インサイド

01：REVERSE WEAVE®REVERSE WEAVE®（りばーす・うぃーぶ®）-本来は縦方向に使われる生地を横方向に使用することで、生地の縦の縮みを防ぐ製法。トップスは両脇に、ボトムスは股下部分にガゼットを付けることで横の縮みへの影響を軽減しているのも特徴だ。かつてアメリカ中西部の担当セールスマンのサム・フリードランドが顧客から洗濯による縮みを指摘され、1934年に「リバースウィーブ®」製法を考案し、その後1938年に特許を取得。同氏はチャンピオンに勤める以前、アメリカの歴代大統領のスーツを仕立ててきたことでも著名な老舗紳士服店「ヒッキーフリーマン」でカッターをしていた経験がある。サムが服の知識が豊富なセールスマンだったからこそリバースウィーブ®は誕生した。育てて楽しむ不朽の名作　チャンピオンのスウェットといえば欠かせないのは、チャンピオンのスウェットシャツの代表格「リバースウィーブ®（REVERSE WEAVE®）」。近年は古着人気からその名が広く知られていますが、なんといってもその魅力は、洗っても型崩れせず洗うほどタフになる、“育てる”面白さ。　古着が人気だからといって、「古着のリバースウィーブ®」ばかりに目がいっていませんか？リバースウィーブ®の本領を楽しむなら、新品をたくさん着て洗濯を繰り返すことで自分だけのヴィンテージに育てるのがおすすめ。1枚は持っておきたい、色褪せない不朽の名作です。今シーズンの注目　洗うほどにタフになり、着こむほどに独特の風合いや味が出る裏起毛素材を使用した「リバースウィーブ® 11.5オンス テリーフリース（REVERSE WEAVE® 11.5oz. Terry Fleece）」シリーズ。オートミール、ネイビー、グレーのクラシカルなカレッジグラフィック入りの定番スウェットシャツ＆パンツに加えて、前開きでスナップボタンが施された、ブルソン風のシャツはボタンの開け具合で色々遊べそう。02：MADE IN USAMADE IN USA（めいど・いん・ゆーえすえー）-「オーセンティック・アメリカン・アスレチックウェア」をけん引するチャンピオンのものづくりの姿勢を体現した、糸、生地、縫製、全てがアメリカ製のコレクション。USAコットンのドライな手触りやざっくりとした風合いが特徴。通を唸らせるハイクオリティ　アメリカで誕生したチャンピオン。真のアメリカンカジュアルスタイルを取り入れたいなら、「アメリカ製」にこだわってみるのも良し。アメリカンオーセンティックブランドの中でも、糸・生地・縫製まで全てをアメリカ製にこだわって物作りをしているブランドはあまり多くありません。MADE IN USAは、オーセンティックなアメリカンブランドとして、アメリカ製を作り続けるチャンピオンのこだわりが詰まったコレクションです。MADE IN USAの魅力を存分に味わうなら、上下セットアップのワントーンコーデで潔く。インナーとソックスをクリーンな白、シューズをかっちりとした黒で引き締めることでシンプルでリラックス感がありながら品のあるムードを演出して。今シーズンの注目　王道アメカジスタイルを提案するMADE IN USAからは、腕のワンポイントロゴがシックなブラックと、定番のカレッジロゴがあしらわれたグレーのスウェットシャツ＆パンツをピック。リバースウィーブ®製法の中でも、USAコットンの持つざっくりした風合いと肉厚な生地、しっかり起毛された裏地が特徴の「リバースウィーブ® 12.5オンス テリーフリース（REVERSE WEAVE® 12.5oz. Terry Fleece）」シリーズのアイテムです。襟元には1970年代モデルに見られた「赤単タグ（赤単色タグ）」が採用されています。　中でも、仲野さんが着用した「MICHIGAN STATE（ミシガン州立大学）」のプリントは、同校の公式ライセンスのもの。2色でストレート状にレイアウトされたカレッジロゴには、ラバープリントが採用されています。このほかにも、様々な公式ライセンス商品やカレッジロゴデザインのラインナップの豊富さもチャンピオンの特長。1920年代から続く、様々なアメリカの大学とチャンピオンの歴史が培ったオーセンティックなデザインが揃います。03：ACTION STYLEACTION STYLE（あくしょん・すたいる）-1990年代のアメリカ4大スポーツスタイルをルーツにした、オーセンティックなストリートカジュアルウェア。カレッジスポーツを楽しむアメリカの大学生たちの間で認知を集めていったチャンピオンは、1980年代からはNFLやNBAなどのプロスポーツチームにもウェアを供給している。1992年に開催したバルセロナオリンピックでは、男子バスケットボールのアメリカ代表、通称「ドリームチーム」の公式ユニフォームサプライヤーに選定され、2024年パリオリンピックでは車いすバスケットボールの日本代表のユニフォームを製作している。チャンピオンと「フーディー」の意外な関係　今では誰もが知っているスウェットシャツの「フーディー」ですが、最初に発明したのはチャンピオンなことを知っていましたか？1930年代、アスリートたちがウォームアップする際や、試合中に控えの選手たちが身体を冷やさないように、防寒性を高めるためにスウェットシャツにフードを取り付けるアイデアを発案。このように、チャンピオンとアメカジ、そしてスポーツの関係性はとても密接。アクションスタイルでは、そういったアスリートのために考えられてきた様々な機能やデザインの知見を存分に活かしています。　身幅や肩幅、袖幅には大きなゆとりを持たせ、着丈はやや短めに仕上げた独自のシルエットが特徴なアクションスタイルのアイテムは、あえてオーバーサイズを選んでゆったりと合わせるのがアメリカ式。表面を高密度に編み立てることで適度なハリとコシを備えたスウェット素材「スーパーフリース（Super Fleece）」製のフーデッドスウェットシャツは、肉厚な素材で型くずれしにくく、着こむほどに肌に馴染みます。大型で先が尖ったデザインのフード「コーンフーディー（CONE HOODIE）」をしっかりと立てればストリートな着こなしに。今シーズンの注目　アメリカのメジャースポーツ大会のロゴをイメージしたグラフィックデザインや、インビスタ社の「コーデュラ（CORDURA®）」ナイロンとポリウレタンを使用したVネックジャケット、ナイロンサテンのスナップジャケットなどスポーツシーンを想起するデザインが豊富に登場。ブロークコアスタイルに取り入れたら周りと差がつく本格仕様です。04：NEW CLASSICMEN's CASUALMen’s Casual（めんず・かじゅある）-スポーツやアウトドアカルチャーから生まれたクラシックなスタイルをベースに、現代的なデザインを取り入れた新しいアメリカンカジュアルウェア。クラシックなアメカジを現代的に　アメリカンスポーツやアウトドアカルチャーから生まれたクラシックなアメリカンカジュアルをベースに、現代的なデザインを取り入れているメンズカジュアルウェア。シンプルな着こなしもいいけれど、"もっと遊びを入れたい派"のあなたにはぜひ手に取ってほしいコレクションです。　圧倒的アメカジ派で知られるキシダイキさんは、遊び心を感じる2ルックを着用。グリーンのコーチジャケットを着用したルックは、1960〜1970年代アメリカのアウトドアカルチャーを象徴するキーワード「ヘビーデューティ（HEAVY DUTY）」をコンセプトにしたアイテムで揃えています。これは、「丈夫」「頑丈」を意味する言葉で、アウトドアライフを指向するアメリカの若者が、機能本位のアウトドアスタイルを日常生活に持ち込んだことで広まった言葉。サイクリングに着想したコーチジャケットは、背面に大きなポケットがついているのもポイントなんです。今シーズンの注目　メンズカジュアルラインでは、定番のスウェット素材をテーパードパンツやカーゴパンツのシルエットで仕上げたアイテムをセレクト。ヴァーシティジャケット、ボタンダウンシャツ、ベストなどレトロでクラシカルなカレッジスタイルが完成します。WOMEN's CASUALWomen’s Casual（うぃめんず・かじゅある）-クラシックなスタイルをベースに、現代的なデザインやウィメンズならではのシルエット、カラーを取り入れた新しいアメリカンカジュアルウェア。トレンド感 × オーセンティック　WOMEN'S CASUALは、クラシックなアメリカンスタイルをベースに、現代的なデザインやウィメンズならではのシルエットやカラーを取り入れた新しいアメリカンカジュアルウェア。メンズのシルエットはボーイッシュになりがちですが、タイトなシルエットやキュートなカラーリングでガーリーなスタイルに取り入れやすく、スタイリングの幅を広げてくれます。　レトロなカラーリングに、製品洗いを施したくたっと感のある質感でヴィンテージ感満載なラインナップも印象的。スウェットアイテムをはじめ、コットンツイルのジャケットやパンツからシャツ、セーター、ワンピースまで幅広いカテゴリーのアイテムが揃うのも特徴です。身長150cmのTakiさんにも、ぴったりなマイサイズのアイテムを沢山発見していただきました。今シーズンの注目　スクールガールスタイルに欠かせないチェックスカートやラインリブのVネックセーター、リラックス感がありながらスタイルアップを叶えるフレアスウェットパンツなど、様々なテイストの着こなしが楽しめそうな今シーズン。トレンド感のあるダウンベストはゴープコアスタイルで今っぽさを取り入れても◯。特設ページphotography: Teruo Horikoshi(TRON), styling direction: Toshihiro Oku, hair & makeup: Taeko Suda | text & edit: Chikako Hashimoto, casting: Takashi Sasai, project management: Shiori Nagaoka, direction: Hideya Yokoi(FASHIONSNAP)

