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　同スケートパークは、北杜市小淵沢町のアウトドア複合施設「FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳」から派生する形でオープン。トランジットグループ子会社のトランジットクリエイティブがプロデュースし、トランジットオペレーションサービスが運営を行っている。総敷地面積は6293平方メートル。　新施設は、スケートボードエリアとボウルセクションを完備したスケートボードパークを通年で展開。冬季はアイススケートリンクとミニフィギュアスケートリンクも利用できる。また、フードやドリンクを提供し、オリジナルグッズを販売するカフェ兼ショップを併設している。

Sports

トランジットが八ヶ岳に直営スケートパークをオープン、冬季はアイススケートも

　南アルプス工場は、2019年に国内生産工場3拠点目として建設することを発表していたが、新型コロナウイルスなどの影響も重なり建設を延期。今年2月に新工場の名称を南アルプス工場とし、7月に第1期建設を着工、2026年2月に竣工し上期を目処に稼動を開始すると発表した。敷地面積は11万1525平方メートルに第1期建設の建物は3階建て、延床面積は3万9300平方メートル、従業員300人程度が就業する予定で、投資額250億〜300億円を見込む。同工場は当初予定していた大量生産型工場から、需要の質的変化に応じることのできる柔軟な生産体制を備え、将来の需要の量的変化にも臨機応変に対応可能な、多品種生産工場として稼働するとした。　今回、より具体的な展開を発表。3者連携により工場はサステナブルな要素を取り入れ、エネルギーには山梨県産の自然豊かな資源を最大限に活用。建設段階から県営の水力発電により作られた、再生可能なCO2フリー電力をエネルギーとして使用し、稼働時のメイン電力には、CO2フリー電力のほか水由来のエネルギーや日照時間の長い山梨県の特徴を生かした太陽光による自家発電も使用する。さらに熱エネルギーは従来の化石燃料から山梨県が注力事業として取り組む再生可能エネルギー100%の「グリーン水素」（再生可能エネルギーを使って発電された電気を使い、水を電気分解して得られた水素。製造時にCO2を排出しない特徴がある）に段階的に転換していくことで環境に配慮する。　今後は、水の電気分解から水素を製造する「やまなしモデルP2Gシステム」の導入なども視野に入れ、工場内で循環処理された水と太陽光から自家発電した電力を利用して水素を発生させるなど、工場稼働後も資源を循環させながら環境に配慮したエネルギーへの転換を推進していく。3者は山梨県が誇る水を活用したエネルギーの「地産地消モデル」の構築を、全国に先行するモデルとして行政とともに取り組み、カーボンニュートラル社会の実現と地域の活性化に積極的に取り組んでいく。　コーセーとコーセーインダストリーズ、山梨県は「山梨県の豊かな水資源の活用による持続可能な社会構築に係る基本合意書締結式」を執り行った。コーセー 代表取締役社長 小林一俊氏は「清澄な水が豊富かつ緑豊かな南アルプス市に工場を建設したいという思いを10年以上にわたり抱き続けてきた。2019年にこの土地と出合い、迷うことなく決定した。2040年までに目指しているカーボンニュートラルへの取り組みに合致する理想通りの工場を実現できると考えている」と南アルプスのこの土地への思いを語った。さらに「工場はコーセーのサステナブルな活動の象徴として、今後も山梨県の方々と、水素活用のさらなる拡大と水素発電やフリー電力の利用促進で社会課題を解決するパートナーとしてタッグを組む。水資源と緑を山梨県の皆さまと大事に守っていきたい」とコメントした。コーセー 常務取締役 商品本部長 コーセーインダストリーズ 代表取締役社長 小林正典氏は「化粧品の製造において『水』は原料や工場設備の洗浄、従業員の飲食に関わるさまざまな場面で必要になる。山梨県産の水由来のエネルギーを用いてカーボンニュートラルな化粧品を製造することで、エネルギーの地産地消モデルとして人材育成、山梨県の発展に貢献していきたい」と述べた。　一方で山梨県知事の長崎幸太郎氏は「同工場は清らかな水を商品素材として活用していただくとともに、グリーン電力あるいはグリーン水素といった、地域で生み出すエネルギーを最大限に活用した先進的かつ高付加価値なモデル工場として、山梨県全体のブランド価値工場や県内経済の発展につなげていきたい。加えて、脱炭素化を目指す国内外の企業さまにわれわれの『やまなしモデルP2Gシステム』の導入を検討いただく大きなきっかけになるとも考えている。両者さまとの連携によって、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、脱炭素に向けた国内外の流れを共に先導していきたい」と締め括った。

