ニュース

　ビューティケア事業は、売上高が同4.2％増の1684億7700万円、営業利益が同18.6％増の163億5400万円だった。基幹ブランドの「ポーラ（POLA）」が、国内事業、海外事業ともにに前年を上回る実績で着地。国内はOMOの推進やLTV（Life Time Value、顧客生涯価値）事業の実現に向けた取り組み、2023年4月に始動した新メンバーシッププログラム「ポーラ プレミアム パス」による全販売チャネルの顧客IDの統合などといった戦略を推し進めたほか、商品では新発売の「B.Aミルクフォーム」やリニューアル発売した「B.AグランラグゼIV」、さらにエステの好調などが奏功した。海外は、中国および一部のアジア地域における景気減速などが影響したものの、前年を上回った。一方で下半期に生じた海外事業の減速影響などにより、営業利益は前年を下回った。　もうひとつの基幹ブランド「オルビス（ORBIS）」は、売上高、営業利益ともに前年を上回って着地。国内の直販チャネルでは成長をけん引する「オルビスユードット」のリニューアルや、UVのスペシャルケア品などが伸長し、外部チャネルではロングセラー商品のヘアケア品がベストコスメ総合大賞を受賞するなどが好調に推移。海外事業は景況の悪化や処理水問題に伴う影響が生じたものの、前年を上回った。　海外ブランドの「ジュリーク（Jurlique）」は、重点市場の豪州でオフラインが好調に推移し売上高は前年を上回ったが、免税事業の減速などの影響により営業損失が拡大した。育成ブランドと位置付ける、「スリー（THREE）」、「ディセンシア（DECENCIA）」、「フジミ（FUJIMI）」は、スリーが黒字化に向けた構造改革の取り組みを進め、リニューアル発売した基幹スキンケアシリーズやブランド初のフレグランス発売などが奏功し、ディセンシアがリニューアルした主力商品のシワ改善美容液などが好調で、ともに国内事業で前年を上回って推移。育成ブランド全体でも売上高は前年実績を超えて着地した。また、各ブランドにおいて厳格な費用コントロールを実施したことが奏功し、営業損失は改善している。なお、前期に決定した「アンプリチュード（Amplitude）」「イトリン（ITROM）」の2ブランドの撤退は同年内に完了している。　2024年12月期は売上高が同3.3％増の1790億円、営業利益が同11.3％増の179億円、経常利益が同3.1％減の179億円、親会社株主に帰属する当基準利益は同20.0％増の116億円を見込んでいる。

POLA

Beauty

中国や一部アジアの景気減速の影響を受けるも増収　ポーラ・オルビスHDの23年12月期

Business

ラオックスが今年2度目の希望退職者募集、新型コロナの収束目途立たず

ラオックスが希望退職者募集、新型肺炎流行で中国観光客依存の事業体制見直しへ

Lifestyle

"泊まれる茶室"がコンセプトの新感覚カプセルホテル誕生、廣川玉枝が着物モチーフのルームウェアをデザイン

london diary

ヴィンテージマスター 十倍直昭が、手に取りやすい価格でヴィンテージとしての楽しみも味わえる隠れた名品を「令和のマストバイヴィンテージ」として紹介。

entrybody_more

image_01

image_top_off

image_gallery_check

distribute_ng

ad_ng

ad_mark

layout_wide

article_paginate

yahoo_news_xml_process_type

image_01_credit

image_01_alt

yahoo_top_image_only

auto_sns_post_option

not_sns_reshare

prevent_title_covering_image

not_dictionary_auto_link

cooperated_article

not_brand_auto_link

ranking_include

image_01_caption

top_page_wide_image_manual_cropping

top_page_wide_image_manual_cropping_position

ブランドの歴史をタグで紐解く連載。古着市場に関わるプロの視点で各年代の特徴を解説します。

ニュース記事一覧タグ「訪日」の
記事一覧

FEATURE & SERIES特集ピックアップ

ニュース記事一覧タグ「訪日」の記事一覧

FEATURE & SERIES特集ピックアップ

ニュース記事一覧タグ「訪日」の
記事一覧