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　開催12回目となる今年は、「本能」をテーマに設定。感性に直感的に訴えかけるフレグランスを「新しい自分らしさ」の発見に結び付け、「ひとつ先の未来の自分」へと導くような本能を刺激する香りを見つけられるよう、さまざまな体験を提案。香りの選び方のアドバイスやコンサルテーション、ブランド創業者によるトークイベント、香りのレイヤリング ワークショップなどさまざまなイベントを実施する。ラインナップは、日本初上陸の6ブランドを含む過去最大数となる全60ブランドで、香水以外のジャンルとコラボレーションした企画も用意する。　参加ブランドには、マッシュスタイルラボが展開する「ミュシャ（MUCHA）」、フランスの老舗オートパフューマリー「アンリ ジャック（HENRY JACQUES）」などが初登場するほか、日本初上陸の「ワットウイドゥ イズ シークレット（WHAT WE DO IS SECRET）」や、イタリア発の「アクア ディ パルマ（ACQUA DI PARMA）」が特別なディスカバリーセットを、「ヴァン クリーフ&アーペル（Van Cleef & Arpels）」や「インダルト パリ（INDULT PARIS）」、「キリアン パリ（KILIAN PARIS）」などが新作フレグランスを先行販売する。　会場ではコンテンツブースを用意し、親子で楽しめるリードディフューザーの調香体験や日本発のフレグランスブランド「リベルタパフューム（LIBERTA PERFUME）」のセルフオーダーメイドフレグランスのお披露目試香会を開催するほか、ブランドブースではコンサルテーションやエングレービングサービスなどを用意。さらにmeecoと連携し、スペシャル品や先行アイテムをmeecoで発売。「ナルシソ ロドリゲス（narciso rodriguez）」や「ボン パフューマー（BON PARFUMEUR）」、「ペンハリガン（PENHALIGON'S）」などから、イベント限定の特別なアイテムを取り扱う。　また、メンズ館のフレグランスコーナーでも「サロン ド パルファン 2024 @ISETAN MEN'S」を開催。4回目となる今年は、欧州で評価が高まる香港発の「トバ パルファン（TOBBA PARFUMS）」が日本に初上陸し、9月に日本上陸したスコットランド発の「ジョラムストゥディオ（JORUM STUDIO）」の新作を先行販売。メンズ館初出店ブランド8ブランドを含む約20ブランドの香りが登場する。昨年初登場した香水専門店「ノーズショップ（NOSE SHOP）」と、気鋭のフレグランスブランド「アトリエ マテリ（ATELIER MATERI）」は昨年の人気を受け、今年も登場する。

Beauty

伊勢丹新宿店「サロン ド パルファン 2024」　多様な体験切り口で豊富な香りを体験

　新作フレグランスは、コンテンポラリーにそしてダイナミックに昇華したローズが、キアロスクーロ（明暗法）効果によりミネラルのシャープさを抑え、輝きに満ちた多面的な香りに仕上げた。主役となるブルガリアンローズは、フローラルかつスパイシーでハチミツのような香りを持ち、ブルガリアのカザンラク地方で収穫した花から水蒸気蒸留法で抽出した。　トップノートのベルガモットとマンダリンの爽やかなシトラスブレンドを、フレッシュなブラックペッパーとピンクペッパー（CO2エクストラクト）のスパイシーなニュアンスが際立たせる。そこにカルダモンのほのかなアクセントが加わり、ハートノートではみずみずしいブルガリアンローズに青々としたゼラニウムを合わせ、フローラルで奥行きのある豊かな香りの核を形成する。ベースノートは、ベチバー、ガイアックウッド、シダーウッドの深みが落ち着きをもたらし、まろやかでセンシュアルなムスクのニュアンスが包み込むと、時間が経つにつれて徐々に表情を変えていく。

