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「メゾン フランシス クルジャン」とは?12の名香を解説

「メゾン フランシス クルジャン」とは?12の名香を解説
「メゾン フランシス クルジャン」とは?12の名香を解説

「メゾン フランシス クルジャン」とは?12の名香を解説

「メゾン フランシス クルジャン」とは?12の名香を解説

 「メゾン フランシス クルジャン(Maison Francis Kurkdjian)」は、若き天才調香師であったフランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)とコンサルティングやファイナンスを手掛けるアーンスト・アンド・ヤングの元共同経営者のマーク・チャヤ(Marc Chaya)が2009年にパリで創業したフレグランスメゾンです。厳選されたピュアな香料を用い、フランスの高級フレグランスの伝統を基にした格式高いクラシカルさと、コンテンポラリーなヴィジョンが反映された唯一無二のフレグランスが支持を得ています。

押さえておきたい調香師 フランシス・クルジャンの来歴

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調香師のフランシス・クルジャン

フランシス・クルジャン

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)は、20代のころからデザイナーズやメゾンを問わず人気フレグランスを多数手がけ、若き天才調香師と言われた、フレグランス界で知らない人はいません。

 ベルサイユにある名門調香師学校「International Perfumery School」を卒業し、香料会社「QUEST International」への入社と同時に、カルティエが1990年に設立した学位授与機関「シュップ・ドゥ・リュクス(Sup de Luxe/Institut Supérieur de Marketing du luxe)」の大学院コースに進学。そして1995年にジャンポール・ゴルチエ(Jean-Paul GAULTIE)のメンズフレグランス「ル・マル」でセンセーショナルにデビューし、世界中で大ヒットしました。当時25歳でした。その後1999年からパリに拠点を移し、2001年には調香師に与えられる最も栄誉ある賞として知られる「フランソワ・コティ賞」を受賞。この頃に、オーダーメイドのフレグランスビジネスを開始しました。

 彼の代表とするフレグランスは多く、2008年にフランスの芸術文化勲章「シュバリエ」を受勲したアルベール・エルバス(Alber Elbaz)時代のランバン(LANVIN)の「ルメール」(2006)、2009年にブランドを設立した後も、バーバリー(BURBERRY)の「マイバーバリー」(2014)、ニナリッチ(NINA RICCI)の「レクスタス」(2015)、ウンベルト・レオン(Humberto Leon)とキャロル・リム(Carol Lim)時代のKENZO の「ケンゾー ワールド」(2016)など、ラグジュアリーブランドのフレグランスも積極的に手掛け、2021年には、「ディオール(DIOR)」パフュームクリエイションディレクターに就任したことで話題になりました。

ブランドで表現するのは“フレグランスのワードローブ”

  「メゾン フランシス クルジャン」の香りのコレクションは、洗練されたフレグランスのワードローブのようにデザインされているのが特徴。フランスの高級パフューマリーの伝統を基にしつつもコンテンポラリーなヴィジョンを持った香りづくり、そして香りのまとい方を推奨しています。

「メゾン フランシス クルジャン」の店舗

 日本ではブルーベル・ジャパンが輸入販売をし、公式フレグランスサイト「ラトリエ デ パルファム」で主要なラインナップを販売しています。日本国内に単独店舗はありませんが、新宿高島屋や大丸東京店などのラトリエ デ パルファムや、伊勢丹新宿店、三越銀座店などのフレグランスコーナーなどで取り扱いがあります。

代表的なコレクション

 「メゾン フランシス クルジャン」のコレクションは、香水をまとうという芸術に対する調香師のコンテンポラリーなヴィジョンが反映され、軽やかでフレッシュな香りから、芳醇で深みのあるものまで、五感に訴えかける香りのストーリーを表現しています。匠の技が際立つ香りの数々からブランドを代表するアイテムを紹介します。

バカラ ルージュ 540

 クリスタルメーカーの「メゾン バカラ」の誕生250周年を記念して創作された香り。バカラの究極のシグネチャーカラーであるスカーレットレッドは、クリアクリスタルと24カラットのゴールドを混ぜ合わせ、540度の高音で少しずつ溶解させることで生まれるそうで、名前の由来となっています。オードパルファムと、エキストレ ドゥ パルファムの2種類を揃えています。

バカラ ルージュ 540 オードパルファム

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 メゾンを代表する香りをさらなる高みへと昇華させたエキストレ ドゥ パルファム。ジャスミンやウッディムスキーがより一層香り立ち、調香師の長年にわたる経験から来る匠の技だからこそ成しえたフレグランスです。

