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　同展は、岡山市中心部の岡山城・岡山後楽園周辺で街歩きをしながら最先端の現代アートを体験できる美術展として、3年ごとに開催されている。今回はアーティスティック・ディレクターに現代アーティストのフィリップ・パレーノを迎え、アーティストだけでなく、音楽家や建築家、デザイナー、科学者、作家、思想家たちを世界中から集め、視覚芸術の展示を超えて、岡山の都市空間を現実と想像が自然に交わる場へと変貌させるという。12ヶ国30組のゲストが参加が決定しており、「ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）」のアーティスティックディレクターを務めるニコラ・ジェスキエール（Nicolas Ghesquière）や、アーティストで起業家でもあるラムダン・トゥアミ（Ramdane Touhami）、第72回カンヌ国際映画祭で黒人女性監督として史上初めてグランプリ受賞したマティ・ディオプ（Mati Diop）、元プロサッカー選手の中田英寿らが名を連ねている。

「岡山芸術交流 2025」が2025年9月に開催、ニコラ・ジェスキエールやラムダン・トゥアミが参加

　新雑誌は、パリを拠点に活動するクリエイティブディレクターのレオナール・ベネット（Léonard Vernhet）とトゥアミが創設したクリエイティブな出版社「PERMANENT FILES」から発行。「ヨーロッパ人が設定して作り上げた『山や観光はこうあるべき』というヴィジョンの“外”にある人々や風景の美しさを世界中から集め、紹介する雑誌をつくろう」という構想からスタートしたという。　タイトルの“USELESS FI-GHTERS”は、フランス人登山家リオネル・テレイ（Lionel Terray）が執筆した自伝的本「Les Conquérants de l’inutile（無意味な征服者たち）」にオマージュを捧げた。アジア、アフリカ、南米の山々の美しさや文化に焦点を当て、読者を“見知らぬ冒険”へと誘い、新たな旅のインスピレーションを与えるように、これまでとは違う視点から世界を見せる内容に仕上げた。　参加クリエイターは、アーティストや写真家、ファッションクリエイターなど幅広いジャンルから選定。アーティストのフランシス・アリス（Francis Alys）やフィリップ・パレーノ（Philippe Parreno）、アーティストで写真家の地蔵ゆかり、写真家のレア・コロンボ（Lea Colombo）、デザイナーの小林節正などが名を連ねる。それぞれが、「山」を出発点に、創造的に暮らす人々やクリエイティビティ、政治や文化を見つめる記録をつづっている。

OFFICINE UNIVERSELLE BULY

Beauty

ビュリー創業者が新雑誌「USELESS FIGHTERS」を創刊　“違う視点”から山についてつづる

　新たなブティックは、これまでと同様にアーティスティックディレクターのラムダン・トゥアミ（Ramdane Touhami）がデザインし、哲学的な“音”に相反するブティックの“半音階的色調”として白と青を印象的に融合。白は19世紀初頭にフランスのファッション業界で流行した色でもあり、ブランドを象徴するボディミルク「レ・ヴィルジナル」などにも採用されている。白を基調にしながら、ペディメントやキャビネットを青で彩り、木目の美しさやモールディングの曲線美などを引き立てるゴールドを随所に取り入れた。木製キャビネットは1つずつフランスの木工技術を忠実に再現して組み立て、各所にラッカーやニス、塗料をふんだんに用いた仕上げで、伝統的な職人技にオマージュを捧げた。　店内では、ブランドを象徴する製品である水性香水をはじめ、フェイス＆ボディケアやオーラルケア、ヘアケア、ルームフレグランスのほか、世界中からセレクトした美容道具などを取り揃えている。また、植物オイルやクレイ＆パウダーを使った自然派美容法のアドバイスや、コーム、リップ
バームなどへの刻印、カリグラフィーといったサービスを提供している。

