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　イデタチ東京は、2021年2月に日暮里繊維街にオープンしたファッション関連産業で起業したい人をサポートする荒川区の起業支援拠点。オフィススペースを24時間、365日活用することができ、継続的に成長可能なファッションビジネスを行えるよう起業や経営をサポートするインキュベーションマネージャーが入居者と月2回必ず面談を行うほか、先輩起業家やデザイナー、弁護士、税理士、コピーライターなど、多様な専門分野をもつ8人のメンターが入居者をバックアップする。また、荒川区の各種補助金や助成金などの制度を利用することが可能となる。料金は、個室オフィスが5万円でシェアオフィスが1万円。　今回の募集では、2025年4月に入居する1事業者を募集。書類審査と面接審査を経て、2025年3月上旬に入居可否を決定する。現在は、オフィス内覧もできる「入居相談会」を実施しており、対面またはオンラインいずれも可能となっている。　入居者募集に伴い、デザイナーズトーク＆イデタチ東京の入居説明を行うオンラインイベントを開催。イデタチ東京内にオフィスを構えていた「ホウガ（HOUGA）」のデザイナー 石田萌をゲストに迎える。

Fashion

「ホウガ」石田萌が過去に在籍　イデタチ東京が新たな入居者を募集

　リノベーションには、企画段階から池尻大橋エリアを拠点に活動するクリエイターが多数参画し、「池尻大橋らしいカルチャー」を感じられる施設を目指したという。1階には、日本橋の人気カフェベーカリー「パークレット（Parklet）」などを手掛ける「Terrain」によるカフェ・レストランが入居するほか、さまざまなクリエイターたちが集うクリエイティブアソシエーション「CEKAI」による作品展示やイベントなどさまざまなコンテンツを発信する多目的スペースを展開。2、3階には、自社オフィスとしての利用に加え、クリエイターをターゲットとしたシェアオフィスを配置し、展示会や撮影スペースとして利用できる区画も備える。4、5階には、シェア型ホテルレジデンスや、池尻大橋のストリートバー「ロビー（LOBBY）」を手掛けたデザイン会社「＆Supply」が立ち上げに関わり、三軒茶屋のCDレコードショップ「カンキョーレコーズ（Kankyo Records）」が音楽を担当するプライベートサウナを用意するなど住環境も備える。　エントランスには誰もが利用できる公園のような空間を配置。施設利用者同士の繋がりや地域の賑わいを創出するキッチンカーやマルシェ、地域住民に向けたワークショップやカルチャーイベントを開催していくという。

RESTAURANT

Lifestyle

築48年の「大橋会館」がクリエイターと協業しリノベーション　CEKAIによるイベントスペースも

　IID 世田谷ものづくり学校は、廃校となった旧池尻中学校舎を再生した複合施設。民間主導で行政の建物を活用した事業を展開し、マネジメントも独立採算で行うビジネスモデルは都内初の廃校活用事例として、設立時から注目を浴びた。館内にはギャラリーやカフェを併設。新しい産業の活性化や創業支援などを目的にワークショップ、展示、セミナーなどを開催してきた。　閉館は世田谷区との旧池尻中学校校舎に関する定期建物賃貸借契約の満了によるもので、一般来館の受け入れは5月31日まで継続予定。閉館後の旧池尻中学校校舎の活用については、世田谷区主導のもと検討されるという。

「IID 世田谷ものづくり学校」が閉館　約18年にわたり交流の場として機能

　新施設は、MIDORI.soとしては4拠点目で、東京の東側エリアへは初進出となる。1階にはコーヒースタンドや、地域のコンテクストを踏まえたアップサイクルスタジオを併設。2階から6階は、ラウンジ、オフィス、キッチンに加え、ギャラリースペースを設置する。屋上には「MIDORI.so Omotesando」で運営していた、ゼロウェイストの実現を目指す「パーマカルチャーガーデン」の引越しを予定している。　1階に出店するコーヒースタンドは、泊まれる本屋「ブックアンドベッドトウキョウ（BOOK AND BED TOKYO）」と、ニュージーランド発のコーヒーロースター「コーヒースプリーム（Coffee Supreme）」による新業態店舗「パーラーズ（Parlor’s）」で、食、音楽、アート、人、などが交流する地域のハブ的な存在を目指すという。　また1階奥の「STUDIO MIDORI.so」では、服飾問屋街である馬喰横山周辺の企業から出る使われなくなった商品に、新しい価値をつけて販売する試みを実施予定。刺繍ミシンや、カッティングマシンRISOグラフプリンター、シルクスクリーン、タフティングマシンなど様々なマシンが導入されたスタジオは、ものづくりができる場所として一般の人も利用可能だという。

みどり荘の新施設が馬喰横山にオープン、コーヒースタンドやスタジオを併設

　シェアオフィスは、店舗を約5割縮小してできた余剰スペースを活用。広さは約264平方メートルで、防音設備を備えた個室やクワイエットルーム、打ち合わせやリモート会議にも対応する会議室を展開する。座数は会議室を含め全90席で、店内設備としてWi-Fiや電源、フリードリンクを用意するという。店内のテーブルの一部にはスーツを再利用した素材「リフモ」を使用し、環境にも配慮した。料金プランは1時間単位で使用できる「一時利用プラン」（1時間550円〜）と無制限に利用できる「会員月額プラン」（3万円／いずれも税別）の2種類。一時利用プランの場合は会員登録が不要となっている。　縮小した店舗では、大型サイネージやタブレット端末を複数設置し、オンラインストアの約1000万点以上の在庫から好みの商品を選ぶことができる「デジタル・ラボ」を導入し、店内の品揃え不足を補う。ビー・スマートは洋服の青山と同様、ターゲットがビジネスパーソンであることから、店舗に併設させることでシナジー効果を見込んでいるという。

Business

青山商事がシェアオフィス事業に参入、「洋服の青山」の余剰スペースを活用

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ファッション業界の起業家を荒川区がサポート、オフィス機能などを備えた施設「イデタチ東京」開設

暮らしをサポートする複合施設「Tote 駒沢公園」が開業、UDSが企画設計を担当

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