インサイド

　そんなどんよりとした天気でも、暖かいマイスイートホームがあれば、少しは気分も晴れるでしょう...。というわけで今回は、ロンドンの賃貸事情と、移住後2ヶ月半の心境についてお話しします。
今ロンドンで人気のエリア
　ロンドンの賃貸は基本的にシェアをすることが多く、一人暮らしをしている人は私の周りにはほとんどいません。また、ロンドンはゾーンで分かれており、1が最も都心部で、数字が大きくなるにつれて郊外になります。今クリエイターやファッション関係者に人気なのはビクトリアパークやロンドンフィールズがあるイーストロンドンのエリアで、「Goodbye Horses」（Goodbyeと言いながらワイングラスや壁画などあらゆるところに馬が描いてある素敵なワインバー）や「Miga」（モダンな店内で美味しい韓国の家庭料理が食べられる。絶対に美味しいものを作る顔のお父さんと、いつもイッセイ
ミヤケを着ている清潔でキュートな男性定員さんに注目）、「Pophams」（パンが美味しいコーヒー屋さん。現地のおしゃれな人たちの給水所）など、最近人気の飲食店もこのエリアに多いです。賃貸の価格　賃貸の価格はガス・光熱費や税金を含めて、700〜1000ポンドが若者には最もメジャーな価格帯で、日本円にして今のレートだと約14万円〜20万円です。シェアだと考えると東京より割高な感じ。しかしロンドンの家は基本的にfurnished（家具付き）のことが多く、スーツケースひとつで引越しが出来るため、色々な物件に住んでみることが出来るのは魅力のひとつかもしれません。
家の探し方
　家探しをするやり方としてはいくつかありますが、一番メジャーなのは「spare room」や「mixB」を使うやり方です。spare roomは現地の人からの募集が多く、mixBは日本人からの募集が多いです。自分の言語スキルや状況に応じて使い分けるのが正解かもしれません。
　また、すでにロンドンに知り合いがいる場合には、空き部屋情報がないかどうか聞いてみるのが一番良いと思います。みんな部屋探しに苦労しているので、情報交換が盛んで、インスタグラムのストーリーでは空き部屋の情報がよくシェアされているため、知り合い伝いでサイトに載らない良物件に出会えることがあります。
　意外と見落としがちな、個人的に物件でチェックすべきだと思うポイント1位はシャワーの水圧。ロンドンは古い物件が多く、「せせらぎ？」というくらい、水圧が極端に弱い場合があるので、入居前に確認しましょう！移住後2ヶ月半。ケチャップ事件からの立ち直りと気付き　住む環境って本当に大事ですよね。環境により関わる人が変わったことで、自分の中にも変化があった気がします。
　家族が日本にいる状況で、異国の地に住むことは自分の中でも大きな決断で、最初はホームシックに苦しめられていました。大学生でロンドンに短期留学した時は、とにかく楽しい！しかなくて、目に映るもの全てが新鮮で仕方がなく、羽が生えて毎日1cm地面から浮遊して過ごしているような日々だったのに。社会人経験を積んでからの海外生活は、どこか寄る辺が無いような、目的がなければならないような、そんな気持ちにさせられます。「なんでこの土地にいるんだっけ」と、鼠色の空を見上げながら歩いていたら、ケチャップの割れた瓶を蹴ってしまい（なぜ落ちていたのか今だにわからない）、左足がケチャップまみれになってかなりしょんぼりしたこともありました。今はそんな時期も過ぎて開き直り、「目の前の仕事を頑張っていたら、まあ何とかなるだろう」と、新しい環境とこれから新しく出会える人がいることに胸を膨らませています。
　私は今ある夫婦とシェアをして暮らしているのですが、今まで全く知らなかった人たちと生活するのは人生初めての経験で、とても面白いです。家族と住むことや一人暮らしをすることよりも何となく背筋が伸びる感じがして、凝った料理を作ってみたり（庶民派の皮を被って実は割と工程が多いことに気づき、作っている途中で呆然とし始めたキンパ）、ジャージではなくてお気に入りのパジャマ（深いグリーンのコットン生地）を着てみたりします。毎朝出かける前に小さな会話をしたり、同居人が流している、今まで聞いていなかった音楽に耳を傾けて、自分がそれを好きになったりすることも楽しいです（Big thief の Paul という曲だった）。　「どこにいるかだけじゃなくて、誰といるかってすごく大切なことだよね」と、最近電話をした、ロンドンに来る過程でたくさん助けてくれた昔からの友人が言っていました。これからどの土地に住んでいても、自分と縁があって一緒にいてくれて、その時の感情や思想を交換し合える人たちを精いっぱい大切にしたい。そのことが結果的に自分を良い方向に変えてくれたらいいな、とロンドンの曇り空の下、暖かい家の中で考えています。

Lifestyle

ロンドン滞在日記：家探し編　ロンドンはシェアハウスが一般的

1年生のクラス編成と授業スケジュール　アントワープ王立芸術アカデミー（以下、アカデミー）では、1年生の学生数が多いため、クラスは2つに分かれている。授業は午前と午後の2講座で、それぞれ約4時間の長丁場。でも、スケジュールは柔軟なので、必要に応じて頻繁に変更される。課題は自宅で行うこともあれば授業中に取り組むこともあり、進捗は先生から個別にフィードバックを受けながら進める。 「ファッション」の授業内容　「ファッション」の授業はモード美術館の最上階で行われ、主なテーマは以下の4つ。 ファッションデザイン パターン ドローイング テキスタイル　これらに加え、水曜日には座学の授業があり、アート史、哲学、ファッション史を学ぶ。また、ヌードモデルを等身大で描くライフドローイング*の授業もある。以前は座学の授業はオランダ語で行われていたが、現在はすべての授業が英語で行われている。 （*人物のモデルを描写すること。日本での「クロッキー」に類する）印象に残っている授業　特に印象に残っているのは、金曜日に隔週で行われるテキスタイルの授業だ。「ドリス ヴァン ノッテン（DRIES VAN NOTEN）」や「セリーヌ（CELINE）」で生地のヘッドデザイナーを務めた経験を持つ講師が指導にあたる。彼女は生地の基本構造からサステナビリティの課題まで、非常に広範囲にわたる知識を包括的に教えてくれる。指導方法は非常に実践的で、彼女自身がデザインに関わった生地を含む、世界中から集めた膨大なアーカイヴを活用している。これらの生地に実際に触れることで、学生はテキスタイルに関する深い知識と理解を得ることができる。 　中でも、実際にコレクションで使用された生地のリサーチや制作プロセスの詳細を学べる点は非常に貴重だ。なお、アーカイヴの半数ほどが日本製の生地であり、西洋的な視点で日本の職人技術の高さを熱弁する様子は非常に興味深い。 校外学習　先日、校外学習の一環としてオランダの生地博物館を訪れた。この博物館では、テキスタイルデザインを単なる工芸としてだけでなく、アートとして捉えていることが強く感じられた。伝統的な織り機から最新の編み機まで、幅広い技術を展示しているだけでなく、実際にテキスタイルアーティストがこれらの機械を使用して作品を制作・展示できる環境が整っている。　群馬県出身の私としては、学生時代に社会科見学で訪れた富岡製糸場のような歴史的価値に重きを置いた施設を想像していたが、この博物館には異なる印象を受けた。ここでは、現代的な視点から伝統技術を再評価し、創造性を刺激する内容となっており、見学者や利用者には若者が多い。実際に職人とテキスタイルアーティストが協力しながら作品を制作している現場を見られることも、この博物館の大きな魅力だと感じた。1年生の主な課題　ファッションデザインの課題は実際に制作するスカート、ドレス、ジャケットを中心に、大量のファッションデザインの課題が並行して進む。1学期には「period project」と呼ばれる課題があり、古代、中世、ルネッサンスなどの時代を参考に、現代的に再解釈したデザイン画を描く。これは約一ヶ月ごとに提出する。 　「color card」と呼ばれる課題では、zineのようなものを2冊制作し、ページレイアウトや色彩感覚、ムードを視覚的に伝える方法などを学ぶ。2学期には「collection book」と呼ばれる課題があり、実際に制作はしないが、6〜8体のデザイン画を描き、リサーチやコンセプト設定、色彩や素材選びまで行う。 　これらの課題と絡み合う形で、ドローイングの課題も出される。「presentation book」という課題では出来上がったデザイン画を審査会でプレゼンするために10ページほどの冊子を作る（この課題は今年すでに5回出された）。他にもA1サイズの紙にドレスやスカートを自由なスタイルで描いたりと、自分のデザインを言葉だけでなく様々な媒体を用いて視覚的に伝える方法を学ぶ。また、座学の課題が出されることもあるが、ファッションデザインの生徒は多忙がゆえに提出期限直前にやるケースが多い。 1週間のスケジュールと忙しさ　上記のように大量の課題が出される上に、アカデミーでは課題の出来が進級の可否に直接関わるため、生徒は皆全力で取り組んでいる。ただし、生徒のバックグラウンドは非常に多様で、年齢や経験もさまざまだ。ファッションを以前学んだことがない人もいれば、金銭的に余裕がある生徒はパターンや縫製を外注することができるため、忙しさには個人差がある。ちなみに、外注はアカデミーではグレーゾーンとされており、一定数の生徒が利用しているが、先生に知られると問題になるらしい。異なる文化や経験を持つ生徒が集まり、お互いに影響を受け合うことで、より豊かな視点やアイデアが生まれる。この多様性が学びを一層深めている。学生の多様性と文化的視点　日本にいると気づくことが少ないが、海外の人から見ると日本のファッションや文化は一種の羨望の対象だ。「カワイイカルチャー」や伝統文化など、西洋からかけ離れた孤島で独自に発達した文化として、西洋的な視点で捉えられている。他のクラスメイトの作品を見ると、デザインのリファレンスとして日本文化が用いられることも少なくない。西洋の人たちが日本やアジアの文化をどう捉えているか、その視点は日本文化にどっぷり浸かった私とは全く異なり、これが非常に興味深く感じられる。 休みの日の過ごし方　休日も基本的には出された大量の課題をこなす。課題の大変さは生徒の能力や経験によって異なるため、長期休暇中に他国を旅行する生徒もいれば、一日も休みを取らずに課題に取り組む生徒もいる。それぞれのリフレッシュ方法を見つけることが効率的に作業を進める上で重要だ。ある生徒はヨガやジムで心身を整えたり、他の生徒は大きい課題が終わるごとにホームパーティーを開いたり、美術館を訪れたりしてインスピレーションを得たりしている。私の場合は、毎週末に友達と川沿いでランニングやバスケットボールをしたり、休憩時間に軽い筋トレや瞑想、コールドシャワーを浴びるなどしてリフレッシュしている。 　アカデミーは生徒の数や施設の規模が比較的小さいため、生徒間の繋がりが強く、学校の厳しさを生徒同士で支え合って乗り越えようとする傾向がある。例えば、制作で行き詰まった時には同級生や上級生に連絡を取り、制作のヒントをもらうことができる。また、学校のプレッシャーに押しつぶされそうな時には、友達に話したりして悩みを共有したりして、精神的にも生徒同士が支えとなっている。このように、厳しい環境の中でも生徒同士が支え合いながら成長していく姿勢が、アカデミーの特徴だなと感じる。 ＞＞次回は、初めてのショーの準備から当日までの様子を紹介します。

