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　グリーンファンスタジオの前身であるグリーンファンは、自然の風と同じように広くゆっくり移動する空気の流れを生む独自技術「グリーンファンテクノロジー」を搭載し、一般的な扇風機に比べて約4倍風が広がる設計が特徴のモデル。2010年に販売を開始し、2023年までに日本を含む12ヶ国でシリーズ累計で約80万台を出荷したブランドの人気商品の1つで、2021年には10年以上提供され、スタンダードであり続ける商品に授与される「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」に選ばれた。　グリーンファンスタジオには、新たな機能としてジェットモードを追加。最大約23メートル先まで届く強力な風によって冷暖房効率を上げるサーキュレーターとしての使用や、部屋全体の換気などに活用できる仕様にアップデートした。1から4までの風量を備え、4のジェットモードは20畳の部屋の空気を5分ほどで換気することが可能。また、首振りの範囲を15度から150度まで調整可能にし、電源ケーブルを3メートルにすることで利便性を向上した。デザインは季節を問わずに部屋に置けるよう、均整のとれたプロポーションを追求し、「ブラック」「ホワイト」「ホワイト×ブラック」のカラーを揃える。価格は税込4万2900円。「ブラック」「ホワイト」は4月4日に販売を開始し、「ホワイト×ブラック」は4月下旬の発売を予定している。

Lifestyle

バルミューダが新型扇風機「グリーンファンスタジオ」を発表、新機能ジェットモードを追加

　新作は、Tシャツや襟付きシャツ、タンクトップなどの衣服の襟元に、クリップで挟むことのできるエアーファン。付属のネックストラップを使用して、本体を首から下げつつ服の中に直接、送風することもできる。風量は、弱、中、強の3パターンで調整可能。本体の重さは約55gと超軽量で、充電式のためコードレスとなっている。また、羽根を除く本体プラスチック部に銀系抗菌剤を練りこみ、無加工製品との比較では抗菌率99.9%を実現。ISO22196法により評価された結果に基づき、抗菌製品技術協議会ガイドラインで品質管理、情報公開された製品に表示される「SIAAマーク」を取得したアイテムとなっている。

超軽量の充電式「襟エアーファン」発売、プリズメイトの新作登場

　ザ・グリーンファンは、2010年にバルミューダ初の家電製品として登場。独自に開発した二重構造の羽根とメンテナンスが不要になるDCブラシレスモーターを採用している。昨年には、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2021年度グッドデザイン賞において、10年以上継続的に提供され時代を超えてスタンダードであり続ける商品やコンテンツに贈られる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞した。　カラーは、定番のホワイト×ブラック、ホワイト×グレー、ダークグレー×ブラックと、公式オンラインショップとブランドショップのみで販売される限定カラーのホワイト × シャンパンゴールドの全4色を用意。価格は税込3万9600円。

バルミューダが扇風機「ザ・グリーンファン」の今年度の発売を開始、限定カラーのホワイト × シャンパンゴールドも

　2022年モデルの「フレ ポータブルファン」シリーズでは定番モデル「フレ ハンディファン」の新色に加えて、新型の「フレ ポータブルファン」と「ネッククーラー」を製作。「フレ ポータブルファン」は5段階とリズム風の全6通りの風量が選択できるUSB充電式の小型扇風機で、「フレ ポータブルファン」とオーロラカラーの「フレ ハンディファン オーロラ」の2種類を展開している。2022年モデルでは抗菌機能を搭載した2021年のリニューアルモデルをベースに採用し、定番モデルはナチュラルカラーとマーブルカラー（9色、各1980円）、オーロラカラーのモデルからは新色の「オーロラミント」（2480円）をラインナップする。　新登場の「壁掛けサーキュレーターファン」（5980円）は、ホワイトとグレーの2色展開で、スモールスペースでも場所を取らず、テーブルに置いて首振りファンとしても使用可能。折りたためため、シーズン外はコンパクトに収納できる。　同じく新登場の「ネッククーラー」（6480円）は、USB充電式で冷却プレートで首元を冷やすことが可能。サイズが調整でき、風量は弱、強、リズムの3つから選べる。　そのほか、ハンディファンシリーズと同色の「フレハンディファン専用の回転スタンド」（1400円〜）や、フランフランのロゴが入った「マルチストラップ」（1200円）、持ち運びに特化したカラビナ付きの薄型ファン「フレ キャリーファン」（1780円／いずれも税込）などをラインナップする。

フランフランが持ち歩ける小型扇風機の新作発売、首元を冷やせるフレ ネッククーラーが新登場

　バルミューダは「クリエイティブな心で夢見た未来を、テクノロジーの力で実現して人々の役に立つこと」をミッションに掲げ、寺尾社長が2003年3月に設立。2010年に初の空調家電として扇風機「GreenFan」を発表し、2015年に開発したスチームトースター「BALMUDA The Toaster」でキッチン家電に参入した。2015年から2019年の4年で売上高は4倍に増加。今年11月には初の掃除機「BALMUDA The Cleaner」を発売した。　約5年かけて上場への準備を着々と進めてきたが、上場する理由について寺尾社長は「長い道のりと工程を歩んできてしまった。会社として大きくなるには強い管理能力が必要だと痛感し、そのためには上場企業と同じように動く必要があると考えた」と説明。調達した資金については全て投資に回す予定で、商品開発、組織の増強、広告宣伝の3軸で展開していくという。　なお、上場セレモニーは「上場がめでたいことだとは思わない」という考えから実施せず、数々の歴史の場となった東京証券取引所に対する敬意と従業員への感謝を表すために今回の記者会見のみを開催したという。会見の最後で寺尾社長は「自社の強みである自由な発想は上場後も一切変更ない。使える資金が増えたため、チャレンジできる枠ができた。より大胆でスピーディーな企業活動をしていきたい」と抱負を語った。

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バルミューダが東証マザーズ上場、寺尾社長「何よりも売上高を最大化」

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