映画「プリピャチ」より
Image by: アップリンク
映画館を運営するアップリンクが、雑誌と映像配信のサブスクリプション型配信プラットフォーム「DICE+」を4月1日17時に公開した。月額料金は、一般が999円、22歳以下のユースは600円(いずれも税込)。初回から2週間は無料で視聴できる。
アップリンクは、映画の配給や製作をはじめ、吉祥寺と京都でミニシアターを運営しており、過去にはインディペンデント・カルチャー雑誌「骰子/DICE」を発行していた。
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「観るだけじゃない、プラスαする配信」がコンセプトのDICE+は、雑誌と映像配信を行うストリーミング・マガジン。各種イベント告知や海外カルチャーニュースなどをピックアップするニュースコーナーや、映画の予告編や監督インタビュー、メイキングといった動画を取り上げる特集コンテンツなどを提供する。
特集コンテンツでは、新作「アネット」の公開に伴い、監督レオス・カラックス(Leos Carax)のカンヌでのインタビュー記事や過去作品を配信するほか、岩波ホール特集などを掲載。演劇やダンス公演、ギャラリー、展覧会に関するカルチャー記事や、新作として紹介した監督の過去作が観られる有料コンテンツも用意する。
またオープンを記念し、チェリノブイル原発から4キロのウクライナの町プリピャチを原発事故から12年後に取材した監督ニコラス・ゲイハルター(Nikolaus Geyrhalter)の「プリピャチ」を配信。「寄付付き上映」で得た売上全額はウクライナ支援のために国連UNHCRに寄付される。
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