Fashion

【連載：アントワープ留学記】ファッションデザイン科1年生の生活とは？　膨大な課題、休みの日の過ごし方をレポート

なぜアントワープを選んだのか　ファッションの文脈に切り込む斬新なデザインを生み出すために西洋の環境で、自身の軸となる日本人としての個性や美的感覚を客観的に見つめ、それを磨き、ファッションの文脈に翻訳するスキルを身につけたいと思った。そして、流行に左右されすぎないクリエイティブなファションデザインを学び、アートとしてのファッションを学びたかった。加えて、現実的な理由としては、王立なのでセントラル・セント・マーチンズ （Central Saint Martins）やパーソンズ美術大学などに比べると学費が安いということも大きな決め手になった。（1年間の学費：アントワープ€960＝約150万円、セントマ £19,930＝約300万円、パーソンズ$50,800＝約760万円／2023年9月時点）入学準備に必要なこと出国前：申請・荷造り　　ベルギーの学生ビザはEU圏内では最難関クラスで取得に手間がかかる。具体的には、無犯罪証明書、ベルギー大使館認定医師による健康診断書、生活費の保証書、英文履歴書、卒業証明書、etc…など10種類以上の書類を用意しなくてはいけない。また、それぞれの書類にも有効期間があったりと細かい条件もあり、大変労力を要する作業である。　次に荷造りに関しては、円安の影響もありヨーロッパは物価が高く、画材に至っては日本と比べると値段が10倍なんてことも珍しくないため、大量の画材とミシンを段ボールとスーツケースに詰めて送った。入国後：家探し　入国後、大使館によると8日以内に住む場所を見つけ、それを記載した在留資格申請書を提出しなくてはいけない。そのため、到着後息つく暇もなく、時差ボケでぼーっとした頭で住むアパートを探した。アカデミーには学生寮はないため、制作をするのに十分なスペースのある家を自力で探さなくてはいけない。また、アントワープは地域の狭さに反して学校が多く、さらに新学期直前に世界各国から生徒が同時にアパートを探すため、競争がかなり激しい。ちなみに、多くの場合Web上で探すのだが、当たり前のように詐欺業者が潜んでいるので注意が必要である。　最終的には一時的に家に泊めてくれたトーマスの助けもあり、七畳キッチン付き、トイレ、シャワー別で680ユーロの学生向け半シェアハウスを借りることができた。（のちにクラスメイトから聞いた話だが、入国後は住んでいるホテルの住所を一時的に登録して書類提出し、その後1ヶ月ぐらいは部屋探しに充てることができるそうだ。）入学してから感じた、気づき・ギャップ・期待アカデミーで学ぶ利点倍率約15倍の競争を勝ち抜いた、才能やモチベーション、能力の高い60人の学友たちと切磋琢磨できる。 モードという文化が根付いた西洋の生活様式や伝統に囲まれながらファッションを学ぶことができる。10年前とは異なる保守的な学生たち　直近10年は日本人の卒業生はほぼ居ない。そして、現在日本で有名なアカデミー卒のデザイナーたちが当時学生として求められていたものと、現在の学生に求められているものはファッションの文脈の変化に伴って変わってきている。そのため、彼らが語っていた学校像、生徒像は現在のものとは少なからず異なるのが現状だ。　具体的には、学生の作品が保守的になっているという印象を受ける。私の個人的な推測だが、現在のファッションシーンでは、私がファッションに興味を抱くキッカケであるクレイグ・グリーン（Craig Green）のような​​​​​​、ファッションデザインの枠組みを他分野との融合によって拡大するようなアプローチよりも、ファッションの文脈の中でどう社会の需要に合わせていくか、といった見方によっては保守的な視点が強調されていると感じる。その流れを踏まえ、アカデミー側も「ボッター（BOTTER）」や「シューティン チウ（Shuting Qiu）」以後、個性的で自身のブランドを持つデザイナーを育てるよりも、パリのメゾンやハイブランドに就職して、時代に合わせて柔軟にデザインできるデザイナーを育てて卒業させたいのではないだろうか。 ネガティブ思考は矯正しないと耐えられない　アカデミーに関する情報は古いものが多いが、厳しさは変わっておらず、同級生や友達が先生からのフィードバック中に号泣したり、デザインの授業中に手が震えて早退するなどは日常茶飯事である。一番最初のスカートプロジェクトですら、先生に審査される前にも関わらず、約20人の生徒がここで留年や退学が決定し、アカデミーを去っている（留年も休学も1年間しか認められないため、2回留年した生徒は強制退学となる）。この厳しい環境下で自分に必要以上のプレッシャーを与えることは制作に支障をきたすと判断し、私も元々持っていた、柔軟性のない完璧主義とネガティブな感情をモチベーションにするマインドセットを是正するため、できる限り制作に幸福を見出せるような心持ちや生活ルーティーンをリサーチし、時には友達に相談しながら意識的にポジティブな思考に修正していった。　余談だが、思えば日本にいた時は幸福についてあまり考えたこともなく、相談しても答えを持っている人は少なかったように感じる。先進国の中で幸福度が最低クラスの日本で育ち、健康や幸福が人生を豊かにし、作業の生産性を向上させることの重要さを忘れていたのだと気づき、一種のカルチャーショックを受けた。過酷な生活の中で得るもの　1年生の1学期というカリキュラム的には最も楽な期間が過ぎたが、すでに例年通り約20人の生徒が留年または退学が確定しているという状況である。しかし、課題の多さや競争の激しさを実際に体験した自分からすると特別驚きもなく、妥当な数字であるとすら感じる。　そのような環境があと最低でも2年半続くと考えると、正直気が遠くなる思いだ。　しかし、この半年が今までの人生において最もファッションデザインに真剣に向き合った半年であることは疑いようも無く、ファッションデザインについての知識も課題の多さに比例して膨大な学びを得たと実感している。それと同時に、この状況において支えてくださっている方々や海外留学という環境に感謝の気持ちを抱き、制作そのものにも幸福を見いだせるようになったことを考えると、いつ退学になるか分からないという状況に不安を感じる一方で、残りの時間において自らの成長に対する期待の方が大きい。◾️1年生1学期の主要な課題9月〜2月：スカート（デザイン・作成）、ドレス（デザインのみ、作成は2学期）＞＞次回は学生生活や、忙しい日々の中での休日の過ごし方を紹介します。

vol.1 アントワープの学費は安いが...

