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　ロッキーズ マッチャは、「世界中の人に素晴らしい抹茶を提供すること」を目指し、2022年にロッキー・スー（Rocky Xu）が設立。過去にはマイアミ、ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京でポップアップを行ったほか、アートバーゼルやパリファッションウィーク、フェリックスアートフェア、コンプレックスコンなどのイベントにも出店した。　ポップアップでは、抹茶（600円）や抹茶ラテ（650円）、ほうじ茶ラテ（650円／いずれもホットとアイスを展開）を提供。抹茶には、上品な味わいと鮮やかな緑色が特徴的な八女産抹茶「Rocky’s Matcha セレモニアルブレンド」を、ほうじ茶には、京都宇治白川の「辻喜」のてん茶を丁寧に焙煎した「Rocky’s Matcha ほうじ茶ブレンド」を使用する。また、「パティスリィ アサコ イワヤナギ（PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI）」監修の抹茶ジェラート（1100円）や、「青山紅谷」による栗最中（350円）も用意する。　「サカイ（sacai）」とのコラボレーションアイテムも展開。ロゴをプリントしたTシャツ（1万9800円）やフーディー（3万9600円）のほか、フレグランスブランド「リトゥ（retaW）」と協業し、イラストレーター三宅瑠人のアートワークをあしらったカータグ（2250円）をポップアップ限定アイテムとしてラインナップする。

sacai

Food

サカイとのコラボアイテムも、「ロッキーズ マッチャ」が原宿にポップアップカフェをオープン

　同社はデジタル化が進む現在、若年層を中心にサブスクリプションやシェアリングサービスなどといった「サービスそのものを楽しむ消費スタイル」＝「リキッド消費」が拡大傾向にあることを受け、リアルとオンラインを融合させ、タイムパフォーマンスや高い体験価値を重視した店舗づくりを目指した。コトやトキ（瞬間）消費を楽しむ消費行動に合わせて、化粧品というモノだけでなく、コト体験を通じて店舗で過ごす時間を楽しむことができる“ビューティアトラクション”を展開する。　店舗デザインでは、化粧品への関心度に関わらず、誰もが入店しやすく居心地の良い空間を演出するため、グレーとダークブラウンを基調とした落ち着きのある洗練された雰囲気に仕上げた。すべてのお客が思い思いの時間を過ごすことができる“パートナーフレンドリー”な空間を目指すという。パートナーフレンドリーの仕掛けとして、性別・年代を超えたパートナーとのシェアコスメを提案するスペース「コスメウィズユー（Cosme ｗ/U）」を常設する。　ギフト特化型コーナー「ギフト ファクトリー（GIFT FACTORY）」には、ラッピングのスペシャリスト（ギフト スペシャリスト）が常駐。AIが、ギフトを送る相手の名前から連想したイラストを描くメッセージサービスや、刻印サービスなどを用意する。ラッピング中はディスプレイにアニメーションが流れるなど、待ち時間を楽しめる工夫も施した。また、スキンケアやメイクなどの化粧品テスターとドレッサーを有料で貸し出す新サービス「コスメ ブヴェット（COSME BUVETTE）」を導入。半個室タイプのドレッサーは車いすやベビーカー帯同のユーザーにも対応し、　世界観や利用可能人数の異なる7種を揃え、1人でも複数人でも化粧品を自由にタッチアップできる。