ザ・ノース・フェイス「リアクティブ フリップ」
Image by: FASHIONSNAP
モノ選びの達人を目指し、ファッションの定番をリサーチする連載「ファッションギークへの道」。第3弾のテーマは、夏場に1足は持っておきたい「リカバリーサンダル」。さまざまなスポーツブランドやアウトドアブランドが展開していますが、その履き心地やサイズ感をFASHIONSNAP独自の視点で検証していきます。第7回は、アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」。ユニセックスサイズを展開するリカバリーサンダル「リアクティブ フリップ(RE-Activ Flip)」を履いてみました。
■リカバリーサンダルとは?
ランニングやハイキング、ジムでのワークアウトなど、アクティビティ後の足の回復をサポートするために開発されたサンダル。衝撃吸収性を備えたクッション性のあるフットベッドが特徴で、着用時のストレスを軽減することで、筋肉修復のサポートをします。近年では、日本でも展開ブランドが増え、注目を集めています。
ADVERTISING
ザ・ノース・フェイスってどんなブランド?
ザ・ノース・フェイスは、1966年、アメリカ・バークレーでスタート。アウトドアブランドとして、高品質のグースダウンを使用したスリーピングバッグやテントといったギアからアパレル、シューズまで、アウトドアアクティビティを楽しむすべての人に向けたアイテムを展開しています。
「リアクティブ フリップ」を履いてみた
リアクティブ フリップ
ザ・ノース・フェイスの「リアクティブ フリップ」は、アウトドアアクティビティ前後の快適な歩行をサポートするリカバリーサンダル。ソールユニットは2層構造で、足側のトップレイヤーに配したクッション性の高い素材で衝撃吸収性を高め、地面側には安定力のあるボトムレイヤーを採用。つま先が上がったセミロッカー構造を採用することで歩行時の蹴り出しをサポートし、アッパーは、太めのトングと足のアーチを支える構造で、足全体を包み込むようにフィットする仕様となっています。日常生活はもちろん、登山やトレイルランニングの下山後の疲れた足でも楽に履けるサンダルです。
履き心地は?
足を入れてみると、柔らかさはもちろんですが、程よい弾力を感じる安定した履き心地を実感できました。柔らかさのレベルは2。フリップフロップタイプですが、アッパーのトング部分には厚みがあり、面積も広いので、しっかりとホールドされるため、脱げる心配なく着用することができました。
※ソールの柔らかさをFASHIONSNAP独自の判断で3段階にわけて評価!
レベル1:安定感のある反発力を備えた履き心地
レベル2:高い反発力とクッション性を兼ね備えた履き心地
レベル3:クッション性が高く足当たりの良いフカフカな履き心地
ソールの厚みは?
ソールの厚みは、ベースとなるつま先、踵部分が約3cmで、土踏まず部分が一番厚く、約3.5cmでした。厚すぎないフラットなフットベッドで、安定感のある履き心地を叶えています。
重さは?
リアクティブ フリップの重さは、約229g(27cm/片足あたり)で、今回検証したサンダルの中では2番目に重いという結果に。アッパーのホールド力のおかげか、足に密着する履き心地のため、重さによる着用時のストレスは感じませんでした。
※重さのイメージ:「ヴァンズ(VANS)」の定番モデル「オーセンティック(AUTHENTIC)」(27cm/片足あたり)は372g。
サイズ感は?
リアクティブ フリップは、5〜11までの7サイズ展開で、23〜29cmの足に対応。小さめのサイズ感なので、サイズ選びに迷った際にはワンサイズ大きめのものを選ぶことをお勧めします。
価格は?
リアクティブ フリップ(ブラック)の価格は、税込9900円。今回、検証したリカバリーサンダルの中では、2番目に高価でした。
■ザ・ノース・フェイス:公式サイト
【連載:ファッションギークへの道】
■リカバリーサンダル編
vol.1「ウーフォス」
vol.2「キーン」
vol.3「テンシャル」
vol.4「サロモン」
voi.5「テリック」
vol.6「リグ フットウェア」
vol.7「ザ・ノース・フェイス」
vol.8「キナー」
vol.9「ホカ」
vol.10「コロンビア」
vol.11「ダナー」
■白T編
vol.1「Hanes Red Tag」
vol.2「FRUIT OF THE LOOM」
vol.3「UNIQLO」
vol.4「RED KAP」
vol.5「PRADA」
vol.6「anvil」
vol.7「無印良品」
vol.8「Hanes Blue Tag」
vol.9「SUNSPEL」
vol.10「Champion」
vol.11「Supreme × Hanes」
vol.12「FilMelange」
vol.13「Healthknit」
vol.14「JIL SANDER」
vol.15「Hanes BEEFY」
vol.16「ANATOMICA」
vol.17「GILDAN」
vol.18「COMME des GARÇONS SHIRT」
vol.19「ACNE STUDIOS」
vol.20「HEAVY WEIGHT COLLECTIONS」
vol.21「United Athle」
vol.22「Hanes Gold Tag」
vol.23「VALENTINO」
vol.24「Carhartt」
vol.25「COTTON STAFF」
vol.26「visvim」
vol.27「Hanes T-SHIRTS Japan Fit」
vol.28「CROSS STITCH」
vol.29「Printstar」
vol.30「ONEITA」
■白シャツ編
vol.1「INDIVIDUALIZED SHIRTS」
vol.2「無印良品」
vol.3「MARGARET HOWELL」
vol.4「N.HOOLYWOOD」
vol.5「THOM BROWNE」
vol.6「A.P.C.」
vol.7「ENGINEERED GARMENTS WORKADAY」
vol.8「PAUL SMITH」
vol.9「Gap」
vol.10「BEAMS PLUS」
vol.11「TOMORROWLAND」
vol.12「JIL SANDER」
vol.13「Polo Ralph Lauren」
vol.14「SOPHNET.」
vol.15「THE」
vol.16「SCYE BASICS」
vol.17「KICS DOCUMENT」
vol.18「UNIQLO」
vol.19「digawel4」
vol.20「GUCCI」
vol.21「visvim」
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【ギークへの道】の過去記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
イケアが四国エリアに初出店 香川県にポップアップストアをオープン