Fashion

スウェットを知り、アメカジを知る　チャンピオンに学ぶアメカジスタイルのすゝめ

マーカウェアに関する基礎知識　マーカウェアは、デザイナーの石川俊介が2009年にスタートしたメンズブランドです。「real mans garment」「真の男性の為の洋服づくり」をコンセプトに、大人の男性のための洗練された衣服を提案。デザイナーが世界中を巡って探したサステナブルな天然原料と日本の優れた技術をかけ合わせた服作りを行っています。マーカウェアの定番スウェットを徹底レビュー　今回検証したのは、マーカウェアの定番スウェット「オーガニックコットンヘビーフリース ヒュージスウェット（ORGANIC COTTON HEAVY FLEECE HUGE SWEAT）」。英語で「巨大」を意味する「ヒュージ（HUGE）」という名の通り、オーバーサイズなのが一番の特徴です。脇部分には、縫い目のない縫製仕様「丸胴」を採用。繊細な糸を双糸で撚り、毛羽を抑えたコンパクトヤーンを吊り編み機で編んだ生地は、一般的なスウェット地よりも毛玉が起こりにくく、光沢感が長持ちするのだそうです。着心地は？　着てみると、やはり感じるのがその大きさ。大きいだけではなく、厚みのある生地で身体全体が包み込まれるような着心地です。身幅が広くゆったりと着られるので、部屋着にも適しています。後ろ身頃の着丈がやや長めに設計されているので、裾にかけてふんわりと丸みを帯びたシルエットが実感できました。サイズ感は？　ヒュージスウェットは、Sサイズ相当の1号とMサイズ相当の2号の2サイズ展開で、今回の着用サイズは2号。身長170cmの編集部員が着ると、かなり大きめのサイズ感になりました。袖は長く、アームホールも広く設計されていますが、リブがしっかりと締まっているので、綺麗なシルエットで着用できます。　全体のサイズは以下の通り。　重さは827gと、今回検証したスウェットの中では最も重いという結果に。重厚感のある着心地なので、一枚で着るか、アウターを羽織る場合にはオーバーサイズを選ぶようにしましょう。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　マーカウェアのスウェットは、今回検証した中で最も高額の税込3万7400円。生地や縫製、シルエットまで、デザイナーのこだわりの詰まったアイテムなので、「すでにベーシックなスウェットは持っているけど、もう一段階上質なものを着たい」という人におすすめです。■マーカウェア：公式サイト【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

MARKAWARE

【マーカウェア編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

カーハートに関する基礎知識　カーハートは、ハミルトン・カーハート（Hamilton Carhartt）がアメリカ・ミシガン州のデトロイトで衣料品の卸売業として1882年に創業。その後、家具や手袋の卸業を経て、1889年に輸送や造船、製造業が盛んだったデトロイトの労働者に向けたワークウェアの生産をスタートしました。タフでリーズナブルなアイテムは、スケートボードやグラフィティ、BMXといったストリートカルチャーとの結びつきを強め、カジュアルウェアとしての人気を高めていきました。今回は、デザインやシルエットを現代的にアレンジしたカジュアルウェアラインとして1994年にスタートした「カーハート WIP」の定番スウェットをレビューします。カーハートの定番スウェットを徹底レビュー　今回検証したのは、カーハート WIPの定番「チェイス」シリーズの「チェイススウェットシャツ」。ヘビーウェイトのコットンポリエステルを使用し、裏地にはフリースのような起毛を施しています。ラグランスリーブや、生地の縮み軽減や汗止めなどの効果を持つ「Vガゼット」など、ヴィンテージライクなディテールを取り入れたデザインが特徴。袖にはカーハートの「C」ロゴを刺繍であしらっています。チェイスシリーズでは、スウェットの他にパーカやTシャツなどを展開しています。着心地は？　袖を通す前から感じられたのが、生地の重厚感。厚みのある硬めの生地で、ワークウェアブランドならではの雰囲気が感じられます。裏地は起毛しているので、ふんわりと包み込まれるような着心地でした。サイズ感は？　サイズは、XS〜XXLの6サイズ展開で、今回着用したのは真ん中のLサイズ。メンズ向けのやや大きめのサイズ感で、着丈や袖丈も長めなので、女性の場合にはXSの着用を推奨します。　全体のサイズは以下の通り。　重さは637gと、今回検証した中で2番目に重いという結果になりました。風を通さない重みのある生地感なので、真冬に着るのがおすすめです。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　カーハートのスウェットは、税込1万3200円。今回、検証した13ブランドのスウェットの平均価格（1万3152円）とほぼ同額でした。「上質なスウェットが欲しいけど、高価なものには手を出せない」という人におすすめです。■カーハート：公式サイト【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

Carhartt WIP

【カーハート編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

N.ハリウッド アンダーウエアに関する基礎知識　N.ハリウッド アンダーウエアは、「四季を通じた必要最低限のウェア」として、N.ハリウッドの設立とともにスタート。“最良の着心地”を追求したアンダーウェアを中心に、サーマルシャツやタンクトップ、パーカ、クルーネックスウェットなどを展開しています。アイテムには、それぞれの型に適した異なる生地を使用。「体に合わせたサイズ選び」よりも「その時のスタイリングに最適なサイズ選び」というコンセプトのもと、XXS〜XXL（全7サイズ）の幅広いサイズレンジを提供しています。N.ハリウッド アンダーウエアの定番スウェットを徹底レビュー　今回検証したのは、N.ハリウッド アンダーウエアの定番スウェット「52 PIECES」。同ブランドのアイコンアイテムであるフルジップパーカ「47 PIECES」のサイズ感と生地感をベースに、1950〜1960年代のスウェットからインスピレーションを受けてデザインされたスウェットです。ラグランスリーブやマチといったヴィンテージに見られるディテールを採用し、体のラインにフィットするコンパクトなシルエットで仕上げています。首元には、ブランドを象徴するタグが付属。アメリカの医療用の作業着の古着に付いていたピスネームをもとに作られたブランドタグが、後ろ姿にアクセントを加えます。着心地は？　特殊なコットンを100％使用した、独特な風合いの52 PIECES。気になる着心地は、スウェットというよりもニットのようなふわふわと柔らかい肌触りでした。裏地は起毛していないので、オールシーズン着用できそうです。サイズ感は？　今回の着用サイズはMサイズ相当の「38」。コンパクトなユニセックス仕様なので、身長170cmの編集部員が着るとタイトな印象になりました。XXS相当の「32」からXXL相当の「44」までの全7サイズ展開なので、オーバーサイズが好きという場合にはあえて大きなサイズを選ぶことで、好みに合わせた着こなしができそうです。　全体のサイズは以下の通り。　重さは313gと、今回検証したスウェットの中で最も軽量という結果になりました。薄手なので、真冬の時期に着込んでもかさばりません。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　52 PIECESは、税込2万2000円。今回、検証した13ブランドのスウェットの平均価格（税込1万3152円）を大きく上回る価格ですが、その着心地やデザインへのこだわりを知れば頷けます。■N.ハリウッド：公式サイト【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