ACQUA DI PARMA

「アクア ディ パルマ」からローズの香りが登場　光のまばゆさとコントラストが特徴

　同イベントは昨年初めて開催。同館のフレグランスコーナーでは、ホリデーシーズンに次いで夏季にフレグランス需要が高まるため、本格的なサマーシーズンの到来を前にイベントを企画した。フレグランス約300点を揃え、一人ひとりの要望に沿った“自分を満たす1本”を提案している。　今年は商品数を拡大し、約400点を揃える。性別を問わず“ウケ抜群”の香りや、「休日やおうち時間では自分が好きな香りをまといたい」というニーズに応える商品、特別な日に香りで“なりたい自分”を表現できるアイテムなどをセレクト。ファーストフレグランスとして取り入れやすいフレグランスメゾンから、ファッションやライフスタイルに合わせてまといたい新進気鋭のクリエイターブランドまで豊富に揃え、「ディプティック（Diptyque）」や韓国発「ノンフィクション（NONFICTION）」、スウェーデン人アーティストのヨハン・ベルゲリン（Johan・Bergelin）が手掛ける「ナインティーンシックスティナイン（19-69）」、L.A発「アポーシア（APOTHIA）」など7ブランドをラインナップする。また、週替わりで「ペンハリガン（Penhaligon's）」、「アクア ディ パルマ（ACQUA DI PARMA）」、メゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランスを展開。　また、フレグランス選び初心者や、選び方に悩む人に向け、フレグランスセールス スペシャリストの資格を持つスタッフのカウンセリングや、「香水のレイヤリング」のレクチャーといった企画も用意する。

Maison Margiela

DIPTYQUE

Penhaligon's

伊勢丹新宿店 メンズ館で“自分を満たす香り”が見つかる「香水夏市」が2024年も開催　約400点が集結

　ブルー メディテラネオは、奥に眠るエネルギーや、地中海の太陽と色を想起させるような爽やかな香りが特徴のライン。新シリーズとなるマンダリーノでは、シチリア島のカステルヴェトラーノ地域を讃え、まだ熟していない希少なグリーンマンダリンを厳選して使用した。いきいきとした、グリーン系の個性的な香りに仕上げたという。　オーデトワレ「アクア ディ パルマ ブルー メディテラネオ マンダリーノ オーデトワレ」は、陽光が降り注ぎ、建築や文化が美しい自然と融合するシチリアの風景から着想。トップノートは爽やかなグリーンマンダリンから始まり、ベルガモット、レモン、ジューシーなレッドオレンジの弾けるような香りが続く。シチリアの夏を思わせる明るさで香りを包み込むとともに、エメラルドのようなニュアンスと軽快なフレッシュさを演出する。ハートノートはグリーンマンダリンが、爽やかなプチグレンやスペアミントと融合。ベースノートでは、シダーウッドがグリーンの印象を強めるとともに、ムスクがクリーンかつ洗練された輝きを添える。ボトルは、海の透明感を思わせる深いブルーがあしらわれた、ブランドを代表するアールデコ調にデザインした。　オーデパルファム「アクア ディ パルマ ブルー メディテラネオ マンダリーノ ミレジマート オーデパルファム」は、2022年10月に収穫した早摘みの果実を使用。収穫の年を祝して2022本限定で展開する。例年より晴天が多く乾燥していた同年の気候に反して、みずみずしさに恵まれたことが特徴だという。手摘みのタルディーヴォ・ディ・チャクッリから抽出したグリーンマンダリンのエッセンスを、ベルガモットやレモン、レッドオレンジ、プチグレン、スペアミント、シダーウッド、ムスクなどとブレンド。磁器のボトルは熟練の職人が手作業で製作し、ブランドのアイコニックなブルーカラーを採用した。

