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　ゾゾメトリーでは、ゾゾスーツを着用して行う計測と、ゾゾスーツを使用しない計測の2種類の身体計測方法を提供。いずれも専用のスマートフォンアプリを使って身体をスキャンして高精度な3Dデータを生成し、独自AIを用いて身体の計測数値を算出する。最大で身体の139箇所を約1分で高精度に計測することができる。アプリのみの場合、平均誤差は10mm以下で、ゾゾスーツを併用した場合の平均誤差は3.7mm以下。計測した身体データは管理ツールに自動的に連携され、一元管理が可能となっている。　また、利用開始にあたり、事業者は大きな設備投資やシステム開発が不要で、アカウントの申し込みだけで簡単に導入できる。計測者への特別なトレーニングの必要がないため、事業者の人手不足や計測者ごとの計測結果のばらつきを解消する。すでにオーダー服や衣料品の研究開発の分野で導入が決定しており、今後はフィットネスやゲーム、医療などのファッション以外の分野への提供も目指しているという。

Technology

ゾゾスーツなしでも身体計測可能に、ZOZOが新サービス「ゾゾメトリー」を開始

　ゾゾメトリーは、法人向けにゾゾスーツ（旧ゾゾスーツ2）の技術を提供するサービス。事業者には、ゾゾスーツと計測アプリ、その計測データ（3Dモデルと計測数値）が共有され、1人が複数人を採寸する必要があるユニフォーム製作会社や、遠方の顧客のサイズを遠隔で計測したいオーダースーツ等の採寸を行う企業などが提供先として想定されている。　従来はスマホアプリのみでしか3Dモデルが閲覧できなかったのに対し、ゾゾメトリーでは、PCのブラウザ上でも3Dデータを共有できるように機能が拡張され、法人事業者が多数の計測を行う際の利便性を高めた。

Business

ゾゾスーツの機能を活用した法人向け新サービスが誕生

　ワコールによる3D計測サービスは、2019年5月に「3Dスマートアンドトライ（3Dsmart & try）」として提供を開始。昨年5月にサービス名をスキャンビーに改め、リブランディングを行い、2023年12月までに約21.1万人がサービスを利用したという。　新サービスでは、ワコールが顧客体験設計と3D計測サービスの提供、アイシービーが同社独自の骨格診断メソッドに基づいた監修、TOPPANが骨格診断の判定と骨格タイプに基づいて利用者一人ひとりのからだの特徴分析を行う「3D骨格診断AI」の開発をそれぞれ担当。3Dボディスキャナーを用いた3秒のセルフ計測により、従来の3D計測結果に加えてストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプからなる骨格診断の結果が提示されるほか、パーツごとの特徴を示した「からだ分析」やおすすめの洋服サイズなど、計測データをもとにパーソナライズされた情報や骨格タイプに応じたファッションアドバイスを確認することができる。

WACOAL

Fashion

ワコールの3D計測サービス「スキャンビー」に骨格診断の新サービスが登場

　同社はこれまで計測ツールとして、3D計測用ボディースーツ「ゾゾスーツ 2（ZOZOSUIT 2）」、足の3Dサイズを計測できる「ゾゾマット（ZOZOMAT）」、フェイスカラー計測ツール「ゾゾグラス（ZOZOGLASS）」を開発。2022年3月期以降は「ゾゾタウン（ZOZOTOWN）」事業の流通総額に頼らない利益構造の構築を推進する考えで、戦略の3本柱の一つとして技術ライセンス販売に取り組む計画を発表した。　伊藤氏によると、ZOZOMAT for handsは「1ミリ以下の精度で図れる」という。「技術は共通言語に近く、海外に打って出やすい」という考えから、テクノロジーライセンスという形でグローバルを含むジュエリーメーカーがEC販売で活用することを想定している。靴の専門モール「ゾゾシューズ（ZOZOSHOES）」、コスメ専門モール「ゾゾコスメ（ZOZOCOSME）」、ラグジュアリー＆デザイナーズゾーン「ゾゾヴィラ（ZOZOVILLA）」のようにゾゾタウン上で展開することは現在検討中だという。　なお、同社の2021年3月期の通期業績は、商品取扱高が4194億3800万円（前期比21.5％増）で、売上高は1474億200万円（同17.4％増）、営業利益は441億4400万円（同58.3％増）、純利益は309億3200万円（同64.5％増）と大幅な増収増益を達成。今後は技術ライセンス販売のほかにパーソナライズサービスの拡充、生産支援を成長戦略に掲げる。今期（2022年3月期）の通期連結業績予想は商品取扱高4728億円（2021年3月期比 12.7％増）、売上高1626億円（同10.3％増）、営業利益478億円（同8.3％増）、純利益333億円（同7.7％増）としている。

ZOZO、指のサイズが測れる「ZOZOMAT for hands」完成間近　ジュエリーメーカーに提供へ

　ゾゾコスメでは、ドラッグストアに並ぶ低価格ブランドだけではなく、ハイエンドのブランドや韓国ブランドの商品を幅広く展開。オープン時は「ディオール（DIOR）」「パルファム ジバンシイ（PARFUMS GIVENCHY）」「エスティ ローダー（ESTÉE LAUDER）」「ジョー マローン ロンドン（JO MALONE LONDON）」「シスレー（SISLEY）」「トゥー フェイスド（Too Faced）」、メンズコスメブランド「ファイブイズム バイ スリー（FIVEISM × THREE）」など500以上のブランドが出店しており、今後も取り扱いブランドの拡充を図っていく予定だという。　サイトでは、肌の悩みやテクスチャーなどの絞り込み検索ができるほか、「マスクに付かないリップ特集」「人気のアイシャドウ特集」といったトレンドにフォーカスした特集を掲載。また、アイテムの探しやすさを追求し、1商品ごとに展開される複数のカラーがひと目でわかる表示方法を採用した。　オープン時は、ファンデーションの一部製品がゾゾグラスに対応しており、自分の肌の色とファンデーションの候補をマッチング可能となっている。今後はリップやチーク、アイシャドウなどにも対応させていくほか、色補正付きのARメイクの機能追加も検討しているという。なお、サービスローンチを記念して今日から新木優子が出演するCMを放映している。

DIOR

Beauty

ゾゾコスメがオープン、ディオールやパルファム ジバンシイなど500ブランド以上展開

百貨店婦人服で初、伊勢丹新宿店が体型に合う服を提案する新サービス「マッチパレット」を開始

ニベア親会社がセルフィーで肌年齢がわかる肌測定アプリ開発、AIが解析

3D計測で最適な紳士靴を提案する無料サービスが伊勢丹新宿店メンズ館に登場

ZOZOが靴の専門モール「ゾゾシューズ」開設、サイズの相性度表示で「最もシューズが買いやすいEC」目指す

Sports

「オルフェ」から走るだけでランニングフォームを分析するスマートフットウェアが登場

帝人フロンティア、組紐状の圧電体をウェアラブルセンサーに活用した耐衝撃性のデバイス開発

メジャーやスーツ不要、手軽に身体計測が出来るアプリが登場

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