N.HOOLYWOOD

【N.ハリウッド編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

クロスアンドステッチに関する基礎知識　クロスアンドステッチは、プリンタブルウェア（プリント用の無地ボディ）の製造販売を行うフェリックの自社ブランド。アメリカのカジュアルウェアからインスピレーションを受け、トレンドに左右されないベーシックなデザインのTシャツやパーカ、スウェットを提案しています。クロスアンドステッチの定番スウェットを徹底レビュー　今回検証したのは、クロスアンドステッチの定番アイテム「レギュラーウェイト スウェットシャツ」。10オンスの程よく肉厚な生地は、吸水性に優れた裏毛（パイル）仕様です。レギュラーシルエットですが、大きめのサイズを選ぶことで、バルーンシルエットを演出できるのだそう。着心地は？　袖を通してみると、柔らかく軽い着心地です。裏地は起毛していないので、時期を選ばずに着用できます。サイズ感は？　サイズはユニセックス仕様で、Sから3XLまでの6サイズ展開。身長170cmの編集部員がMサイズを着てみると、今回検証した他ブランドのMサイズと比べて小さめのサイズ感でした。オーバーサイズに着るなら、思い切ってXLなどの大きめのサイズを選ぶことを推奨します。袖口や裾のリブはしっかりと締まっているので、オーバーサイズでもメリハリのある着こなしができそうです。　全体のサイズは以下の通り。　重さは423gと、平均と比較して軽い仕上がりとなっています。サラッと着られるので、街着はもちろん、部屋着としての着用もおすすめです。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　クロスアンドステッチのスウェットは、税込4290円とリーズナブル。今回、検証した13ブランドのスウェットの平均価格（税込1万3152円）と比較しても、手頃な価格帯と言えます。■クロスアンドステッチ：公式サイト【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

CROSS&STITCH

【クロスアンドステッチ編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

ヘルスニットに関する基礎知識　ヘルスニットは1900年当時、世界最大の繊維産業地区として「Underwear capital of the world（世界の下着の中心地）」とも呼ばれたテネシー州ノックスヴィルの繊維製造工場 スタンダードニッティングミルズが、自社ブランドとしてスタート。それから120年以上にわたり、「No fit like（ヘルスニットほどフィットするものは他にない）」をコンセプトに、「Quality（高品質）」「Styles（洗練されたスタイル）」「Comfort（快適な着心地）」の3つのポリシーを追求したTシャツやカットソーを展開し続けています。ヘルスニットの定番スウェットを徹底レビュー　今回検証したのは、ヘルスニットの定番「クラシックスウェット」。1980年代後半のヘルスニットのアーカイヴをベースに、ラグランスリーブのミニマルなデザインに仕上げています。生地には、吸水性の高いコットンと、速乾性・耐久性に優れたポリエステルの混紡素材を使用。裏地は起毛させることで、柔らかい肌当たりを実現しました。着心地は？　実際に着てみると、ふんわりとした柔らかい着心地を実感できました。生地自体が薄めなので、起毛していてもサラッと着られます。ずっと着ていたくなるようなふわふわな肌触りは、部屋着にも最適です。サイズ感は？　サイズは、ユニセックス仕様のM、L、XLの3サイズ展開で、今回は真ん中のLサイズを着用。身長170cmの編集部員が着てみると、全体的にゆとりのあるシルエットになりました。大きめのサイズ感なので、女性の場合にはMサイズの着用を推奨します。　全体のサイズは以下の通り。　重さは396gと、軽めの仕上がり。サラッとしたストレスフリーな着心地ですが、カジュアルになりすぎないクリーンな色使いなので、部屋着からタウンユースまで、幅広く着用できる万能アイテムと言えます。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　ヘルスニットのスウェットの価格は税込5390円。今回検証した13ブランドの平均価格（税込1万3152円）と比較してもリーズナブルなので、「上質なスウェットが欲しいけど、価格は抑えたい」という人におすすめです。■ヘルスニット：公式サイト【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

Healthknit

【ヘルスニット編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

ジャージーズに関する基礎知識　ジャージーズは、世界で初めてスウェットを作ったと言われているカジュアルウェアブランド「ラッセル・アスレティック（RUSSELL ATHLETIC）」のプリンタブルライン（プリント用の無地ボディのライン）として、1973年にスタート。安価な価格帯と高いクオリティを兼ね備えたコストパフォーマンスの高さが人気を集め、一般消費者向けのTシャツとして販売されているほか、企業の広告用TシャツやアーティストのグッズTシャツのボディとしても活用されています。ジャージーズの定番スウェットを徹底レビュー　今回検証したのは、ジャージーズの定番アイテム「NUBLEND スウェットシャツ」。薄手の8オンスの生地には、綿とポリエステルの混紡素材を使用することで、耐久性を高めました。また、脇に縫製のない「丸胴」と呼ばれる仕様で、着心地を向上。薄手で軽い生地感ですが、裏起毛なので保温性も備えています。着心地は？　袖を通すと、真っ先に感じるのが軽さ。裏地の起毛により、じんわりと温かく包み込まれるような着心地です。薄手なのでストレスが少なく、リラックスできる着用感でした。サイズ感は？　サイズは、SからXLの4サイズ展開で、身長170cmの編集部員はMサイズを着用。着丈や袖丈の長さやアームホールなど、全体的にゆとりのあるサイズ感でした。ジャージーズのスウェットは、アメリカ人向けに作られているので、日本ブランドのスウェットと比べると大きめ。ジャストサイズで着たいという人は、いつも選ぶサイズよりワンサイズ落とすのがおすすめです。　全体のサイズは以下の通り。　重さは349gと、今回検証した中では3番目の軽さでした。裏地が起毛している分、あえて薄手に作られているので、真夏を除いて、一年を通して着用できます。ストレスフリーな着心地なので、部屋着にもおすすめです。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　ジャージーズのスウェットの価格は、税込3630円。今回、検証した13ブランドのスウェットの平均価格（1万3152円）を大きく下回る、手に取りやすい価格帯です。【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

JERZEES

【ジャージーズ編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

ユニクロに関する基礎知識　今や世界一有名な日本ブランドと言っても過言ではない「ユニクロ」。山口県宇部市の商店街にあったメンズショップ「小郡商事」が、1984年に「ユニクロ」の1号店を広島県広島市に開業したのがブランドの始まりです。それから現在に至るまで、低価格で高品質なカジュアルアイテムを中心に展開し、老若男女に愛され続けています。2024年に40周年を迎えました。ユニクロの定番スウェットを徹底レビュー　今回検証したのは、ユニクロの定番「スウェットシャツ」。素材は綿100％で、なめらかな風合いを演出しています。襟には、ヴィンテージスウェットに多く見られるディテール「Vガゼット」をデザイン。単なるデザインではなく、生地の縮み軽減や汗止めのために取り付けられています。裏地は顧客の声をもとに、毛羽立ちにくい生地に改良しています。着心地は？　袖を通してみると、柔らかい肌触りを実感。裏地は起毛していませんが、程よく厚みのある生地感なので、寒い冬にも問題なく着用できそうです。サイズ感は？　サイズは、XSから4XLまでの8サイズ展開。ゆったりとしたシルエットで、男女問わずに着用できるユニセックス仕様です。今回は、Mサイズを着用。身長170cmの編集部員が着て、程よくゆとりのあるサイズ感でした。ちなみに、普段からユニクロのスウェットを愛用している編集部員によると、洗濯すると縮んでしまうため、購入時はワンサイズ大きめを選ぶのがおすすめなのだとか。　全体のサイズは以下の通り。　重さは501g。今回検証したスウェットの平均とほぼ同じという結果でした。かさばらないので、持ち運びにも適しています。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　価格は税込2990円。今回検証したスウェットの平均価格（税込1万3152円）を大きく下回る安価な価格帯なので、部屋着としての購入もおすすめ。しっかりとした生地感なので、街着でも十分活躍します。■ユニクロ：公式サイト【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

