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　TOTOPA 都立明治公園店は2024年3月22日に開業。女性フロアと男性フロアを独立した形で形成した“ととのえるスパ”施設として、いくつもの風呂やサウナ、リラクゼーション環境を備えている。TTNEは松尾大（ととのえ親方）と秋山大輔（サウナ師匠）が主宰するサウナクリエイティブ集団。100以上のサウナ施設をプロデュースし、サウナ専門ブランド「ティーティーエヌイー（TTNE）」や医療関係者500人が登録する「日本サウナ学会」、“今行くべき全国のサウナ施設”を毎年11月11日に発表・表彰する「サウナシュラン（SAUNACHELIN）」など多岐にわたるプロジェクトを展開。TOTOPA 都立明治公園店では、サウナ・蒸し湯を共同開発した。　今回のコラボレーションでは、秋山プロデュースによる「サウナリチュアル（Sauna Ritual）」を導入。自由度の高い日本のサウナ体験に順番や順路を与え、“Ritual＝儀式”としてアップデートした。自然の循環をテーマに、山や森の中にいるようなストーリー性のある没入感の高いサウナ体験と、樹木の恵みで肌と心をととのえるバウムのスキンケア製品を組み合わせ、13のリチュアルとして、樹木を感じる新しい様式を提案。バウムのアイテムは「クリアリング クレイマスク」や「アロマティック スリーピングマスク」などを揃え、ドリンクバーでは日本草木研究所とコラボしたドリンクをサウナから出た後の栄養補給として用意している。

バウム

Beauty

バウムが“サウナ”イベントを開催　樹木を感じる新感覚の整い体験を提供

　バウムは2020年に誕生。自然界における循環に着目し、製品の処方やパッケージデザインだけでなく、ブランド活動においても樹木の可能性について研究を続け、発信を続けている。4年目となり、ターゲット層がより未来に向けて健やかな肌を育むことを求めていると分析し、そういった人に寄り添いたいといった発想から、生命力・長寿力に優れた檜木を取り入れ、スキンケアを刷新した。　リニューアルでは、新樹木成分「ひのき水（保湿・肌保護）」と「ひのきオイル」を配合した新処方を取り入れ、化粧液「バウム ハイドロ エッセンスローション」（150mL 本体税込7150円、リフィル同6050円）、スキンオイル「バウム モイスチャライジング オイル」（60mL 本体同8800円、リフィル同7700円）、乳液2種「バウム モイスチャライジング エマルジョン」「バウム オイルコントロール エマルジョン」（各100mL 本体各同8800円、リフィル各同7700円）、クリーム「バウム モイスチャライジング クリーム」（40g 本体同8800円、リフィル同7700円）の5品を揃える。　ポップアップイベントは、ひのきの森の世界観や「ひのきのちから」を体験できるエリアと、商品のタッチアップ＆物販のエリアで構成。世界観を発信するエリアは足を踏み入れた瞬間から、ひのき水の故郷である四国地方の清々しく美しい「ひのきの森」を視覚や聴覚、嗅覚など全身で体感できるよう演出。「ひのきチップ」やひのきの水に触れて香りを楽しみながら、古くから日本人が生活の中で親しんできたひのきのちからを体感できる。　タッチアップエリアでは、新スキンケアラインの紹介を受け、そして商品を試すことで、刷新後の進化を実感できるほか、購入も可能だ。さらにLINEで友達追加登録した人には、ひのきの森の香りを持ち帰れる、ひのきチップのサシェ作り体験コンテンツも用意する。好きなひのきスタンプを使用して、オリジナルデザインのサシェ作りを楽しめる。　また、バウム商品を税込1万1000円以上購入した人には、「BAUM オリジナル インセンススティック HINOKI」をプレゼント。リニューアルしたスキンケアの香りをベースに、120年以上続く老舗「薫寿堂」とコラボレーションしたふくよかなひのきの香りに仕上げている。　イベント会場に来場したモデルの江野沢愛美は、「スキンケアは重要だけど、面倒な時もあります。ですが、もともと個人的に檜木の香りが好きなこともあり、リニューアルでひのきの香りが加わったことで、毎日のスキンケアが楽しみになりました」と語る。また「オイルはうるおわせてくれるのにベタつかず、手元から全身までマルチに使えて、香りもまとえるので大好きなアイテムです」とコメントした。またモデルの西川瑞希も、「化粧液はリニューアルしてからさらになじみが良くなった気がして、乾燥した肌をみずみずしく整えてくれるので大好きです。森林浴の香りもリラックスできるので、バタバタする日々の癒やしとして使ってます」と使用感をコメント。サシェづくりについては「すごく楽しい体験でした。安らげる香りなので、枕元に置いて楽しもうと思います」と笑顔で語った。　なお同ポップアップイベントは大阪にも巡回し、4月27日と28日の2日間、大阪・梅田 蔦屋書店でも実施する。