【連載：アントワープ留学記】留学準備から入学後に感じたギャップまで、リアル教育現場を現役生が綴る

 Day1：2023年12月某日 　滞在先のホテルからタクシーに乗っていると、富士山が目に入った。太陽の位置や、光量、手前のディテールもあいまって、この富士山はよりドラマチックで神秘的に思えた。　今回の来日で、さまざまな角度から富士山を見ることができた。どの角度からみても、この山には荘厳さが宿っている。荘厳たる富士山は日本の象徴でもあるが、大きな山は畏怖の対象でもある。圧倒的な力を前に尊びながらも、どこか恐れ慄く気持ちは拭えない。本当はこの山に登りたかったが、時間がなかった。 Day2：2023年12月某日 　黙示録だ、そう思った。枯れ果てて朽ちた巨大な花たち。都会の風景を背負っているが故に、壮大で風光明媚な雰囲気を感じさせる。フレームに収めようとなると、この奇妙さ。どのように表現するかかなり悩んだ。どこにいても、良い構図をみつける訓練になり得る。　よく「どのように構図を考えているのか」と聞かれる。しかし、やはり言語化はなかなか難しい。僕にとって、写真と映画は違う作業だが「どのようにフレーミングをするか」を探していくのはどちらも同じだ。一方で、写真の場合は腹で感じながら直感で撮る側面が強く、映画の場合は構造やブロッキング、立ち位置を入念に考える。いずれにしても、人に説明するのは難しい。Day3：2023年12月某日  　京都の最終日。着物を着た子どもが父の手をひきながら、あっちこっちを走り回っていた。父は、のそのそと歩いていた。その後、これは七五三という儀式であることを知った。 　哲学の道は、歩いているだけで心が躍るほど美しかった。道中、葉っぱで船を作っている男性に出会った。「葉の船を水の中に投げてみてください」と男性。そうやって、お金も取らずに葉っぱのボートを投げ入れる人々の様はなんとも美しく、感動的だった。 Day4：2023年12月某日 　神社や寺の類は、テクスチャーがおもしろい。神社や寺は神様を祀るところである一方で、不気味さも感じる。実際、日本人も神社や寺の類は「死者と隣り合わせ」「八百万の神」といった感覚と密接だと聞く。この感覚はとても共感するものがある。　美しさと怖さは表裏一体だ。富士山や地蔵、寺、神社など、怖さがありながらも、美を讃えている現象をこの国でたくさん見てきた。この国のおもしろいところは、どこよりも美しい国だという点だ。何故なら、規律や秩序を重んじるから。時として、それは窒息感にも繋がるのでは、とも思う。滞在中、1日に一回は「なんなんだこのルールは」「細かすぎる」という気持ちにもなった。とにかく融通がきかない。しかし、それこそがこの国の魔法と美の源泉なのだろう。（企画・編集：古堅明日香）

Culture

みんなのトラウマ製造機　アリ・アスター監督の眼差しに映る冬の日本、写真と手記で綴る写真日記

パンデミック後のミラノの街　ファッションウィーク初日の9月21日、ミラノは晴天。日差しは強いものの、ヨーロッパ特有のカラッとした空気が過ごしやすい季節です。中心地のドゥオーモ周辺は人通りも多く、街ゆく人はみなマスクを外して観光や買い物を楽しんでいます。（地下鉄などの公共機関ではマスクの着用が義務付けられていて、着用率は8割くらいでした）　街角で「グッチ ビューティ」のポップアップを発見！日本でも発売したばかりのメイクアップコレクション「GUCCI BEAUTY Flora Collection」を取り扱っていました。パレットの花柄がキュート。ジャレッド・レト似の店員さんが案内してくれました。　歩道の脇にはシェアサイクル「バイクミー（BikeMi）」。アプリを登録すればミラノ市内で使用できます。ピンクやイエローといったカラーリングがおしゃれ。　ヨーロッパではよく、工事中の建物の養生幕をキャンバスのように活用した巨大な広告を目にします。「ブルマリン（Blumarine）」が人気スタイリストのロッタ・ヴォルコヴァ（Lotta Volkova）と写真家のペトラ・コリンズ（Petra Collins）を起用して撮影したことで話題になった、2022年秋冬キャンペーン広告が目立っていました。　ミラノで最近人気だというフードのひとつが「POKE」。ハワイ発祥で、海鮮と野菜をサラダボウルのように盛り付ける料理です。店内はポップなデザインで写真映えしそう。イタリアといえば！の定番グルメ　嵐の前の腹ごしらえ。ハードなコレクションウィークを乗り切るべく、ミラノの名物料理であるカツレツ（いわゆるミラノ風カツレツ）をオーダー。日本のトンカツと違って薄いので、軽くぺろっと食べられちゃいます。（とはいえ最後の方はソースが欲しくなってくる・・・）　デザートは、これまたミラノ定番のジェラート！プラダグループ傘下の老舗洋菓子店で、日本未上陸の「マルケージ」へ。ウェス・アンダーソンの映画のような世界観の内装でした。濃厚なピスタチオと爽やかなストロベリーのダブルをセレクト。価格は4ユーロ程度です。　お腹を満たして、いざコレクション会場へ！最新コレクション情報はこちらからtext & photo: Yuui Imai

