サニブラウンが駆け抜ける、プーマの創立75周年ショー 窪塚洋介や三浦翔平など豪華ゲストも
PUMA 75th Anniversary“Forever.Faster.” THE SHOW
Image by: FASHIONSNAP
PUMA 75th Anniversary“Forever.Faster.” THE SHOW
Image by: FASHIONSNAP
サニブラウンが駆け抜ける、プーマの創立75周年ショー 窪塚洋介や三浦翔平など豪華ゲストも
PUMA 75th Anniversary“Forever.Faster.” THE SHOW
Image by: FASHIONSNAP
「プーマ(PUMA)」が、創立75周年を記念したファッションショー「PUMA 75th Anniversary“Forever.Faster.” THE SHOW」を代々木第二体育館で開催した。ディレクションはスタイリストのShun Watanabeが担当。「PAST(過去)」「PRESENT(現在)」「FUTURE(未来)」を表現した三部構成で、ファッションと音楽が融合したショーを披露した。
プーマは、“世界最速の男”ウサイン・ボルト(Usain Bolt)の世界記録樹立をはじめ、マリーン・オッティ(Merlene Ottey)やシェリカ・ジャクソン(Shericka Jackson)、ハイケ・ドレクスラー(Heike Drechsle)など多くの選手を世界選手権優勝に導いた陸上スパイク、当時17歳のボリス・ベッカー(Boris Becker)がウィンブルドンを制したテニスラケット、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)やペレ(Pelé)といった伝説のサッカープレイヤーが数々の得点を決めたサッカースパイクなど、アスリートたちを製品とともに支え、歩み続けてきた。また、スポーツ以外のカルチャーにも強い影響力を持ち続けている。その象徴であるシューズが誕生から50年以上愛され続けている名作シューズ「プーマ スウェード(PUMA SUEDE)」。1968年にトレーニングシューズとして誕生した「プーマ スウェード」は、1980年代にブレイクダンサーやヒップホップアーティストなどストリートカルチャーを愛する人たちにもファッションシーンで愛された。その後、リアーナ(Rihanna)やジル・サンダー(Jil Sander)、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)といった著名なデザイナーやアーティストとのコラボレーションでデザインやファッションの歴史とも強く結びつき、斬新な製品やコレクションを生み出してきた。
ショーの会場にはフォームストライプのデザインがあしらわれたランウェイを設け、ランウェイの奥には巨大なプーマロゴのピューマ像を設置。ピューマ像の目をはじめ、多くの箇所からレーザー光線を照射する演出で会場の高揚感を高めた。
来場者はランウェイを囲むように着席。ランウェイの両端にはグローバルキャンペーンの「Forever.Faster.」の文字を掲示した。
PAST:忍者や侍の和テイストで日本のクラシックを表現
過去を表現したPASTでは、ファーストルックでメリケンサックを着けた格闘家の三浦孝太がシャドーボクシングをしながらランウェイをウォーキング。BGMはDJ KRUSHが手掛け、そのほかにもブレイクダンサーのTAISUKE、ラッパーのDADAなどが登場した。
三浦孝太
ウェアでは、“過去”として「日本のクラシック」をテーマに掲げ、「和」を感じさせるスタイリングを披露。プーマのトラックスーツ「ティーセブン(T7)」をリメイクして、侍や忍者などをイメージしたルックに仕上げた。シューズは、金箔でアッパーを覆った非売品のクライド(Clyde)や、パリ発「コシェ(KOCHÉ)」とのコラボによる「ニトロ ランニングシューズ」などが登場。そのほか、「ブラックアイパッチ(BlackEyePatch)」とコラボし、プーマロゴを組み合わせたグラフィックが特徴のアイテムが登場したほか、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」とのコラボウェア、トラックスーツのティーセブンのデザインをスカジャンに落とし込んだ新コレクション「スカ コレクション メイド イン ジャパン(SKA COLLECTION Made in Japan)」などを発表した。
PRESENT:コラボアイテムとY2Kで“今っぽさ”を演出
PRESENTでは、コラボアイテムを中心に構成し、ロサンゼルスを拠点に活動するストリートブランド「ルイージ(RHUIGI )」や、「パロモスペイン(Palomo Spain)」、ファッションデザイナーのダッパー・ダン(Dapper Dan)、「パム/パークスアンドミニ(P.A.M./Perks and Mini)」、「ステイプル(STAPLE)」とのコラボアイテムが登場。スケートボードやK-POP、レイヴ、ヒッピーなどそれぞれのブランドのエッセンスを抽出しながら、トレンドのY2Kを取り入れたスタイリングで現代性を表現した。
BGMはラッパーのkZmが率いるレーベルのDe-void*が務め、スケーターの戸倉万汰廊、有馬昂希、根岸空がランウェイ上でスケートボードを乗りこなす演出で会場を魅了した。
FUTURE:サニブラウン・ハキームが登場、ロボットイメージのフューチャリスティック
プーマの未来を想起させるスタイリングが特徴のFUTUREは、陸上のサニブラウン・ハキーム選手がクラウチングスタートからランウェイを駆け抜ける演出でスタート。コシェとコラボしたブラトップやショーツをはじめ、ウィンドブレイカー、フーディーなどミニマルでスポーティーなアイテムを中心に構成し、ウィメンズのアイテムをメンズに着せることでタイトシルエットにし、ボディスーツやロボットをイメージしたルックが登場した。また、アーティストのTOMOYA NAKAGAWAが手掛けた宇宙人やアメーバをイメージしたという象徴的なヘッドピースとネイルで、フューリャリスティックな雰囲気をさらに演出。ショーのBGMは、世界的人気を誇る数々のアーティストのプロデューサーとして活躍するWondaGurlが務めた。
豪華セレブリティも来場
会場には豪華セレブリティが多数来場。窪塚洋介や三浦翔平、西内まりや、貴島明日香、藤井夏恋、高橋メアリージュン、WATWINGの八村倫太郎&鈴木曉、FAKYのHina&Taki、ミチ よしあき姉弟、なこなこカップルなどがプーマのウェアに身を纏い、ショーを楽しんだ。
窪塚洋介
また、ランウェイの後にはキーボーディストのBIGYUKIがライブを行ったほか、De-void*(kZm&DISK)がDJを披露し、来場者を楽しませた。
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境