トレンド最前線を行く者、音楽も最前線を聴けーー毎週金曜日、最新アルバム・EPの中からFASHIONSNAP.COMが独自の視点でピックアップする音楽連載「今週のマストチューン」。ジャンルを問わず、今注目したい3タイトルを紹介します。5月1週目は、待望のニューアルバムをリリースした「ヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)」、人気急上昇中のバンド「踊ってばかりの国」、映画「AKIRA」のリミックスで話題をさらった異才 Nathan Micayをセレクト。
VAMPIRE WEEKENDが待望の4thアルバムをリリース

昨年、新作リリース間近かと噂されていた中、フジロックフェスティバルを含む世界各地のフェスに出演し「次はアルバムを完成させてくる」と宣言していたヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)が、ついに4thアルバムを配信リリースしました。収録曲から先行で発表されている、高揚感溢れる爽やかなコーラスと多彩な楽器使いが印象的な「Harmony Hall」と穏やかでポエティックな「2021」は、対照的でありながら彼らの新しい章の幕開けにふさわしい2曲。「Harmony Hall」は、 2016年にバンドを脱退しCARLY RAE JEPSENやFrank Oceanなど様々なアーティストのプロダクションも手掛けているロスタム・バトマングリがプロデュースに関わっており、「2021」では細野晴臣が1980年代に無印良品の店内BGMとして制作したという楽曲「Talking」をサンプリングしているという点でも注目を集めています。さらに「Sunflower Feat. Steve Lacy」は初めてゲストがクレジットされた楽曲であるなど、トピックが多いのも今作のポイント。また、限定ジャケットでボーナストラックが収録予定の国内版は5月15日(水)発売予定なので、こちらもファン必見です。
踊ってばかりの国がニューアルバムを引っさげ新自主レーベルスタート

2019年5月1日。新時代が幕を開けた初日に、「踊ってばかりの国」が6thフルアルバム「光の中に」をリリースしました。今作は以前まで所属していたレーベルを離れ、新しく立ち上げた自主レーベル「FIVELATER 」からの第1弾。全てを自ら進めて行くことを選択した5人によるニューアルバムは、表現力の高い歌詞とサウンドはそのままに、新しいステージを予感させる音も入りバンド史を更新する1枚です。本作の収録曲から発表されている「ghost」「weekender」「光の中に」のMVも、それぞれに想いが詰まっている名作。アルバムと併せてチェックしてみてください。
映画「AKIRA」のリミックスで話題、異才 Nathan Micayがデビュー

映画「AKIRA」英語版の台詞と、芸能山城組が手掛けたサウンドトラック音源からのサンプリングによって構築されたEP「Capsule's Pride」が世界中で話題を呼んだ異才、Nathan Micayが満を持してデビュー。ファーストアルバム「Blue Spring」は、Future Sound of Londonが1991年に打ち立てた「Accelerator」におけるプログレッシヴ・ハウス、トランス、テクノなど様々な音楽の間にあるスウィートスポットからの影響を体現しており、名門英レーベル「R&S」の代表格であるMatt Cutler以降最もレイヴミュージックの美しさを抽出した作品となり得る名盤です。また、Nathanが考案した架空のストーリーをレーベルオーナーのDominic Flanniganがイラストに落とし込んだジャケットにも注目で、「AKIRA」を生んだ大友克洋へのオマージュに溢れています。
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