銀座店でも展開している、プロのスタイリストによるシャンプー＆ブローサービス「ブロー バー（BLOW BAR）」も導入。髪質や悩みに合ったシャンプーやトリートメントの提案や、ブローによるヘアスタイリングを体験できる。また、メゾン コーセーが厳選したさまざまなクリエイターの作品を紹介するコーナー「セレクト スタンド（SELECT STAND）」も設置。同コーナーではメゾン コーセーのミッション「美にルールはなく、もっと自由である」という想いを体現し、ビューティにとどまらない多様な作品を取り扱うことで、幅広いカルチャーコンテンツを抱えるハラカドならではの店舗づくりにつなげる。　また、オンラインとオフラインを融合させた顧客体験として、「モバイルオーダー」を用意。購入までの“待ち時間”を極力減らし、より快適でスムーズな購買体験のため、オンラインでの予約・注文・決済システムを構築する。オンラインからカウンセリングの事前予約や当日のウェイティング予約ができ、「KOSÉ-ID」を登録すると商品のモバイルオーダーや各ビューティアトラクションの予約、事前決済もできる。 「エクスプレス カウンター（EXPRESS COUNTER）」では、モバイルオーダーで注文・決済した商品を、接客やレジを挟まずにすぐに受け取り可能。ラッピングを依頼したギフトやモバイルオーダーの注文品を同店の営業時間外でも利用できる「コスメ ロッカー（COSME LOCKER）」も設置する。店頭での購入品を一時的に預けることも可能で、ハラカド店内の買い物を荷物を減らして楽しむことができる。　取り扱いブランドは「コスメデコルテ（DECORTÉ）」、「アディクション（ADDICTION）」、「ジルスチュアート ビューティ（JILL STUART Beauty）」（ライフスタイルアイテムのみ）、「フローラノーティス ジルスチュアート（Flora Notis JILL STUART）」（一部商品）、「プレディア（Predia）」（一部商品）、 「雪肌精」（一部商品）、「スティーブンノル プロフェッショナル（STEPHEN KNOLL PROFESSIONAL）」。Z世代やα世代が気軽にハイプレステージブランドに触れることができるよう、百貨店や専門店に並ぶブランドを中心に揃えた。　そのほか、お客だけでなく、従業員にとっても働きやすい店舗づくりのため、効率的に動けるような接客動線を改めて構築。接客時の身体的負荷を低減するカウンターやドレッサー、スツールなども採用した。お客にブランドや商品の魅力を伝えるビューティコンサルタント（美容部員）が、コア業務である“接客”に注力しやすい環境を整えていく。　命尾氏は「現代の特に若年層は、“デジタル”がもはや欠乏欲求のひとつであると捉えた。逆に言えば、デジタルでほぼ一般化されているモバイルオーダーなどを化粧品店舗に導入することは大きなポテンシャルであると考えている。併せて、店舗ならではの体験もより多様に広げながら、価値の高いものにしていく必要がある。有料ドレッサーでは気になっている化粧品を友だちやパートナー、もしくは一人でも自由に試し、自撮りも楽しめる。若年層の消費行動に寄り添いながらこれまでと一線を画した店舗を目指しながら、新たなコンテンツで幅広いお客との接点としたい」と期待を寄せた。今回の店舗作りは、「シグネチャーアクティビティ、パートナーフレンドリー、エクスクルーシブなMD、DX、この4つの要素を基礎にコンテンツを構想した」という。具体的な施策として「コスメ ブヴェットでは、ベストコスメなどの定期的なプロモーションや、サブスクリプションサービスなどを行っていく予定だ」と語った。