パンデミック後の街並みと、現地で人気のグルメ【ミラノコレ日記 vol.1】

ROLEX

【デイトナ】ロレックスマラソンのオフ会に参加してみた

業界徒然日記《6》 "リアルタラレバ娘"百貨店勤務のアラサー子安さんの場合

ロレックスに毎日通って買えた2人の「デイトナマラソン対談」- 後編 -

ロレックスに毎日通って買えた2人の「デイトナマラソン対談」- 前編 -

《目的のアイテム》デイトナ116500LN：OYSTER PERPETUAL COSMOGRAPH DAYTONA 116500LN 　2016年にデビューしたロレックス（ROLEX）のデイトナ人気モデル。生産数が圧倒的に少なく、正規店には月に1〜2本入ってくるとかこないとか。少ない入荷を求めてロレックス正規店を巡回する"デイトナマラソン"に勤しむ客も多く、彼らは通称"デイトナランナー"と呼ばれている。3ヶ月目スタート4月1日（日）全店ナシエイプリルフールだけど「SSデイトナありますよ！」とは言われず。通算60日間終了4月2日（月）全店ナシ新年度なので何か変化を期待して来店するが「相変わらずないですね〜」と一蹴。4月3日（火）全店ナシ赤青、黒茶ベゼルGMTの問い合わせが多いらしく「購入は今まで以上に難しいかもしれないですね」と言われる。4月4日（水）全店ナシ異動してきたのか見覚えのない店員さんを複数の店舗で見かける。初めて会った店員さんには全力でデイトナへの熱意を伝える。4月5日（木）全店ナシエクスプローラー Ⅱ がどの店舗でも見かけなくなってきた。「エク Ⅱ 、お前もか」。4月6日（金）全店ナシ新人らしき店員さんの推しに負けてホワイトゴールドのデイトナを試着する。これはこれでかっこいいなぁ。4月7日（土）全店ナシだいぶ前に生産終了したらしいミルガウスの白文字盤。ずっとショーケースに並んでいたのに今日見たら消えていた。ロレックスはディスコンを大々的言わないので終わりはひっそり。4月8日（日）全店ナシエク Ⅱ の白を久々に発見。家族で来たお客さんと店員さんが友人みたいに盛り上がって商談していた。店員さんにあんな風に接客されるようになりたい。4月9日（月）全店ナシ日曜日と月曜日は商品が入荷する可能性はほとんど無いとのこと。GWのような大型連休も入荷はほぼ無いらしいが、「逆にGW明けの月曜日にもしかしたら...」と励まされる。4月10日（火）全店ナシ店員さんがお客さんらしき人を駅まで見送っていた。4月11日（水）全店ナシ今日はいつもより店内に女性が多い気がする。隣にいた女性はDブルー、ステンレスデイトナ、シードゥエラーなどのレアモデルの在庫を聞いていた。通算70日間終了4月12日（木）全店ナシロレックスでは従業員に知らせずにマイナーチェンジを行うことがしばしばあり、お客さんに言われて気付くことも多いらしい。最近はステンレスデイトナの文字盤の発色が違うとか、サブマリーナの文字盤の表記間隔や字体が違うと言われることもあるそう。マイナーチェンジなのか個体差なのかは、しばらく入荷をして確認してみないとわからないとか。4月13日（金）全店ナシ今月に入ってサブマリーナを全く見なかった。が、サブマリホワイトゴールド（116619 LB）が入荷していたので気分転換に試着。現行モデルに採用されているガラスの王冠透かしロゴは、モデルによっては肉眼でも見えるとのこと。4月14日（土）全店ナシ隣で見ていた人がエクスプローラー Ⅱ とエアキングで悩んでいた。エアキングで迷っている人を初めて見た。4月15日（日）全店ナシエク Ⅱ が2色とも揃って並んでいるのを見るのは今月になって初めてかも。最近は、揃うことが少ないなぁ。新人さんは親切に対応してくれるが、あまり詳しくないので話が広がらない。4月16日（月）全店ナシ店員さんたちはプライベートで他店舗を見に行くこともあるそうで、「デイトナを他の店舗で見つけたら絶対買いますね」と言っていた。身につける時計はもちろんロレックス以外はNG。現行の入手困難なプロフェッショナルモデルは正規のルートで購入したとしても、お客さんからの印象が良くないので基本着けないらしい。4月17日（火）全店ナシ並行店だとステンレンスは黒より白の方が約20万円高い。旧モデルの116520は200万円オーバー...とても買えない。4月18日（水）全店ナシ毎日行っているお店にも関わらず、今日はなぜか知らない店員さんが大半を占めていて動揺。そそくさと店を出てしまった。4月19日（木）全店ナシバーゼルの前後は本国が発表に向けた準備などに注力するため、生産ラインの人員が減るので入荷も少なくなるそう。今の時期は割と安定した入荷状況とのこと。4月20日（金）全店ナシ昨日まで2色揃っていたエク Ⅱ がどちらも売り切れていた。店内にはエク Ⅱ の白を着けているお客さんもいて、不人気が続いていたエク Ⅱ の人気復活ぶりを感じる。4月21日（土）全店ナシ藤原ヒロシ氏がインスタグラムでインデックスが赤の黒サブ写真を投稿していた。もしかして噂になっているSupremeコラボモデル？と話題。通算80日間終了4月22日（日）全店ナシ店員さんが満面の笑みで待ち構えていたので、「ついにデイトナを売ってくれるのか！」と期待するも案の定無かった。4月23日（月）全店ナシついにホワイトゴールド（116619 LB）も売れてしまい、サブマリーナ全滅。グリーンサブを買うのにも半年程かかると聞き、気が遠くなる。めげずに頑張ろう。4月24日（火）全店ナシバーゼルに向けた「セイコー」と「ウブロ」の挑戦を「ガイアの夜明け」が特集していた。ロレックスを特集して欲しかったと心の中で思いつつ鑑賞。4月25日（水）デイトナ白文字盤「今日もないだろうな、、、」と思いながらいつも通りお店に入ると、聞く前に勢いよく店員さんから「白でよろしかったですか？デイトナありますよ！」と言われる。「この人は何を言っているんだ、、、？」と予期せぬ急展開に驚き、一瞬ボケッとしてしまうが半信半疑のまま個室へ通される。しばらくして布で覆われた何かを載せたトレーを持って店員さんが登場。被せてあった布を取った瞬間ついに、念願のデイトナと対面！！驚きと嬉しさで鼓動が早まるのを感じながら、支払いや使用上の注意、ブレスのサイズ調整などを済ませ退店。帰り際、よく話していた店員さんが「本当によかったですね！」と一緒に喜んでくれて嬉しかった。にやけてしまうのを我慢しながら会社へ。恒例の開封へニヤけてしまうのを堪えて会社に到着。会社にいた同僚や上司が拍手で迎えてくれて喜びを噛み締めつつ会議室へ移動。ついに開封です！！正規店購入の証と言われる、ロレックスの包装紙を取ります。箱が見えてきました。説明書などなど。時計はもちろんのこと、箱もかっこいいです。デイトナー！！！箱の中には、アフターサービスのご案内資料や使用時の注意書き、仮の保証書、ベゼルカバーとクロノメータータグなどが付属。このほか、「ROLEX」の文字がデザインされたハンカチを頂きました。緊張して手が震えます。人気の白文字盤。かっこよすぎます、、、！お店でブレス調整してもらいジャストなのですが、こうやって傾けると少し余裕があるように見えますね。ブレスの滑らかな質感とセラミックベゼルの硬質な感じがたまりません。ベゼルは光の当て方で微妙にブラウンに見える気もするのですが、持っている方どうでしょうか？調整してサイズがぴったりになった時計を着けると買えた実感が込み上げてきました。ずっと見ていられます笑。時計を見てニヤけるって本当にあるんですね！〜編集後記〜 ちなみにお気づきになった方もいるかと思いますが、2代目ランナーは女でした！初代が男性だったため、女性でも購入できるのかという実験も兼ねてマラソンをしていました。正直、こんなに早く見つかるとは思っていませんでした。通算84日。164日目で買えた初代ランナーの記録をあっさり塗り替えてしまいなんだか申し訳ないです。初代ランナーと同様に今回買えた店舗での購入履歴は無く、ステンレスのデイトナは購入履歴が無くても正規店でちゃんと買えることが改めて証明されました。また、購入するまでに1〜2年かかると言われていますがこんなに早く買えるミラクルもある、当たり前のことですがちゃんと女性にも売ってくれることが証明できて嬉しいです。ステンレスのデイトナを買おうか迷っている方や、今まさに頑張っているデイトナランナーさん達には諦めずに挑戦し続けて欲しいです。長いようで短い3カ月間、ありがとうございました！今回2代目デイトナランナーが買えたことで初代との対談が実現！日記では明かされなかった色々なことを語ります。>>ランナー2人が語り合う「デイトナマラソン対談」前編

「デイトナマラソン日記 Ⅱ 」2代目ランナーが正規店を巡る-最終編-

《狙いのアイテム》デイトナ116500LN：OYSTER PERPETUAL COSMOGRAPH DAYTONA 116500LN 　2016年にデビューしたロレックス（ROLEX）のデイトナ人気モデル。生産数が圧倒的に少なく、正規店には月に1〜2本入ってくるとかこないとか。少ない入荷を求めてロレックス正規店を巡回する"デイトナマラソン"に勤しむ客も多く、彼らは通称"デイトナランナー"と呼ばれている。2ヶ月目スタート3月1日（木）全店ナシあっという間に2カ月目突入。今月も買えないを前提に頑張ろう。3月2日（金）全店ナシ先月某店舗でステンレスデイトナが2本入荷していたことを知る。後になって入荷事実を知るのもマラソンあるある。30日間終了3月3日（土）全店ナシディープシーの黒が1本入荷していた。意外に入荷が多いのだろうか。3月4日（日）全店ナシ昨日入荷していたディープシーの黒が売り切れていた。3月5日（月）全店ナシ天気は悪いが今日もロレックスへ。向かい風がランナーには厳しい。3月6日（火）全店ナシ特にナシ3月7日（水）全店ナシ金無垢系モデルがここ数日ショーケースに少ない。聞くと、最近は入荷が少ないらしい。3月8日（木）全店ナシ社内で「『デイトナマラソン日記 Ⅱ 』の掲載を楽しみにしている」と慰めてもらった。3月9日（金）全店ナシ見覚えのあるライバルらしき人がいた。もちろん言葉は交わさない。3月10日（土）全店ナシ並行店にデイトナを見に行く。勧められて他のレアモデルも試着。グリーンサブやエクスプローラー1、Dブルーなどを試させてもらう。個人的にデイトナ以外だとグリサブが良い感じ。Dブルーは自分には大きすぎかな。3月11日（日）全店ナシ夕方や日曜日に入荷することは少ないらしい。3月12日（月）全店ナシ特にナシ。通算40日間終了3月13日（火）全店ナシ仲良くなれたと勝手に思っていた店員さんが超絶塩対応になっていた。理由は謎。3月14日（水）全店ナシ男女問わずデイトナランナーが増えているらしい。3月15日（木）全店ナシ店員さんとなぜか花粉症の話で盛り上がる。3月16日（金）全店ナシ聞かれたモデルの品番をすぐに答えられる店員さんが、純粋にすごいと思った。3月17日（土）全店ナシ特にナシ3月18日（日）全店ナシ店員さんに「デイトナのプラチナモデルが人気なんですよね」と言われたので、「ディスコンになるって噂ですよ」と言うと「まぁ正直、今ですらディスコンみたいな入荷数ですしね」と冗談で切り返された。プラチナモデルはバゲットカットダイヤモンド入りのほうが人気らしい。3月19日（月）全店ナシDブルーやシードゥエラーおろかサブマリーナにも出会えない。3月20日（火）全店ナシ全く同じルートで周っている人に出会った。3月21日（水）全店ナシ明日はバーゼル！雪の日でも頑張って回るも、収穫なし。3月22日木曜日　全店ナシバーゼル発表！まさかのGMT Ⅱ 赤青「ペプシベゼル」がSSで復活。しかもジュビリーブレス装備。現行のホワイトゴールドモデルはどうする、と思ったら青文字盤になって継続。が、それよりもビビったのが、まさかのDブルーがキャリバー 3235を搭載して継続販売。衝撃だったのが、ガワ（見た目）がほぼ同じで性能アップと言うこと。こ、これは、、、と思ったのは私だけではないはず。ちなみに個人的にはデイトナPTがディスコンになると予想していたがハズレ、こちらも継続っぽいとのこと。意外に黒茶ベゼルのコンビもいい感じ。コンビが良いって思ったの初めてかも。通算50日間終了3月23日（金）全店ナシやはり店員さんとの話題は「バーゼルワールド」。ペプシベゼルの問い合わせが凄いらしいが、それでもデイトナの問い合わせの方が多いとのこと。新作の入荷時期はおろかカタログの完成時期も分からないらしい。3月24日（土）全店ナシ新作のSS赤青に加えて、黒茶も予約できないとのこと。そういえば、デイトナ黒のダイアルの色が少し変わったと話題。3月25日（日）全店ナシ最近は、デイトナ黒文字盤の再評価がされているらしく並行価格が少しづつ上がっているそう。3月26日（月）全店ナシ新作GMTのコンビも問い合わせがかなり多いと聞いた。ただしこちらも金無垢と同じく予約不可。正規店で見ることができるのは先になりそう。3月27日（火）全店ナシ「もしかしたら新作の展示会をやるかもしれないので、開催する場合は連絡していいですか？」と店員さんからお誘いを受ける。3月28日（水）全店ナシ店員さんが身に付けているロレックスを凝視してくる。これから半袖の時期のためここらへんはチェックポイントになるんだろうな。3月29日（木）全店ナシああ、終わりが近づいている。3月30日（金）全店ナシ今月はバーゼルの話ができたので店員さんとの会話に困らなかったけど来月が不安。3月31日（土曜）全店ナシ今月も見つかりませんでした！〜編集後記〜 バーゼルの発表は驚きでした。今までにない展開で今後のロレックス予想が複雑になった気がします。正直Dブルーの正常進化は、なにかロレックスの意図を感じました。新作の黒茶ベゼルは早くも"ルートビア"と呼ばれるなど好意的に捉えられていて、今後のコンビ仕様の動向が気になりますね。4月は新年度ということで、フレッシュに頑張ります！次は、「デイトナマラソン日記 Ⅱ 」- 最終編 -

