三浦メグが手掛ける「メグミウラ ワードローブ(MEGMIURA WARDROBE)」が、2022年春夏コレクションを発表した。会場は渋谷ヒカリエ8階のイベントスペース。会場ではイメージムービーを公開したほか、デザイナーの三浦とXANADU TOKYOオーナーの本橋達郎によるトークセッションが行われた。
メグミウラ ワードローブは、先シーズンの2021年秋冬コレクションからコートに特化したブランドへとリブランディング。今回はリブランディング後、初の春夏コレクションとなる。
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新作コレクションでは特定のテーマを設けず、ブランドコンセプトである「エイジレス」「ジェンダレス」「ボディポジティブ」の3つのキーワードにフォーカス。春夏コレクションにおいて、アウターブランドとしてこの3点をどう表現できるかに注力したという。軽さや機能性を実現するために、シャツ地に防風フィルムのボンディングを施したアイテムを製作。また、「コロナ禍で自然が恋しくなった」と三浦が語るように、動物や植物からインスピレーションを得たというピンクやレッド、イエローなどビビッドなカラーも目立った。
イメージムービーでは、年齢、性別、人種、体型の異なる人々をあえてキャスティング。映画「アメリカン・ユートピア」に感化されて制作したという映像は「生」を大切にし、コートの擦れる音など現場にある音を積極的に用いた。
今後の発表方法について三浦は「ショーもやりたいが、コンセプトである3つのキーワードを伝えることが第1の課題。ランウェイショーが適切かを試行錯誤しながらインスタレーションなど新しい表現方法で発表していけたら」とコメントしている。
2022年春夏コレクション
Image by: MEGMIURA WARDROBE
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