UNIQLO

【ユニクロ編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

ギルダンに関する基礎知識　ギルダンは、1984年にアメリカで創業。「Part of your Life（あなたの生活の一部）」をコンセプトに、低価格で高品質なアパレルアイテムを展開しています。アーティストのグッズTシャツやカレッジウェア、アパレルブランドのプリント用ボディとして展開するTシャツやスウェットは、北米でトップのシェアを誇り、米綿にこだわったアメリカブランドならではのアイテムは、日本でも根強い人気があります。ギルダンの定番スウェットを徹底レビュー　今回検証したのは、ギルダンの定番アイテム「8.0 oz ヘビーブレンドスウェットシャツ」。綿とポリエステルの混紡素材を使用し、アメリカンスウェットの王道だという8オンスで仕上げています。ユニセックスでゆったりと着られるサイズ感で、カラーバリエーションが豊富なのも魅力の一つ。グレーをはじめ、ホワイトやブラックなどのベーシックカラーに加え、オレンジやグリーン、ライトピンクなど、全19色を揃えています。着心地は？　袖を通してみてまず感じたのが、その軽さ。裏地は起毛していますが、薄手でサラッとした着心地なので、季節を問わずに着用できそうです。薄くて柔らかい生地の特性から、シワになりやすいので、日々の扱いには注意が必要です。サイズ感は？　サイズは、キッズサイズのYL（160）から2XLまで、全6サイズ展開で、今回の着用サイズはM。身長170cmの編集部員が着てみると、程よくゆったりとしたサイズ感で着用できました。ユニセックスサイズなので、女性が着ると少し大きめのサイズ感になるかもしれません。　全体のサイズは以下の通り。　重さは327gと、今回検証したスウェットの中では2番目に軽いという結果になりました。厚みのある生地感ではないので、肌寒い時期には中にシャツやロンTを仕込んだり、軽めのアウターを羽織るのをおすすめします。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　ギルダンのスウェットは、税込2420円。今回、検証した中では最もリーズナブルでした。安価に手に入れることができるので、まずは一着、グレーのスウェットが欲しいという人におすすめです。【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

GILDAN

【ギルダン編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

グラフペーパーに関する基礎知識　グラフペーパーは、クリエイティブディレクターの南貴之が2015年にオープンしたセレクトショップ。「常に時代のスタンダードであり続ける大人のための上質なワードローブ」をコンセプトに、現代の都市生活に必要な機能とデザインを残しながら、できる限りのサイズ概念をなくし、あらゆる体型に合うように設計したアイテムを多く展開しています。東京の青山や代々木をはじめ、仙台や京都、名古屋に店舗を構えています。グラフペーパーの定番スウェットを徹底レビュー　今回検証した「ウール テリー クルーネックスウェット（Wool Terry Crew Neck Sweat）」は、コットン65％とウール35％の混紡素材を使用。ウールが入っていると手入れが面倒になると身構えてしまうかもしれませんが、ウォッシャブルウールを使用しているので、自宅でのケアもOK。ハイゲージで編み込むことで、ニットには表現できない、生地の詰まった質感を演出しているんだとか。着心地は？　実際に袖を通してみると、程よい厚みのある柔らかい生地感から、着用時のストレスが少ないのが印象的でした。内側は、起毛ではなく、コットンを使用したパイル生地なので、暖かくなった春先でも着用できそうです。サイズ感は？　サイズはフリーサイズのみのワンサイズ展開。メンズ向けのオーバーサイズの作りで、着丈も袖丈もかなり長めなので、身長170cmのFスナ編集部員が着てみると、お尻がすっぽり隠れるサイズ感でした。男性なら大きめのシルエットで着用できますが、小柄な女性には大きすぎてしまうサイズ感なので、要注意です。また、アームホールが広く、膨らみのあるシルエットなので、コンパクトなアウターとの相性は△。秋口や春先に一枚で着るか、冬場にはアームホールにゆとりのあるアウターと重ねて着用するのがおすすめです。　全体のサイズは以下の通り。　サイズが大きい分、重さは620gと重め。しっかりとした肉厚な生地感なので、部屋着というよりは街着としての着用を推奨します。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　グラフペーパーのスウェットは、税込2万6400円。今回、検証した全13ブランドの平均（税込1万3152円）の約2倍となる価格でした。■グラフペーパー：公式サイト【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

Graphpaper

【グラフペーパー編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

フルーツオブザルームに関する基礎知識　フルーツオブザルームは、アメリカ・ケンタッキー州発のアパレルブランド。1851年に綿生地を取り扱うB.B＆R Knight社として創業以降、170年以上にわたって、アメリカ人の生活に馴染むベーシックなアパレルアイテムやアンダーウェアを展開しています。ユニークなブランド名は、創業当時から綿生地にリンゴの絵のラベルを貼って販売していたことが由来なのだとか。フルーツオブザルームの定番スウェットを徹底レビュー　今回は、フルーツオブザルームの中でも定番の「ヘビーオンス スウェット」を検証。12オンスの厚みのある生地で仕立てられたベーシックなシルエットのスウェットで、裏面はパイル地になっています。カラーは、グレーの他にネイビーやベージュ、ブラック、ホワイトを展開しています。着心地は？　表面の触り心地は硬めですが、裏面にはパイル生地を使用していることから、袖を通すと柔らかい着心地を実感できました。サイズ感は？　サイズは、ユニセックスのS〜XLの4サイズ展開で、今回はMサイズを着用。身長170cmの編集部員が着てみると、ジャストサイズでした。着丈が短めなので、女性でもオーバーサイズになりすぎずに着られそうです。また、身幅が広いので、さまざまな体型の方に適したシルエットと言えます。　全体のサイズは以下の通り。　重さは498gと標準的な重さ。サラッとした軽い着心地なので、街着としてはもちろん、部屋着としてもストレスなく着用できます。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　フルーツオブザルームのスウェットは、税込5390円。今回、検証した13ブランドのスウェットの平均価格（税込1万3152円）に対して、大幅に安価という結果に。さまざまなシーンで使える万能なスウェットが欲しいという人におすすめです。■フルーツオブザルーム：公式サイト【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

Fruit of the Loom

【フルーツオブザルーム編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

ユナイテッドアスレに関する基礎知識　ユナイテッドアスレは、現在のキャブ株式会社の前身となる辻合名が1930年に創業。鉄道省や逓信省（郵便や通信を管轄する中央官庁）から民間に払い下げられた物資（放出品）の入札業を経て、第二次世界大戦後は、社名を辻喜八郎商店に改め、アメリカ軍の放出品の取り扱いを開始。その後、アメリカ製のミリタリーアパレルを元にしたアパレルアイテムの国内生産をスタートしました。アメリカ製のアイテムをベースにしたものづくりは、現在のTシャツやスウェットのボディ作りにも通ずるブランドの基盤となっています。創業から90年以上が経った今では、主に企業に向けて、さまざまなカラーやシルエットのボディを展開しています。ユナイテッドアスレの定番スウェットを徹底レビュー　今回検証したのは、ユナイテッドアスレの定番「12.7オンス ヘヴィーウェイト クルーネック スウェット（裏パイル）」。オーバーサイズのシルエットで作られており、アームホールや袖口といった力が加わる部分のステッチワークは太番手の縫製糸でダブルステッチにすることで、堅牢さを実現しました。また、洗濯後の縮みを軽減するため、生地段階で水洗いとタンブル乾燥を施す加工「プリシュランクファブリック」を採用。裏糸のパイルには、通常よりも太い糸を編み込むことで、生地の重厚感を保っています。着心地は？　袖を通してみると、生地の厚みは感じながらも、裏地が起毛していないためサラッと着られました。時期を選ばずに着用できそうな着心地です。裾のリブはしっかりと締まっているので、大きめのサイズを選んでも綺麗めに着ることができます。サイズ感は？　サイズは、ユニセックス仕様のS〜XXLの5サイズ展開で、今回はMを着用。身長170cmの編集部員が着てジャストサイズでした。着丈や袖丈も標準的な長さなので、すっきりとしたシルエットで着られました。　全体のサイズは以下の通り。　重さは556gと、今回検証したスウェットの中では重ため。ヘビーオンスなので程よい厚みと重量感はありますが、裏は起毛していないパイル生地なので、実際の重さよりも軽い着心地を実感できました。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　ユナイテッドアスレのスウェットは、税込2772円。今回、検証した13ブランドのスウェットの中で2番目に安価という結果になりました。■ユナイテッドアスレ：公式サイト【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

