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　コラボコレクションでは、ウィメンズウェアとメンズウェア、シューズ、アクセサリーのほか、オンラインストア限定販売のH&M HOME カプセルコレクションをラインナップする。アイテムの詳細は追って発表される。　H&Mのクリエイティブアドバイザーを務めるアン＝ソフィー・ヨハンソン（Ann-Sofie Johansson）は、「ラバンヌだと一目見て分かるメタリックなドレスは、ファッション史に残る作品です。このセンセーショナルなコラボレーションによって、ラバンヌの目もくらむようなデザインの数々をお客様にお届けできることを嬉しく思います」とコメント。また、ラバンヌのクリエイティブ・ディレクターであるジュリアン・ドッセーナは、「デザイナーとして、私は常に快楽主義とエンパワーメントの探求に興味を持ってきました。H&Mとのコラボを通して、ラバンヌのアヴァンギャルドなエネルギーを、より多くの人たちに紹介できることを非常に嬉しく思います」と語った。　H&Mは、2004年のカール・ラガーフェルド（Karl Lagerfeld）とのコレクションを皮切りに、デザイナーとのコラボレーションシリーズの展開をスタート。これまで「コム デ ギャルソン（COMME des GARÇONS）」や「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」「ステラ マッカートニー（STELLA McCARTNEY）」「トーガ（TOGA）」「ミュグレー（Mugler）」など、世界中の様々なブランドとのコラボレーションを発表してきた。

Fashion

H&Mが「ラバンヌ」とのコラボコレクションを発表、ウェアからホームコレクションまで幅広く展開

　ラバンヌは誕生60周年を機に改名するとともに、ロゴデザインも刷新。ファッションとビューティをひとつのシグネチャーのもとに統合し、1969年に発売したメゾン初のフレグランス「カランドル（Calandre）」に着想を得たタイポグラフィで、より洗練されたシグネチャーを打ち出す。　ダイアンによるメイクアップコレクションは、アイコニックな1969年のバッグやXLリンクのジュエリーなどメゾンの伝統からインスピレーションを得て、ファッションで使用される素材と共鳴するメタリック仕上げのカラーリングとニュアンスを落とし込んだという。アイテムは、表現力豊かな世界観を演出するアイシャドウ「アイフォリア（EYEPHORIA）」、パリジェンヌのムードを演出するリップ「ルージュ ラバンヌ（ROUGE RABANNE）」、みずみずしい輝きを放つ肌を演出するベースメイクアイテム「ヌード（NUDES）」、アーティストにインスパイアされた、遊び心あふれるアイテム「アーツファクトリー（ARTS FACTORY）」の4つを軸に展開。シルバーやゴールド仕上げのメタリックなミラーケースが特徴だ。

Paco Rabanne

Beauty

「ラバンヌ」のアイシャドウやリップが誕生　SS24のショーで披露

　ブランド名の変更に併せて、ブランドロゴを刷新。タイポグラフィーは、1969年に発売されたブランド初のフレグランス「calandre」から引用したという。　また、海外メディアの報道によるとメイクアップラインも始動。「ザラ ビューティ（ZARA BEAUTY）」を監修するメイクアップアーティスト ダイアン・ケンダル（Diane Kendal）がディレクションを担当し、9月に発売を開始するという。なお、ブランドのクリエイティブディレクターは引き続きジュリアン・ドッセーナ（Julien Dossena）が務める。

パコ ラバンヌが「ラバンヌ」に改名、ロゴも刷新

　ジャン＝ポール・ゴルチエは、2020年1月のオートクチュールコレクションを最後にファッションデザイナーを引退。2021年7月のオートクチュールコレクションから毎シーズンゲストデザイナーを迎えて制作をする形式でオートクチュール事業を継続している。　ジュリアン・ドッセーナは、「サカイ（sacai）」の阿部千登勢、「ワイ・プロジェクト（Y/PROJECT）」のグレン・マーティンス（Glenn Martens）、ハイダー・アッカーマン（Haider Ackermann）に続く4人目の招聘。ブランドの公式TwitterとInstagramには「ジャン＝ポール・ゴルチエとジュリアン・ドッセーナの創造的DNAの融合」という文言とともに2人の写真が投稿されている。

Jean Paul GAULTIER

ジャンポール・ゴルチエ、ジュリアン・ドッセーナを迎えたオートクチュールコレクションを7月に発表

　同氏は、1934年スペイン生まれ。内戦を逃れ、フランスへ渡り、パリ国立高等美術学校で建築を学んだ。1966年にブランド「パコ ラバンヌ（Paco Rabanne）」を設立し、オートクチュールデビューを果たす。プラスチックや金属といった特殊な素材を使用したドレスなどを製作し、革新的なファッションで1960年代のファッションシーンに一大旋風を巻き起こした。その後、1969年に香水「カランドール」を発表し、またプレタポルテに進出した。　パコ・ラバンヌを傘下に持つプーチ（PUIG）会長兼CEOのマーク・プーチ（Marc Puig）は、「プーチのファッションとフレグランスのチームにとって、彼は重要なインスピレーションの源であり、パコ・ラバンヌ氏のラディカルでモダンなコードを表現するために、常に協力し合っているのです。彼の家族と彼を知る人々に、心からの哀悼の意を表します」とコメント。また、パコ・ラバンヌの公式インスタグラムでは「20世紀の最も影響力のあるファッション人物の中で、彼の遺産はインスピレーションの源であり続けるだろう」と敬意を表した。

デザイナーのパコ・ラバンヌが逝去、享年88

　パコ ラバンヌの定番商品と1970年代のスポーツウェアにインスパイアされた「Ciao Paco」では、タイダイ染めTシャツ（3万3000円）と、フレッシュなカラーパレットのスウェット（4万6200円）に、グラフィックデザイナーのピーター・サヴィル（Peter Saville）が考案した「Love Yourself」と「Ciao Paco」のスローガンを配置。そのほか、レトロなスイムウェア（3万7400円）やテニスストライプのリブニットドレス（10万7800円／いずれも税込）などがラインナップしている。

「パコ ラバンヌ」初のカプセルコレクション発売　夏のビーチをイメージさせるアイテム登場

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