている」ことから、結果的に増収に繋がっているという。主戦場の秋冬シーズンに留まらない、端境期や春夏含めたより長いシーズンの需要を視野に入れた製品提案を強化していることも、同ブランドが好調な業績を維持している一因のようだ。　先月発表された2024年秋冬コレクションでは、カナダ企画の多様なデザインのヘビーウェイトダウンを中心としたラインナップと併せて、日本限定モデルの新作も登場。異素材のリバーシブルで着用できる「キンロス リバーシブル フリース ジャケット ブラックレーベル」（13万9700円）や、ダウン見えしないキルトなしデザインのライトウェイトダウン「ロドス ジャケット フュージョンフィット」（16万9400円）、「ロドス フーディー フュージョンフィット」（18万3700円／全て税込）など、日本では引き続き、端境期や暖冬を意識した商品企画を強化し提案していく。

暖冬でも業績好調、ダウンジャケットが主軸の「カナダグース」が売れる理由とは？

　ハイダー・アッカーマンは、パリを拠点に活動するフランス人デザイナー。2002年に自身の名を冠したブランド「ハイダー アッカーマン（HAIDER ACKERMANN）」を立ち上げたが、2020年秋冬に休止。2016年から2018年には「ベルルッティ（Berluti）」のクリエイティブ・デザイナーも務めた。　今回の就任にあたりハイダー・アッカーマンは、ホッキョクグマと、年々減り続ける生息地に関する研究、調査、保護すべく第一線で活動しているポーラーベア インターナショナル（PBI）を支援するための特別プロジェクトを発表。同プロジェクトは、女優兼作家で、世界各地で起きている環境やカルチャー、社会問題に関する教育や啓発活動に尽力してきたジェーン・フォンダ（Jane Fonda）を称え、オーガニックコットンから作られた限定モデルの「PBIフーディー」を5月16日に千駄ヶ谷店と大阪店、5月18日にオンラインストアで販売。アイテムの売上は、すべてPBIに寄付され、北極を保護するための重要な調査や革新的な保護戦略の実施や、地域社会への啓蒙活動への資金として活用するという。　ハイダーが手掛ける初のシーズンカプセルコレクションは、2024年秋冬にローンチを予定している。

「カナダグース」初のクリエイティブディレクターにハイダー・アッカーマンが就任

　同コレクションは、キッドスーパーの創設者であり、アーティストとしても活躍しているコルム・ディレイン（Colm Dillane）によるアートワークを軸に製作。スタジアムで熱狂するファンの姿を描いた「Purple Crowd」、雪に覆われた山頂と凍りついた水面が描かれた「Landscape」という2つのプリントをアイテムに落とし込んだ。表裏で個性の異なるテクスチャーのリバーシブルフリースジャケット（14万9600円）、コレクションの軸となるプリントが両面に施されたリバーシブルベスト（13万6400円）、ベストと同じく裏表ともに異なるプリントが施され、軽量でコンパクトに収納が可能な機能性に優れたクロフトンパッファー（19万9100円）、メリノウールを混紡した柔らかな素材とプリントが鮮やかなジャカードトーク（4万700円／いずれも税込）の4種類を販売する。

カナダグース×KidSuper　NBAとコラボしたカプセルコレクションを発表

　コレクションは、テベ・マググ（Thebe Magugu）、ミラ・ミカティ（Mira Mikati）、「コリーナ・ストラーダ（Collina Strada）」の創設者であるヒラリー・テイモア（Hillary Taymour）の3人の若手デザイナーとのパートナーシップの下で製作され、カナダグースのパーカをアレンジした限定アイテムとパーカに装着できるフードトリムで構成される。　テベ・マググは、レソト王国のバソトブランケットから着想を得たアブストラクトプリントを用いてカナダグースの「ミスティークパーカ」をアレンジした「エアルーム ミスティークパーカ」（24万8000円）を製作。パーカにはスカーフからインスパイアされた黒のダウン入りフードトリムが付属する。また同パーカに合わせることができる「エアルーム ショール フードトリム」（5万3000円）も併せて展開される。　ミラ・ミカティは、「チリワック ボンバー」を再構築。日の出と日の入りをイメージした2色の「ブライト スカイ チリワック ボンバー」（21万1000円）を製作した。ボンバーに併せて、「ステイサニー」の文字をあしらったフードトリム（2万8000円）とレインボーカラーのフードトリム（3万1000円）が販売される。　コリーナ・ストラーダは、環境に配慮した素材とオリジナルの手描きプリントを融合させてテイモアが掲げる環境保護のビジョンを表現した「ビー ミー シェルバーン パーカ」（23万6000円）を製作。ブラックサテンにダークピンクの手描きのフローラルをデザインした「ベーシックフローラル」とブラウン、ピンク、ブラックの格子柄をあしらった「プレイドメープル」の2種を展開する。パーカには、コリーナ・ストラーダのトレードマークであるアニマリスティックなスタイルを彷彿とさせる「キャットイヤー フードトリム」が付属。加えて、カナダグースのクラシックなフードトリムを再構築した「ファジー フードトリム」（2万8000円／いずれも税込）も販売される。

「カナダグース」テベ・マググらとコラボしたフードトリムコレクションを発売

　両ブランドは、10年以上にわたりクリエイティブパートナーとして関係を築いており、今年で12周年を迎える。これを記念して今回は「ナイトライフ」をコンセプトにアイテムを製作した。　カナダグースのアイコンである「チリワック ボンバー」（21万8900円）は、オリジナル生地であるパフォーマンスサテンを採用し、汎用性を重視してショートレングスに仕上げた。また、2wayジッパーや内部ポケット、外部ポケットを搭載し機能性を高めた。カラーはブラックとノーススターホワイトを用意する。　このほか、イタリア製のスーパーファインメリノウールを使用し、糸とロゴにリフレクター要素を持たせた「ニット スカーフ」（4万700円）、同じくスーパーファインメリノウールで製作し、サイドにOVOのアイコニックなキャラクターをあしらった「ニット バラクラバ」（4万700円／いずれも税込）をラインナップする。