資生堂

バウムがポップアップイベントを東京・二子玉川 蔦屋家電で開催　タッチアップやサシェ作り体験を用意

　バウムは2020年の誕生以来、自然界における循環の象徴とされる樹木に着目。展開製品の処方やパッケージデザイン、ブランド活動において、樹木の可能性について日々研究を続けている。ブランド誕生3年が経過し、顧客の約70％占めるボリュームゾーンの20代〜30代前半が、肌になるべく負担をかけずに、肌をベストな状態に保ちながら、未来に向けて健やかな肌を育むことを求めていると分析。そう願う人に寄り添いたいという発想から、生命力・長寿力に優れた檜木を取り入れ、10年後を見据えて日々年齢に応じたうるおいケア（エイジングケア）ができるよう、スキンケアアイテムに檜木の恵みを取り入れて刷新する。　今回の刷新では、理想の肌を叶えるための3つの条件「肌の貯水力を高め、うるおいバランスを整える」「たっぷりのうるおいを肌に与え、すこやかな生まれ変わりをサポート」「乾燥など、環境ダメージに負けないすこやかな肌へ」で開発を進めた。着目した檜木は、1000年以上伐採直後の強度を維持し、最適な湿度を保つ調湿力、外的ダメージから身を守る抗菌力と抗酸化力を持つことで知られている。これを踏まえ、檜木は肌にも良い作用を及ぼすのではと考え、3年にわたり肌効果に関する研究を行い、新樹木成分「ひのき水」（保湿・肌保護）を開発した。　ひのき水の開発にあたり、特別提携する四国地方の森林で育った檜木を活用。ひのき水は、檜木の幹や枝をチップ化したものから抽出したエッセンスを凝縮し、濾過・蒸留することで得られるエキスで、保湿と肌を保護する性質を持つ。既存品で採用する水を含む自然由来指数90％以上でパラベンフリー、シリコーンフリー、合成着色剤フリー処方に加え、新たにアルコール（エタノール）フリー処方を取り入れた。　アイテムは、化粧水「バウム ハイドロ エッセンスローション」（150mL 本体税込7150円、リフィル同6050円）、エッセンスオイル「バウム モイスチャライジング オイル」（60mL 本体同8800円、リフィル同7700円）、乳液2種「バウム モイスチャライジング エマルジョン」「バウム オイルコントロール エマルジョン」（各100mL 本体各同8800円、リフィル各同7700円）、クリーム「バウム モイスチャライジング クリーム」（40g 本体同8800円、リフィル同7700円）の5品。　香りはスキンケアシリーズ共通の「WOODLAND WINDS」をベースに、清々しい天然の檜木の香りをモダンに調香。トップ、ミドル、ベースの3段階でひのきを感じられる設計に仕上げた。アルコールフリー処方によりツンとした香りが軽減し、これまで以上に森林浴のようなリフレッシュ感で肌を包み込むような香りになっている。さらにリフィルは全て、誤って本体キャップを捨てないようキャップの色を白に変更した。　グローバル コミュニケーション マネジャーのカレメル アズサ氏によると、新成分に檜木を選んだ理由は「バウムは『樹木の類稀なる力をいただく』という発想のもとスキンケアに樹木由来成分を配合してきました。日本の国土は1/3が森林で、内10%ほどが檜木で構成されています。また檜木は約1400年前に創建された世界遺産の法隆寺にも使用されているなど、古くから日本人の生活の中で親しまれてきた、日本を象徴する木でもあります。抗菌作用などを持つことで知られていますが、3年にわたる研究により、保湿や肌保護などの効果があることがわかりました」と述べた。さらに「今後、ひのきの香りも商品に応用できるのではないかと考えている」とし、活用を視野に入れる。またリニューアル後は「引き続き年齢やジェンダーにとらわれないブランドとして発信を強めていきたい」と語った。　なお、サステナブルな循環を生み出す活動として、檜木の苗木を店頭で育て、四国地方に位置する「BAUMひのきの森」に植樹する活動を行う。