United Athle

【ユナイテッドアスレ編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

フィルメランジェに関する基礎知識　フィルメランジェは、カットソーブランドとして2007年にスタート。ブランド名は、古くからTシャツやスウェットに使われてきた「杢色の糸」という意味を込め、「糸（Fil）」と「混ざった色の（Melange）」を組み合わせた造語から名付けられました。原料である綿の選定から縫製に至るまで、すべて日本の自社工場で職人たちの手作業によって行われています。フィルメランジェの定番スウェットを徹底レビュー　今回、検証したのは、フィルメランジェの定番スウェット「ロルフ」です。裏毛には、ブランドが考える“最高のレシピ”で開発されたオーガニックコットンを100％使用し、表糸には通常の綿よりも長く丈夫な「海島綿」のオーガニック種を採用。原材料の強みを活かすため、あえて生産効率の下がる吊り編み機で時間をかけて編み立てているのだそうです。また、長く愛用されることを見据えて、耐久性を高める「丸起毛」と呼ばれる技術によって、10年先の風合いを考えて作られているんだとか。今回はメランジェ（グレー）を紹介していますが、この他に黒やネイビー、ピンク、ホワイトなど、豊富なカラーを展開しています。着心地は？　ロルフは、カシミヤのような柔らかさをイメージして作られていることから、着心地もニットのような軽さと柔らかさ。内側は起毛していないので、真夏を避けて年中着られそうな着用感でした。ネックラインは深さがあるので、デコルテ部分の露出を避けたい人にはインナーとしてTシャツの着用がおすすめです。サイズ感は？　今回は、Mサイズ相当の「4」でサイズ感を検証。身長170cmのFスナ編集部員が着てみると、ピッタリジャストサイズでした。ロルフは、Sサイズ相当の「3」からXL相当の「6」まで4サイズを展開しているので、オーバーサイズで着たいという人には5か6がおすすめ。メンズ向けのサイズ展開ですが、コンパクトな作りなので、3〜4なら女性でも着られそうです。ニットのような風合いとすっきりとしたサイズから、カジュアルに着るというより、綺麗めに着こなしたい人におすすめのアイテムと言えます。　全体のサイズは以下の通り。　重さは426gと、今回検証した平均と比較しても軽く、ストレスフリーな着心地が実感できました。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　ロルフの価格は、税込3万1900円。今回、検証した13ブランドの中で2番目に高価という結果になりました。カットソーブランドならではのこだわりが詰まったアイテムなので、素材や日本製へのこだわりを追求したい人にはおすすめです。■フィルメランジェ：公式サイト【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

FilMelange

【フィルメランジェ編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

ロサンゼルスアパレルに関する基礎知識　ロサンゼルスアパレルは、「アメリカンアパレル（American Apparel）」の創業者であるダブ・チャーニーが2017年にスタート。メイド イン USAにこだわり、ブランド名の通り、ロサンゼルスの自社工場で徹底した品質管理と高水準の労働環境を保ちながら製作したカジュアルウェアを展開しています。ロサンゼルスアパレルの定番スウェットを徹底レビュー　今回検証したのは、ロサンゼルスアパレルの中でも定番の「14オンス ヘビーフリースプルオーバー」。製作の全工程をロサンゼルスの職人が手掛けているのだそうです。生地は厚みのある14オンスで、アメリカ製ならではの程よい硬さが感じられます。着心地は？　肉厚で硬さのある生地感ですが、内側が起毛していることもあり、包み込まれるような柔らかい着心地でした。体のラインにフィットする厚みのある着心地なので、冬の着用がおすすめ。ネックラインは、首に少しかかる高さなので、首の詰まった着用感が苦手という人は、窮屈に感じてしまうかもしれません。サイズ感は？　14オンス ヘビーフリースプルオーバーは、ユニセックスのXS〜2XLの6サイズを展開しています。今回は、Mサイズで検証。身長170cmのFスナ編集部員が着て、ジャストサイズでした。身幅やアームホールは大きめの仕様ですが、袖口や裾のリブが締まっているので、ダボっとした印象を与えることなく着用できます。　全体のサイズは以下の通り。　重さは634gと、今回検証したスウェットの中では3番目に重いという結果に。ヘビーオンスかつ裏起毛なので全体的に重量感はありますが、肌寒い日には一着で十分暖かく着られます。※重さのイメージ：今回、検証した13ブランドのスウェットの重さの平均は500g。価格は？　ロサンゼルスアパレルのスウェットは、税込1万3200円。今回、検証した13ブランドのスウェットの平均価格（税込1万3152円）とほぼ同額でした。■ロサンゼルスアパレル：公式サイト【連載】ギークへの道 ■グレースウェット編vol.1「ロサンゼルスアパレル」vol.2「フィルメランジェ」vol.3「ユナイテッドアスレ」vol.4「フルーツオブザルーム」vol.5「グラフペーパー」vol.6「ギルダン」vol.7「ユニクロ」vol.8「ジャージーズ」vol.9「ヘルスニット」vol.10「クロスアンドステッチ」vol.11「N.ハリウッド」vol.12「カーハート」vol.13「マーカウェア」 ■リカバリーサンダル編vol.1「ウーフォス」vol.2「キーン」vol.3「テンシャル」vol.4「サロモン」voi.5「テリック」vol.6「リグ フットウェア」vol.7「ザ・ノース・フェイス」vol.8「キナー」vol.9「ホカ」vol.10「コロンビア」vol.11「ダナー」 ■白T編vol.1「Hanes Red Tag」vol.2「FRUIT OF THE LOOM」vol.3「UNIQLO」vol.4「RED KAP」vol.5「PRADA」vol.6「anvil」vol.7「無印良品」vol.8「Hanes Blue Tag」vol.9「SUNSPEL」vol.10「Champion」vol.11「Supreme × Hanes」vol.12「FilMelange」vol.13「Healthknit」vol.14「JIL SANDER」vol.15「Hanes BEEFY」vol.16「ANATOMICA」vol.17「GILDAN」vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」vol.19「ACNE STUDIOS」vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」vol.21「United Athle」vol.22「Hanes Gold Tag」vol.23「VALENTINO」vol.24「Carhartt」vol.25「COTTON STAFF」vol.26「visvim」vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」vol.28「CROSS STITCH」vol.29「Printstar」vol.30「ONEITA」 ■白シャツ編vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」vol.2「無印良品」vol.3「MARGARET HOWELL」vol.4「N.HOOLYWOOD」vol.5「THOM BROWNE」vol.6「A.P.C.」vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」vol.8「PAUL SMITH」vol.9「Gap」vol.10「BEAMS PLUS」vol.11「TOMORROWLAND」vol.12「JIL SANDER」vol.13「Polo Ralph Lauren」vol.14「SOPHNET.」vol.15「THE」vol.16「SCYE BASICS」vol.17「KICS DOCUMENT」vol.18「UNIQLO」vol.19「digawel4」vol.20「GUCCI」vol.21「visvim」