ビュリーが広島にオープン　中四国地方初

　同イベントは、渋谷パルコ開業からの50年と未来に向かう50年を組み合わせた「50/50」をテーマに、「唯一無二」「個性」「カオス」といった渋谷パルコらしいキーワードを取り入れながら、50周年を祝したブランド同士のコラボレーション商品の発売や音楽＆カルチャーイベント、ポップアップイベントなどを実施。会期初日の11月17日の夜には、2・4階の特設スペースや10階のComMunEなど館内各所でDJ・ドリンクサービスを提供するほか、多様な音楽・カルチャーイベントを連日開催する。　今回のイベントに際して、100を超える企画商品を発売。「DIOR beauty×ジャン=ミシェル・オトニエル」や「Heaven BY MARC JACOBS×ジュリアン・コンスエグラ（Julian Consuegra）」「ジョン ローレンス サリバン（JOHN LAWRENCE SULLIVAN）× ヨシコクリエーション（YOSHiKO CREATiON）」といったブランドとアーティストとのコラボ商品をラインナップするほか、「ジル サンダー（JIL SANDER）」や「トム ブラウン（THOM BROWNE）」「バーバリー（BURBERRY）」「アー・ペー・セー（A.P.C.）」などのブランドが50周年限定商品を展開するとともに、館内の飲食店が「50/50」をテーマにした限定メニューを用意する。　そのほか、フシギダネやヒトカゲ、ゼニガメ、ピカチュウといったポケモン（Pokémon）のキャラクターが「アー・ペー・セー（A.P.C.）」とコラボした「Interaction」コレクションの発売に合わせて、1階に「A.P.C. X Pokémon」のポップアップストアを出店。「ダブレット（doublet） × ファセッタズム（FACETASM）」や「フィーニー（PHEENY）」「ミスターイット（mister
it.）」などのコラボアイテムを展開する群馬県桐生市のセレクトショップ「st company」や、大阪と名古屋で展開するセレクトショップ「リトマス（LITMUS）」による「LITMUS 180° LIMITED SHIBUYA PARCO」など、渋谷パルコならではのポップアップも多数開催する。　10階屋上のComMunEでは、連日音楽＆カルチャーイベントを実施。11月19日にウェブメディア「FNMNL」によるヒップホップ50周年を記念したナイトイベント「HP 50/50 Powered by FNMNL」や、11月30日にアーティスト 蓮沼執太のソロパフォーマンス「Shuta Hasunuma “unpeople + 1 people #04”」を行うほか、11月23日には「ビューティフルピープル（beautiful people）」のアーカイヴコレクションの展示販売や試着を楽しめる「ビューティフルピープル 買えるミュージアムピース」を開催する。　期間中には、4階の「パルコ ミュージアム トーキョー」でパルコの広告表現の歴史を総覧できる展覧会「『パルコを広告する』 1969 - 2023 PARCO 広告展」の開催や、8階の映画館「ホワイトシネクイント」で、1970年代からパルコのアートワークを手掛けてきたアーティスト 山口小夜子のドキュメンタリー映画「氷の花火 山口小夜子」を1週間限定で上映するなど、50年の歴史を振り返る企画も合わせて実施。広告展に関連して、11月16日と17日には、パルコの広告の歴史を時代背景やカルチャーとともにクリエイターの視点から振り返る、渋谷パルコ50周年記念番組「PARCOの広告 1969-2023」の上映イベントを9階のSUPER DOMMUNEで行う。　なお、10月に公開された50周年記念のキャンペーンロゴに続き、アニバーサリークリエイティブも総合美容専門店「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー（OFFICINE UNIVERSELLE BULY）」の元オーナーでアーティストのラムダン・トゥアミ（Ramdane Touhami）が担当。「渋谷はとても変わったけれど、渋谷パルコはずっとここにある」というメッセージを込めて、1973年から2023年の渋谷を5年ごとに切り取ってイラストで表現した10連の広告ヴィジュアルを展開する。