《価格》
35mL:3万140円/70mL:5万2580円

バカラ ルージュ 540 エキストレ ドゥ パルファム

メゾン フランシス クルジャンの「バカラ ルージュ 540 エキストレ ドゥ パルファム」

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 肖像画「薔薇を持つマリー・アントワネット(フランス語タイトル:ア ラ ローズ)」がモチーフになった、ブルガリア産のダマセナローズと、グラース産センティフォリアローズの2種類のバラを1ボトルに400本も贅沢に使ったフレグランス。

《価格》
35mL:3万9270円/70mL:6万3580円

ア ラ ローズ

 肖像画「薔薇を持つマリー・アントワネット(フランス語タイトル:ア ラ ローズ)」がモチーフになった、ブルガリア産のダマセナローズと、グラース産センティフォリアローズの2種類のバラを1ボトルに400本も贅沢に使ったフレグランス。

ア ラ ローズ オードパルファム

メゾン フランシス クルジャンの「ア ラ ローズ オードパルファム」

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 輝く女性らしいエレガンスと気まぐれで自由なスタイルが共存したフレグランス。女性らしさへの賛辞や愛の宣言を香りで表現しているそう。フレッシュながら深さもあるローズのエッセンスの香りの中に、洋ナシやピーチ、なめらかで華やかなハニーのようなアクセントが効いた、優しく軽やかで、華やかさの中に気まぐれさも見え隠れする香りです。

《価格》
35mL:2万4310円/70mL:4万400円

ロー ア ラ ローズ オードトワレ

メゾン フランシス クルジャンの「ロー ア ラ ローズ オードトワレ」

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 明け方に摘み取ったバラの花びらのように、繊細でフレッシュなフローラル フルーティの香り。「オードトワレであってもバラを惜しみなく配合したい」というフランシス・クルジャンの想いをもとに生まれたそうで、ブルガリア産ダマセナローズオイルとグラース産センティフォリアローズアブソリュートの2種類のバラが配合されています。ダマセナローズオイルには洋なしやライチなどのスパイシーでフルーティな香りを加え、華やかなトップノートを演出。ラストノートはセンティフォリアローズアブソリュートを使い、ほんのりハチミツを感じる芳醇なバラの香りを生み出しています。

《価格》
70mL:3万7400円

ロム ア ラ ローズ オードパルファム

メゾン フランシス クルジャンの「ロム ア ラ ローズ オードパルファム」

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 ローズを自由に再解釈し、男性がまとうローズの香りとして設えたフレグランス。フレッシュなローズにグレープフルーツのグリーン味を帯びたノートが溶け合い、生命力に満ちあふれたローズとウッディなノートへと移ろっていきます。徐々にアンバーウッディのファセットによって艶めくシアージュが長く続きます。

《価格》
70mL:4万4000円

724 オードパルファム

メゾン フランシス クルジャンの「724 オードパルファム」

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 都会的なスピリットを表現したフレグランス。明るく活気にあふれ、都市の生活を心地よく彩ります。爽やかでつかみどころのないフレッシュ アーバン ファセットから始まり、徐々にスイートピーやモックオレンジを束ねたフローラルブーケが軽やかなオーラを放ちます。ラストは、サンダルウッド、ホワイトムスクアコードが包み込むような心地良い感覚をもたらし、都会でふとした時に感じる柔らかい心地よさを彷彿とさせます。

《価格》
35mL:2万4310円/70mL:4万4000円

アクア ユニヴェルサリス

 フレッシュで清らかなユニセックスの香りが魅力の「アクア ユニヴェルサリス」シリーズ。フレグランスの真髄を表現した、使うほどに手放せなくなるアイテムです。

アクア ユニヴェルサリス オードトワレ

メゾン フランシス クルジャンの香水「アクア ユニヴェルサリス オードトワレ」

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 カラブリア産ベルガモット、シチリア産セドラ、ホワイトフラワー、そして軽やかなムスクが繊細に広がるシトラスベースのフレグランス。柔らかい色を連想する、透明感ときらめきのある、この上なく爽やかな香りです。