Los Angeles Apparel

【ロサンゼルスアパレル編】定番ブランドのグレースウェットを徹底比較

リバースウィーブの特徴をおさらい　まずは、リバースウィーブにはどんな特徴や魅力があるのか、改めて確認していきましょう。起源は、1938年のアメリカ。中学校から大学まで、学生に支給されていたアスレチックウェアが発祥となっていることから、今でも大学名や高校名のロゴがプリントされたデザインが流通しています。学校の備品として、アメリカ人の生活と密接に関わってきたリバースウィーブですが、その後、ロゴのないスウェットも一般販売されるようになり、現在に至るまで製造され続けています。　特徴は、洗濯による型崩れを防ぐための編み方。通常のスウェットが生地を縦向きに使用するのに対し、リバースウィーブは逆（リバース）。横向きに使用することで縮みを軽減しています。また、編み方のほかにも「エクスパンションガゼット」と呼ばれるマチのような布を脇部分に仕込むことで、さらに縮みにくい仕様に。こうした特徴から、古着でも製造当時のシルエットを保つことができているんです。タグの変遷　近年高騰しているリバースウィーブの古着を探す前に抑えておきたいのが、タグの種類。リバースウィーブは1930年代から作られていますが、細かい年代ごとに首元のタグのデザインが異なるのが特徴で、そのデザインによっていつ作られたものなのかを判別することができます。とはいえ、細かい違いを全て把握して判断するのは至難の技なんだとか。〜1940年代「デカラン」　まずは、最初期の1938年から1940年代のリバースウィーブに付けられたタグ「デカラン」から解説していきます。「デカラン」とは、タグのサイズが大きく、チャンピオンの他のアイテムにも付けられていた「ランナータグ」と呼ばれる、走っている人型のマークが印字されたもの。「デカいランナータグ」から取って「デカラン」と呼ばれています。当時は、リバースウィーブ専用のタグがなかったことから、他のアイテムと同じタグデザインが流用されていたんだそうです。1950年代〜タタキタグ　1950年代に入ると、リバースウィーブ専用のタグが登場。1960年代までに作られたものには、四方を叩いて縫われる「タタキタグ」が付いています。年代によって、特許の番号が入ったり、サイズ表記の位置が上下したりと、細かいデザインの違いがあるほか、1967年には、社名が「チャンピオンニットウェア」から「チャンピオンプロダクツ」に変更になったため、ロゴの表記も変わっています。また、1960年代から「RN（レジスタード・アイデンティフィケーション・ナンバー）」の発行が始まったため、同じタタキタグでも「RNの表記があるものは1960年代に製造されたもの」「表記がないものは1960年代以前に製造されたもの」という見分け方ができるようになりました。1970年代〜単色タグ　タタキタグの後、1970年前後に登場したのが「単色タグ」。単色タグから、上部分だけを縫う製法に変わり、ロゴが全て青や赤などの単色であしらわれるようになりました。単色タグが登場するまでは、洗濯方法などの表記が入っていませんでしたが、この時代から細かく表示されるようになりました。1980年代〜トリコタグ（プリント）　続いて紹介するのが、プリントの「トリコタグ」。1980年代以降に製造されたリバースウィーブに付けられたもので、「トリコタグ」という名前は文字が3色のトリコロールカラーになっていることが由来となっています。現在、古着として流通しているものの多くがこのトリコタグのモデルで、「プリントタグ」と呼ばれる場合もあります。1990年代にも同じくトリコロールカラーのタグが使われていますが、「プリントが1980年代」「刺繍が1990年代」と判別することができます。1990年代〜トリコタグ（刺繍）　こちらがその刺繍のトリコタグ。1980年代から、トリコロールカラー自体は一貫して同じなので、よりわかりやすくするためにトリコタグではなく「刺繍タグ」と呼ばれる場合もあります。イレギュラー品なのに人気？切られたタグの正体　古着屋でリバースウィーブを探していると、真っ二つに切れ込みが入ったタグを目にすることがありますよね？経年変化で擦り切れたのではなく、意図的に真ん中で綺麗に切られているわけですが、これは製造後の検品ではねられたイレギュラー品だったり、過剰在庫だったりでアウトレット等に流通していたリバースウィーブだという目印。一目でそれとわかるようにタグが切られていたんだそうです。デザインの種類　リバースウィーブの古着といえば、無地か、大学名などの大きなロゴを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか？古着市場で流通している、1990年代までに生産されたリバースウィーブは、カレッジロゴ、企業ロゴ、無地の3種類に分けられますが、ここではその中でも特に人気を集めるカレッジロゴについて解説していきます。カレッジロゴの種類　カレッジロゴの種類にはどんなものがあるのでしょうか？ロゴのデザインになるものは、大学名や、大学スポーツのチーム名などがほとんど。一見、どれも同じデザインのように感じられますが、実は、ロゴが1段のみなのか、数段に分けられるのかによっても市場価値は異なり、段数が多いものは人気があるんだそうです。また、年代によってプリントの製法が異なるのも、リバースウィーブならではの魅力の一つ。ここからは、特に人気を集める3種類を紹介します。水性（染み込み）プリント　まず紹介するのが、リバースウィーブでは流通量の少ない「水性（染み込み）プリント」。別名「ウォータープリント」とも呼ばれていますが、生地にインクを染み込ませるプリント方法のことです。デッドストックや使用感の少ないものはザラザラとした質感ですが、洗濯していくうちにツルツルとした質感になっていきます。1番人気で、値段も高騰しているそう。フロッキープリント　続いて紹介するのが、フロッキープリント。ヴィンテージのスウェットではよく見られる手法で、ボディの表面に糊をつけて、その上から粉末を吹き付けることで立体感を出しています。リバースウィーブの中ではかなり希少なデザインで、滅多に見つけられないことから注目を集めています。ラバープリント　1980年代以降、最も多く生産されたのがラバープリントのもの。経年変化で割れたロゴは「ひび割れプリント」とも呼ばれていて、近年では市場価値が上がっているんだとか。ちなみに、色や塗料によって質感が異なるので、ラバープリントだからと言って、必ずしも綺麗にヒビが入るとは言い切れないんだそうです。ロゴのない目無しとは？　リバースウィーブのデザインの中に、「目無し」や「ブックストア」と呼ばれるものがあります。チャンピオンが無地で販売する目的に製造したものは、基本的に胸元に「目」と呼ばれる「C」の刺繍ロゴがあしらわれますが、稀に無地なのに目も付いていない、まっさらな無地のスウェットが見つかることがあり、それらは「プリント用に作られたボディなのに、結局プリントされないで無地の状態で販売された」という背景から、「目無し」の愛称で親しまれています。リバースウィーブは9割がグレー！レアなカラーボディ　栗原さん曰く、リバースウィーブで1番人気の色はブラックだそう。ボディもプリントも、ブラックが使用されている場合には他と比べ値段が倍になることもあるんだとか。　もちろんブラックだけではなく、グレー以外のカラーボディも根強い人気があります。市場に流通しているリバースウィーブの9割を占めるのがグレー。カラーボディは、無地がほとんどなので、カレッジロゴが入っているものはレア度が上がり、人気が高いんだとか。カレッジロゴはアイビーリーグ一強？　一言に「カレッジロゴ」と言っても、そのデザインはさまざま。アメリカにある学校の数だけ、デザインも異なります。中でも、アイビーリーグ（ブラウン大学、コロンビア大学、コーネル大学、ダートマス大学、ハーバード大学、ペンシルベニア大学、プリンストン大学、イェール大学）のロゴが人気ですが、近年は、イェール大学のものが特に高騰しているんだそうです。　また、アイビーリーグをはじめとする名門大学のアイテムは、実際の卒業生の数よりも流通量が多いのが特徴。その理由は、学生の家族が、自分の子どもが名門大学に入学できたことを周囲に自慢するためにグッズを大量に購入し、親戚中に配っていたことに由来しているんだそうです。進化ではなく“退化”？時代ごとに移り変わるデザイン　80年以上にわたって、変わらないスタイルを貫いてきたリバースウィーブですが、実は時代とともに少しずつシルエットが変化しています。栗原さんによると、リバースウィーブは年代と共に作りが大きくなっているそうで、その例として見せてもらったのが、ハーフジップタイプのフーディー。　その他にも、1970年代までは、サイズごとに筒状のボディが編み立てられていて、脇に縫い目がない「丸胴」と呼ばれる仕様で作られていました。手間とコストがかかる仕様だったため、1980年代以降は廃止されてしまいました。