Fashion

渋谷パルコが50周年記念企画を開催、音楽イベントや50ブランドとのコラボアイテム、ポップアップなど展開

　9月にスタートした渋谷パルコの秋のリニューアル第1弾では、「ADVANCED CREATORS」をテーマに、「アンリアレイジ（ANREALAGE）」やデザイナーズブランドのセレクトショップ「ヒガシ（HIGASHI）」といった国内外で活躍するクリエイティブショップを導入。第2弾となる今回は、10月13日に「JW アンダーソン（JW Anderson）」の日本初となるフルカテゴリーストアをオープンしたほか、10月20日にはイタリア発のフレグランスメゾンブランド「アクア ディ パルマ（ACQUA DI PARMA）」が出店する。　3階にオープンしたJW アンダーソンは、日本初のフルカテゴリーストアで、ウィメンズからメンズ、バッグ、アクセサリーまでのフルラインナップを展開。店舗デザインは、ロンドンを拠点に活動する「6a
Architects」が手掛け、厳選された素材やクラフトマンシップといったミラノ旗艦店の要素や、ロンドンの旗艦店が位置するソーホー地区のスピリットやナイトライフカルチャーから着想を得た内装に仕上げた。　また、小塚信哉が手掛ける「シンヤコヅカ（SHINYAKOZUKA）」や、日本初上陸の人気韓国ブランド「マーティンキム（MATIN KIM）」、ブルックリン発のヴィンテージストア「FRONT11201」、アニマルモチーフのアパレルを手掛けるアメリカ発のブランド「グレイ（gray）」などがポップアップストアを出店する。　そして、11月17日から12月3日までの期間、館内では「SHIBUYA PARCO 50TH ANNIVERSARY」の開催が決定。渋谷パルコのオープン50周年を記念したスペシャルイベントやポップアップのほか、限定アイテムも多数登場する。11月25日と26日には「ヴォーグ ジャパン（VOGUE JAPAN）」とコラボレーションした、ヴォーグの世界観を体感できるイベント「ヴォーグ・アライブ（VOGUE ALIVE）」を館内各所で行う。　そのほか、開店50周年を記念した特別なロゴも制作。デザインは総合美容専門店「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー（OFFICINE UNIVERSELLE BULY）」の元オーナーでアーティストのラムダン・トゥアミ（Ramdane Touhami）が担当し、11月以降には同氏が手掛けたアニバーサリークリエイティブも公開予定だという。

「JW アンダーソン」が日本初のフルカテゴリーストア出店、渋谷パルコのリニューアル第2弾

　ザ・ビューティ・オブ・タイムトラベル（ゲシュタルテン出版、440ページ、税込6700円）は、ビュリーの1803年の誕生から現在までの躍進のヒストリーを綴ったもの。色褪せないモダンな挿絵や写真、店舗デザインやこだわりのタイポグラフィ、広告術までを納めた重量3kgにもおよぶ集大成の書籍だ。前オーナーの ラムダン・トゥアミ（Ramdane Touhami）と彼のデザインエージェンシー アール・ルシェルシュ・アンドゥストゥリー (A.R.I) が監修した。　記念トークイベントでは、来日するラムダン・トゥアミと特別ゲストとしてPOPEYE編集長の 町田雄二氏を招き、美容業界における掟破りとも言えるビュリーの軌跡を振り返る。また、同書籍に記載されているこだわりの店舗デザインやタイポグラフィをはじめ、シナリオ構想や広告術、マネージメント哲学まで幅広い話題を取り上げ、グローバル化社会における昨今のビジネスやカルチャー、クリエイティビティの今後について迫る。

「ビュリー」が軌跡を振り返る書籍を出版　代官山蔦屋でトークイベントも

　新店舗はこれまでと同様に、アートディレクターであるラムダン・トゥアミ（Ramdane Touhami）がデザインを考案。ブランド創業時の18世紀に人気を博したレジャンス様式を取り入れた壁装飾は、爽やかなグリーンで彩られ、床一面に寺院や城などに用いられるトラバーチンを敷き詰め、当時の宮殿を思わせる仕様としている。カウンターと天井にはステンレスを採用。歴史的な背景を持つ素材と、現代的な素材を組み合わせ、過去と未来が交錯するような店舗空間に仕上げたという。　店内では、水性香水「オー・トリプル」や石けん「サヴォン・スゥペールファン」、化粧水「オー・スゥペールフィヌ」、リップバーム「ボーム・デ・ミューズ」のほか、新作のデンタルフロスディスペンサー「フィル・ダンテール・アンペリアル」など豊富なラインナップを展開。中央には香水を試せるショーケースを設置した。　なお、8月には松屋銀座の化粧品売場リニューアルに伴い、新店舗の出店が決まっているほか、秋に新製品の発売も控える。【音声で聞いてみる】編集部がもらって嬉しかったビュリーのアイテムについて語ったポッドキャストはこちらから

