ロクシタングループが、新CEOに現グループマネージングディレクター(以下、グループMD)のローラン・マルトー氏(Laurent Marteau)を任命したと発表した。 マルトー氏は2024年4月1日付でCEOに就任予定。2021年からグループCEOを務めてきたアンドレ・J・ホフマン氏(André J Hoffmann)氏の後任となる。
同氏は美容業界で20年以上のキャリアを持ち、中でもLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンで15年間、世界中でさまざまな上級管理職を務め、その後ラ・プレリー グループで取締役などとして活動。ロクシタングループには、主要市場におけるオムニチャネル戦略を加速することを目的に、グループMDとして2022年に入社。2024年4月1日に、グローバルでのバランスの取れたマルチブランド・グループへの変革に向けたCEOとグループMDの責任を1つの役割に統合し、同氏が指揮を取る。
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また2021年からグループCEOを務めてきたホフマン氏は、グローバル拡大など戦略目標に向けて同社を率い、「エレミス(ELEMIS)」「ソル デ ジャネイロ(Sol de Janeiro)」「グロウン アルケミスト(Grown Alchemist)」などのブランドの買収と統合の成功に貢献。今後は同グループのエグゼクティブ ディレクターおよび取締役会メンバーとして留まり、引き続きグループ内の戦略や方針、リーダーシップなどの課題に注力。上級管理チームと協力し、スムーズな移行を支援していく。
またレイノルド・ガイガー会長(Reinold Geiger)は今回の任命について、「グループが成長するにつれて、私たちも進化する必要がある」とコメント。「ローラン氏はグループの起業家精神と、人々と自然に対する深い取り組みを体現している。世界市場に関する深い知識と包括的なリーダーシップ スタイルを組み合わせることで、彼はマルチブランドおよび多文化グループをまとめて、すべてのステークホルダーに価値を提供できる強力なCEOになるだろう」と述べた。さらに同氏の約30年間のビジネスパートナーであるホフマン氏については、「CEO時代のリーダーシップに感謝したい。彼は今後もグループ内で重要な役割を果たし、戦略的方向性をサポートしていく」と語った。
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