KOSÉ

Beauty

メゾン コーセー 原宿の新店舗が8月オープン　“パートナーフレンドリー”な空間で実験的なコンテンツを展開

　同ポップアップでは、今年4月に発売した「EAZY MISS×TENGA DRIP DROP T-shirts」のホワイトとブラックAに加え、新色となるブラックBとパープル（各6500円）を展開。そのほか、スケーターソックス専門店「チンアンドコー（ching&co.）」とのトリプルネームのソックス（2310円）や、テンガ柄のスケートボード（1万3200円／いずれも税込）などを販売する。また、イージーミスのオリジナルラインの新商品も取り扱う。

Fashion

「テンガランド」でスケボーブランドのポップアップ開催、テンガ柄のスケボー発売

　同イベントでは、MIYOSHI RUGのオリジナルラグの販売に加え、ALL GOOD FLOWERSとのコラボラグが作れるタフティングワークショップを実施。ワークショップでは、丸型もしくは四角型のどちらか1種類と、全6色の中から1色を選び、最大8文字まで好きなローマ字（大文字）を入れてオリジナルのラグを作ることができる。事前予約制で、定員は各日2人まで。6月15日20時から、KEKEの公式サイトで予約を受け付ける。

MIYOSHI RUG

MIYOSHI RUGがハラカドのフラワーショップでポップアップ開催　タフティングのワークショップを実施

　新商業施設ハラカドは、東京メトロ明治神宮前駅から徒歩1分ほどの場所に位置。近隣では「ラフォーレ原宿」などが営業している。　施設名「ハラカド」には「『かど』（「角」「門」「才」）が合わさり、人々の出会いの交差点となって新しい文化を生んでいく」というメッセージが込められている。同施設のロゴデザインは、デザインオフィス「れもんらいふ」代表のアートディレクター千原徹也が担当した。　ハラカドは、原宿・神宮前エリアが持つ歴史や、SNSを通じて誰もが発信できる現代の時代背景を踏まえて「多様な人々の感性を刺激する、新たな原宿カルチャーの創造・体験の場」として開業。地下1階から屋上のテラス階までの9フロアに、同施設のコンセプトに賛同した全75店舗が入居する。　グランド階（G階）から1階には、東京初進出となる広島のクラフトチョコレート「rit.TOKYO」や都内2店舗目となるキャンディショップ「ヒトツブカンロ」、ヘアサロン「ピークアブー（PEEK-A-BOO）」のほか、路面店として「ジョー マローン ロンドン（JO MALONE LONDON）」や「ディオール（DIOR）」の旗艦店が出店。2階には「ハレ（HARE）」やリアル初出店となるアパレルブランド「グラムリップス（GlamLips）」、TENGAの直営店「TENGA LAND」などが軒を連ねる。　3階には、ハラカドの文化創造・発信拠点の中心と位置付ける「クリエイターズプラットフォーム」を展開。クリエイターが集う「クリエイティブな社交場」を目指した会員制クリエイティブラウンジ「BABY THE COFFEE BREW CLUB」や、ラジオ局 J-WAVEが手掛けるポッドキャストルームとアートギャラリーを併設したスタジオ「J-WAVE ARRTSIDE CAST」、「うなぎパイ」の春華堂が展開するクリエイティブカフェ「HOW'z」など17店舗が出店する。　多様なカルチャーを原宿らしく編集することを掲げる4階では、第1弾として「自然・チルアウト×原宿で体験」をテーマにした企画「ハラッパ」を展開。植物を用いたインスタレーションを取り入れ、自然やサステナビリティを身近に感じられる空間を提案する。会場のグリーンと空間演出は「SOLSO」の齊藤太一が担当し、アートはThe Chain Museum代表の遠山正道が統括。フロア全体のサステナブル企画は、RGB inc.代表取締役の八島智史がディレクションした。　「原宿のまちの食堂」として展開する5階から6階では、隈研吾プロデュースの焼き鳥店「トーキングゴリラ」やメキシカングリル「ファラフェル」、2021年に日本上陸したイタリアンジェラート「ジョリッティ」など計22店舗が営業。7階の屋上フロアでは希少な植物が揃う屋上庭園と飲食可能なポップアップスペースを連動させ、企業やブランドとのコラボイベントを実施していく。　同施設の目玉の一つとも言える地下1階には、高円寺の銭湯 小杉湯が「銭湯を中心とした街のようなフロア」をコンセプトにプロデュースしたリラックス空間「チカイチ」を展開。フロアを銭湯エリアの「湯」、ランニングステーション「快」、花王とのコラボスペース「清」、サッポロ黒ラベルを提供する「星」、美容家電「マイトレックス（MYTREX）」を入浴にあわせて無料レンタルできる「技」といったエリアに分け、リラクゼーションを提案する。　「快」エリアでは、「アンダーアーマー（UNDER ARMOUR）」と協業して神宮前エリアのランニング用にランニングウェアやシューズを無料で貸し出し、ランニング後のストレッチスペースも提供。「清」エリアでは、花王創業当初から販売を続ける定番「花王石鹸（現 花王ホワイト）」をオリジナルの包み紙と合わせて販売するほか、開業当時のオリジナル花王石鹸を展示する。チカイチは、「湯」エリア（入浴料 税込520円）以外は入場無料で活用が可能だ。　開業に先駆けて行われたメディア向けの記者発表には、プロジェクトを統括する東急不動産 黒川泰宏執行役員本部長が登壇。「ハラカドは、商業施設として唯一無二の立地だと考えている。今後、クリエイティブな施策に挑戦して商業施設のあり方を模索していきたい」と話した。

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神宮前の新商業施設「ハラカド」が初公開、隈研吾プロデュースの焼き鳥店から高円寺の銭湯 小杉湯まで

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