ユナイテッドアスレのスウェット「12.7オンス ヘヴィーウェイト クルーネック スウェット(裏パイル)」
Image by: FASHIONSNAP
モノ選びの達人を目指し、ファッションの定番をリサーチする連載「ファッションギークへの道」。第4弾のテーマは、ファッション好きならば一着は持っておきたい、グレーのスウェット。寝巻きから街着まで、万能に使える定番のグレースウェットを、ブランドごとに徹底比較! 着心地やサイズ感をFASHIONSNAP独自の視点で検証していきます。第3回は、カジュアルな無地のTシャツやスウェットを展開する「ユナイテッドアスレ(United Athle)」。あらゆるブランドのボディにも使われるスウェットの着用感をレビューします。
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ユナイテッドアスレに関する基礎知識
ユナイテッドアスレは、現在のキャブ株式会社の前身となる辻合名が1930年に創業。鉄道省や逓信省(郵便や通信を管轄する中央官庁)から民間に払い下げられた物資(放出品)の入札業を経て、第二次世界大戦後は、社名を辻喜八郎商店に改め、アメリカ軍の放出品の取り扱いを開始。その後、アメリカ製のミリタリーアパレルを元にしたアパレルアイテムの国内生産をスタートしました。アメリカ製のアイテムをベースにしたものづくりは、現在のTシャツやスウェットのボディ作りにも通ずるブランドの基盤となっています。創業から90年以上が経った今では、主に企業に向けて、さまざまなカラーやシルエットのボディを展開しています。
ユナイテッドアスレの定番スウェットを徹底レビュー
今回検証したのは、ユナイテッドアスレの定番「12.7オンス ヘヴィーウェイト クルーネック スウェット(裏パイル)」。オーバーサイズのシルエットで作られており、アームホールや袖口といった力が加わる部分のステッチワークは太番手の縫製糸でダブルステッチにすることで、堅牢さを実現しました。また、洗濯後の縮みを軽減するため、生地段階で水洗いとタンブル乾燥を施す加工「プリシュランクファブリック」を採用。裏糸のパイルには、通常よりも太い糸を編み込むことで、生地の重厚感を保っています。
着心地は?
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袖を通してみると、生地の厚みは感じながらも、裏地が起毛していないためサラッと着られました。時期を選ばずに着用できそうな着心地です。裾のリブはしっかりと締まっているので、大きめのサイズを選んでも綺麗めに着ることができます。
サイズ感は?
サイズは、ユニセックス仕様のS〜XXLの5サイズ展開で、今回はMを着用。身長170cmの編集部員が着てジャストサイズでした。着丈や袖丈も標準的な長さなので、すっきりとしたシルエットで着られました。
※モデル身長:170cm
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全体のサイズは以下の通り。
重さは556gと、今回検証したスウェットの中では重ため。ヘビーオンスなので程よい厚みと重量感はありますが、裏は起毛していないパイル生地なので、実際の重さよりも軽い着心地を実感できました。
※重さのイメージ:今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。
価格は?
ユナイテッドアスレのスウェットは、税込2772円。今回、検証した13ブランドのスウェットの中で2番目に安価という結果になりました。
■ユナイテッドアスレ:公式サイト
【連載】ギークへの道
■グレースウェット編
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