スキン＆マインドブランド「バウム」がスキンケアを刷新　新たな樹木成分“ひのき水”を配合

　バウムは4月に主要スキンケアラインのリニューアルを予定。リニューアルに伴い、提携する四国地方の森林で育てたひのき原木のチップから得た「ひのき水」を新たな樹木由来成分として取り入れる。加えて、樹木の恵みを循環させる取り組みを推進するため、オーク（ナラ）の苗木に加えてひのきの苗木も店頭で育て、四国に位置する「BAUMひのきの森」に植樹する活動を始める。この背景を踏まえ、新店舗でもひのきにフォーカスを当てる。　デザインコンセプトは、2023年4月にオープンした阪急うめだ本店の店舗でも採用している「Atelier BAUM」を踏襲。また、同店と同様にデザイナー狩野佑真氏のマテリアル「フォレストバンク（ForestBank™︎）」を採用しながら、今回のコンセプトストアのオリジナルデザインを展開する。美しい森の中に存在する職人のアトリエをイメージし、ブランドが掲げる「樹木との共生」の哲学をさまざまな角度から感覚的に捉え、樹木に触れる体験を生み出す空間を設計。狩野氏が実際にBAUMひのきの森に訪れて得たインスピレーションから、針葉樹の森をイメージした、縦に伸びる整然とした印象の空間をデザインしたという。　店内には3つの体験スペースを設置。カウンタースペースに、バウムの特徴である樹木を基調とした3つの香りの提案と、スキンケア製品に関連したハーバリウムを展示する。サステナブルウォールでは、製品の木製パーツが作られる過程や、ストアで育てている苗木が成長していく様子などを紹介。バウムの循環思想を包括的に実感できる場にする。

「バウム」がコンセプトストアをオープン　伊勢丹新宿店 ビューティアポセカリー内に

　バウムでは誕生以来、「樹木の恵みを受け取るだけではなく、自然に還していく」というブランドの哲学に基づいた活動として、樹木の恵みを活かしながら、健全な森林の育成・保全やサステナブルな循環を生み出すための取り組みを実施。商品の木製パーツのオーク材はカリモク家具と協業し、家具の製造過程で出る小さな木材をアップサイクルし再生利用した。住友林業とはブランド誕生時から協業し、「木」に関するトータルコーディネートの協力を得ている。バウム店頭でオークの苗木を育て、2021年から岩手県の「BAUMオークの森」で毎年600本の植樹活動を行っている。　今回の協定によって、新居浜市有林内の面積2.10ヘクタールにわたるエリアを「BAUMひのきの森」と称し、植樹活動を実施。土地に自生する動物や環境に配慮した植樹活動および森づくりによって、自然なひのきの森の育成を目指す。店頭ではひのきの苗木を育て、同エリアに植樹する。　またブランドでは、主要スキンケアラインのリニューアルを予定。住友林業の協力を得て、特別提携する四国地方の豊かな森林で育てたひのき原木をチップ化し、ひのきチップから抽出・蒸留した「ひのき水」を新たな樹木由来成分としてリニューアル後の主要スキンケア5品に配合する。