「アクア ディ パルマ」から早摘みの果実を用いたいきいきとしたグリーン系の香りが登場

　サロン ド パルファンは2013年に第1回を開催。回を追うごとに出展ブランドや来場者も増加し、日本のフレグランス市場の成長に貢献してきた。日数や会場規模などは異なるものの、2021年に売り上げは開催初回と比較して約10倍に成長。2022年は3年ぶりに6階の催物場で開催し、前年比約50％増と盛況のうちに終えた（前年と会期は1日減、会場は異なる）。　今回、「昨年10月のサロン ド パルファンが期待を上回る反響を得たことや、アップトレンドのフレグランスが急成長し、秋だけではなく夏に向けた爽やかな香りの需要がある」（担当者）などの理由から、初めて夏に開催する。スピンオフでは、本館1階 化粧品／プロモーションに各ブランドが週替わりで登場。第1週では「エラ ケイ（ELLA K）」や「メゾン クリヴェリ（Maison Crivelli）」「キリアン（KILIAN）」などが揃い、第2週は「エディット（EDIT(h)）」や「コウシ（KOHSHI）」「サノマ（çanoma）」「パルファンサトリ（PARFUM SATORI）」といった日本のブランドが一堂に会するほか、パリで活躍する調香師 新間美也がプロデュースするブランド「ミヤシンマ パリ（Miya Shinma Paris）」（5月7日〜9日の3日間のみ）が登場し、会期のラストを「アクア ディ パルマ（ACQUA DI PARMA）」が締めくくる。イベント期間中は、本館1階 化粧品／フレグランスでも特別企画品を販売する。　スペシャルイベントとして、5月4日にパリを拠点とするフレグランススクール発の「サンキエムソンス ジャポン」が調香体験のワークショップを開催。パルファンサトリの調香師 大沢さとりのサイン会を行うほか、伊勢丹新宿店のフレグランススペシャリストによるカウンセリングサービスなども行う（一部予約制）。

伊勢丹フレグランスの祭典「サロン ド パルファン」が夏に初開催

　アクア ディ パルマとサミュエル・ロスのインダストリアルデザインスタジオ「SR_A」は、3年間のパートナーシップを締結し、今回が第1弾となる。コラボレーションエディションでは、ブランドを象徴する「パルマイエロー」をパワフルなカラーに刷新し、ロンドンのアーバン・ブルータリズムを表した。サミュエル・ロスらしいインダストリアルな雰囲気のイエロー、グリーン、オレンジの原色を採用。アイコニックなアールデコ調のボトルはそのまま踏襲し、建築物に欠かせない「窓」を表現するために、大胆にラベルを切り取り、リトグラフによるレタリングを取り入れた。イタリアとイギリスのモダニズム建築にオマージュをささげ、同ブランドのインスピレーション源である、ヨーロッパの街並みを照らす太陽を表現している。　コロニアは1916年のブランド創業と同時に誕生した、シトラスノートが特徴のオーデコロン。ハートノートにはラベンダーとダマスクローズを配合、ベースはべチバー、サンダルウッド、パチョリのウッディーノートで構成されている。

「アクア ディ パルマ」とサミュエル・ロスがコラボ　3年間のパートナーシップ締結

　マグノリア インフィニタは、マグノリアの洗練されたフローラルの香りに、鮮やかで光り輝くシトラスノートを加えたアーティスティックな香りのフレグランス。トップノートではカラブリア産ベルガモットやオレンジ、レモンなどの香りが放たれ、ミドルノートではマグノリアがジャスミンサンバック、ローズ、イランイランと溶け合い、ベースノートでパチョリとムスクが調和の取れた官能的な香りで包み込む。　限定デザインの「シグネチャーズ オブ ザ サン マグノリア インフィニタ リミテッド エディション オーデパルファム」（20mL 税込1万7160円、100mL 同3万6960円）は、無限のシンボルからインスピレーションを得た美しいイラストを取り入れ、ゴールドの線でハート型を描き、無限に広がる永遠の愛を表現した。アクア ディ パルマ GINZA SIX旗艦店限定での取り扱いとなる。　ボディケアアイテムは、軽やかな泡で肌をやさしく洗い上げる「ハンド＆ボディウォッシュ」（300mL 同9570円）、シアバターとヒアルロン酸配合で保湿しながらツヤを与える「ボディクリーム」（150mL 同1万5510円）のほか、同コレクションから初登場となる持ち運びに便利なサイズの「ハンドクリーム」（30mL 同6820円）を揃える。

