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　コンは、2022年4月に開廊したアートギャラリーで、ヴィジュアルとコンセプトの両立を軸に、現代アートをはじめとした様々なプログラムを展開。東アジアを中心とした国内外の若手アーティストの展示のほか、音楽イベントやパーティも開催している。　同展では、1990〜2000年代生まれの若手アーティストを集め、「画像をはじめとする視覚的イメージと空間構成」をテーマに制作された作品を展示。参加アーティストは、現代美術家の梅沢和木をはじめ、 ハイン絵画賞受賞者のベン・エドマンズ（Ben Edmunds）や「バレンシアガ（BALENCIAGA）」「ジェントル・モンスター（Gentle Monster）」への作品提供を行う池内啓人など、国内外から計13人が集う。同年代を生きるアーティストが、近代にかけて著しく発展し続けるSNSに着目し、オンラインで生まれた思想をフィジカルで表現することで、カオス化する現代アートを紐解くという。

アートギャラリー「SAI」でグループ展開催　 イメージと空間をテーマにSNS世代作家の梅澤和木や池内啓人が集結

　HENKYOが企画するシリーズ展「Outer Limits」の第1弾となる同展では、日本では初の展示となるRyan Travis Christian、Thorben Eggersと、金子英、TIDEの4人のアーティストが参加。それぞれが異なる技法やスタイルを用いて、コミック、雑誌、レコードジャケット、バンドTシャツなどの印刷されたメディアや素材を、独自の芸術言語へと再解釈し制作した絵画作品を展示する。　また、TIDEの新作プリント作品と作品に登場する「Cat」の手がモチーフの花瓶がセットになった「edition30」を抽選販売。販売に関する詳細情報は、Prints & Multiplesの公式インスタグラムで公開される。

神宮前のアートギャラリーHENKYOがグループ展を開催、TIDEなど国内外のアーティストが参加

　「WALL_alternative」は、六本木通り付近に位置。アートを中心に、音楽や様々なカルチャーの発信拠点となり、多様な人が集まり新しいムーヴメントが生まれる空間を目指すという。設計を建築家の萬代基介が、香りによる空間設計をアーティストの和泉侃が、ロゴデザインとネオンの制作をネオンアーティストのWakuが率いるGokou Neon Studioが担当した。　併設のバーでは、過去に六本木祥瑞でシェフを務めた経験のある恩海洋平がワインやフードメニューをプロデュース。200種類以上のワインや、コンビーフを使用したサンドウィッチなどを提供するという。　第1弾の展示は、大野修の個展「VERSE」と東城信之介、前田紗希によるグループ展「WALL SELECTION vol.1」を同時開催。「VERSE」では、大野の代表作ブリコラージュの技法を用いたChunkシリーズの新作や、ドローイング作品、大山エンリコイサムの寄稿文を展示する。「WALL SELECTION」は、選定した現代美術作家によるグループ展を中心とした不定期開催展覧会。今回の「WALL SELECTION vol.1」では、東城信之介の新シリーズ作品と前田紗希の新作120号を展示・販売する。

エイベックスがギャラリーとバー併設のスペース「WALL_alternative」をオープン

　6人のアーティストによるキャラクター絵画のグループ展「Advanced Obsession」が、Anicoremix Galleryで開催される。会期は9月2日から13日まで。

キャラクター絵画のグループ展「Advanced Obsession」　キュレーターはUtsuwa

　写真展は、独自の立ち位置でエディトリアルやファッションフォトの最前線で活躍する日本を代表するフォトグラファーの一人である鈴木親がこれまでに撮り続けてきた花のシリーズの新作として、今年11月に4年ぶりに訪れた韓国で撮影した作品で構成。鈴木の作品を中心に、同じく花を被写体にした2人の写真家の作品を展示する。会場では、鈴木が編集を手掛け、上西祐理のアートディレクションによる今回の展示のために制作されたzineを10部限定で販売する。　展示にあたり鈴木は、「久しぶりの街を歩きながら目に入る花を全て撮影した。街行く人は誰も目に止めないであろう花を。韓国の二人の若い写真家の美しい花は私のものより前に撮られたものである。Zineの中で3人の写真を混ぜると誰が撮ったものかわからないくらい同化した。そこに存在していたソウルの花の美しさを韓国人の二人と共有していたことがとても嬉しかった。花も街も人も永遠ではない。写真は微力だが、それらが存在したことを残せるものだと信じたい」とコメントしている。

鈴木親がソウル拠点の2人の写真家とグループ展を開催

　第八次椿会は、2021年からアフターコロナの「あたらしい世界」について考える展覧会としてスタート。参加アーティストの杉戸洋、中村竜治、ネルホル（Nerhol）、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé]の6組が「触発／Impetus」というテーマに基づき、資生堂が70年以上にわたり開催してきた「椿会展」で蒐集した美術収蔵品から「あたらしい世界」に触発する作品を選択。それらに対する応えを提示する作品を制作、展示した。　今回のテーマは「探求／Quest」。メンバー同士のコラボレーションや異分野の専門家との交流、前回の展覧会などを通して生まれた問いや気づきを探求していくという。同展のロゴは、昨年同様グラフィックデザイナーの田中義久が手掛けた。

資生堂がアフターコロナを考えるグループ展第2弾を開催、テーマは「探求」

　「1_WALL」展はポートフォリオによる一次審査と、一対一で審査員と対話する二次審査を通過したファイナリスト5人が、1人1壁面を使って作品を発表するグループ展。会期中の6月3日には公開最終審査会（予約制）が開催され、審査員による議論を経てグランプリが決定する。グランプリ受賞者には1年後の個展開催の権利と、個展制作費30万円が贈られる。審査の様子は同日にライブ配信する予定。　ファイナリストには、境界線をテーマに約13時間の映像を記録した香取声、寺やカイラス山を撮影する木原千裕、多摩川で出会った人を被写体にしたポートレート作品を制作する佐久間靖浩、中国にある祖父の家を撮影する曾迪生、石にまつわる信仰や伝説に焦点を当てた作品作りを行う長谷川愛実の5人が名を連ねる。

次世代を担う写真家を発掘、第23回「1_WALL」展が銀座で開催

ヌトグランら5組のアーティストが参加するグループ展「fav」が阿佐ヶ谷で開催

次世代を担う若手を発掘する第22回グラフィック「1_WALL」展が開催

加賀美健ら8組のグループ展開催、80年代の代表モデル「ナイキ エア フォース1」に着想した作品を公開

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