「デイトナマラソン日記 Ⅱ 」2代目ランナーが正規店を巡る-2ヶ月目-

今回も狙いは「116500LN」デイトナ116500LN：OYSTER PERPETUAL COSMOGRAPH DAYTONA 116500LN　2016年にデビューしたロレックス（ROLEX）のデイトナ人気モデル。「生産数が圧倒的に少ない」、「超顧客じゃないと出してもらえない」と噂される超レアモデル。それでも一縷の望みをかけてロレックス正規店を巡回する人も多々。ちなみにデイトナを探す為に正規店を巡ることを"デイトナマラソン"、マラソンする人たちを"デイトナランナー"と呼びます。1ヶ月目スタート2月1日（木）全店ナシついにランナーデビュー。今後の入荷はもちろんのこと、直近の入荷も教えてもらえず。2月2日（金）全店ナシ今日から手持ちのロレックスを着用して来店することにした。2月3日（土）全店ナシ「1年間通い続けている人がまだ買えていません」と言われる。前任者の「デイトナマラソン日記」に書かれていた通りなので問題なし。2月4日（日）全店ナシ4日目にして顔を覚えられたようで、「この前もいらしてましたよね」と話しかけられた。エクスプローラー Ⅱ が久々に入荷したとのこと。2月5日（月）全店ナシ早くも一部の店員さんからは「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」と言われる。2月6日（火）全店ナシ店内はやや混み。隣で見ていたお客さんはエクスプローラー Ⅰ を探していた。2月7日（水）全店ナシ今日でランナーデビュー7日目。ヨットマスターのダークロジウムが1本入荷していた。2月8日（木）全店ナシ店員さん曰く発売当初から人気のデイトナだが、ここ3、4年は特に白熱しているそう。エクスプローラー Ⅰ が1本入荷していた。2月9日（金）全店ナシエクスプローラー Ⅰ が既に売れていた。毎日のように他のモデルを勧められる。2月10日（土）全店ナシ「ロレックスつけてるなら店員に見せた方が良いですよ」と社内でアドバイスをもらう。10日間終了2月11日（日）全店ナシ特になし2月12日（月）全店ナシ某店舗ではオープン日にステンレスデイトナが2本も入荷したらしい。新店舗のオープン日は狙い目かも。いや、そうでもないか。2月13日（火）全店ナシよく考えると業務時間中にマラソンできる会社っておかしいですよね。2月14日（水）全店ナシ「ステンレスデイトナはかなり難しいですよ〜」と言われる。2月15日（木）全店ナシ時計好きな会社の先輩が書籍「腕時計投資のすすめ」を貸してくれた。2月16日（金）全店ナシデイトナはほぼ月1で入荷するようだが、今月はまだ入荷していないらしい。2月17日（土）全店ナシ聞く前から既に申し訳なさそうな顔をされた。エクスプローラー Ⅰ が1本入荷していた。2月18日（日）全店ナシエクスプローラー Ⅰ がやはり売れていた。2月19日（月）全店ナシディープシーの黒が1本入荷。正規店で見るのは初めて。でもさすがに大きいなぁ。2月20日（火）全店ナシディープシーの黒がまだ残っていた。20日間終了2月21日（水）全店ナシディープシーが売れていた。さすがに2日はもたなかったか。スポーツウォッチは男女問わず人気らしい。2月22日（木）全店ナシ段々と話すことが無くなってきた。2月23日（金）全店ナシ店員さんとお客さんがデイトナについて話していた。米国の方が日本より買いやすいとのこと。2月24日（土）全店ナシ初めて見る店員さんがいた。2月25日（日）全店ナシ気が付けば他のモデルを勧められることも無くなった。2月26日（月）全店ナシ嗚呼、2月が終わってしまふ。2月27日（火）全店ナシ春節が終わっても相変わらず中国人観光客が多い気がする。2月28日（水）全店ナシ1カ月目があっさり終了。来月もめげずに頑張ります。〜編集後記〜 ついに始まりました、デイトナマラソン。意外に思ったのは、エクスプローラー Ⅰ は結構な頻度で入荷している事でした。店員さんたちの「またデイトナランナーか」という塩対応に負けず、来月も頑張ります。次は、「デイトナマラソン日記Ⅱ」-2ヶ月目-