BAUM

バウムが新居浜市と住友林業との三者協定を締結　年間約600本の植樹を実施

　今回のポップアップイベントは“クリスマスマーケット”をテーマに、寒さ深まる粉雪の舞う夜に現れた「クリスマスツリーの森」を表現。同ブランドのパッケージデザインを手がける熊野亘氏による「ツリーハウス（TREEHOUSE）」を中心に、木製のオーナメントやきらめくライトをまとう個性豊かなクリスマスツリーや、ツリーの下に並べたバウムの商品などで、華やかなクリスマスマーケットを演出する。会場ではギフトにすすめるハンドケアセットやボディローション、キャンドルなどの商品を販売する。　また、会場中央に設置したツリーに飾り付ける、カリモク家具の端材でできた木製オーナメント作りを楽しめるワークショップも用意。同ブランドの3つの森の香りを用いて“樹木の恵み”たっぷりのクリスマスツリーをみんなで作り上げる。さらに参加者には、スキンケア商品を試せるサンプルキットをプレゼント（なくなり次第終了）。加えて同ポップアップで税込8000円以上購入した人には「パティスリィ アサコ イワヤナギ（PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI）」とバウムがコラボレーションした特製スイーツ「パヴェ 塩ショコラ」を期間中毎日、先着100人限定でプレゼントする。

「バウム」がホリデーポップアップストアをオープン　クリスマスマーケットがテーマ

　デザインコンセプトは、美しい森の中に存在する職人のアトリエ「Atelier BAUM」。狩野氏のマテリアルであるForestBankと、バウムが植林を行っている「BAUMオークの森」から集めた小径木や枝葉などを混ぜ合わせたオリジナルのマテリアルを採用し、同ブランドの循環思想のストーリーを表現した。　また3つの体験スペースを設置。カウンタースペースに、バウムの特徴である樹木の3つの香りの提案とスキンケア製品に関連したハーバリウムを展示。加えてサステナブルウォールには、製品の木製パーツが作られる過程や、ストアで育てている苗木が成長していく様子などを展示している。　狩野氏によるForestBankは、建築や家具に使用されることが少ない小径木や枝葉、樹皮、実、その森の土など樹木にまつわるさまざまなものを、反応性ミネラルベースと有機溶剤・VOC（揮発性有機化合物）を一切使用しない完全水性アクリル樹脂と混ぜ合わせて制作している。

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阪急うめだに「バウム」新店舗がオープン　ハーバリウムや香りなどから樹木の魅力を発信

