今世界で注目を集めている皮膚科学発想の「ダーマコスメ」。1975年にフランスで誕生したスキンケアブランド「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」は、誕生当初から敏感肌やトラブルを抱えた肌でも使えるダーマコスメの先駆者として、日本でもドラッグ・バラエティストアなどの小売店だけでなくクリニックでも展開されています。2024年、ラ ロッシュ ポゼにおいて世界で1番売れている*1シカ成分入りクリーム「シカプラスト リペアクリーム B5+」がついに日本上陸!皮膚科医と長年協力してきたラ ロッシュ ポゼだからこそ生まれた製品の魅力を聞いてきました。
さまざまな肌の悩みに応えてくれる製品を支えるブランドの皮膚科学研究を学ぶべく、フランスで開催された“スキンケアカンファレンス”「DERMLIVE」にも潜入!肌に関する最新の研究や、スキンケアがもたらすウェルビーイングなどのセッションのほか、多彩なコンテンツを展開。世界中の皮膚科医が集まるこのイベントに、日本からはラ ロッシュ ポゼ アンバサダーで皮膚科医の友利新先生と、同じく皮膚科医で聖心美容クリニック美容皮膚科指導責任者の小林美幸先生が出席しました。ブランド誕生の地であるラ・ロッシュ=ポゼ村にある「ラ ロッシュ ポゼ ターマルセンター」も訪れ、人気の秘密を探ります。
実は“ダーマコスメ”の先駆者!皮膚の専門家と協力して生まれる商品の数々
ラ ロッシュ ポゼは1975年にフランスで誕生。肌の大切な役割を担うマイクロバイオームをはじめとする先進テクノロジーの研究を筆頭に、さまざまな成分の知見を活かした“ダーマコスメ”の商品開発を早くから取り組んでいます。世界60ヶ国以上で展開し、9万人以上の皮膚科医が採用。「敏感肌でも使える」と聞くと、マイルドなアプローチなのかと感じますが、世界中の皮膚の専門家と協力している研究および商品開発の背景によって乾燥や肌荒れ、ニキビ、エイジングサインなど、多くの人が抱える肌の悩みに対応してくれる“ダーマコスメ”が揃っているのです。日本でもベスコス163冠*2を受賞し、スキンケアUV市場で売上No.1*3のUV化粧下地「UVイデア XL プロテクショントーンアップ」や、毎日使える角質ケア美容液「エファクラ ピールケア セラム」など“ベスコス受賞”アイテムは数知れず。
2秒に1個のスピードで世界で1番売れている*4シカクリームがついに日本処方で登場
多様な肌の悩みに向き合ってきたラ ロッシュ ポゼでは、“CICA製品”も展開しているんです。その中でも、世界で1番売れている*5シカクリーム「シカプラスト リペアクリーム B5+」が、2024年2月1日についに日本処方で発売!
CICA成分はツボクサから抽出されるエキスによるもので、肌荒れした皮膚を穏やかに整え、バリア機能のサポートといった力があるとされています。古くから薬草としてアーユルヴェーダなどでも用いられ、クリニックでも美容医療をした後のアフターケアとして取り入れられているほか、最近では韓国コスメを中心にスキンケア分野でも注目を集めている成分です。
シカプラスト リペアクリーム B5+は、ブランドが14年間にわたり取り組んできたマイクロバイオームサイエンスに着目して誕生。独自の「ダーマCICAテクノロジー *6」は、シカ成分*7、パンテノールB5*8に独自成分のトリバイオーマ*9を組み合わせ、肌本来の機能をサポートし、繰り返す乾燥と肌荒れ*10にアプローチ。シアバター配合のしっとりとしたバームが肌を優しく包み込む“バンテージテクスチャー”で、セカンドスキンシールド*11が肌荒れの原因となるエアコンによる寒暖差や紫外線、大気汚染による乾燥から肌を守ります。なめらかに伸び広がり、ベタつきにくいのも嬉しいポイント。今回、日本人の敏感肌を考えた処方設計により、肌を穏やかに整えるビザボロールを特別に配合した“日本処方”で限定発売します。
■シカプラスト リペアクリーム B5+
価格:税込2970円(40mL)
公式オンラインショップ先行発売:2024年1月11日(木)
先行発売(企業限定):2024年1月18日(木)
全国発売:2024年2月1日(木)
ブランドが長年研究してきたマイクロバイオームサイエンスとCICA成分の力について、友利先生はDr Ann’Laureから直接聞き、納得したそう。「肌への負担がなく、幅広い年齢や肌タイプ、トラブルを抱える人が使うことができて、さまざまな人への肌効果が認められていることが大きいと思います」(Dr.Ann)。友利先生は「マイクロバイオーム研究で多くの臨床結果を実施してきたからこそ、CICA成分の良さを取り入れながら最適なバランスを実現できたというのお話には納得です。そして、特に肌が敏感な日本人に合わせてテストを重ねたということにも、安心感が増しました」と研究背景についてコメント。
世界的シンポジウム“ダーマライブ”に25ヶ国から400人以上の皮膚の専門家が集結!
