1917年、「タンク<TANK>」の誕生は腕時計における新時代の幕開けだった。生みの親はカルティエ創設者の孫にあたる3代目当主ルイ・カルティエ。きわめてシンプルな4本線のスケッチが伝説的なレクタングル型のフォルムとなり、瞬く間に高級時計の地位を確立していく。それから1世紀以上、なぜ時を超えて愛され続けているのか——不朽の定番「タンク」に秘められたストーリーと、歴代の"タンキスト"たち。
どの時代のスターも、この前衛的ウォッチに計り知れない愛情を注いできた。ポップ・アートの巨匠アンディ・ウォーホルは熱心なコレクターで「僕がタンクを身につけるのは時間を見るためではないから、リュウズを巻いたことすらない」と語ったほど。また「モードの帝王」と呼ばれながらもシャイな性格だったというイヴ・サンローランが、「レ マスト ドゥ カルティエ」をつけた手で顔を隠したポートレイトは有名だ。2009年には、ミシェル・オバマがファーストレディとしての公式写真で「タンク フランセーズ」を着用。そのほか、アンジェリーナ・ジョリーやエディ・スリマンなども「タンク」を愛用する姿が知られている。(FASHIONSNAP調べ)
どの時代のスターも、この前衛的ウォッチに計り知れない愛情を注いできた。ポップ・アートの巨匠アンディ・ウォーホルは熱心なコレクターで「僕がタンクを身につけるのは時間を見るためではないから、リュウズを巻いたことすらない」と語ったほど。また「モードの帝王」と呼ばれながらもシャイな性格だったというイヴ・サンローランが、「レ マスト ドゥ カルティエ」をつけた手で顔を隠したポートレイトは有名だ。2009年には、ミシェル・オバマがファーストレディとしての公式写真で「タンク フランセーズ」を着用。そのほか、アンジェリーナ・ジョリーやエディ・スリマンなども「タンク」を愛用する姿が知られている。
(FASHIONSNAP調べ)