　前期までの中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」では、スキンビューティーブランドの育成、デジタルを活用した事業モデルへの転換・組織構築、他社との協業によるイノベーション強化などを推進。パーソナルケア事業や「ベアミネラル（bareMinerals）」「ローラ メルシエ（LAURA MERCIER）」「バクサム（BUXOM）」、ヘアのプロフェッショナル事業、「ドルチェ＆ガッバーナ ビューティー（Dolce＆Gabbana Beauty）」といったブランド譲渡や事業売却の痛みを伴う改革を進めてきた。一方で、那須工場、大阪茨城工場、福岡久留米工場の3つの国内新工場が竣工。安定的で持続的な生産体制を強化し、将来に備えた戦略投資も行った。　魚谷雅彦 代表取締役会長CEOは「計画していた構造改革は全てやり切った。欧米での収益改善を達成でき、スキンビューティの売上比率が7割まで拡大。ビルド・バック・ベターの体制を構築した」と振り返り、次の3ヶ年を「抜本的な経営改革の期間」と位置付けた。売上高では2023年は1兆円規模を目指し、2025年に2022年との比較で年平均成長率8％増、2027年に同6％増を目標に掲げる。コア営業利益率は2023年は同6％増、2025年に同12％増、2027年に同15%増を目指す。　具体的な投資強化として、ブランドに対しては1000億円超を投資。全地域での強化ブランドとして「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ（Clé de Peau Beauté）」「ナーズ（NARS）」「ドランク エレファント（DRUNK ELEPHANT）」を据え、リニューアル後好調な「エリクシール（ELIXIR）」などアジア地域での成長が見込まれるブランド、欧州の売上をけん引するフレグランス、「バウム（BAUM）」や「エフェクティム（EFFECTIM）」「ウレ（Ulé）」といった地域特性にフォーカスした戦略ブランドに加え、メイクアップの開拓余地のあるメンズブランドなどを総合的に強化する。　イノベーション面では、売上高比率3%を研究開発費として拠出し、各地域の研究所に投資。昨年稼働した福岡久留米工場で導入した最先端のIoT技術やオペレーションの横展開も視野に入れているという。　人財では引き続き「ピープル・ファースト」の考えを推進。今秋、グローバルな人財開発センター「Shiseido Future University」を銀座に開設予定で、魚谷会長CEOが初代学長を務める。ダイバーシティ＆インクルージョンを加速させ、日本国内で女性管理職比率を2030年よりも早期に50%達成を目指す。また、多様な人財の活躍と企業成長の関係を研究する「資生堂D＆Iラボ」を発足し、2023年から本格的な実証研究に着手する。　さらにコスト構造の改革も実行。日本市場ではスキンビューティー売上比率拡大による収益性改善、サステナブルな社会に向けた返品・偏在在庫縮減、物流費見直し、グローバルシステム導入によるビジネス改革プロジェクト「FOCUS」の推進、人員体制の最適化検討に加える一方で、成長期待チャネルには投資を集中し、潜在顧客の獲得を目指す。藤原憲太郎 代表取締役社長COOは、「コスト構造改革は今後の持続的な成長ための最重要項目。抜本的な改革も視野に入れて、資生堂ジャパンの直川（社長CEO）と協力して進めていく」とコメントした。　中国においては「先が読みにくい」としながらも、これまでトラフィック創出や大型プロモーションに注力していたが、ブランド体験の強化やライン全体への理解促進、中国専用商品の開発、CRM強化などを推進。メディカルビューティや敏感肌対応、インナービューティといった新領域の展開にも着手する。米国ではナーズ、SHISEIDO、ドランク エレファントをコアブランドとして継続強化し、欧州ではウレや「ガリネー（Gallinée）」を活用した新スキンケア領域を開拓し、将来的にグローバルブランドへと育てる。　加えてサステナビリティ関連では、新たな取り組みとして、プラスチック製容器の新循環プロジェクト「BeauRing」の実証実験を開始。ポーラ・オルビスホールディングスの「ポーラ（POLA）」の参画が決定し、今後他社協業も強める考えだ。このほか、2025年までに全てのプラスチック製容器を100%サステナブルな仕様に切り替え、水消費量は2026年までに2014年比で40%削減などの目標も掲げる。　なお、同日発表した2022年12月期連結業績では、売上高が前期比5.7％増（実質ベースで同0.9％増）の1兆673億5500万円、コア営業利益が同20.6％増の513億4000万円、営業利益が同53.7%減の465億7200万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同27.1％減の342億200万円だった。国内化粧品市場は、行動制限の緩和や外出機会の増加により緩やかに回復。海外市場は、中国で上海や海南島を中心としたロックダウンによる影響を受け、厳しい市場環境が継続したが、欧米では経済活動の再会が本格化し、消費が回復基調となったことで化粧品市場も全カテゴリーで成長した。　2023年12月期連結業績は、売上高が前期比6.3%減の1兆円、コア営業利益が同16.9%増の600億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同18.1%減の280億円を見込む。