ラ ロッシュ ポゼの人気を支えているのは、なんといってもサイエンス。そこで、スキンケアに関する最新情報を世界中の皮膚の専門家と共有するべく開催された「DERMLIVE」。コロナを経て久しぶりのリアル開催となった今回は、フランス・パリ市内のケ・ブランリ美術館を会場に、さまざまなプログラムを展開しました。
「DERMLIVE」会場
参加者全体に向けたオープニングプログラムでは、皮膚が自己と他者、外界をつなぐインターフェースであり、単なる肌の機能以上にコミュニケーションのセンサーとしても働くこと、色素沈着が紫外線によるダメージだけではなくホルモンや薬の副作用などさまざまな原因によって起こることなどが紹介されました。
ラ ロッシュ ポゼがグローバルで約4万8000人を対象にした色素沈着に関する大規模な調査結果もシェア。原因や影響に地域差があるといった医学的な内容に加えて、肌の疾患がいかにQOL(クオリティ オブ ライフ)に影響を与えているのか、罹患者がどんな偏見にさらされているのかもヒアリングを行ったと言います。皮膚疾患を抱えた人のうち約20%が「自分のことを汚いと感じる」と回答し、ニキビで悩んでいる人の約25%が「自殺を考えたことがある」というデータが出るなど、肌トラブルはメンタルに密接に関係していることが明らかになりました。実は、世界でおよそ20億人が肌トラブルを抱えていると言われていて、それだけネガティブなメンタルに陥っている人が多い可能性を示唆しているのです。
続くトークセッションのゲストとして登場した歌手兼俳優のキキ・パーマー(Keke Palmer)さんは、長年ニキビに悩まされ、肌トラブルがメンタルと生活にもダメージを与えたという自身の経験を語ってくれました。「10代からニキビに悩み、撮影のために2年間皮膚科で治療してようやく治すことができたんです。ニキビがなくなった時は本当に嬉しかったのを覚えていますが、色素沈着が残り、一時期は自分を鏡で見るのも嫌になるくらい塞ぎ込んでしまいました。ただの肌トラブルと思う人もいるかもしれませんが、当事者にとっては自己肯定感に影響を及ぼすくらいの出来事なんです」(キキ・パーマー)。
こうしたことから、ラ ロッシュ ポゼでは肌トラブルにアプローチしていくことがQOLの向上、ウェルビーイングにつながると考え、「SKIN LIFE CHANGER」キャンペーンを実施。ただ単に肌を良くすることだけではなく、その先の生活の豊かさまで見据えて肌研究と商品開発に取り組むといったもの。コミュニティを作りパーマーさんのような多様な“スキンヒストリー”を発信し共有することで、肌トラブルを抱える人たちをエンパワメントするとともに、啓蒙活動を積極的に行っています。
プログラムを聞いた友利先生は、「皮膚科医の先生たちのいろいろな角度からの発表を聞いて、ラ ロッシュ ポゼが皮膚科学研究や成分、技術について、どれだけエビデンスと臨床試験を大切にしているか、改めて実感しました。そして、肌の状態がコミュニケーションやメンタルヘルスにも大きく関わるということを、グローバル規模の調査でこれだけ明確に提示したことも非常に意義深いですよね。ひとりの皮膚科医として、とても興味深い発表でした」と教えてくれました。
日々クリニックで患者と接する機会が多い小林先生も、発表内容は刺激的だったと語ってくれました。「私たち皮膚科医は、疾患をどう直すか、美容施術としてどう美しく導くかを考えがちですが、その根本には『健やかな肌で健やかに生活すること』がありますよね。今回の発表で、改めて深く理解することができました。それから、世界規模の調査はラ ロッシュ ポゼだからできることですよね。色素沈着に関する国と地域の差など、なかなか知ることが出来なかったリサーチ結果はとても面白かったです」。
友利新先生
小林美幸先生
ワークショップも充実!“肌トーンの差異”をチェック、ウェブで簡単肌測定など
ワークショップではアメリカで導入しているAI肌測定のツール体験や、紫外線のダメージを受けた肌と受けていない肌の差異を視覚化できるブースなど、ブランドがこれまで行ってきた研究を体験しながら学べるプログラムを用意。AI肌測定はオンラインサイトから顔の正面・横顔の写真をアップロードすることで肌の状態をチェックし、商品のレコメンドを受けることができます。「オンラインサイトからアクセスできるのでユーザービリティが高く、スキンケアに迷ったり、自分の肌状態をすぐに知りたい時に便利ですよね。クリニックの本格的な機械で測定するのは年に1回あるかないかという人が多いと思いますが、このサービスでもっと短い期間で肌状態をトラッキングしていくことで、スキンケアのモチベーションが上がるんじゃないかなと思います」(小林先生)
友利先生、小林先生も研究内容に興味津々
*1:2023年1月~2023年10月の全世界ラ ロッシュ ポゼ60ヶ国以上における出荷実績に基づき算出
*2:ベスコス163冠:UVイデア XL プロテクショントーンアップシリーズ累計(2018年3月~2023年6月)で美容誌、ファッション誌などの受賞数。
*3:スキンケアUV市場売上No.1:2023年9月インテージSRI調べ。スキンケアUV(化粧水、乳液、顔用クリーム、顔用パック[クリームタイプ、シートタイプ]、美容液、顔用マッサージクリームのうちUV機能がある製品)、2022年9月~2023年8月 UVイデア XL プロテクショントーンアップ累計販売金額に基づく(チャネル:薬局/ドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター)
*4:2023年1月~2023年10月の全世界ラ ロッシュ ポゼ60ヶ国以上における出荷実績に基づき算出
*5:2023年1月〜8月のラ ロッシュ ポゼ60ヶ国以上における販売実績に基づく
*6:ツボクサ葉エキス、α-グルカンオリゴサッカリド、ポリム二アソンチホリア根汁、乳酸桿菌、マンノース(すべて整肌成分)、パンテノール(保湿・整肌成分)
*7:ツボクサ葉エキス(整肌成分)
*8:パンテノール(保湿・整肌成分)
*9:α-グルカンオリゴサッカリド、ポリム二アソンチホリア根汁、乳酸桿菌、マンノース(すべて整肌成分)
*10:乾燥による
*11:化粧膜
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境