トレンド最前線を行く者、音楽も最前線を聴け——毎週金曜日、最新アルバム・EPの中からFASHIONSNAP.COMが独自の視点でピックアップする音楽連載「今週のマストチューン」。ジャンルを問わず、今注目したい3タイトルを紹介します。5月第2週目は、次世代UKロックシーンの注目株スクイッド(Squid)の1stアルバム「Bright Green Field」、デンマークのポストパンクバンド アイスエイジ(iceage)のアルバム「Seek Shelter」、ロンドンを拠点に活動するDJ/プロデューサー インディア・ジョーダンによるEP「Watch Out!」をセレクト。
2021年最注目バンド スクイッドが初のアルバムを発表
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シェイムやブラック・カントリー・ニュー・ロード、ドライ・クリーニングなど、全英チャート席巻中の次世代UKロックシーンの中でも一際大きな注目を集めているスクイッドが待望のアルバムをリリースしました。プロデューサーを務めたのはフランツ・フェルディナンドをブレイクさせ、ブラック・ミディやフォンテインズD.C.らを発掘したUKインディ・シーンの仕掛け人 ダン・キャリー。猛暑の中キャリーが運営するロンドンの地下スタジオにて、ノイズを避けるためにエアコンまで切られた状態でレコーディングされたという本作には、若きバンドの熱く燃え上がるような轟音が収められています。
アイスエイジが3年ぶりとなる5thアルバムリリース
ポストパンクブームが再燃する中、2021年最重要作との呼び声が高いアイスエイジの5htアルバム「Seek Shelter」。デビューアルバムから10年の節目を迎えリリースされた今作は、バンド初となる外部プロデューサーを起用。伝説的サイケデリックロックバンド スペースメン3の創設メンバーのソニック・ブームことピーター・ケンバーによるプロデュースで、バンドは更なる進化を遂げています。
PitchforkやNMEも絶賛、インディア・ジョーダンによる新作EP
昨年リリースしたEP「For You」の収録曲が「Resident Advisor」の2020年ベストトラックで第1位を獲得するなど、主要メディアがこぞって絶賛するプロデューサー インディア・ジョーダンが最新EPを発表。ジョーダンがこれまで発表した楽曲の多くは移動中に制作されており、今作も旅や通勤などあらゆる移動にインスパイアされています。リズミカルでグルーヴィーなサウンドは、聴く者をハイテンポな音楽の旅へと誘います。
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