KOSÉ

Beauty

コーセーがエネルギーの“地産地消モデル”として南アルプス工場を建設　山梨県、コーセーインダストリーズと連携

　ここのがっこうは2008年に「リトゥンアフターワーズ（writtenafterwards）」のデザイナー 山縣良和がファッションを学ぶ学校として開校。受講生・修了生がLVMHプライズ、イエール国際モードフェスティバル、ITSなど国際コンペティションのファイナリストに数多くノミネートされるなど、国内外で活躍する多くのデザイナーやアーティストを輩出している。　富士吉田市は、長繊維の先染め織物を多品種小ロットで生産する世界でも希少な織物産地として知られ、高度な技術を持った織物職人が街を支えてきた。現在も、服地やインテリア生地、傘、座布団などの小物類や特殊な生地を生産し続けている。　今回で4回目となる展覧会では、山梨を拠点に活動するコーディネーターの森口理緒が工場とデザイナーの架け橋となり、選び抜いた生地を使用して制作した作品をインスタレーション形式で発表する。展覧会初日には受講生たちの作品を講評する審査会も行われる。

Fashion

山梨県富士吉田市内で名産織物を使った作品を展示、「ここのがっこう」受講生の展覧会を開催

　北欧、暮らしの道具店のオリジナル化粧品は、コンセプトに「雑貨や洋服を選ぶように、メイクも『自分らしさ』を表現する手段として楽しみたい」を掲げ、コロナ禍の2020年4月に誕生。アイカラー5種とリップカラー3種を発売し、約1ヶ月で累計約5000個を販売した。翌2021年にはオリジナルのネイルカラー22種を展開し、累計3万個以上を販売。その後もヘアケアやフレグランス、ハンドクリームなどラインナップを拡充し、同サイトにおいて化粧品を主要なカテゴリのひとつに成長させた。　初のスキンケア製品となるシンボリックオイルインミストは、企画開始から4年を掛けて独自に開発。肌をうるおす化粧水成分の層と、水分を角層まで浸透しやすくするオイル層の2層構造を採用した。天然由来のハーブエキスは、山梨県の標高800メートルに広がるオーガニックハーブ農場で育った植物から一滴ずつ時間をかけて抽出した、アルテア根エキス、セージ葉エキス、ゼニアオイ花・葉・茎エキスといった3種を厳選。肌の最も表層にある⽪脂膜となじみのいいオイルが、乾燥でこわばりがちな肌を柔らかく整え、うるおい成分のフィット感を高める。ベタつかず程よいしっとり感のあるテクスチャーで、朝昼晩のどのシーンでも使いやすい処方に仕上げた。　発売に合わせ、ウェブサイトやYouTube、ポッドキャストで製作秘話や暮らしの中での活用事例などを伝えるスペシャルコンテンツを公開。ウェブサイトではハーブ園への訪問レポートなどを紹介し、ポッドキャストでは北欧、暮らしの道具店 佐藤友子店長とスタッフによる開発トークを配信している。