Champion

リバースウィーブの製造年の見分け方は？タグとプリントの種類を解説

チャンピオンの歴史をおさらい　チャンピオンは、1919年にアメリカ・ニューヨークでチャンピオン・ニッティング・ミルズ社として誕生。屋外労働者の防寒用として開発されたウール下着が米軍のアスレチックウェアに採用されたことをきっかけに、現在のスウェットシャツの原型が生まれました。1920年代には、大学生アスリートが着用したスウェットシャツが注目を集め、アメリカの若者たちからカジュアルウェアブランドとしての認知を高めていきました。その後もスウェットをはじめ、Tシャツやパーカーなどのカジュアルウェアを展開。機能的なデザインや耐久性、素材、縫製といったディテールにこだわったアイテムは、創業から100年以上にわたって愛され続けています。リバースウィーブのはじまり　リバースウィーブは、1938年に誕生。当初は、中学校や高校、大学でアスレチックウェアとして生徒に配付されていて、アメリカンフットボールやラグビーの防寒具としてフーディーが配付されるようになったり、アメリカ陸軍の士官学校「USMA（United States Military Academy）」の生徒が着るようになりました。1960〜70年代頃のリバースウィーブは、タグに「S」や「M」といったサイズが大きく書かれていたり、タグのプリントがサイズごとに色分けされるなど、個人の所有物というよりは学校の備品として着用されていました。1980年代に入ると学校や企業ロゴのない無地のスウェットも一般に流通するようになり、アメリカ人にとっては、当たり前のように日常に馴染むアイテムとなりました。リバースウィーブにしかない特徴は？　絶大な人気を誇るリバースウィーブですが、その人気の理由はどこにあるのでしょうか？他のスウェットと決定的に違うポイントは、「リバースウィーブ」という名称に隠れています。リバースウィーブとは編み方が語源となっていますが、文字通り「逆編み」という意味で、通常のスウェットは縦編みで作られているのに対し、横に編まれているのが特徴です。なぜ横方向に編まれているのかというと、洗濯による縮みを軽減するため。コットン100％のスウェットは、着丈の縮みが出やすく、ヴィンテージスウェットの着丈が短い傾向にあるのは、その縮みやすさが理由とされています。ヴィンテージでも縮みが少なく、型崩れしにくいのがリバースウィーブの1番の魅力なので、いつの年代のものでも作られた当時のシルエットを楽しむことができます。　リバースウィーブのもう1つの特徴が、ビッグシルエット。元々、アスレチックウェアやフットボールなどの防具の上からも着用できるベンチウォーマー（防寒着）として生産されていたことから、アームホールが大きく、全体的にオーバーサイズで作られています。作りの大きさと縮みにくさから、近年のビッグシルエットのトレンドにハマったことがリバースウィーブ人気の理由とされています。勘違いされがちなエクスパンションガゼットとは？  「リバースウィーブ」の語源として勘違いされがちなのが、脇にマチのようにあしらわれた「エクスパンションガゼット」。1980年代以前はリバースウィーブでしか見られないディテールで、リバースウィーブ同様、チャンピオンが特許と商標を取得している製法。縮み防止や動きやすさのために、1952年頃に導入されて以来、現行品まで変わらず取り付けられています。いつから古着市場で流通し始めた？　リバースウィーブが日本の古着市場で認知されるようになったのは、1990年代中頃。栗原さん曰く、1990年以前の日本の古着市場では、フライトジャケットやハワイアンシャツ、「リーバイス（Levi's®）」のヴィンテージジーンズなど、「1950年代に作られたものが一番良い」とされている時代が長らくあったんだとか。そんな中、じわじわと注目を集めはじめたのが、リバースウィーブでした。2000年代には人気が低迷　今でこそ、どんな古着屋でも見つけることのできるリバースウィーブですが、2000年代には人気が低迷。1990年代にはクルーネックのスウェットが7800円、フーディーは9800円ほどで販売されていましたが、2000年代にはその値段ではほとんど売れなくなってしまったんだとか。値段が下がることはありませんでしたが、売れ行きが良くなかったことから、当時流通していた1980〜90年代物の多くが、リメイク用の材料として解体されてしまったんだそうです。ボロボロになっても価格が高騰　リバースウィーブは、穴が空いてボロボロになっても価値が変わらなかったり、むしろ上がることもあります。アメリカの人々にとっては常に身近なアイテムだったことから、自由にアレンジされたり、リメイクされているものも多く見つかりますが、そういった要素も、デザインの1つとして愛されています。また、他のスウェットと比べてヘビーオンスで、型崩れしにくいことから、ボロボロになってからでも長く着れることも人気の理由とされています。アメリカでも価格が高騰？コロナ禍で変化した古着市場　リバースウィーブは、基本的に生産国であるアメリカで買い付けられますが、近年は日本市場での需要が広く知られるようになり、「高く売れるなら」とアメリカ市場でもこれまで以上の数が出回り始めています。栗原さんによると、値段が上がりすぎてしまい、買い付けに行ってもお店で販売する価格にはまらず、断念することもあるんだとか。特に、アメリカではコロナ禍の2020年から若年層の古着市場への参入が増加したんだそうです。今後も価格は高騰する？　ビッグシルエットがトレンドになったことから、2010年代後半に人気が復活したリバースウィーブ。栗原さん曰く、「おそらくこれ以上価格が高騰することはない」とのこと。

リバースウィーブの古着はなぜ人気？歴史から紐解く魅力を解説

サカイ（sacai）　ブラックのワントーンでシックに決まる、「サカイ（sacai）」のクロップドフーディ。フロントにコットン、バックにナイロンを採用した、ドッキングの魅力を堪能できるカジュアルウェアです。リブにコンパクトなイニシャルロゴをパッチした、特別感溢れる一枚をデイリーで活躍させて。Farfetch で購入するアレキサンダーワン（alexanderwang）　スポーティなムードに惹かれる「アレキサンダーワン（alexanderwang）」のクロップドフーディは、アイコニックなレタリングロゴがアクセント。XXS～Mまで細かくサイズを設定しているので、自分にフィットするシルエットを選べます。色違いにはブラックも用意。Farfetch で購入するエムエム6 メゾン マルジェラ（MM6 Maison Margiela）　毎日のコーディネートをおしゃれに格上げするクロップドスウェットを、「エムエム6 メゾン マルジェラ（MM6 Maison Margiela）」で発見。カレンダータグやステッチでシグネチャーを、全体に施したダメージ加工で個性を満喫できるトップスは、セールプライスでゲットできる今が狙い目。Farfetch で購入するディースクエアード（DSQUARED2）　グラフィカルなブランドロゴを主役にした、着こなしの幅が広がる「ディースクエアード（DSQUARED2）」のクロップドスウェット。ウェアを半分にカットした大胆な丈感のアイテムは、インナーを見せるレイヤードスタイルも自由自在。アクティブでヘルシーな肌見せルックを楽しめます。Farfetch で購入するジャックムス（JACQUEMUS）　こだわりのディテールが随所に散りばめられた、「ジャックムス（JACQUEMUS）」の個性的なクロップドトップス。肘部分はカットし、ウエストにはゴールドのハードウェアロゴで繋げた華奢なベルトをオン。秋に馴染むブラウンの他に、ハッピーなピンクも展開しています。Farfetch で購入するパーム・エンジェルス（PALM ANGELS）　ストリートなトップスとしても、セカンドスキンとしても活用できる「パーム・エンジェルス（PALM ANGELS）」のクロップドトップス。ストレッチを効かせた生地は動きやすさと快適な着用感を実現し、モックネックで肌が見え過ぎる心配もなし。プルオーバーやパーカーとも合わせやすいアイテムです。Farfetch で購入するオムガールズ（HommeGirls）　艶のあるコットン生地で仕立てた「オムガールズ（HommeGirls）」のシャツは、テーラーリングの醍醐味を肌で感じるハンサムなデザイン。小さなロゴだけを刺繍したクリーンさと、クロップド丈に裁断したエッジィなカッティングで、凛としたタフなルックを完成させます。Farfetch で購入するジル サンダー（JIL SANDER）　シャツやドレスと重ねても、シンプルに単体でも似合う「ジル サンダー（JIL SANDER）」のモダンなクロップドニット。ミニマムなコーディネートにも、センシュアルなワンポイントとしても映えるトップスは、印象がガラッと変わる鮮やかなブライトグリーンもラインナップ。Farfetch で購入するマリーン・セル（MARINE SERRE）　細かく編まれた、幻想的な模様に魅了される「マリーン・セル（MARINE SERRE）」のクロップドニット。すっきりとしたフォルムで着ぶくれせず、一枚でもシャツやインナーをセットしても◎。秋冬はジャケットを羽織り、リュクスでフォトジェニックなスタイリングを叶えてみてはいかが？Farfetch で購入するゼア・ワズ・ワン（There Was One）　最後にご紹介するのは、“本当に必要なものは何か？”という問いから生まれたファーフェッチ限定ブランド「ゼア・ワズ・ワン（There Was One）」のニット。ダイナミックにカットしたリブセーターが、涼しさを感じる今の気分にマッチ。ブラやキャミソールを見せるレイヤードルックもおすすめです。Farfetch で購入する

