
Image by: Koji Hirano
「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が、パリの大聖堂教会アメリカン カテドラルで2025年秋冬コレクションを発表した。テーマは「SCREEN」で、「黒い服」を"スクリーン"と位置づけ、近未来のファッションを提示した。
会場には、元ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルによる特別なサウンドトラックが響きわたり、ショーはスタートした。
今回のコレクションは、先進技術を駆使した新しい表現を探究するクリエイティブグループ「MPLUSPLUS」とのコラボレーションにより、LED素材やヤーンを布地に組み込むことで、視覚効果を服に拡張した。各テキスタイルには約1万個のフルカラーLEDが組み込まれており、MPLUSPLUSがLEDシステムの設計や無線コントロールデバイスの開発、ヴィジュアル制作などを担当した。また、LEDテキスタイルには、繊維メーカーシキボウが開発した光透過性の3D織物または編物「AZEK®」が用いられ、表側からの光は遮りつつ、裏側からのRGB光は通すことで液晶テキスタイルとして機能している。
ショーでは、ブロック状のロブロックス(Roblox)アバターを想起させる衣装に光の模様を投影し、その上に色鮮やかなパッチワークや織り、キルティングを施すことで"スクリーン"を作り出した。京セラのサステナブルなテキスタイルプリンター「FOREARTH」を活用した柄や、バイオベースPU素材で3Dプリントされた四角いシューズが未来感を強調。また、LEDヤーンを使ったRGBカラーのニットトップスは宝石のようにきらめき、2人のモデルがシンクロして歩く際には、同じ黒い装いに光の縁取りやストライプが映し出され柄がチェックへと変化し、30秒の間に60通りものチェックデザインを生み出した。
























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