カナダグースとドレイク手掛けるOVOがコラボ　「ナイトライフ」がコンセプトのアイテムを展開

　パオラ・コンフェクティ・マニュファクチャリングは、2017年に創業。以来、約7年にわたってカナダグースのニットウェアにおける生産パートナーとして協業を続けてきた。ニットウェアはカナダグースの業績を牽引する主要カテゴリーとして位置付けられており、2023年のカテゴリー全体の売上高は7000万ドル（約102億7000万円）を超えた。サプライヤーとより緊密なパートナーシップを結ぶことで、カテゴリー強化に繋げたい考え。　カナダグース会長兼CEOのダニ・ライス（Dani Reiss）氏は「今回の買収は当社が誇る製造インフラを更に前進させ、高級ブランドとしてのパフォーマンスを証明することになるだろう」とコメントしている。

Business

カナダグースがルーマニアの老舗ニットサプライヤー買収を発表、ブランド初の欧州における生産拠点に

　今回のコラボでは、ロクの2023年秋冬シーズン「Office Essentials」コレクションのシルエットやラインに、マコーミックによるアメリカの色彩豊かな風景と西部開拓時代のモチーフのグラフィックを取り入れた、機能性とファッション性を融合させたコレクションを展開。ロクのシグネチャーであるオーバーサイズトレンチコートから着想を得たコート（26万9500円）や、裏地にマコーミックによるチャコール画がほどこされたジャケット（21万2300円）、ランドスケープデザインのセーター（11万3300円）、バラクラバ（4万9500円／いずれも税込）など計7型をラインナップする。ドーバー ストリート マーケット ギンザでは、カプセルコレクションのアイテムを2階に取り揃えるほか、1階のエレファントスペースでは、ロクがトリプルコラボの商品群の中でも特に気に入っているというトレンチコートをフィーチャーし、制作過程などを紹介するインスタレーションを9月27日まで展示している。　ロクの来日は2022年12月ぶりだという。ロクは、今回のコラボの背景について「元々アイコニックなイメージやアイテムを持つブランドが好きで協働してみたいという思いがあり、まさにそんなブランドであるカナダグースに今回声をかけた。コラボレーションの一番面白いところは、”既存の確固たるイメージやデザインに手を加えることで変化させる”という部分にあると思っている」とコメント。また、もう一人のコラボレーターにマット・マコーミックを起用した理由については「元々大好きなアーティストで、彼とはアメリカ文化の”アイコンを変化させる”という共通点がある。モニュメント・バレーや砂漠などの西部開拓時代をモチーフにした作品を制作しているところも、ロクのアイコンカラーである”ベージュ”と繋がりがあると思った」と語った。　自身の今後については「パリへのオフィス移転やメンズコレクションの制作など、たくさんの楽しみな計画がある。とても忙しいが、ブランドのDNAをきちんと構築するために、美しく質の高いものを生み出し続けながら一歩ずつ丁寧にやっていきたいと思っている」と話した。ファッション業界ではロクの「セリーヌ（CELINE）」時代の上司であったフィービー・ファイロ（Phoebe Philo）のカムバックが話題を集めているが、そのことについても尋ねると「世界中の人々が待ち望んでいたことだと思うし、私自身もフィービーの作品や彼女自身の大ファンなので本当に楽しみだ」と期待を寄せた。

rokh

「ロク」デザイナー ロク・ファンが来日、ドーバー銀座でカナダグースとのコラボアイテムを発売

　同コレクションは、今年3月に開催されたパリ・ファッションウィークで発表。ロクの「Office Essentials」コレクションのシルエットやクリーンなラインを採用しつつ、マコーミックによる色彩豊かな風景と西部開拓時代のデザインを取り入れることで、機能性とファッション性を融合させたという。　発売されるアイテムは全7型。ロクのシグネチャーであるオーバーサイズのトレンチコートから着想を得たコート（26万9500円）や裏地にマコーミックによるチャコールの絵がほどこされたジャケット（21万2300円）、ランドスケープデザインのセーター（11万3300円）、バラクラバ（4万9500円／いずれも税込）などを展開する。

カナダグースが「ロク」とマット・マコーミックとトリプルコラボ、カプセルコレクションを発売

　カナダグースジャパンは、サザビーリーグとカナダグースホールディングス（Canada Goose Holdings）の共同出資による新会社として2022年4月に設立。CANADA GOOSE大阪店は同社が設立後、初めて手掛ける直営路面店となる。　内装はカナダグースのフィロソフィーである「LIVE IN THE OPEN」から着想し、インテリアの一部にカナダを連想させるメープル素材を使用。また、色使いを統一することで北極圏の空気感と温度を表現したという。　店頭では、レインジャケット、ウィンドジャケット、ライトウェイトダウン、プレミアムニット、アクセサリーなど寒い冬や日本の気候に適したアイテムを展開。このほか日本人の体格に合わせてデザインされた日本限定のウェアや、人気のブラックレーベル、リサイクル素材を使用したライトウェイトダウン「CYPRESS PUFFER」と「CROFTON PUFFER」などを揃える。

カナダグースの関西初の直営店が大阪にオープン、日本限定ウェアなどを販売

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