Image by: FASHIONSNAP
話題の企業のオフィスを紹介する人気連載企画「オフィス訪問レポ」が3年ぶりに復活! 新型コロナウイルス感染拡大の影響から働き方が大きく変わった今、業界の第一線で活躍する企業のオフィス戦略を探る新企画として再始動します。もちろんこれまでと同様に建築デザインやアート、家具ブランドも徹底取材していきますのでお楽しみに。
記念すべき第1弾はZOZO。昨年12月に竣工したばかりの新拠点「ZOZO本社屋」にお邪魔してきました。(※取材は緊急事態宣言発出前に実施しています)
目次
ADVERTISING
これまではZOZOは海浜幕張に本社を置き、グループ会社ZOZOテクノロジーズの本社は青山に置いていましたが、ZOZOグループの新たなシンボルとして新社屋を建設。そしてコロナ禍で働き方が変わったこともあり、スペースの縮小と機能集約を目的に新社屋に本社を統合したそうです。今年9月には、ZOZOから第34回日経ニューオフィス賞「クリエイティブ・オフィス賞」を受賞したことが発表されました。
ちなみにオフィス訪問レポではスタートトゥデイ時代に2つのオフィスも取材しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
気になる本社屋の場所は「西千葉」。都心からさらに離れた立地が意外ですが、ZOZOは千葉市と千葉大学とそれぞれで包括的連携協定を結んでおり、「世の中に新たな価値を創り出していく街」としての魅力から西千葉にオフィスを置くことを決めたそう。千葉県はZOZO創業者 前澤友作氏の出身だけあって地元愛ですね。
"オフィスらしくない"地域に溶け込む外観デザイン
JR西千葉駅から歩くことおよそ10分。周辺は住宅街でオフィスビルは見当たらず......。期待と不安が入り混じるなか、それっぽい外観の建物を発見。
オフィスビルっぽくないのがむしろ地域に馴染んで好印象です。横断歩道を渡った先に、どこか既視感のあるモニュメントが。
横から見ると、「OPEN」の文字と、ガムテープのようなモチーフ......ZOZOTOWNの配送ボックス、通称「ZOZO箱」! もちろんダンボールではなく、すごく硬いです。
ZOZOの広報さんによると、このモニュメントはブロンズ製で、国内の職人に依頼して制作したものとのこと。雨などにさらされ経年劣化で黒っぽく変化するブロンズの特性を活かし、おなじみの黒い配送ボックスに近づくことが狙いで、従業員や地域の方々にとっても時の移り変わりを感じられるように仕上げたんだそうです。
取材日時点では設置からおよそ5ヶ月が経過。"ダンボール感"が緻密に表現されていて、職人技を感じました。
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【オフィス訪問レポ】の過去記事
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境