ビジネスにおけるマッチングプラットフォームを展開する「ネストボウル(NESTBOWL)」が去年に引き続き、限定招待制の交流イベント「NESTBOWL Brand Convention 2024」をトランク ホテル(TRUNK HOTEL)で開催。イベントには、ラグジュアリーやファッション、スポーツ、ライフスタイルなど幅広い分野から総勢約250人が参加しました。マネジメントレベル以上が一堂に会する業界交流会で、今年はどんな出会いが生まれるのか?企業、業界の架け橋とも言える同イベントに潜入し、ビジネスマッチングの最前線をレポートします。
数多くのコラボが誕生、企業同士の“出会いの場”ネットワーキングイベントとは
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個人と企業(B2C)、企業と企業(B2B)を繋ぎ、それぞれの課題解決を目指すマッチングプラットフォームを展開するネストボウルでは、企業同士の“出会いの場”の提供を目的にネットワーキングイベントを企画。業界内での交流はもちろん、通常のビジネスシーンでは出会うことが難しい異業種の上層部と知り合うことができるのも魅力です。同社は月に1回ほどのペースで継続的にイベントを開催しており、前回の大型イベント「NESTBOWL Brand Convention 2023」ではアパレルメーカー「ニューヨーカー(NEWYORKER)」と革小物「ゲンテン(genten)」の協業をはじめ、多くのコラボレーションが実現したそう。
Image by: NESTBOWL
ケーキやハンバーガーなどの軽食も、アップデートされた2度目の大型イベント
ネストボウルとして20回目のイベント開催となる今回の会場は、前回と同じくトランクホテルのバンケットルーム「ONDEN」。「昨年の大規模イベントに参加した方から『次回もぜひ開催してほしい』といった声をいただき、2年連続のイベント実施を決めた」とネストボウルCEOの田崎直人さん。約300人を招待したところ会場での身動きが取りにくくなってしまった去年の反省を活かし、今回は50人減らした約250人での開催となりました。参加企業リストの中には「LVMH」「リシュモン(Richemont)「ロエベ(LOEWE)」「マクドナルド」「三菱商事」といった有名企業の名前がズラリ。「ボランジェ(BOLLINGER)」のシャンパンや「イセカド(ISEKADO)」のビールなどのドリンク類のほか、今回はミニケーキやハンバーガーなどの軽食も用意され、それぞれがリラックスしたムードで親睦を深めました。
Image by: NESTBOWL
1時間ほどのネットワーキングタイム(自由交流時間)の後に、前回同様ゲームプラットフォーム「カフート(Kahoot!)」を用いたクイズ大会を実施。景品では「ボランジェ(BOLLINGER)」の高級シャンパンや、松坂牛をもらえるギフト券のほか、スイスの家具メーカー USMの店舗で使える20万円分のクーポンカードなどが登場。前回の当選者は7人でしたが、今回はクイズに正解した計9人に景品が贈られました。
Image by: NESTBOWL
アトモスやFC東京など、来場者に訊く参加の狙い
ここでは、実際に来場していた人たちの生の声をご紹介。各企業のVIPは、一体どんなことを考え会場に足を運んでいたのでしょうか?
まずはフットボールクラブ「FC東京」で統括責任者としてホームゲームの運営に携わっている五十嵐聡スタジアムエクスペリエンス本部長。友人に誘われて前回の「NESTBOWL Brand Convention」に参加した五十嵐本部長は、イベントをきっかけにアニメ「あげおとティム」とのコラボレーションを実現させることができたそう。「前回のイベントに参加して、多大な影響力を持つブランドや企業が多く参加していることを実感しました。今回もタッグを組むことで相乗効果を生み出せるコンテンツと出会えればと思い参加を決めました」と語ってくれました。
続いて、ペット用品「ウィーダ(Ouida)」のディレクターを務める中田みのりさんをキャッチ。ファッションモデルとして活躍しながら、「動物と関わる仕事がしたい」という幼い頃からの夢を叶えるために2023年10月にウィーダを立ち上げた中田さん。人脈を広げるためにイベントに参加しました。「ビジネスを始めたてなので、こういったイベントがあること自体知らず、今回が初参加。ファッション業界の知り合いしかいないので、ペットと近しい業界の方とお知り合いになることが今日の目標です」。
「ウィーダ」中田みのりディレクター(右)
Image by: NESTBOWL
会場には、「アトモス(atmos)」小島奉文ディレクターの姿もありました。小島さんは前回の「NESTBOWL Brand Convention」にも参加しており、現在その時の縁で某アニメーション作品とのコラボプロジェクトが進行中なんだとか。「イベントに参加しても、自分から積極的に声をかけ続けるのはなかなか難しい。主催の方がアトモスと相性の良い企業を選んでアテンドしてくれるので助かっています」と小島さん。「今後は国内外の企業を繋ぐビジネスマッチングイベントなども開催してくれたら嬉しいですね」と期待を寄せていました。
「アトモス」小島奉文ディレクター(中央)。仕事が長引き途中参加となりましたが、他の参加者と親睦を深めていました。
Image by: NESTBOWL
なお、今回のネットワーキングイベントには、ファッション領域に特化した人材紹介や店舗代行などを行う「ワールドモードホールディングス(WORLD MODE HOLDINGS)」などが協賛企業として参画。昨年に続き2年連続の協賛となった同社の堀井謙一郎取締役は「『ファッション業界の架け橋になる』というこのイベントのコンセプトに共感し、少しでも力になれればと思って協力を決めました。ソリューション提供企業だからこそ分かることですが、今の時代、一社だけでは解決できない問題がたくさんあります。他社とのマッチングを支援することで、自社が身を置くファッション業界に貢献できたらと思っています」とスポンサーを務めた意図を話してくれました。
前回に引き続き会場を提供したトランクホテルイベント課の藤原諒氏は、「トランクホテルをイベント会場として貸し出していることは意外と知られていないのですが、前回のイベント後に興味を持った企業さんから問い合わせが急増したのは明確なメリットでした」とコメント。「トランクホテルを会場として、企業同士の多くの出会いが生まれたらこんなに嬉しいことはないですね」。
宴もたけなわ、2年連続開催となったネットワーキングイベントは大盛況のうちに終了。主催者としてイベントの成功に尽力したネストボウルの田崎CEOは「既に何人もの参加者さんから『多くの出会いがあった』という嬉しいお言葉もいただいており、衣食住にまつわる企業が集まる有意義なイベントになったと思います。参加者のアテンドや進行についてなど、今回得た反省を活かし、より企画をブラッシュアップして次回に繋げたいですね」と今後の継続開催に向けて意欲を語りました。次回は6月に表参道で「スポーツ×ファッション×地域」をテーマにしたイベント開催を予定しているとのことです。
NESTBOWL 「スポーツ×ファッション×地域」イベント詳細
日時:2024年6月13日(木)18:30〜20:30(18:00受付開始)
開催場所:表参道(参加者以外には非公開)
定員:30名(予定)
参加費:無料(事前申込制)
申し込みページ:NESTBOWLの公式サイト上で近日公開
■NESTBOWL:公式サイト
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