「北欧、暮らしの道具店」初のスキンケアでオイルインミストを発売　国産オーガニックハーブエキスを使用

　同エリアは、ビームスがアミューズと取り組む地域総合プロデュース共同プロジェクトの一環で、富士山麓のアクティビティや自然、周辺地域を満喫するための拠点としてオープン。キャンプフィールドをはじめ、サイクリングスポットの設置や富士北麓エリアのガイドツアー、夜の森の中でAR機能を使用する体験型ナイトウォークなどを用意する。フジ ゲートウェイは、富士北麓の自然や地域商材などを繋ぎ、ヒト・コト・モノを循環させる拠点として、地域との接点を増やす役割を目指すという。

BEAMS

Lifestyle

ビームスがアミューズと体験型アドベンチャー拠点「フジ ゲートウェイ」を富士山麓にオープン、23年4月を予定

　共同プロジェクトは、日本各地の資源をプロデュースし、再編集することで、地域の新たな価値を創造し、「ヒト」「コト」「モノ」の循環を活性化させることを目的に発足。地域や事業者と連携して、その地域の文化や歴史を尊重した新たな施設や拠点のプロデュース、開発、地域の環境を活かした体験コンテンツやアクティビティの創出、地域商材の掘り起こしと市場への展開、人流を生み出すツーリズムコンテンツの開発、地域を軸とした情報発信などを行う。　第1弾として、今年春から⼭梨県富⼠北麓エリアにて本格的な事業開始を予定。具体的な取り組みについては3月中旬に発表するという。　両者はこれまでにも、2022年7月に野外体験型マーケットイベント「JOYNT MARKET-HAPPY OUTSIDE BEAMS meets FUN OUT!-」を、12月に食事とアクティビティをテーマにしたキャンプイベント「JOYNT CAMP」を山梨県内で共同開催している。

Business

ビームスとアミューズが共同プロジェクトを始動、富士北麓エリアの活性化を目指す

　グランサは、グランピングとサウナの需要が高まっていることを受け、それぞれの名前を掛け合わせて命名。会場では、日本最大級の40人を収容するテントサウナやバレルサウナ、フィンランド式サウナ、貸切サウナカーに加え、プロアウフギーサー（熱波師）のアミトによる音楽とアロマのアウフグースや、富士山の天然水による巨大プール、屋台キッチンカーを展開する。また、CBDアルコール飲料の「BECHILL」やシーシャ店「puku puku」の出店や、VIP専用サービスとして、マウントフジキャンプリゾートのシェフによるBBQキャンプディナーを用意。音楽フェスには、ガールズDJユニットDJane JAPANや、OGaMixxX、SOUKI、DaljaeといったDJが参加する。　そのほか、会場限定アイテムとしてイラストレーターのGODTAILとサウナアパレル「サウナージャンキー」とのコラボグッズを揃える。入場料は、レギュラーチケットが1人税込1万円、VIPチケットが2人税込10万円〜、VVIPチケットが12人税込100万円。

史上初のオールナイトサウナフェス「グランサ」開催　グランピング場を貸切

　新生 岡島百貨店は、商業施設「ココリ」内の地下1階から2階にかけての3フロアに入居。地下1階は「上質な日常を提供する食のフロア」として、生鮮食品のほか、県内初出店となる「明治屋ストア」や人気ベーカリーショップ「パンパティ」などを展開する。1階「上質ファッションのフロア」では、既存の化粧品ブランドに新たに「アールエムケー（RMK）」が加わるほか、紳士服ではオーダー品を含めたシャツ、ネクタイ、バッグなど豊富なビジネスアイテムを提案する。また、2階は「新しいライフスタイルのフロア」としてリビングアイテムから「ポロ ラルフ ローレン（Polo Ralph Lauren）」のファッションアイテムまで、ライフスタイルに関わる品物を幅広く取り揃える。　岡島百貨店現店舗の跡地は、タカラレーベンが権利を取得。県内随一の規模となるタワーレジデンスを軸にした複合施設の建設のほか、岡島百貨店のDNAを受け継いだ次世代の商業施設や広場などを計画しているという。竣工は2028年7月を予定している。

山梨の岡島百貨店が2023年に営業終了、跡地には大型タワーレジデンス

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