テンシャルのリカバリーサンダル
Image by: FASHIONSNAP
モノ選びの達人を目指し、ファッションの定番をリサーチする連載「ファッションギークへの道」。第3弾のテーマは、夏場に1足は持っておきたい「リカバリーサンダル」。さまざまなスポーツブランドやアウトドアブランドが展開していますが、その履き心地をFASHIONSNAP独自の視点で検証していきます。第3回は、ウェルネスD2Cブランド「テンシャル(TENTIAL)」。日本人の足に合わせて作られたという定番のリカバリーサンダルを履いてみました。
■リカバリーサンダルとは?
ランニングやハイキング、ジムでのワークアウトなど、アクティビティ後の足の回復をサポートするために開発されたサンダル。衝撃吸収性を備えたクッション性のあるフットベッドが特徴で、着用時のストレスを軽減することで、筋肉修復のサポートをします。近年では、日本でも展開ブランドが増え、注目を集めています。
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テンシャルってどんなブランド?
テンシャルは、2018年2月にスポーツメディア事業「SPOSHIRU」を始動。「よく生きる、カラダへ」をコンセプトに、リカバリーサンダルをはじめ、インソールやリカバリーウェア、ワークウェアなどを展開するD2Cブランドです。
テンシャルのリカバリーサンダルを履いてみた
Recovery Sandal/Flip flop
テンシャルは、ビーチサンダルタイプの「フリップフロップ(Flip flop)」とスライドタイプの「スライド(Slide)」の2型のリカバリーサンダルを展開。アッパーのデザイン以外、ソールやロゴの位置などの仕様は全く同じなので、裸足で履くときにはフリップフロップ、季節問わず靴下で履きたい場合にはスライド、のようにライフスタイルに合わせて選ぶことができそうです。いずれも日本人の足に最も多い形をベースに作られています。
2023年5月には、履き心地を重視する顧客の声を受けてリニューアル。過去のモデルに比べて約3%柔らかい構造に変更したほか、気温が高い場所での使用を想定し、耐熱性が1.8倍向上されています。
履き心地は?
まず、履いてみて真っ先に感じるのは、リニューアルで改善されたという柔らかさ。ソールだけでなくアッパー部分も柔らかく、足あたりの良さを実感しました。柔らかさレベルは3。体勢に合わせて自由自在に動くので、快適に着用することができました。
※ソールの柔らかさをFASHIONSNAP独自の判断で3段階にわけて評価!
レベル1:安定感のある反発力を備えた履き心地
レベル2:高い反発力とクッション性を兼ね備えた履き心地
レベル3:クッション性が高く足当たりの良いフカフカな履き心地
ソールの厚みは?
履き心地に大きく影響するソールの厚みは、踵部分で3cmほど。足の形に合わせた設計になっているので、土踏まず部分は足の凹みに合わせて4.5cmほどで、今回検証したリカバリーサンダルの中で最も厚底でした。ブランドによると、厚底のソール設計にすることで、より高い衝撃吸収性を実現できるんだとか。
重さは?
重さは、フリップタイプが159.5gで、スライドタイプが154g(27cm/片足あたり)。スライドタイプは、今回検証したリカバリーサンダルの中で最も軽量という結果に。
※重さのイメージ:「ヴァンズ(VANS)」の定番モデル「オーセンティック(AUTHENTIC)」(27cm/片足あたり)は372g。
サイズ感は?
サイズは、XSから2XLまでの6サイズ展開。テンシャル独自のサイズ展開で、22〜28.5cmに対応しています。テンシャルのリカバリーサンダルは細かい部分まで履き心地の良さや衝撃吸収性にこだわって作られているので、なるべくジャストサイズを選ぶのが大切。公式サイトでは、足の長さだけでなく、足幅を「スリム」「レギュラー」「ワイド」の3種類に分けてサイズを展開しているので、必ず自分の足のサイズを測ってから購入するようにしましょう。
価格は?
テンシャルのリカバリーサンダルは、スライドとフリップフロップのいずれも税込6930円。リカバリーサンダルの中でも比較的安価なのが嬉しいですね。
■テンシャル:公式サイト
【連載:ファッションギークへの道】
■リカバリーサンダル編
vol.1「ウーフォス」
vol.2「キーン」
vol.3「テンシャル」
vol.4「サロモン」
voi.5「テリック」
vol.6「リグ フットウェア」
vol.7「ザ・ノース・フェイス」
vol.8「キナー」
vol.9「ホカ」
vol.10「コロンビア」
vol.11「ダナー」
■白T編
vol.1「Hanes Red Tag」
vol.2「FRUIT OF THE LOOM」
vol.3「UNIQLO」
vol.4「RED KAP」
vol.5「PRADA」
vol.6「anvil」
vol.7「無印良品」
vol.8「Hanes Blue Tag」
vol.9「SUNSPEL」
vol.10「Champion」
vol.11「Supreme × Hanes」
vol.12「FilMelange」
vol.13「Healthknit」
vol.14「JIL SANDER」
vol.15「Hanes BEEFY」
vol.16「ANATOMICA」
vol.17「GILDAN」
vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」
vol.19「ACNE STUDIOS」
vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」
vol.21「United Athle」
vol.22「Hanes Gold Tag」
vol.23「VALENTINO」
vol.24「Carhartt」
vol.25「COTTON STAFF」
vol.26「visvim」
vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」
vol.28「CROSS STITCH」
vol.29「Printstar」
vol.30「ONEITA」
■白シャツ編
vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」
vol.2「無印良品」
vol.3「MARGARET HOWELL」
vol.4「N.HOOLYWOOD」
vol.5「THOM BROWNE」
vol.6「A.P.C.」
vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」
vol.8「PAUL SMITH」
vol.9「Gap」
vol.10「BEAMS PLUS」
vol.11「TOMORROWLAND」
vol.12「JIL SANDER」
vol.13「Polo Ralph Lauren」
vol.14「SOPHNET.」
vol.15「THE」
vol.16「SCYE BASICS」
vol.17「KICS DOCUMENT」
vol.18「UNIQLO」
vol.19「digawel4」
vol.20「GUCCI」
vol.21「visvim」
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