バスケカルチャーを取り入れた最新スタイルとはどんなものか?フランス・パリで開催された世界最高峰のストリートバスケットボール大会「ケ54(Quai 54)」と、大会にあわせて開かれた「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」のメディアイベントを通して、バスケカルチャーの最前線をレポート。後編となる今回は、ジョーダン ブランドのデザインコンセプトを体験するワークショップや、Quai 54の来場者スナップなどをお届けします。
DAY3:Quai 54の決勝とジョーダン ブランドが提案する精神性
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パリ3日目の朝は、レ・アールにあるバスケコート併設のショップ「Airness Basketball Store」へ向かいました。
ここでは、DAY2の発表会で紹介された「ザイオン 3」「ルカ 2」「テイタム 1」を実際に着用して、シューズの性能を体で感じます。
私が着用したのは、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)のシグネチャーモデル「テイタム 1」。テイタムの「生まれ変わったらイルカになりたい」という思いから、「イルカ」をデザインコンセプトの一つに掲げたモデルで、ミッドソールの前足部にある空洞が特徴です。実際に着用してみると、この空洞がイルカのようなしなやかな屈曲性を生み出し、テイタムの滑らかなプレイをサポートしているということを強く感じました。
また、アッパーが柔らかく、ヒール周りのパッドが厚めに作られているため、足を包み込むようなフィット感がありました。
運動をした後は、ワークショップイベントの会場へ。
こちらでは、ジョーダン ブランドのクリエイティビティや精神性を知るためのワークショップを体験しました。
ジョーダン ブランドとQuai 54のヴィジュアルを用いてコラージュ作品を制作したり。
Quai 54の限定ウェアを着用してシューティングをしたり。
「LEGACY」のそれぞれの文字を頭文字に使ったオリジナルの詩を作ったり。
茶道による禅の心を学んだり。
茶道や詩で自分自身を見つめ直し、コラージュ制作やシューティングでアウトプット。機能性と精神性を重要視するジョーダン ブランドのデザインコンセプトの一つである「モーションとエモーション」に通じる発想力や創造力を刺激しました。
ジョーダン ブランドの世界観を体験した後はQuai 54の会場入り。
決勝戦が行われたこの日は、前日同様に多くの人が観戦し、熱い戦いを見守りました。
女子決勝の前には、AFRICAN DANCE CREWによるダンスパフォーマンスが行われ......。
女子決勝の選手入場では、選手がAFRICAN DANCE CREWのメンバーとダンスを披露する演出で会場を沸かせました。
優勝が懸かった熱い試合でも会場がヒートアップ。
来場者は、Quai 54の限定ウェアをはじめ、「オフ-ホワイト™(OFF-WHITE™)」やジョーダン ブランドのアイテムを着用している人が多くみられました。
最後に来場者のスナップで、バスケカルチャーが感じられる最新スタイルをチェック。バスケットボールをルーツに持つシューズや、バスケジャージを取り入れたスポーティーな着こなしを楽しんでいました。
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