エントランスの先には、温かみがありながらも洗練された玄関。靴べらは、スケートボードの廃材を用いて生産を行う日本のブランド「タミラボ(TAMILAB)」のものです。全ての「NOT A HOTEL」では、クリエイティブカンパニー「メソッド(method)」代表の山田遊氏がアメニティグッズをセレクトしているとのこと。
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Image by: FASHIONSNAP
邸内の見取り図。玄関は2階に位置しており、メインリビングとキッチン、露天風呂などは1階です。2階には、寝室や書斎などがあります。まずは2階から見ていきましょう。
1階
Image by: NOT A HOTEL
メインの寝室であるマスターベッドルームです。寝室と言っても広々としたダブルサイズのベッドだけでなくシャワールームやトイレも完備しており、この1室だけで生活できそうな快適さ。ベッドフレームは特注です。正面の大きな窓からは、モデルの紗栄子氏が経営する「NASU FARM VILLAGE」を含む約16万坪の大平原を望むことができます。
また利用者は、専用アプリ内でチャットを通して宿泊をサポートしてくれる「コンシェルジュ」に依頼することで「NASU FARM VILLAGE」で乗馬体験を楽しむことができます(要事前予約/コンシェルジュへの依頼については後述)。
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邸内には電気スイッチやリモコンなどは一切なく、全ての設定は各エリアに備え付けられているiPadを通して行います。寝室では照明の調節のほか、ブラインドの開け閉め、アラームの設定などが可能です。「どの施設に行っても自分の家のように迷わず利用してほしい」という考えから、全ての「NOT A HOTEL」で電子機器の操作方法は同じにしてあるのだとか。
マスターベッドルーム内の洗面台・シャワールーム・トイレです。洗面台シンクのメーカーは、ドイツのデザイナーズバスルームブランド「デュラビット(DURAVIT)」で、トイレは「トートー(TOTO)」製。ドライヤーはダイソン(Dyson)で、歯ブラシ、マウスウォッシュなどはイタリアのデンタルケアブランド「マービス(MARVIS)」のものです。また、邸内のシャンプー、ボディソープ、ハンドソープなどは全て「イソップ(Aēsop)」で統一しています。
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クローゼットに用意してあるパジャマのブランドは「ノウハウ(NOWHAW)」。実際に着てみると、吸い付くような優しい肌触りです。そのほか、特注のガウンも常備されています。
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2階には、マスターベッドルームのほかに「ゲストルーム」「プレイルーム」と呼ばれる2つの寝室があり、最大で10人の宿泊が可能になっています。マスターベッドルーム以外の2部屋にトイレ、シャワーなどの設備はありません。
ゲストルーム
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「NOT A HOTEL NASU」のならではの要素の一つと言えるのが、奥行き5mを超える書斎。自然を切り取る窓とデスク以外の余分な要素を全て削ぎ落とし、1人で集中するための空間に仕上げました。デスクライトは、日本のインテリアブランド「イデー(IDÉE)」のもの。雄大な自然を目の前にひとたび机に向かえば、何にも邪魔されることなく仕事や読書などに向き合えそうです。
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