「デイトナマラソン日記 Ⅱ 」2代目ランナーが正規店を巡る-1ヶ月目-

《目的のアイテム》 ■デイトナ116500LN：OYSTER PERPETUAL COSMOGRAPH DAYTONA 116500LN 　2016年にデビューしたロレックス（ROLEX）のデイトナ人気モデル。生産数が圧倒的に少なく、正規店には月に1〜2本入ってくるとかこないとか。少ない入荷を求めてロレックス正規店を巡回する"デイトナマラソン"に勤しむ客も多く、彼らは通称"デイトナランナー"と呼ばれている。1月1日（月）休み明けましておめでとうございます！さすがに全店休みです。1月2日（火）全店ナシ新年、初マラソン。エクワンを発見。気がつけばエクワンもレアモデルになってきたなぁ。1月3日（水）全店ナシなにもない。結局、各店舗へ新年の挨拶をするマラソンだった。1月4日（木）全店ナシ店員さんに「年は変わってもショーウインドウの中は変わりません！」と言われた。あはは。。。1月5日（金）全店ナシミルガウスすら品切れの店舗が本当に増えた。並行店の価格も上がっているらしい。1月6日（土）全店ナシ並行店で同じ人気モデルが5本以上陳列されているのを見ていると、人気モデルは全部買い占められている錯覚に陥る。1月7日（日）全店ナシ「日本ロレックスは9日から仕事始めなので、この時期はあまり入荷がないですよ」と店員さんに言われる。1月8日（月）全店ナシ入荷なし。通算160日終了1月9日（火）全店ナシ「日本ロレックスの2018年がスタートしました」と店員さんに言われる。期待。1月10日（水）全店ナシロレックスは始まったが未だ入荷は行われていない様子。各店舗でも入荷はバラバラらしく他店の動向が気になるとのこと。1月11日（木）全店ナシ「今日もお仕事頑張ってください」と店員さんに励ましてもらう。1月12日（金）デイトナ黒文字盤　発見！通算164日目。いつも通り店へ入り、ショーケースを確認。もちろんデイトナの姿は確認できず。いつもの店員さんが近づいてきたので、とりあえず「今日もないですか？」と聞こうとしたら、「ありますよ」と店員さんにおもむろに言われる。「プラチナモデルでしたらね、アハハ。いやー、ステンレスはまだまだですよ」と冗談が続くと思いきや「デイトナありますよ。ブラックですけどいいですか？」と再度言われ激しく動揺。信じきれないまま椅子へ案内される。しばらくすると店員さんが布を被せたプレートを持ってきて、ついに正規店デイトナと対面。手の震えが止まらないまま、支払いや保証書の手続き、サイズ調整などを終え、退店する。この間約30分。店員さんに「毎日いらっしゃっていたので寂しくなりますね、今日いない店員にも見せに来てくださいね」と言われる。感動。これがロレックスクオリティ！そのまま袋をぶら下げて会社へ帰る。購入したデイトナを早速開封！興奮冷めやらぬまま会社に戻り、早速購入したデイトナを開封。紙袋に包まれていて、中の箱にはロレックスの王冠マークがデザインされています。緑の箱が登場。重量感があります。オープン。うっすらとデイトナが見えます。蓋の裏を開けると、先ほど店舗で調整したベルトが入っています。念願のデイトナ！か、かっこいい...。白が人気ですが、最近は黒を指名する人も増えてきたらしいです。「アフターサービスのご案内資料・操作説明が記載された資料・ロレックスの時計についての資料・ハンカチ・仮の保証書（後日郵送で届くらしい）・ベゼルカバーとクロノメータータグ」が付属されていました。〜編集後記〜 念願のデイトナ。遂に購入することができました！正直購入できる雰囲気が一切なく、心が折れそうな時期もありましたが、諦めずに続けて良かったです。ちなみに買えた店舗ではそれまでの購入履歴は一切ありません。初購入でした。上顧客優先や外商などに流れているとも言われていましたが、そんなことはなく「ステンレスのデイトナは正規店でちゃんと買える」、自分でも半信半疑だった当たり前の事実を証明できたことでホッとしています。プレミア価格で購入する予算が無い方や正規店で買いたい方などの多くのデイトナランナーさん達の励みになると嬉しいです。長いようで短かった164日間のデイトナマラソン日記。振り返るとなんだかんだで楽しかったちょっと遅れてきた青春でした。見ていてくれた皆さん有難うございました！これにて完結です。続編>>2代目ランナーが「116500LN」を求めて「デイトナマラソン日記 Ⅱ」をスタート

【デイトナ マラソン日記】毎日ロレックス正規店を巡る-最終編-

《目的のアイテム》デイトナ116500LN：OYSTER PERPETUAL COSMOGRAPH DAYTONA 116500LN 　2016年にデビューしたロレックス（ROLEX）のデイトナ人気モデル。生産数が圧倒的に少なく、正規店には月に1〜2本入ってくるとかこないとか。少ない入荷を求めてロレックス正規店を巡回する"デイトナマラソン"に勤しむ客も多く、彼らは通称"デイトナランナー"と呼ばれている。5ヶ月目スタート12月1日（金）全店ナシ1日は無くてもなぜか気が楽。12月2日（土）全店ナシ並行店でデイトナ116500LNが250万オーバーで売られていた。これがボーナスクリスマスプレミアムなのか1月の価格は要チェック。12月3日（日）全店ナシ「年末だからやボーナス商戦は入荷に関係ないです」と店員さんに言われる。何人にも言われています、とは言えない。12月4日（月）全店ナシ特になし。12月5日（火）全店ナシ通い始めて5カ月目だと店員さんに伝えると「まだまだこれからですね」と言われる。なぜか元気が出る。12月6日（水）全店ナシ最近エクツー（エクスプローラーⅡ）ですら欠品しているお店が増えた気がする。12月7日（木）全店ナシ某店員さんの体感問い合わせ数ランキングは、1位デイトナ、2位グリーンサブ、3位GMT青黒、4位D-BLUE、5位赤シード、6位エクワンらしい。12月8日（金）全店ナシ「エアキングならあるんですけどね」と店員さんに言われる。通算130日終了12月9日（土）全店ナシ「毎日いらっしゃる方がたくさんいるので、ランナーは珍しくありません。上には上がいますよ」と店員さんに言われる。12月10日（日）全店ナシ店舗の入り口で、入店しようとするランナー達に「ないです」と伝えるための店員さんがいた。12月11日（月）全店ナシ会社内で「ロレックス」というあだ名をつけられる。12月12日（火）全店ナシ久しぶりに知らない店員さんを見た。12月13日（水）全店ナシオープン前に2人のデイトナランナーが店前で待機していた。12月14日（火）全店ナシ特になし。12月15日（金）全店ナシレキシア移転オープンから1カ月が経過。あの光景を思い出すとテンションが下がる。12月16日（土）全店ナシエクワン発見！店員さんと会話している間に売れていた。12月17日（日）全店ナシ「朝と何か変わった？」と言いながら店内に入って来た人がいた。1日数回来店するデイトナランナーって本当にいるんですね。12月18日（月）全店ナシ「たまに他の店舗にプライベートで行きますが、もしステンレスデイトナ、GMT青黒、グリーンサブがあったら買いますね」と店員さんが言っていた。通算140日終了12月19日（火）全店ナシディープシーのブラックを発見。D-BLUEと入荷本数は変わらないらしいが、D-BLUEを正規で見たことはない。12月20日（水）全店ナシサブマリ、GMTの金無垢やコンビも人気が高騰していると店員さんが言っていた。12月21日（木）全店ナシ特になし。12月22日（金）全店ナシD-BLUE着用者を店舗内で発見。デイトナを探していた。12月23日（土）全店ナシボーナスやプレゼントの影響で、売り上げがいいらしい。12月24日（日）全店ナシきっと君は来ない〜♫いえ、ちゃんと巡回しますよ。12月25日（月）全店ナシロレックスの近くに店舗を構える別ブランドの人にも「よくいらっしゃってますよね」と言われた。12月26日（火）全店ナシ「たぶん年内は無理ですよ」と店員さんに言われる。12月27日（水）全店ナシデイトナはもちろん、サブマリやGMT、エクワンなどのステンレスモデルが品薄で、代わりにエクツー黒を買う人が増えているらしい。12月28日（木）全店ナシ150日間でわかったことは、エクワンとGMT黒、ディープシー黒はたまにショーケースに並ぶ。通算150日終了12月29日（金）全店ナシ「日本ロレックスがそろそろ仕事納めなので入荷自体ないと思いますよ」と言われる。ただ、可能性はゼロじゃないそうなので明日以降もマラソンします。12月30日（土）全店ナシ「納めですかね？来年もよろしくお願いします」と言う店員さんに「明日も来ます」と返す。店員さんが苦笑いだった。12月31日（日）全店ナシ気分はすでに年明け。来年こそは。〜編集後記〜 今月もダメでした。今月はいつも顔を合わせていたエクツーの黒ですら見かけることが少なくなり、少し寂しさを感じました。来年はミルガウスすら品薄になりそうな勢いに少しビビっています。2018年の目標はもちろん「デイトナ購入」。それではみなさん新年も宜しくお願い致します。次は、「デイトナマラソン日記」- 最終編 -