資生堂がブランド強化に1000億円超投資　25年までの新中期経営戦略を策定

　バウム アロマティック スリーピングマスクには、香りと美容成分を配合したウォータージェル処方を採用。みずみずしいウォータージェルを肌になじませるとアロマオイルカプセルが弾け、シダーウッドなど深い森へと誘うような香りとともに、軽やかなユーカリの香りが広がる。塗布後はカプセルの油分によって肌の上にうるおいのベールが形成され、ひと晩中肌を包み込む。　美容成分は、夜になると眠るように葉を閉じ、朝になると目覚めるように葉を開く「眠りの木」とも呼ばれる「ネムノキ」の樹皮エキスをはじめとする樹木由来成分を配合。香りはバウム製品共通のシダーウッドや、ユーカリ、ゼラニウム、コリアンダーなどを組み合わせ、眠りへと誘う穏やかな香りに仕上げた。　ブランド公式YouTubeでは、睡眠前の呼吸法やストレッチのほか、クリスタルガラスを使用したヒーリングサウンドといった、製品を肌に塗布して樹木の香りを楽しみながら、ゆったりとした気持ちで眠りにつくためのコンテンツを紹介している。　バウムは「樹木との共生」をテーマに掲げ、2020年6月に誕生。商品のパッケージはカリモク家具とコラボレーションし、家具の端材をアップサイクルした木製パーツを取り入れた。ギフト需要も高く、男女ともに顧客を獲得している。

「バウム」がジェル状スリーピングマスクを発売　アロマオイルカプセル入り

　新ハンドクリームの容器には、プラスチックの一部をFSC認証紙に代替した紙混合チューブを採用。従来品と比較してプラスチックの使用量を30%削減した。新デザインは、クラフト紙のナチュラルな質感を活かし、表面に木目印刷を施した。　バウムは、「樹木との共生」をテーマに掲げたスキン＆マインドブランドで、2020年6月に誕生。木製家具メーカー カリモク家具とのコラボレーションで商品のパッケージに家具の端材をアップサイクルした木製パーツを活用するほか、レフィル商品の配置、一部容器に植物由来PETやリサイクルガラスを採用するなど、樹木資源を未来につなぐ活動を行っている。

「バウム」がハンドクリーム容器をリニューアル　プラスチック使用量を30％削減

　オイルコントロール エマルジョンは、保湿力の高い乳液に皮脂吸着効果が期待される自然由来パウダーを配合することで、塗った直後は肌にしっとり潤いを与え、その後さらっとしか感触に変わり心地よい素肌を叶える。パラベン、シリコン、合成着色剤は使用せず90％以上自然由来の素材を用いている。また、「貯水」「成長」「環境防御」の3つのはたらきを持つ樹木由来の成分に着目し、皮脂と乾燥のバランスを整えてすこやかな肌に導く。これまで3つの保湿アイテムを揃えるが、新製品には植物由来のイチョウ葉エキスやキハダ樹皮エキスなどのディフェンス成分を初配合した。香りは、天然樹木などの香料をモダンに調香したウッド調で仕上げた。　バウムは、資生堂のプレステージ領域から、「樹木との共生」をテーマに2020年6月に誕生。製品の90％以上を自然由来の素材から製造し、パッケージのほか店頭などでサステナブルな循環を意識した取り組みを行なっている。パッケージは、木製家具メーカーのカリモク家具とコラボレーションし、家具の製造工程で発生した小さい木材を再生利用して制作。本体と取り外し出来る仕様で繰り返し使用できる構造だ。伊東あかねブランドマネージャーは、コロナ禍でのローンチとなったが、「1年半でインスタグラムのフォロワーは9万人以上で、20〜30代が8割を占めジェンダーレスだ。ギフト需要も高く多い月で半数以上になることもある」と好調な現状に触れ、2022年の売り上げは2倍の成長を目指す。

「バウム」が“しっとり”と“さらり”叶える新感触乳液を発売

資生堂から新スキンケアブランド「バウム」がデビュー、樹木の力に着目

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