ビュリーが丸の内に新店舗オープン　国内最大面積の路面店

　オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの櫛は、ヨーロッパに残る数少ないメーカーのひとつであるスイスの工房でハンドメイドで製造。上質なアセテートのブロックから削り出して加工し、形作り、磨いて仕上げられ、櫛の歯と溝は髪の毛を痛めないように配慮して並べられている。　アートディレクターであるラムダン・トゥアミ（Ramdane Touhami）は、上質な植物性セルロイドのアセテートに独創的な日本風デザインのタッチをくわえ、エレガントな櫛に昇華させた。ストライプのデザインは、素材の特徴を活かす高度なカット技術によって叶えられ、ひとつずつ固有の模様となっている。先端に丸みを持たせる研磨作業や、丁寧なブラッシング、その後ツヤ出しのために12時間蒸気に当て、最後に手作業で磨き上げる。製品にはベロア風の特製ケースが付属。名前やイニシャルの刻印サービスの対象で、パーソナライズすることができる。

ビュリーから色鮮やかなストライプの櫛が登場　限定店舗で発売

　ビュリーは、1803年にパリで誕生。ブランドの休止などを経て、2014年に美容専門家のヴィクトワール・ドゥ・タイヤック（Victoire de Taillac）とアートディレクターのラムダン・トゥアミ（Ramdane Touhami）夫妻によってリブランドを実施した。創業当初から伝わる自然な製法を受け継ぎながら独自の製品を開発。世界中から厳選した天然由来の原料を使用し、香水や基礎化粧品、美容用具などを総合的に展開している。なお、同LVMHはこれまで投資ファンド「LVMH LUXURY VENTURES」を通じて約4年にわたってビュリーを支援してきた。　LVMHのベルナール・アルノー（Bernard Arnault）会長兼CEOは、「ヴィクトワール・ドゥ・タイヤックとラムダン・トゥアミが率いるこの偉大な家族の起業家としての冒険が、LVMHファミリーの中で成長し続けるよう、私たちは全力を尽くします」とコメントしている。

LVMHが香水と化粧品のビュリーを買収

　新作では異国へ旅をした際のノスタルジーをオマージュ。オー・トリプル ウード・ドゥ・メディンヌはサウジアラビアを初めて訪れた際の思い出をインスピレーション源に調香し、濃密なアンバーの中にサフランやバラが香り立つノートに仕上げた。オー・トリプル フォレ・ドゥ・コミではロシアの森のピュアな空気を表現。ウッディなノートにペトリコールのアクセントを添え、雨上がりの大地の匂いや松の森の無機質なすがすがしさをイメージしたという。

ビュリーの水性香水から新作発売、旅の思い出をオマージュした2種類をラインナップ

　ラムダン・トゥアミは、ビュリーのオーナーである他、店舗や商品のデザインを手掛け、クライアントワークも行うアートディレクターの顔を持つ。WAMは、「インスタグラム時代に捧ぐ、究極の自己中心的マガジン」として、ラムダンの興味や情熱が注ぎ込まれた一冊。ラムダンが親交のある人々と対談するインタビュー特集には、ニューガーズグループ（New Guards Group）創始者のダビデ・ドゥ・ジーリオ（Davide de Giglio）をはじめ、クリエイティブ・ディレクターの野村訓市、「ピガール（PIGALLE）」のステファン・アシュプール（Stephane Ashpool）らが登場する。　このほか、昨年ビュリーとコラボレーションを行ったルーヴル美術館で撮影したエディトリアルをはじめ、バレンベルク野外博物館と江戸東京たてもの園の写真を並べ、ラムダンが愛する日本とスイス両国の魅力を検証するページや、30日間ノンストップのショッピングヒストリーといった企画を掲載。なお、ラムダンが親交のあるアレッサンドロ・ミケーレ（Alessandro Michele）が手掛ける「グッチ（GUCCI）」の広告を模したヴィジュアルなども掲載されている。　価格は税別3500円。10月9日から代官山蔦屋書店、bonjour records（代官山・渋谷スクランブルスクエア2階・京都新風館・福岡PARCO）で取り扱いを開始し、近日中にビュリーのブティックとオンラインでも販売予定。

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ビュリーのオーナーが"究極の自己中心的"マガジン「WAM」発売　広告からエディトリアルまで自分をフィーチャー

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