シアトル、上海、ミラノ、ニューヨークに続く世界5番目のロースタリーを併設した新コンセプトストア「スターバックス リザーブ® ロースタリー(Starbucks Reserve Roastery)」が、中目黒エリアに誕生しました。ここでしか味わえないビバレッジやフード、限定デザインのオリジナル雑貨を豊富に取り揃え、世界中から調達した希少性の高いコーヒー豆の焙煎や抽出の様子を間近で見られるなどコーヒー好きにはたまらないストアです。建築デザインやインテリアにも注目が集まる「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」の魅力をフロアごとに紹介します。
ADVERTISING
【1階】スターバックスリザーブ®
中目黒駅から徒歩約10分、目黒川沿いを歩いていくと4階建ての巨大な店舗が出現。外観は建築家の隈研吾氏が手掛けており、杉の木を使用した明るい色合いに仕上げられています。
入口の大きな扉を開き、目に飛び込んできたのは国内で初めて併設したというロースタリー。全国の店舗に届けるコーヒー豆を焙煎しています。
ロースタリーで焙煎中の豆の種類とテイストは、常時ボードでお知らせ。
フロア中央には、4階まで届く高さ約17mのキャスクを設置。淡く赤みを帯びた銅板にスターバックス リザーブ® ロースタリー 東京の建設に関わったすべての人が自ら銅板をひと打ちし、表面の質感や模様を作り上げたとのこと。2100枚におよぶ桜の花びらモチーフの装飾にも注目です。
また、天井のデザインには日本の伝統「折り紙」をモチーフに採用するなど、日本の自然の美しさや伝統をモダンに表現したデザインが店内の随所に散りばめられています。
メインバーでは「スターバックス リザーブ®」のコーヒーによるビバレッジを提供。日本初上陸となるイタリアンベーカリー「プリンチ®」のメニューの中から、コーヒーに合うパンやスイーツを一緒に販売しています。フードメニューは時間帯に合わせて異なるラインナップが展開されます。
目玉となるメニューは、バーボンウイスキーの樽の中で熟成させたコーヒー豆をコールドブリューで抽出した「バレルエイジド コールド ブリュー」。お値段はなんと、一杯1200円!
フロアの奥ではコルネッティやフォカッチャ、ピッツァなど「プリンチ®」のメニューを焼きたてで提供。タルトやティラミス、プリンチーナといった見た目の美しい手作りスイーツも豊富です。
ここでしか買えないオリジナルグッズも充実。目黒川の桜をイメージしたマグカップやタンブラー、スペシャルパッケージの「福砂屋」のカステラ、同店の外観や周辺マップなどがデザインされた「ROASTERY ORIGINAL Collection」、「バルミューダ(BULMUDA)」とコラボレーションした電気ケトルなど、お土産やギフトにぴったりなアイテムが販売されています。スタバファンは見逃せません。
【2階】ティバーナ™️バー
「ティバーナ™️」は、スターバックス コーヒーの紅茶ブランドで、2016年に日本に上陸。このフロアではティービバレッジやデザートに加え、茶葉を販売しています。
2階につながる階段の壁にはコーヒーカップのモチーフがずらり。中央にはグリーンのカップで「TEAVANA」の文字があしらわれています。
ティー バーではティー ビバレッジやピュア ティー、シグネチャー ブレンドティー、お茶に合うデザートなどを展開。日本茶は玉露、煎茶、玄米茶の3種類を用意しています。
ビバレッジのほか、「プリンチ」が手掛けたスイーツを提供。ティーに合わせて開発された日本限定メニューも販売しています。
フロア内には、ティーをイメージしたカラフルなディスプレイも。
スクープ バーでは「ダージリン ドゥ トリオンフ」「宇治 玉露」などのピュア ティーや、「さくら アリュール」や「スモモ ベリー パープル」といったシグネチャー ブレンドティーなど全16種類の茶葉を販売。通常の店舗ではボックスに入った状態で展開されていますが、ここでは実際に香りを試しながら選ぶことができます。
「iittala x Issey Miyake」のテーブルフラワー(5500円)、「カキモリ 」のノートブック(3500円)など、様々なブランドとコラボレーションしたティーウェアやステーショナリーを1階フロアとは異なるラインナップで販売しています。
【3階】アリビアーモ™️バー
日本初上陸となるカクテルバー「アリビアーモ™️ バー」では、アルコールメニューを中心に提供。バーテンダーの経験を持つパートナー(従業員)も働いており、オーソドックスなカクテルからコーヒーやティーを使ったユニークなメニューまで様々なお酒が楽しめます。
2階から3階へと進む階段の壁一面は、コーヒーの名称が書かれたカラフルなカードで装飾。よく見ると「TOKYO」の文字が浮かび上がっています。
グラスの中でお花見が楽しめるような期間限定メニュー「スプリング シャワー」(税別2000円)では、天面に「スターバックス リザーブ® コールドブリュー コーヒー」をスプレー。コーヒーの香りがほのかに香ります。
「トウキョウ プア オーバー」(税別3000円)はスターバックス リザーブ® コーヒーをフィルターにセットし、ウイスキーなどをプアオーバーするカクテル。冷酒用の徳利とお猪口で提供されます。
生ハムやチーズ、クラッカーなど、お酒が進むおつまみも充実。
縁側のようにくつろげる場所として設計されたテラス席は、春にはコーヒーやお酒とともに目黒川の桜が楽しめる絶景スポットです。
アリビアーモ™️ バーにちなみ、こちらのフロアでは「VISKI スターバックス リザーブ® ボストンシェーカー」(税別6800円)など、自宅でカクテルが作れるオリジナルグッズも販売。
「トーキョーバイク」とのコラボモデル「TOKYOBIKE 26 STARBUCKS RESERVE Limited Edition」(税別15万円)はブラックをベースに、スターバックス リザーブ®のロゴをポイントとしてあしらったシックなデザインになっています。
また3階には2つ目のロースタリーが設置されており、「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」内で提供する豆を焙煎しています。
【4階】アム(AMU) インスピレーション ラウンジ
4階では焙煎したコーヒー豆を出荷するためにパッキングを行っています。普段飲んでいるコーヒーがどのようにして届けられるのか間近で見ることができるので、ちょっとした工場見学気分が楽しめそうです。
フロアの奥では、社会や地域とつながる様々なイベントを行う「アム インスピレーション ラウンジ」を用意。
カジュアルなパネルディスカッションや、音楽のジャムセッション、コーヒーテイスティングなど様々なアクティビティーが開催される場所で、同社初の試みとしてスペシャルティコーヒー協会(SCA)公認のトレーニング施設としての展開も予定されています。
コーヒーを通じた様々な楽しみ方を提案する「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」。新しいアイデアやコミュニティーが生まれる中目黒の新たなランドマークになりそうです。
■スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京
所在地:東京都目黒区青葉台2-19-23
営業時間:7:00〜22:00(ラストオーダーは21:30)
定休日:不定休
問い合わせ:03-6417-0202
公式サイト
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【大解剖】の過去記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境