「ロアートヴィンテージ」オーナーの十倍直昭
Image by: FASHIONSNAP
3日目
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ローディアム
ROADIUM(ローディアム)のフリーマーケットへ。ローズボウルフリマの前哨戦のような雰囲気で、世界各地のバイヤーが集結します。
日本では信じられませんが、早朝5時には出展者とバイヤーがフリマに集まっています。この時間はアーリーやバイヤータイムと呼ばれており、割増料金を払って入場します。非常に暗いため、ほとんどの人が懐中電灯を持ってアイテムを品定め。
寒暖差が激しいため、昼とは違ってみなさん厚着ですね。
DJ阿佐ヶ谷さんも買い付けに来ていました。
ヴィンテージのため状態は様々。細かい部分まで吟味します。
買い付けるアイテムを選んだら、ディーラーと価格交渉。大量の買い付けでも、互いにプライスを確認しながら1点1点値段を決めます。ここで弱気になってしまうと店頭価格に大きく響くため、できるだけ抑えるよう交渉を重ねます。ただ、やはり人と人の商売。ディーラーとの信頼関係も大切。譲るところは譲るなど、お互いのビジネスを尊重しながら交渉することが大切。日本人はシャイで真面目な人が多いとのことで、フランクでリアクションを大きくすると仲良くなれるとのこと。
サブウェイで軽く食事を。
ベンチュラ
すぐに次の買い付けポイント、ベンチュラに向かいます。
一気に駆け抜けたあと、昼食をとるため西海岸で大人気のバーガーショップIN-N-OUT(インアンドアウト)へ。
「フレッシュな食材しか使用しない」をポリシーに、オーダーを受けてから食材を調理するそうです。西海岸に来たら一度は食べたいハンバーガー。食べ終えると、ゆっくりする時間もなく次の買い付けをするためにウィッテリアに向かいます。
ウィッテリア
アンティークショップ。
レンタルショーケース、レンタルボックスのように、個人にスペースを貸してアイテムを展示。お宝と気づいていない出品者も多く、貴重なアイテムがザクザクと出るそうです。
ラグを真剣に検討中。
ベニス & サンタモニカ
次はベニスとサンタモニカへ。ここにもヴィンテージショップが立ち並んでいます。
スケーターカルチャーが根付いている場所でした。
4日目
朝イチで、ウェアハウスへ。買い付けたアイテムを引き取り、一度モーテルに帰ります。
買い付けたアイテムのごく一部でこの量。
部屋に運び、運送会社にダンボールなどの備品を取りに行きます。
INSPIRATION
続いて訪れたのは、世界からヴィンテージショップが集まるイベント「INSPIRATION(インスピレーション)」。
日本のBEAMSが協賛していました。
なかなかお目にかかれない厳選されたコレクターズアイテムが買えるとあって、来場バイヤーも完全に買い物モードでした。ヴィンテージ好きなら一度は訪れたいイベントです。
夜にパスタを食べ、23時に就寝。
5日目
VINTAGE FASHION EXPO
楽しみにしていた「VINTAGE FASHION EXPO」に向かいます。INSPIRATIONと同じ会場で開催されていました。
INSPIRATIONがメンズ中心なら、VINTAGE FASHION EXPOはウィメンズが中心。ヴィンテージとアンティークがズラリと並んでいるため、買い付けにも熱が入ります。
アンティークの品揃えと状態の良さに、十倍さんも興奮しっぱなしでした。
メルローズ通り
イベントをあとにしてメルローズ通りへ。
レアスニーカーがクレーンゲームの商品に。
有名店の「SLOW(スロウ)」。
大量の買い付けを終え、モーテルに帰ります。明日は、今回の滞在の一番の目的、ローズボウルフリーマーケットです。
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