【デイトナ マラソン日記】毎日ロレックス正規店を巡る-5ヶ月目-

《目的のアイテム》デイトナ116500LN：OYSTER PERPETUAL COSMOGRAPH DAYTONA 116500LN 　2016年にデビューしたロレックス（ROLEX）のデイトナ人気モデル。生産数が圧倒的に少なく、正規店には月に1〜2本入ってくるとかこないとか。少ない入荷を求めてロレックス正規店を巡回する"デイトナマラソン"に勤しむ客も多く、彼らは通称"デイトナランナー"と呼ばれている。4ヶ月目スタート11月1日（水）全店ナシあと2ヶ月で2018年。今年中に買えるのか。11月2日（木）全店ナシ「今日はスカイドゥエラーが入荷しましたよ」と店員さんが伝えてくれた。アナザースカイ。11月3日（金）全店ナシサブマリとGMTの金無垢やホワイトゴールドすら無くなっている店舗があった。11月4日（土）全店ナシ「デイトナは入荷して1分で売れたことがあります」と店員さんが言っていた。意味がよくわからなかった。11月5日（日）全店ナシ特になし。11月6日（月）全店ナシ並行店のグリーンサブが、欠品していた。先月行ったときは3本あったのに。11月7日（火）全店ナシ最近、シンガポールでの購入談が多いらしい。11月8日（水）全店ナシついに100日。通算100日終了11月9日（木）全店ナシそういえば、100日通っても他の人気モデルグリーンサブ、GMT青黒、赤シード、D-BLUEすら1回も見れていない。そう考えると並行店の入荷頻度は異常。※並行店にはデイトナをはじめ、グリーンサブ、GMT青黒、赤シード、D-BLUEなど人気モデルが大量に陳列されている。11月10日（金）全店ナシ2017年モデルの116519LNも最近問い合わせが増えているらしい。11月11日（土）全店ナシ会うたびにロレックスとデイトナの魅力を伝えてくれていた店員さんが、最近喋りかけてくれなくなった。11月12日（日）全店ナシ先日、グリーンサブが欠品していた並行店にもう2本も入荷していた。11月13日（月）全店ナシ「最近、本当に入荷が無いんです」と店員さんが言っていた。たしかにショーケースがガラガラ。11月14日（火）全店ナシ明日は銀座レキシアの移転オープン。もちろん行く。11月15日（水）全店ナシ多くのデイトナランナー達から高い期待を受けていた銀座レキシアの移転オープン日。BUT、だが、しかし！人気レアモデルが一本もないという異常事態。オープン1時間前の10時頃に「今日はデイトナの販売はありません」といきなりの死刑宣告。「もしかしたら他の人気レアモデルはあるかも」と淡い期待を抱いていたランナー達をオープン時間に迎えてくれたのは、この日のためにフルで集められたデイトジャスト。入店した全員が、落胆するよりも戸惑いの表情を浮かべていた光景は忘れられないです。11月16日木曜日　全店ナシ「デイトナって予約できないの？」と聞いている人がいた。わかりますよ、その気持ち。11月17日（金）全店ナシ某店舗でGMTの黒を発見。11月18日（土）全店ナシもう110日.......。マラソンを始めてから時間の流れが早くなった気がする。通算110日終了11月19日（日）全店ナシレキシア以外のほとんどの店舗で「新しくなったレキシア行ってみたらどうですか？」と提案される。11月20日（月）全店ナシまた別店舗でGMTの黒を発見。今月3本目。11月21日（火）全店ナシ偶然、街で店員さんと遭遇した。会釈をする。11月22日（水）全店ナシ特になし11月23日（木）全店ナシ11月もあと1週間。11月24日（金）全店ナシ「毎日通っていても5年ぐらいは買えないかもです。5年以内に買えたら運がいいですよ」と店員さんに言われる。11月25日（土）全店ナシ遠くから見て116500LNの黒文字盤を見つけたと思ったが、近づいて見ると300万越えの116519LNの黒文字盤だった。デイトナランナーあるあるネタ。11月26日（日）全店ナシ最近、前にも増してデイトナランナーが増えているらしい。11月27日（月）全店ナシ入店前に「今日もないです」と店員さんに告げられる。11月28日（火）全店ナシ正規店でロレックスの人気レアモデルを買うことがこんなに難しいとは。通算120日終了11月29日（水）全店ナシ11月3日からサブマリやGMTを一本も置いていなかった店舗にサブマリ（ホワイトゴールド）が入荷していた。約1ヵ月ぶりのサブマリ入荷で店員さんが嬉しそうだった。11月30日（木）全店ナシ今月も購入することができませんでした。来月も頑張ります。〜編集後記〜 期待していた銀座レキシアの移転オープン日にサブマリ、GMT青黒、赤シード、D-BLUEが並ばなかったことは僕以外のロレックスファンにも衝撃だったんじゃないでしょうか。来月はボーナス商戦で人気モデルを多めに投入してくれることを祈りながら頑張ります。と思っていましたが、「年末やボーナス商戦とかは入荷に関係ないですね」とすでに店員さんに言われています。。。次は、「デイトナマラソン日記」-5ヶ月目-

【デイトナマラソン日記】毎日ロレックス正規店を巡る-4ヶ月目-

《目的のアイテム》デイトナ116500LN：OYSTER PERPETUAL COSMOGRAPH DAYTONA 116500LN 　2016年にデビューしたロレックス（ROLEX）のデイトナ人気モデル。生産数が圧倒的に少なく、正規店には月に1〜2本入ってくるとかこないとか。少ない入荷を求めてロレックス正規店を巡回する"デイトナマラソン"に勤しむ客も多く、彼らは通称"デイトナランナー"と呼ばれている。10月1日（日）全店ナシまだ今月初日なのでどんまい！10月2日（月）全店ナシ気がつけばロレックス店舗に着いていた。10月3日（火）全店ナシ別のお客さんと店員さんが、デイトナについて語ってた。10月4日（水）全店ナシ店頭に並ぶことってあるのかな。10月5日（木）全店ナシもちナシ。10月6日（金）全店ナシ「もし、別の店舗で買えたら見せに来てくださいね」と店員さんに言われる。10月7日（土）全店ナシ海外の人がデイトジャストなどを数本まとめ買いしていた。10月8日（日）全店ナシ最近はスポーツ系を本当に見なくなった。ミルガウスとエクスプローラーⅡは、もちろんあります。10月9日（月）全店ナシ3連休に高単価のものがたくさん売れていた。店員さんの機嫌良し。通算70日終了10月10日（火）全店ナシ休日明けのマラソンは人が少なくて回りやすい。10月11日（水）全店ナシ黒サブが入荷即売れだったらしい。サブすらショーケースに並べなくなったのか........。10月12日（木）全店ナシ初めて会った店員さんに有無を言わさず「無いです」と言われる。10月13日（金）全店ナシ並行店が癒し。10月14日（土）全店ナシディープシーが入荷していた。やっぱり重たかった。10月15日（日）全店ナシディープシーがまだいた。意外と人気がないのかな？10月16日（月）全店ナシ前言撤回、ディープシーが売れていた。10月17日（火）全店ナシ店員さんの挨拶がいらっしゃいませからおはようございますに変わる。僕もついにロレックスの一員に。10月18日水曜日　全店ナシ走らないマラソンってこの企画だけだよなぁ。10月19日（木）全店ナシ80日目が終了。通算80日終了10月20日（金）全店ナシ「あると思って来るとしんどいと思うので、ないだろうと思いながら来た方がいいですよ」と店員さんに言われる。言わなかったですけど、ずっと前からそういう気持ちです。10月21日（土）全店ナシ最近、店員さんとの会話比率が「時計1：雑談9」。10月22日（日）全店ナシ特にナシ。10月23日（月）全店ナシ「いきなりデイトナを買うのは非現実的なので、他のモデル何本か買ったほうがいいですよ」と言われる。10月24日（火）全店ナシ「スポーツロレックス入門機」として人気があるエクスプローラーⅠ 発見！3本入荷してもうラスト1本らしい。10月25日（水）全店ナシ店員さんが久しぶりにデイトジャストを勧めてきた。もちろん断った。10月26日（木）全店ナシ昨日の店員さんの対応が冷たい。10月27日（金）全店ナシポールニューマンモデルが約20億........。夢のまた夢。夢でも買えないだろうな。10月28日（土）全店ナシうわ、もう少しで今月終わってしまう。10月29日（日）全店ナシそういえば、街で116500LNをつけている人を一度も見たことがない。通算90日終了10月30日（月）全店ナシ最近はスポーツ系だけでなく、レディースのデイトジャストなども入荷が少ないらしい。刷新の準備かな。10月31日（火）全店ナシ今月もダメでした。来月に続きます。〜編集後記〜 今月も全滅です。サブマリーナもショーケースに並ばないモデルになったのを実感。デイトナは並行価格が230万円と9月よりも10万ほど上がっていて、手が届かないプライスになっていました。このプライスになると状態の良い116520か、状態がそこそこの16520も射程に入るので悩みどころですね。と言いながら、そんなお金はないので来月も正規店巡りします！次は、「デイトナマラソン日記」-4ヶ月目-

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【デイトナマラソン日記】毎日ロレックス正規店を巡る-3ヶ月目-

