続いて2階へ行ってみましょう。「展示室Ⅱ」に入る前のスペースに"どうぶつ"の模型が2体!? 一見普通の"どうぶつ"に見えますが、実は藤子・F・不二雄の切り絵をもとに作られたオブジェで、本邦初公開のキャラクターだそうです。
誰もが知っている「どこでもドア」をくぐり「展示室Ⅱ」へ。「展示室Ⅰ」とは一転、落ち着いた暗がりの部屋では、企画展が開催されます。初回は各作品の"第1話"にスポットを当て、約85点の作品の数々が展示されています。
「ドラえもん」につながる初期作品「てぶくろてっちゃん」や「すすめロボケット」は必見。「ドラえもん」との原画比較も楽しめるので、面白さが倍増します。
原画だけではなく、映像やアニメも多数盛り込まれた「展示室Ⅱ」の中には「おばQ」のキスマークというユニークな展示も。
その他、藤子・F・不二雄作品のインスピレーションの源になった恐竜の本なども一緒に展示されています。
と、展示を楽しんでいると、一角に「きこりの泉」への案内を発見しました。
かなりゆったりとした休憩コーナーの外部庭園に併設された「きこりの泉」。「展示室Ⅰ」にも登場した「きこりの泉」はイソップ童話をモチーフとした秘密の道具で、ジャイアンが誤って井戸に落ちたことに由来する人気のエピソードです。
でもミュージアムの「きこりの泉」として創られた井戸を覗いてみると、女神ではなく「きれいなジャイアン」の姿!?
はっっ!?出てきましたよ!
出きりましたね!!
そして降りていきます!!!
「きれいなジャイアン」は出てきて、再び水の中へ。降りて頭までつかると水が「ぶくぶく」と出るリアルな仕掛けとなっています。
実はこの泉、"手動式"ということに気づきましたか?
このようにポンプを押すと何度も「きれいなジャイアン」が出てきては沈んでくれる、ユニークな泉なのです。
「展示室Ⅱ」に戻り、部屋を出ると「先生のにちようび」の展示へ。ここでは漫画家としてではなく、夫、父親としての藤子・F・不二雄の姿を見ることができます。ほっこりとするエピソードが満載。
様々な貴重な品のなかには、藤子・F・不二雄が夫人に宛てて書いた手紙も展示されています。ラブレターでしょうか?内容は行ってからのお楽しみとするとして、手紙の最後にはネクタイの結び方をオリジナルのイラストで解説しているようですね。夫人にネクタイを締めてもらいたかったのでしょうか? 温かみのある手紙ですね。
展示室を全て抜けると太陽光の入る、"すこし不思議(=SF)"を楽しめる「みんなのひろば」が広がります。ここには「のび太の部屋トンネル」や「ひみつの道具アーカイブ」、「すこし不思議体験テーブル」など、体験して遊べる仕掛けがたくさん。
こちらの「ひみつの道具アーカイブ」では手をかざすだけでいろんな道具が出てきます。ちなみに今出てきた道具は「ヒラリマント」。突進してきたものにこのマントをかざすと跳ね返してくれるアイテムです。
中央にはドラえもんの姿をした大きな"ガチャガチャ"。オリジナルのストラップが出てきますよ。この他同じフロアには「まんがコーナー」や「キッズスペース」、「プリクラ」もあります。
そんなお楽しみスペース2階の目玉と言えるのが「みんなのひろば」奥にある「Fシアター」。
シアターでは、ここでしか見ることができない10分間のオリジナルショートムービーが上映されるそうで、もしかすると作品を超えた競演も見れるかも!?
もちろん映画がスタートするまでの映像もオリジナルです。藤子・F・不二雄が出演しているようですね。
さて少し休憩もしたいということで、3階に上ってみましょう。エレベーターに並んでいるとふと脇にはおばけのQ太郎とO次郎のシルエットが目に入ってきました。細かな仕掛けもミュージアムならではです。
次はミュージアムの3階へ>>「ミュージアムカフェ」のオリジナルメニューや「いつもの空き地」など
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