アクア ディ パルマの香水にバレンタイン限定デザインが登場

　マグノリア インフィニタ オーデパルファム（20mL、税込1万6720円 ／100mL、同3万6080円 ／180mL、同5万490円）は、トップノートでカラブリア産ベルガモットに続いてオレンジとレモンの香りを放ち、ミドルノートではマグノリアがジャスミンサンバック、ローズ、イランイランと溶け合い、柔らかく包み込むような香りをもたらす。ベースノートではパチョリとムスクの調和の取れた官能的な香りが広がり、洗練された花の魅力を光のプリズムで包み込むような香りを演出する。　ホームコレクションは、黒いリードスティックが付いたフレグランスディフューザー「ホームコレクション ルームディフューザー」（4種、同1万8260円）と、天然原料のホワイトワックスを使用したグラスキャンドル「ホームコレクション キャンドル」（4種、同1万6060円）が登場する。香りは晴れやかで爽やかな「ユズ」、華やかでセンシュアルな「オスマンサス」（キンモクセイ）、魅惑的で包み込むような「ウード」、 強さとカリスマ性を感じさせる「ケルシア」の人気の高い4種を揃えた。 黒く光沢のあるグラスはアイコニックなアール・デコ調のデザインでブラックベルベットのラベルにゴールドのロゴをあしらった。ボックスはFSC認証を受けた紙を使用し、シンプルなコンパクトサイズにリニューアルし、サステナビリティ仕様とした。　アクア ディ パルマは1916年イタリア・パルマで創設。100年以上もの間、イタリアの職人たちの手によって作られたフレグランスを元に、創造性のあるアイテムを提案するライフスタイルブランド。日本国内は川辺が独占販売している。

DIFFUSER

アクア ディ パルマから新作フレグランスとホームコレクションが登場

　クラフトマンシップ、歓喜、美への情熱という共通の価値観を持つ両ブランドによる今回のコラボは、国際組織 セーブ・ザ・チルドレンのキャンペーン「Rewrite
the Future〜いっしょに描こう!子どもの未来〜」の支援活動の一環として実現。同キャンペーンを通し、厳しい状況に置かれている子どもや若者に対して質の高い教育が確実に受けられるよう、ホリデーコレクションの全製品を対象に、売上の一部を寄付する。　コラボアイテムは、ギフトの概念を「結束の贈り物」と再解釈し、贈る喜びを共有する心を表現。デザインは、エミリオ・プッチのアーカイブテーマから着想を得た「ヴォルティチ（Vortici）」プリントをパルマイエローで施した。　ギフトセットは、「コロニア（Colonias）」3種（税込2万2110円）、ヴォルティチのプリントでデザインされたボックスに収められた「ル ノービレ（Le Nobili）」2種（同2万7830円）、イタリアの地中海とエデンの園を思わせる「ブルー メディテラネオ（Blu Mediterraneo）」3種（同1万5730円）の計8種をラインナップする。リチュアルセットからは、「マグノリア ノービレ」から着想した「ザ ビューティー リチュアル」（1万3420円）と「バルビエーレ」からイタリア流シェービング製品をセレクトした「ザ デイリー リチュアル」（同1万8810円）の2種が登場する。その他、「ノット ディ ステレ」のキャンドル（同1万1660円）およびルームディフューザー（同1万4850円）や、アクア ディパルマ GINZA SIX 旗艦店限定品のアドベントカレンダー（同11万4400円）を販売。なお、アドベントカレンダーは10月27日に発売する。　キャンペーン動画は若手イタリア人ディレクターのヴィルジリオ・ヴィロレッジを迎え入れ、暗い星明かりの夜に芸術的なモニュメントや庭園、自然の風景を写しながらイタリアの端から端へと旅する色彩の渦を主役としたストップモーション動画となっている。

EMILIO PUCCI

エミリオ・プッチ×アクア ディ パルマ　パルマイエローの「ヴォルティチ」プリントでデザイン

クリーミーでフレッシュな香り、アクア ディ パルマが新作フレグランス発売

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