《価格》
35mL:2万1450円/70mL:3万7400円/200mL:7万3700円

アクア ユニヴェルサリス フォルテ オードパルファム

メゾン フランシス クルジャンの香水「アクア ユニヴェルサリス フォルテ オードパルファム」

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 アクア ユニヴェルサリス オードトワレをより強めたムスキーフローラルな香り。カラブリア産のグリーンベルガモットやエジプト産のジャスミン、モロッカンローズにパワフルなムスクを組み合わせることでウッドな香調をより楽しめます。男女とも使いやすい香りで、夏の太陽のような明るさをエレガントに表現した残香が纏う人の魅力を引き出すようなイメージです。

《価格》
70mL:4万4000円

アクア ユニヴェルサリス コローニュ フォルテ オードパルファム

メゾン フランシス クルジャンの香水「アクア ユニヴェルサリス コローニュ フォルテ オードパルファム」

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 白の輝きとピュアな空気の透明感をイメージした「アクア ユニヴェルサリス コローニュ フォルテ オードパルファム」は、フレッシュな香調が好きな人に特におすすめしたいアイテム。心地よく香るムスキー シトラルは、カラブリア産のベルガモットとホワイトムスクで甘さを、モックオレンジやスイートピーでピュアさを表現しています。

《価格》
35mL:2万2440円/70mL:3万9600円/200mL:7万8100円

アクア メディア コローニュ フォルテ オードパルファム

メゾン フランシス クルジャンの香水「アクア メディア コローニュ フォルテ オードパルファム」

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 水と光をイメージさせるレインボープリズムの中間色であるグリーンをテーマカラーに、自然の中の動きのあるバランスを香で表現した稀有なアイテム。思わず手を取りたくなるような透けるようなグリーンのボディが特徴。ブランドの中でも珍しいワイルドハーブを冷煎したような非常にグリーンな香りに仕上げているそうで、フランシス・クルジャンがこよなく愛するアニスに似た香りを持つスイートフェンネルをアクセントに効かせつつ、明るいシトラスノートに仕上げています。

《価格》
35mL:2万2440円/70mL:3万9600円

ジェントル フルイディティ

 49種類の同じ香料からつくられた2つのフレグランスで、調香のルールや固定概念を超えて、新しい感動をもたらしてくれます。49種類の香料のうち、ジュニパーベリーエッセンス、ナツメグエッセンス、コリアンダーシードエッセンス、ムスク、アンバリーウッド、バニラアコードの6つの香料にスポットを当て、それぞれの香りの輪郭をつくりながら、安心感をもたらす心地よい香りに仕上げています。

 ボトルのデザインは、シンプルで繊細なゴールドとシルバー。個性をさりげなく映し出すとともに、美しい調和を演出しています。ゴールドには金色の文字でFluidityの「F」が、シルバーには銀色の文字でGentleの「G」が入っています。

ジェントル フルイディティ ゴールド オードパルファム

メゾン フランシス クルジャンの香水「ジェントル フルイディティ ゴールド オードパルファム」

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 コリアンダーシードエッセンス、ムスク、バニラアコードを際立たせた、すべてを包み込むような心地よさが魅力。花のように香る芳醇なコリアンダーシードエッセンスに、ムスクとバニラアコードがまろやかに溶けあい、優美で、華やかな明るさを表現しています。

《価格》
70mL:3万9600円

ジェントル フルイディティ シルバー オードパルファム

メゾン フランシス クルジャンの香水「ジェントル フルイディティ シルバー オードパルファム」

Image by: Maison Francis Kurkdjian

 ジュニパーベリーエッセンス、ナツメグエッセンス、アンバリーウッドを際立たせたシルバーは、躍動感あふれる香り。ジンフラッペを思わせるジュニパーベリーエッセンスが、落ち着きのあるウッディノートを爽やかさに引き立て、力強くフレッシュな印象をもたらします。

《価格》
70mL:3万9600円

赤い書棚を背景に立っている男性

【特集】日本を愛し、日本に愛される調香師フランシス・クルジャン

人に教えたくなるフレグランスの話:vol.2 FRANCIS KURKDJIAN

BEAUTYフレグランス

◾️メゾン フランシス クルジャン:公式オンラインストア

エディター/ライター

清水かれん

Karen Shimizu

出版社でキャリアをスタートし、記者・編集者として政治経済系のメディアで活動。取材テーマはフェミニズム、ジェンダーなど。現在は米国(NY)に拠点を置き、美容メディアの編集長を経て、ビューティやファッションの領域を中心に幅広い分野で執筆を行う。また、メディアでの経験を活かし、デジタルマーケターとしても活動している。

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