DSQUARED2

sacai

Alexander Wang

JIL SANDER

JACQUEMUS

MARINE SERRE

MM6 Maison Margiela

お買いモノ

秋の着こなしが決まるクロップドトップス10選

楽しみにしていた注目の新ブランド「カイロス」のスウェットパンツ　自宅最寄駅の高円寺にコーヒーチェーン店が増えてきました。少し前まで大手チェーン店では上島珈琲店、サンマルクカフェ、ルノアールくらいだったはず。パソコン作業をするときは上島珈琲店を愛用していますが、満席で入れない時や気分を変えたい時に困っていたのも事実。うっすらとそんな悩みを感じていたら、駅前にタリーズとドトールがオープンし、噂ではコメダ珈琲店もできるとかできないとか。気がつけばコーヒーチェーン店の激戦区になっていました。高円寺はこれからどんな街になっていくのか。新しい章が始まったような気がして、今後が楽しみです。　さて、新しい始まりといえば「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス（Children of the discordance）」を手掛ける志鎌英明さんによる新ブランド「カイロス（CAERUS）」がスタートしました。志鎌さんが手掛けているのでデザインの良さは言わずもがな、チルドレンより少し手の取りやすい価格帯なのも嬉しいポイントです。展示会で見たときから、楽しみにしていたブランドがついに販売開始。僕は個人的に最近ハマっているスウェットパンツをチョイスしましたが、全アイテム本当に格好良いのでチェックしてみてください！（編集部 KO）シンプルなディテールで甘すぎない「シーオール」のワンピース　乙女心がくすぐられるセーラーカラーは、いくつになっても手にとってしまいがち。「シーオール（SEEALL）」のワンピースは、フェミニンすぎないシンプルなディテールで、バサッと上から被るだけでスタイリングが完成するのが嬉しいです。甘めなテイストを抑えたい時にはデニムをレイヤードすればOKだし、長袖だからシーズン問わず着られて重宝しそう。これを着て行きたい場所は、迷わず海！梅雨が明けるのが今から待ち遠しいです。（編集部 MH）Children of the discordance / SEEALLの人気アイテム

SEEALL

Children of the discordance

【今週のウィッシュリスト】カイロスのスウェットパンツ＆シーオールのワンピース

より注意深く服を観察するために　今回テーマとなったのは、インターベンション（介入）とインベンション（創造）における視点。会場にはいくつものスクリーンが設置され、韓国人アーティストのジョン・グムヒョン（Geumhyung Jeong）の映像作品が流れている。自分の体と服の関係を考察した作品は、布の質感や体を包み込む感覚をリアルに想起させた。コレクションノートには「見るという本能的なプロセス、ものの見方、そして観察という行為によって、いかにその焦点の目的が変わるかという概念」に着眼したと書かれている。あえて見せる下着やストッキング　オープニングを飾ったのは映画「ニンフォマニアック」で知られる女優のミア・ゴス（Mia Goth）。グレーのカーディガンに水玉模様の膝丈スカートを合わせたスタイルだが、スカートはローライズで、ストッキングの履き口がウエストから覗く。ストッキングの中に託し込まれたカーディガンの裾や、スカートから透けるストッキングの縫い目のラインなど、本来”見えてはいけないもの”をあえて露出させていた。マイクロミニなどで"見せパン"するデザインは過去数シーズンにわたりミュウミュウが提案しているスタイルだが、今回はそのコンセプトをさらに進化させた形だ。  　そのほか、シアーなワンピースとアンダーウェアもレイヤードされ、下着に縫い付けられた「miu miu」のロゴが見え隠れする。ストッキングをウエストからはみ出させたブルマ風のショーツなども登場し、「インナーウェア」と「アウターウェア」のコンセプトを逆転させた、新たなスタイルを提案した。「思考の窓」を意識したディテール　ツインニットやフード付きスウェットといった慣れ親しんだアイテムも、大胆な素材使いやシルエットで表情を変える。また、硬質な素材で作られたフラワーモチーフやビジューが繊細な生地にあしらわれ、効果的なコントラストを生み出していた。コレクションノートに「見るということは、思考の窓のようなもの」と記されていた通り、ディテールの一つひとつにミウッチャの哲学を感じさせるコレクションとなった。ヘアメイクにも若干の違和感を滲ませて　また、まるで風に煽られたかのような前髪やあえて強調した眉毛など、ヘアメイクにも今回のコンセプトが反映されている。べっ甲調のメガネをかけ、一見コンサバティブながらユニークさも感じさせる女性像となっていた。 　バッグは、マトラッセレザーの「ミュウ ワンダー」やトップハンドルバッグ、ロゴをエンボス加工したボウリングバッグなどをラインナップ。家の鍵がジャラジャラとついているかのようなハードウェアのディテールにも遊び心を感じさせる。内肘にかけるバッグの持ち方は、インナーを見せる大胆な装いとは裏腹に控えめな印象で、キッチュな女性像を演出していた。様々な矛盾をはらんだスタイリングは、私たちが装いに対して抱いている固定観念を大いに揺さぶる。ラストを飾ったのはあの人気女優　今回ランウェイに登場したのは、歌手のエセル・ケイン（Ethel Cain）、TikTokスターとして知られるノエン・ユーバンクス（Noen Eubanks）、リアリティ番組にも出演したイットモデルのアメリア・ グレイ（Amelia Grey）、12歳でトランスジェンダー女性であることを公表したザヤ・ウェイド（Zaya Wade）など、多様な顔ぶれ。最後には「ザ・クラウン」のダイアナ妃役で脚光を浴びたイギリスの俳優エマ・コリン（Emma Corrin）が登場し、ショーを締めくくった。 豪華な顔ぶれが来場　会場には(G)I-DLEのミンニ（Minnie）や「イカゲーム」の出演で知られる女優のイ・ユミ（You Mi Lee）、カイリー・ミノーグ（Kylie Minogue）、ジェシカ・アルバ（Jessica Alba）、アレクサ・チャン（AlexaChung）、ダイアン・クルーガー（Diane Kruger）、ピクシー・ゲルドフ（Pixie Geldof）、ポピー・デルヴィーニュ（Poppy Delevinge）、ニコラ・ペルツ=ベッカム（Nicola Peltz Beckham）、ティナ・クナキー（Tina Kynakey）らが来場し、ショーを堪能した。

MIU MIU

"見せパン"もドレッシーに　服への視点を逆転させる「ミュウミュウ」23年秋冬

シワのおしゃれさに気付かせてくれたティーエイチプロダクツのワイドパンツ　ふと、自分の持っているボトムスってどんなのがあったっけと年末の大掃除をきっかけに確認してみることに。モードファッションが好きな僕は個性的なものが好きですから、ボトムスも個性的なものが多いのが予想できますよね。しかし、クローゼットを開けてみると意外にもシンプルなパンツしか無かったのです。これは自身のアイデンティティに関わることだと思い、個性的でおしゃれなパンツを探す事を決意（大袈裟ですが）。　そこで見つけたのが「ティーエイチ プロダクツ（th products）」のシュリンクワイドパンツ。シュリンク加工のアイテムはどこか野暮ったく見えて苦手だったんですけど、このパンツは程良い縮絨加工と、綺麗めなシルエットのおかげで上品な印象。意外とどんなアイテムとも合わせても、マッチしてくれるので汎用性も高いです。ウエスト部分はゴム仕様で、スウェットパンツのようなコンフォートな履き心地を実現してくれるので、ストレスフリーで履けるのも嬉しいポイント。これからの季節にヘビロテすること間違いなしのお気に入りです！（EC事業部 スタッフRT）カジュアルに着られるピンクが丁度良い、サンセ サンセのスウェット　幼少期は天邪鬼精神が発動し、ピンク色の服に苦手意識を抱いていましたが、そんなことを忘れてしまうくらい今はピンクに夢中。ワンピースやバッグなど、歳を重ねるごとにワードローブにピンクのアイテムが増えてきており、ついつい集めてしまいます。ですがここ最近は髪が長くなってきたのでピンクのアイテムを着ると甘くなってしまいがち。「スウェットなら！」と思い見つけたのが「サンセ サンセ（SANSE SANSE）」のアイテムです。裏起毛のような素材をあえてフロントに施したり、フランス語で"犬"を意味する「ルシアン」を商品名に入れていたり…遊び心に溢れているのもブランドの世界観にマッチしていてお気に入り。シンプルなデニムやスラックスと合わせて、スウェットをとことん主役にしたスタイリングを楽しみたいです。（EC事業部 スタッフAY）th products／SANSE SANSEの人気アイテム

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