《目的のアイテム》デイトナ116500LN：OYSTER PERPETUAL COSMOGRAPH DAYTONA 116500LN 　2016年にデビューしたロレックス（ROLEX）のデイトナ人気モデル。生産数が圧倒的に少なく、正規店には月に1〜2本入ってくるとかこないとか。少ない入荷を求めてロレックス正規店を巡回する"デイトナマラソン"に勤しむ客も多く、彼らは通称"デイトナランナー"と呼ばれている。2ヶ月目スタート9月1日（金）全店ナシ先月の惨敗で落ちるテンションを切り替えて出発。在庫なし。9月2日（土）全店ナシ他のお客さんを接客中の店員さんがお辞儀をしてくれた。9月3日（日）全店ナシ先月後半から欠品していたエクスプローラーⅡの黒が入荷。ミルガウスとエクスプローラーⅡの安定の布陣が再び築かれる。9月4日（月）全店ナシグリーンサブマリーナを探している海外の女性が、ほとんど同じルートでマラソンしていた。グリーンサブは海外の人に人気だそう。※2020年に新作グリーンサブマリーナが登場。黒文字盤に刷新。9月5日（火）全店ナシ最近は、息子に頼まれてマラソンする"ママさんランナー"も存在するらしい。9月6日（水）全店ナシ「発見・即・買い」の鉄則があるので、入店前に別のお客さんが見えると気持ちは諦めモードに。9月7日（木）全店ナシチェリーニのムーンフェイズを発見。徐々に各店舗で入荷が始まっているらしい。9月8日（金）全店ナシ某店舗の店員さん曰く「デイトナは、今までに各色1回ずつしか見たことないですね」。9月9日（土）全店ナシ店員さんと1時間ぐらい雑談。1時間で5人ぐらいデイトナを探している人が来店していた。通算40日間終了9月10日（日）全店ナシ休日は、海外の人が多く来店していた。9月11日（月）全店ナシ異常ナシ。9月12日（火）全店ナシ現在は生産を中止している、ダイヤベゼルのデイトナ（1,000万円越え）を発見。デイトナといえど、人気不人気のモデルもある。9月13日（水）全店ナシ「大阪、京都、名古屋、東京を回ったがサブマリーナ（ステンレス）を買えなかったという人がいたらしいですよ」と社長に言ったら、「この前静岡のショップで普通に置いてあったよ」と言われた。9月14日（木）全店ナシ昨日、店を後にしてから某店舗で白・黒1本ずつ入荷していたらしい。こういうのは結構精神的にくる。9月15日（金）全店ナシ昨日の件でテンションが上がらない。9月16日（土）全店ナシ中古店に行くと探している商品が全て見れる。モチベーションアップ！9月17日（日）全店ナシ台風でびしょ濡れになりながらの来店。9月18日（月）全店ナシ店頭の商品が代わり映えしない。毎日来ているから当然か。9月19日（火）全店ナシ今日で50日目。モノがないのが普通に思えてきた。通算50日間終了9月20日（水）全店ナシロレックスってなんだろう？9月21日（木）全店ナシ店員さんに「諦めないでください」と言われる。お願いです、予約できるようにしてください。9月22日（金）全店ナシショーケースの中の配置を覚えてきたので、前日何が売れたかがわかるようになる。9月23日（土）全店ナシ先日、とあるお客さんが開店から閉店までずっと店内で粘ったらしい。が、入荷がないという悲劇が起きたとのこと。9月24日（日）全店ナシ特にナシ。9月25日（月）全店ナシごく稀に検品で不備のあるものがあるらしいが、「それでもいいから」と購入していく人がいるらしい。「偶然見つける確率を考えると、保証期間内に修理したほうがいい」と言っていたとのこと。素晴らしく前向きな発想。9月26日（火）全店ナシもうすぐ2カ月が経つ。9月27日（水）全店ナシ2017年モデルのデイトナ116518LN、116519LNが入荷していた。意外に良い、高いけど。9月28日（木）全店ナシ約2カ月通うと店員さんに別のモデルをススメられなくなるということを体感。9月29日（金）全店ナシいくつかの店舗で、月末はあまり入荷がないと言っていた。通算60日終了9月30日（土）全店ナシ今月もダメでした。もちろん来月もやっちゃいますよ。〜編集後記〜 またも全滅。先月同様に、他の人気モデルも探していましたがDEEP SEAを一度見るぐらいでした。人気が高騰しているのか、スポーツ系のステンレスモデル自体、見れることが少なくなったように感じます。次は、「デイトナマラソン日記」-3ヶ月目-

【デイトナマラソン日記】毎日ロレックス正規店を巡る-2ヶ月目-

狙いは人気モデルデイトナ116500LN：OYSTER PERPETUAL COSMOGRAPH DAYTONA 116500LN　2016年にデビューしたロレックス（ROLEX）のデイトナ人気モデル。生産数が圧倒的に少なく、正規店には月に1〜2本入ってくるとかこないとか。少ない入荷を求めてロレックス正規店を巡回する"デイトナマラソン"に勤しむ客も多く、彼らは通称"デイトナランナー"と呼ばれている。1ヶ月目スタート8月1日（火）全店ナシ時は来た、それだけだ。期待を胸に足を運ぶも全店在庫なし。8月2日（水）全店ナシ何時に入荷するか決まっていないので1日に数回来店する人もいるという。8月3日（木）全店ナシ店員さんに顔を覚えてもらったのか会話が少し増えた。某店舗では1ヶ月以上入荷していないらしい。8月4日（金）全店ナシ在庫を聞く前に「今日もないです」と伝えられる。8月5日（土）全店ナシ特にナシ。OK。8月6日（日）全店ナシ某店舗で発売開始からほぼ毎日通っている人がいるが、未だに購入できていないという。めまいを通り越して吐き気が。8月7日（月）全店ナシ銀座の並木通り本店とGINZA SIX店は店舗が大きいので入荷する可能性が高いという情報を入手。明日から三越銀座店を追加した銀座の3店舗に電話問い合わせを開始。8月8日（火）全店ナシ某店舗でステンレスのサブマリーナがあった。が、すぐにその場で買われた。本当に"発見、即、買い"の鉄則を感じる。8月9日（水）全店ナシ勧められていくつか試着する。「デイトナはすぐに購入できるモデルでもないので、数台目として考えていただくのがいいかもしれません」と別モデルを勧められた。そんなお金ありません。8月10日（木）全店ナシ一度も目にすることがなく10日間過ぎていったので、デイトナの形がうろ覚えに。中古店に行き、モチベーションを高める。白色（約220万円）が2つと黒色（約210万円）が1つあった。白に至っては100万近いプレミアムが乗っている。10日間終了8月11日（金）全店ナシ某店舗では数本買って顧客になるのが近道だと言われる。ただ、顧客になっても2年ぐらい購入できないこともあるという。8月12日（土）全店ナシ電話問い合わせをして在庫があっても、来店までに30分ほどかかると売り切れている可能性が高いと言われた。8月13日（日）全店ナシ店員さんと喋ることもなくなってきた。8月14日（月）全店ナシ知り合いが並行店でデイトナを買っていた。8月15日（火）全店ナシとある店舗では「お盆は全然入荷がない」と言っていたが、別の店舗では「全く関係無く入ってきます」と店舗ごとに違うことを言われる。8月16日（水）全店ナシ某店舗では検品作業中に購入希望者が来店するので店頭に並ぶことがあまりないという。8月17日（木）全店ナシ特にナシ。暑い。8月18日（金）全店ナシ店員さんも並行店などでデイトナを見て羨ましがっていると言っていた。なんだか複雑な気持ちになる。8月19日（土）全店ナシミルガウスとエクスプローラーⅡは今日もショーケースの中で絶賛営業中。※デイトナマラソン日記を行っていた2017年頃はミルガウスとエクスプローラーⅡはあまり人気がなく、ショーケースに並んでいるのが普通だった。8月20日（日）全店ナシ購入できそうな雰囲気が全く無い。20日間終了8月21日（月）全店ナシ店舗ごとに入荷状況が違うようで前日が休みの日は入荷が一切無い店舗もあるらしい。8月22日（火）全店ナシ某店舗が休業日だった。休業日明けは入荷しているのではないかという根拠のない仮説を立て、明日への期待を膨らませる。8月23日（水）全店ナシ仮説は根拠がなければ結果もなかった。店員さんに聞いても関係ないと言われる。8月24日（木）全店ナシ某店舗でエクスプローラーⅡの黒が売れていた。通い始めてから初めてのエクスプローラーⅡ欠品に少し動揺する。8月25日（金）全店ナシ某店舗でエクスプローラーを発見。昨日4本入荷したそうだがすでにラスト1本らしい。※2021年にエクスプローラーの新作が発表。ケースサイズやキャリバーが変更。8月26日（土）全店ナシもうすぐ通い始めて1ヶ月。本当に見つからない......。8月27日（日）全店ナシ再び中古店へ足を運ぶ。中古店に来るほとんどの人が「銀座並木通り本店が入荷が多い」と言っているらしい。8月28日（月）全店ナシ前日が休みの日は入荷がないという店舗にも気にせず出向く。もちろんない。8月29日（火）全店ナシあと3日で1ヶ月というプレッシャーを重く感じる。8月30日（水）全店ナシチェックしている某店舗でお盆明けに入荷していたという事実を知る。1時間もしないうちに完売したらしい。30日間終了8月31日（木）全店ナシ1ヶ月正規店に通っても目にすることができなかった。店員さんの何人かも今月見ていないと言っていた。来月も引き続き頑張ります（泣）。〜編集後記〜まさか、全滅とは......。ちなみに他の人気モデルのGMTマスター青黒、ディープシーD-BLUE、シードゥエラー、グリーンサブマリーナも一度も見られなかったです。次は、「デイトナマラソン日記」-2ヶ月目-

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